2008年09月18日

☆『みずほアンビバレンツ』(※女装生活)


☆『みずほアンビバレンツ 1〜(続刊)』(※中学生、いとこ、家族、再会、双子、片想い、ラブコメ、同級生)
著者名:こいずみまり
出版社:双葉社
High
★★★☆
出版年:2008.09
ISBN :9784575835298

“だからあ――
 ボクは心は女ってワケじゃなくて
 単に好きで女のコをやってるの!!”


『お姉さまとお呼び!!』の続編らしいのですが、
 そちらは露知らず。
 わたしはここから入りました。

 けっこうおもしろかったです。

 小学生までは男の子をやっていたみずほが
 中学入学と同時に女子デビュー。
 きれいな母親に似た彼の容姿はまさに女の子で、
 一方男の子バージョン(過去)の彼の容姿もよろしくて……。

 それぞれの彼の姿にほれ込んだ男女とのラブコメですね。
 ふつうに王道走っていますが、
 そこがおもしろいです。
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2008年09月02日

☆『純★愛センセーション』(※入れ替わり)


☆『純★愛センセーション 1〜(続刊)』(※事故死、魂、柔道、自殺志願、飛び降り、親友、クラスメート、いじめ)
著者名:おおばやしみゆき
出版社:小学館
チュチュ
★★★☆
出版年:2008.09
ISBN :9784091318053

“賀正…おまえの運命の女になってやるから
 待ってろよ”


 親友の賀正を庇い他界してしまった純一。
 この世を彷徨う彼は、飛び降りた女の子・愛を助けようとしたら
 なぜか乗り移ってしまって……。

 同じ学校に通う愛の体を共有することにより、
 彼は賀正に近づくことを決意する。

 一方乗り移られた愛は、純一が自分に乗り移っていることは知らずその間の記憶がない。
 二重人格疑惑が浮上してしまう。


 女の子が男の子に恋する漫画ではなく、
 女の子に乗り移ってしまった男の子が、親友の男の子を堕とそうとする漫画だと思います、たぶん。
 しかし、別にBLというわけではなく、
 タイトル通り純粋なもの。
 恋に奔走するよりかは、体の主である愛を助けるのがメインになってます。
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2008年08月14日

☆『宝皇学園MiSORA組』(※女の子→男子校)


☆『宝皇学園MiSORA組 1〜(続刊)』(※名門セレブ男子校、全寮制、権力、母親、秘密、ルームメイト、入学、お金持ち、父親、理事長、学生寮、同級生、男嫌い、飛び級、双子)
著者名:亜樹新
出版社:マッグガーデン
アヴァルス
★★★★
出版年:2008.08
ISBN :9784861275241

“これは脅しではない。
 ……この意味が分かるかね?”


  女の子が男子校に入学!
 バレたら存在消去っ!!

葬送曲ナイトメア』作者の新刊。
 男装っていうか、そもそも女の子にすら見えない女の子が男子校にっていうやつ。
 ベタベタな設定ながらおもしろいです。

 男嫌いの女の子・啓は、母親の策略で全寮制の超名門セレブ男子校へ入学。
 バレずに3年間やっていけるのか? な話。

 全然女の子に見えない啓。
 男が嫌いで毎日吐いてしまう学園生活。
 自分が女だと知っているルームメイトで同級生・唯。
 なかなかの腹黒さがまた物語をおもしろくしています。

 男嫌いになった過去や、
 まだまだ気になること盛りだくさん。

 いやー、楽しいなあ!
 唯の過去も今も気になるじゃないですかっ。
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2008年05月07日

☆『ラブラック』(※入れ替わり)


☆『ラブラック』(※好きな人、交通事故、告白、恋、同級生)
著者名:朝比奈ゆうや
出版社:集英社
マーガレット
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784088462851

“今からおまえは黒川弾。
 俺は黒川大和。
 どうせやるなら徹底的にやろーぜ”


ストレンジオレンジ』作者の最新刊。

 主人公ネロの好きな人・黒川大和と大嫌いな黒川弾が、
 交通事故で入れ替わっちゃうのです。
 大和が好きなネロですが、
 でも心と体は嫌いな弾と入れ替わっている。
 複雑な恋心。
 いつしか弾に恋心を……!?

 好きなのは見たい目なのか性格なのかとか、
 いろいろと考えてしまう。
 あとどうでもいい話、振り回されるっていいですね。とも思った。
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2008年04月05日

●『くろかの』(※高校生→赤ちゃん)


●『くろかの』(※宇宙人、科学至上主義、科学部、先輩、勧誘、オカルト、魔術、魔法、召喚、魔物、クラスメート、親、人形、悪魔、眼、魂、幽霊、狼男、猫、病院、UMA)
著者名:夏緑
出版社:ホビージャパン
HJ文庫
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784894256897

“知能は高校生でも体力は完全に赤ん坊じゃないか!”

 宇宙人に出会ってしまったことで赤ん坊の体になっちゃう主人公の望。
 現場にいた美少女魔夜(彼女を科学部に勧誘しようと後を追っていた)に拾われ、
 世話してもらうことに。
 ただの文武両道のスーパー美少女かと思いきや、
 彼女は究極のオカルト至上主義者。
 科学を信じる少年と、非日常世界にいる彼女。
 次々と襲い掛かってくるありえないことに向かっていきます。

 基本は健全な高校男児(見た目は赤ちゃん)と、かわいい女の子のラブコメというか、
 男の子向けのいろんなお約束事が含まれた日常生活。
 だけど、あれは伏線だったのかーとか、
 そこを萌えによって隠すというか(男女のじゃれあいに目がいってしまい全然気づかなかった)、
 他の部分にこういう重要な事実があったとかいう
 ちょっとしたサプライズめいたものには感心。

 よくわからんジャンルだったけど、
 こういうのでもいいのではと思った。
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2008年03月25日

☆『フダンシズム−腐男子主義』(※女装)


☆『フダンシズム−腐男子主義 1〜(続刊)』(※腐女子、片想い、同級生、優等生、同人誌、即売会、コミケ、ゴスロリ、姉、コスプレ、BL、受攻、有明、先生)
著者名:もりしげ
出版社:スクウェア・エニックス
ヤングガンガン
★★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784757522268

“何故こんなことになった……”

 腐女子の女の子に恋する優等生の男の子の話。

 想いの相手が好きなのは男としての自分ではなく、
 女としての自分。

 という、腐女子とかBLとか同人誌とか、そんな感じのコミックです。
 青年誌で腐女子彼女は珍しいなと思いますが、
 最近は腐女子がよく取り上げられているのでそうでもないのでしょう。

 しかもその彼女は女の子が好きっぽいという、
 なんて百合で王道な(笑)。
 そこが素敵。

 でも、一般向けではないですね。
 あくまでオタク向けだと思います。

******
>女装して生活する男の子
※いずれも左のカテゴリページ<性別転換・入れ替わり>で紹介していない作品です。
☆「星降るおくりもの
 代わりの使用人として女の子の家に招かれたのは、女装したクラスの男子!
☆『君と秘密の花園
☆『危険純愛DNA
☆『アリーナ!
●『おと×まほ
☆『ヘブンズ ウィル
☆『しおんの王

>腐女子が出てくるマンガ
☆『少年よ耽美を描け
 男の子がBL本を描くのに目覚める。
☆『となりの801ちゃん
☆『腐女子彼女。
☆『金魚屋古書店 6巻
 ※これだけ一般向け。文学的にBLを語ってると思う。
☆「共鳴せよ! 〜
☆『つるぎのまい!
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2007年12月14日

☆『どう男女!?』(※入れ替わり)


☆『どう男女!?』(※高校生、男女、好きな人、親友、告白、家族、部屋、メイク、化粧)
著者名:萩わら子
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784088567914

“――世の中には、不思議なことが割りとたくさんあります”

 男女の入れ替わりモノ。
 曲がり角でぶつかっちゃったら突然……な系。
 ちなみに好きな人と入れ替わったのではない。
 同級生だけど話したことのない男女という形。
 そんで、恥ずかしい秘密知りながらお互いを知っていくみたいな。

 フツーです。
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2007年11月24日

☆『一年生になっちゃったら』(※高校生→小学生)


☆『一年生になっちゃったら 1〜(続刊)』(※男→女、交通事故、生き返り、化学者、クラスメート、好きな人、姉、同居)
著者名:大井昌和
出版社:芳文社
まんがタイムきららフォワード
★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784832276628

“キミは一度死んだのだよ。
 トラックにはねられて……”


 ネットでの評判でいいという記事を見つけたので読んでみたのだけど、少々自分にはきつかった。
 ロリは好きですが、なんかこれは苦手。

 好きな女の子・みくるさんに告白しようと思ったその日、
 主人公・伊織(高校生・男)は道路に飛び出した女の子を助けようとトラックの犠牲に。
 一度死ぬが、女科学者により甦る。
 ただし、小学一年生の女の子として。

 体は子ども。頭脳は大人。
 あやしまれないように、小学校に通うことになります。
 そこには、自分が助けた女の子が通っており、
 彼女は助けてくれたお兄ちゃん(つまり自分)に高い理想を描いているようで……。

 しかも、伊織が住むことになった女科学者の家は、
 彼が告白する予定だったみくるの家。
 姉妹設定ですよ。

 基本は楽しいですけど、もう少し何か要素がほしかったな。
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2007年09月10日

★『うさぎパン』(※乗り移り)


★『うさぎパン』(※家族、血の繋がり、同級生、パン屋、恋、デート、母親、祖母、遊園地、ダブルデート、大学生、家庭教師、写真、過去、秘密、離婚、海外、魂、憑依)
著者名:瀧羽麻子
出版社:メディアファクトリー
第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞
★★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784840118972

“人を好きになるのは、どうしようもないことなの。”

 ダ・ヴィンチ大賞の受賞作ってこんなにおもしろかったんだと見直したよ。
 すげーあたたかかったんですよ。
 まさに大賞にふさわしい本。
 瀬尾まいこさんの本が好きな人であれば受け入れ大いに可能ですね。
「卵の緒」とか「幸福な食卓」な雰囲気かな。

 主人公は高校生の女の子・優子。
 義理の母親のミドリさんと祖母と暮らしてる。

 描かれているのは同級生の富田くんとの仲と、
 家庭教師の美和さん(大学院生)とその彼氏・村上くんの仲と、
 富田くんと優子、それぞれの家庭事情ってやつです。

 恋に、離婚話に、義理の母親の話に。
 温かい愛情に包まれているよ、これは。
 微妙に「耳をすませば」に偏るかと思ったけど心配はいらんかったね。

 んで、ファンタジーの話。
 日常だけが綴られるのかと思ったら非日常世界にも。
 それがあって未来が開かれるという感じ。
 わたしとしては、ミドリさんや祖母からそういう話があってほしかったなあと思う。
 しかしね、超感動しましたよ。
 サプライズでしたよ。
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2007年08月21日

☆『ニコイチ』(※男⇔女装)


☆『ニコイチ 1〜3(続刊)』(※家族、父子家庭、勘違い、息子、職場、会社、同僚、仲間、飲み会、彼女、彼氏、母親、弟、写真、学校、交通事故、血、トイレ、メイク、美人、電車、デート)
著者名:金田一蓮十郎
出版社:スクウェア・エニックス
ヤングガンガン
★★★★★
出版年:2005.12
ISBN :9784757515932

“今思うと、よくもそんな馬鹿げた考えに辿り着いたもんだと感心するが”

 ひさびさにマンガでよく笑ったと思う。
 ひたすら笑ってた。

 息子の前では性別を偽り<母親>として生活する主人公の真琴。
 自分が男だっていうことには子どもには内緒。
 血が繋がっていないことも内緒。

 先立たれた彼女のふりをして、
 先立たれたのは父親(自分)だということにして、
 子どもの前では女性のスタイル(美人でかっこいい)を保っている。
 子どもはお母さん大好きっ子で、これがまたかわいいのなんの。

 そんな真琴は会社では普通に<男>として出社。
 女装している日常を知っているものは誰もいない。
 そんなながらも平穏に続く日常ですが、
 真琴(女)が痴漢にあっている女性を助けてしまったことから、女としての自分が女性(ある意味同性)に好かれてしまう。

 本当は男性として好きになってもらいたいのだが、
 男の姿の自分を彼女は知らない。
 っていうか、むしろ嫌い。
 女としては両想いなのにー!!

 ノリとしては『けんぷファー』ですねー。

 金田一蓮十郎さんは『ハレグウ』、『チキンパーティー』同様に、家族マンガがうまいと思う。
 コメディ、ギャグをとりいれつつこんなに熱いメッセージを込められるのだからすごすぎる。
 ストーリー展開がうまいよ。

******
マンガ批評:「ニコイチ」 お母さんの正体はパパ!? ブレーキ太鼓判の父子もの
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2007年08月16日

☆『けだものだもの』(※男⇔女)


☆『けだものだもの 1〜3(続刊)』(※特異体質、変身、夜、高校生、バスケット、幼馴染み、恋、告白、男の子、家族、秘密、嫉妬、三角関係、女⇔男)
著者名:フクシマハルカ
出版社:講談社
なかよしラブリー
★★★☆
出版年:2004.06〜
ISBN :9784063640526

“じゃあ約束してよ。
 いつか小夏が大人になるときは男のオレを選ぶって――”


 3巻が今月の頭に発売されたのでこの機会に紹介。
 男の子が夜になると女の子になっちゃう話。
 ヨクジョーしちゃうと男のハルキは女のハルキになってしまうのです。

 秘密を知ってしまった主人公の小夏。
 それがキッカケで二人は付き合うことになるのだけど……。
 いいところで女に変身してしまったり、
 ライバル登場したりと、少女マンガの王道をいってます。
 ラブコメです。
 いいノリしてます。

 発情というか欲情というか、けっこう直球ですがエロはなし。
 さすが「なかよし」。
 安心して読めます。

 ハルキの特異体質のため思い通りの行動が取れない二人。
 オンナ男に好きな女を護る義務があるのか?
 護っていいのか?
 
 体質に悩むハルキが好き。
 なんだかんだあってもかっこいいです。
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2007年08月14日

☆『ガールズ・ブラヴォー?』(※憑依) 


☆『ガールズ・ブラヴォー? 1〜2』(※入れ替わり、女子高生、10代、青春、おばさん、化粧品会社、告白、片想い、イケメン、先輩、恋、再会、負け犬、独身、ゴスロリ、モデル、孤独、デート、星)
著者名:ひうらさとる
出版社:集英社
クッキー
★★★☆
出版年:2005.03
ISBN :9784088566009

“10代の女のコというのは、
 なぜかくも可愛くアホなんだろう”


『ホタルノヒカリ』で有名な作者の別作品です。
 2巻が先日発売されたのでこの機会に紹介。

 36歳独身のちょっと太ったおばさん・アケミが、ふとした弾みで若い女の子の身体に乗り移ってしまうというもの。
 正式には微妙に入れ替わりというのかな。
 100%心と体が入れ替わるわけではないので。
 それでちょっと自分がなしえなかった恋愛感情が芽生えたり。
 まあ、浅はかですが。

 恋に不器用な女の子を助けていくというストーリー。
 連作短編系です。
 元に戻ったと思ったらまた別の人に憑依するという感じで。
 憑依し終わった後はアケミの記憶しか残らず、相手はすっぱり忘れてしまう。
 ただ、再び憑依するとそのときの記憶は甦るようです。

 感想としては、微妙に自分の気持ちと外れてた。
 女子高生は10代。
 おばさんは30代。
 読者のわたしは20代。
 年代の差か?

 でも、恋に悩んだりすれ違いがあったりするのは誰でも同じことなのでねー。
 アケミがいろいろと応援する姿おもしろかったです。
 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり

2007年08月01日

●『AKUMAで少女』(※入れ替わり)


●『AKUMAで少女』(※悪魔、恋、合わせ鏡、ぬいぐるみ、告白、病弱、発作、幼馴染み、願い、取引)
著者名:わかつきひかる
出版社:ホビージャパン
HJ文庫
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784894255913

“悪魔がね、魂を取り替えたのよ!!”

 幼馴染みの男女の入れ替わりモノ。
 女の子のほうが悪魔に願って替わるやつ。

 読み進めて初めて知ったのですが、
 っていうか、扉絵見たときから薄々感じていたのですが、
 思いっきりアレですね。
 うわ……とか思いながら最後まで読んじゃった自分もどうかしていると思う。

 あとがき読めば、この人フランス書院出身かよ。
 そういことね、と納得。
 個人的には、ラノベがポルノに染まらぬように願いたい。
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2007年07月31日

★『マジカル・ドロップス』(※大人⇔子ども)


★『マジカル・ドロップス』(※タイムカプセル、飴、家族、子ども、息子、娘、親友、バンド、ボーカル、青春、恋、告白、デート、願い)
著者名:風野潮
出版社:光文社
★★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784334925550

“あれ、魔法の薬やねん。
 十五歳に戻れる魔法の薬。
 効き目は二時間十七分”


 夢見る少女の空想が現実に。
 タイムカプセルと共に埋めたドロップ。
 それは持ち主の言葉により不思議な力を持ったドロップへと変化する。
 交通事故により主を失ったドロップは、主人公・菜穂子(親友)と美智の元に。
 27年の時を経ても味に変化はなし。
 ところが、42歳の体は15歳へと変化していた。

 美智は1度しか変身しないが、
 奈緒子だけは何度も15歳に戻る。
(40粒で1粒2時間47分という制限あり)

 かつて歌を歌っていた彼女は、息子のやるバンドのメンバーに参加。
 ナオと名乗りボーカルになる。
 友人の死により味わえなかった青春を歩んでいく。

 変身時間に制限があるのでシンデレラみたいな感じです。
 離れたくない男の子(谷崎)もできちゃったりなんかして。
 淡い恋っていうのが素敵です。
 しかし、別れを決意しようってのが大人だよね。
 42歳だし。

 ナオとして接していく中で息子の想いってのもわずかながらに知れる。
 血が繋がった家族だよねーと思う。
 これはいいですね。
 個人的には息子がナオに恋を抱いてくれたらおもしろかったのにーと思うんだけど、ないのがある意味健全な青春小説ってとこでしょうかね。

******
子ども⇔大人の本 ブログ内リンク
 ほとんど子ども→大人系です。
posted by 未衣名 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 性別転換・入れ替わり

2007年07月29日

☆「サボテンサマーサプライズ」(※入れ替わり)


☆「サボテン サマーサプライズ」(※サボテン、保健室、高校生、男の子、魂、病気、事故、幼馴染み、想い、やり残し、未練)
著者名:最富キョウスケ
出版社:小学館
ベツコミ
←『ビーストマスター 2』収録作品
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784091311580

“サボテンにはフシギな力があるという。
 半分くらいだけ信じてた”


ビーストマスター 2』に収録の短編。
 意味深なサボテンに触ってしまったことから幼馴染みの男の子・海人の性格が一変。
 どうやら彼、サボテンに乗り移っていた人と魂が入れ替わってしまったらしい。
 それは、手術事故で死んでしまった女性の魂。

 彼のことが好きな幼馴染みの女の子・渡会晶は、海人の身体を取り戻すため、女性の願いをかなえようとする。

 それにより、二人の距離が一気に縮まるというハッピーエンドが待っている。
 まあまあなんだけど一応紹介。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり

2007年07月27日

☆『転校生』(※入れ替わり)


☆『転校生 〜さよならあなた』(※転校生、中学生、長野、信州、幼馴染み、両親、家族、友だち、病気、死、泉)
著者名:三国桃子(著)
PSC(原著)
山中恒『おれがあいつであいつがおれで』より
映画コミカイライズ
★★★★
出版社:角川書店
出版年:2007.06
ISBN :9784048541077

“何だかすごく途方にくれる……。
 おれたちこれからどうなるのだろう”


 教育テレビやモーニング娘。とかでたくさんドラマ化されてる『おれがあいつであいつがおれで』。
 一体どれだけリメイク創ったら気が済むのかという感じだった。
 原作も読んだことあるしね、もう勘弁とか思いつつ読んだんですけど、不覚にもおもしろかったです。

 新しい設定がいろいろと加わっていて楽しめました。
 ラストなんて特にね。
 もし自分が一夫だったら考えまくっちゃうよ。
 最後に泣くな、こりゃ。

 まあ、最初の方はある程度一緒です。
 信州の学校に転校してきた男の子が、そこで昔よく遊んでいた女の子を発見。
 とある泉みたいなところでなつかしの話をしていたら、足が滑って二人ともダイブ。
 水からあがってみると、二人の心と体が入れ替わっていたってやつです。
 原作は階段から転がり落ちるんだったっけね。

 青春ファンタジーです。
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2007年07月17日

★『俺が俺に殺されて』(※入れ替わり)


★『俺が俺に殺されて』(※殺人事件、絞殺、恋人、人殺し、刑事、バー、マスター、バイト、兄、転落、アリバイ、手紙、偽装)
著者名:蒼井上鷹
出版社:祥伝社
NONノベル
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784396208301

“ありえない。
 非科学的だ。”


 主人公の英次は、バイト先のマスター・別所に殺されてしまう。
 ところが、目覚めたら自分が目の前で死んでいる。
 自分はこうして生きているのにどういうことだ。
 気づいたら、自分を殺した別所の身体に魂が入り込んでしまった、という流れ。

 そういわけで、犯人は自分。
 被害者は自分、という構造。

 しかも、その後兄貴が殺されたことであらたな疑いがかけられてしまう。
 自分は俺を救えるのか。
 とりあえず自分の死体は冷蔵庫で保管(死体隠し)。
 犯人探しスタート。

 まあまあの内容かな。
 帯ですげー絶賛されてたから期待していたけど、それほどでもなかったのが残念。
 ラストもあいまいで、微妙ですね。
 でもさ、確かに一生別所として過ごすってのはいやですよね。
 だったらこういう選択へ行くのもしょうがないか。
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2007年07月13日

☆『ガーリッシュシーズン』(※女装)


☆『ガーリッシュシーズン』(※姉、末っ子、家族、後輩、先輩、恋、告白、中学生、高校生、テニス部)
著者名:川瀬夏菜
出版社:白泉社
LaLa
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784592171478

“誰も否定しないし……。
 いーけどさ。もう慣れてるし。”


 主人公葉月は4人姉弟の末っ子。
 3人の姉に囲まれながらの生活。
 しかも、家事も料理も一番女の子っぽい。
 その彼が、3人の姉たちにより服装や髪型をいじられたりするのが日常。
 女の子の服を着ていれば、当人たち以外には気づかれないという変身ぶり。

 その彼が恋をして男の子になっていくのがこの短編の流れ。
 短編集の1つです。
 表題作が一番気に入ったのでプッシュしておきます。
 
 短編だなんてもったいないなあ。
 連載にできるんじゃないかとは思うんだけどね。

 
 ……んで、もう1コおすすめなのが
「江戸ルネッサンス」
 現代の日本が江戸時代をリピートするお話。
 少しだけ現代社会のすぐれた文明が江戸を交差。
 微妙にずれたテンポが好きだったりする。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり

2007年06月19日

●『携帯電話俺』(※人間→携帯電話)


●『携帯電話俺』(※大学生、友だち、恋、片想い、告白、サークル、メール、偽物、魔術師、姉妹、過去、事故、死、カブトムシ、使用人、本)
著者名:水市恵
出版社:小学館
ガガガ文庫
第1回小学館ライトノベル大賞佳作受賞作
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784094510119

“お前はいったい誰だ?
 そこで何をしている?
 俺をどうするつもりだ? ”


 目覚めたら携帯電話。
 ある日突然携帯になってしまった男子学生の話。
 携帯電話である自分を持ち運んでいるのは俺(偽物?)。
 性格も口調も顔も行動も全部いっしょの偽者。

 自分があれこれ叫んでも携帯なのでその声は届かない。
 が、ある日会話が通じるやつと出会う。
<ザム>と名乗るカブトムシ。
 
 俺はもとの身体に戻れるのだろうか……。

 という話。

 前半と後半じゃ話の方向性ががらっと変わります。
 携帯電話になってしまった大地がカブトムシの協力を得てなんとか身体を取り戻すという話と思いきや、魔法使いの登場。

 もとの身体を失ってしまったという事実に関しては非常に衝撃的で好きなんだけどなー。
 魔術師とは話が飛躍しすぎかと。

 携帯電話になってしまった理由はわかるけど、
 姉妹の気持ちもわかるけどさー、
 話が解決してない。

 異分子的な存在として、今後は続いていくんでしょうな。
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2007年06月12日

●『リヴァースキス』(※男→女)


●『リヴァースキス』(※入れ替わり、交通事故、魂、ラブコメ、親父、母親、親友、通り魔、キス、願い、片想い、恋)
著者名:佐野しなの
出版社:メディアワークス
電撃文庫
第7回「電撃hp」短編小説賞<大賞>受賞作
★★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784840238908

“俺、女になってる”

 目覚めたら美少女に。
 自分の体は見ず知らずの男・トモヨシに乗っ取られていた。
 そいつは交通事故で死んだ魂で、この世に未練があるから成仏できないとかなんとか。
 追い出すには彼を成仏させるしかない??
 トモヨシの願いは、自分(美少女バージョン)とのキスだって?
 冗談じゃない。
 身体は女の子でも魂は男だ。
 男と男がキスできるか。
 キス相手は自分の顔だぞ。ありえんだろ。

 ってのが内容のラブコメ。
 キスさせて云々の掛け合いがおもしろい。
 これぞラブコメだよね。
 親友までも美少女バージョンの俺にほれるのだから。

 好きだなーコレ。
 すべては仕組まれたことだった……的なストーリーって。

******
>男が女になる話

★『僕が殺した女
★『椿課長の七日間
●『キリサキ
●『シナオシ
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2007年05月31日

☆『私のアクアマリン』(※入れ替わり)


☆『私のアクアマリン』(※双子、三角関係、雷、方法、恋心、お隣、幼馴染み、写真、カメラ、ペンダント、引越し)
著者名:瀬戸優菜
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2007.05
ISBN :9784088567440

“ただの落雷事故じゃない。
 こんな不思議な事件……”


 女の子一人、双子の男の子二人の仲良し三人組。
 主人公・もえは唯一、双子の明亜と真凛を見分けられる。
 双子達は、自分らをわかってくれるもえを大切にしている。

 そんな3人組の関係を崩したのが落雷事故。
 双子が1つの身体になってしまうのです。

 昼間は明亜。
 夜は真凛
 
 入れ替わりの身体になる。
 そんなわけで、男女関係が一対一になりお互いを意識してしまい……な感じ。
 二人の男の子が一人の女の子の取り合いになるかと思いきや、ギリギリのところで終わる。
 落ち着きを保ったところで元に戻る方法を探すのです。

 最初はありきたりだったけど、入れ替わってからはミステリアス。
 どうして入れ替わってしまったのか、
 どうしたら元に戻れるのか、はうまいと思う。
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2007年04月30日

☆『アイホシモドキ』(※入れ替わり)


☆『アイホシモドキ 1〜(続刊)』(※転校、高校生、瓜二つ、同級生、ケンカ、妹、ツンデレ、柔道、病院、双子、兄妹)
著者名:森繁拓真
出版社:秋田書店
チャンピオン
★★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784253212816

“何これ? 僕がいる……”

 フツーにおもしろかった。
 女の子顔の主人公元木。
 彼の転入先のクラスには瓜二つの女の子・相星がいて、転入早々相星モドキというあだ名がつけられてしまう。

 弱弱しい男の子と、けんかに強い男らしい女の子。
 ベターな展開なんだけど、これが好き。
 けんかをする相星さんがかっこいいです。

 たぶんこれからは、女らしく変わっていくんじゃないかと思います。
 次も期待大。

******
>余談。
 かるたシーンが、同じ雑誌で連載している『かるた』と非常に似ていてこれはどうなのかと思った。
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2007年04月20日

☆『魔法少年マジョーリアン』(※男⇔女)


☆『魔法少年マジョーリアン 1〜(※続刊)』(※魔法、変身、学校、いじめ、上下関係、友だち、仲間、ゲート、怪物、小学生、恋、かぎ、姉、家族)
著者名:石田敦子
出版社:双葉社
コミックハイ!
★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784575833508

“そうだ、この日まではっきりしていた。
 あいつが下、オレが上。
 あいつらさえ来なければ”


 魔法少女(??)モノにして変身モノにして性別転換モノ。
 
 クラスで権力を持っているマサルは、
 女みたいな男の子・イオリをいじめていた。
 ところがヘンなうさぎだか異世界人だかに出会ってしまったことから、
 マサルとイオリは魔法少女に変身して戦うハメに。

 男同士の友情あり、
 やや偏った恋関係もあり。
 なんというか、一般の人にはちょっときついかもしれません。
 自分も理解できる範囲がギリギリだったもので。
 
 よけいな設定加えなければふつーに面白い作品。
 たぶん次も買う。
posted by 未衣名 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり

2007年02月04日

☆『最強の天使ニシテ最愛の悪魔』(※高校生→小学生)


☆『最強の天使ニシテ最愛の悪魔 1〜(※続刊)』(※記憶喪失、恋人、仲間、神父、教会、除霊、悪魔祓い、エクソシスト、霊、悪魔、一角獣、ユニコーン、罪、陰陽師、式神)
著者名:中貫えり
出版社:朝日ソノラマ
眠れぬ夜の奇妙な話
★★★★
出版年:2007.01〜
ISBN :9784257905714

“輝くんは心から麦子さんを愛してますよ。
 それは絶対の真実です。
 出会った頃麦子さんが小学6年生だった時からずっと”


 画力はイマイチなんだけど、すげーらぶらぶな話。
 らぶらぶっぷりがたまらん。
 正確にいうと、一方的な〜なんだけど。
 
 何者かに階段で突き落とされた主人公・麦子は記憶喪失になってしまう。
 体は高校生ながら、心は小学生に逆戻り。
 心配してきた知人らも、同級生の里子以外はみんな忘れ、恋人である神楽坂輝のことまですっぽりと忘れる始末。

 悪魔を従えて秘密を持っていそうな輝に、能天気な麦子に。
 輝のセリフが甘すぎます。
 ホスト部の環思い出す。
 迫りまくりなのに、麦子は当時の記憶ないからかわしまくりだし。
 進ませてあげたいのに進まない。じれったすぎ。
 ここら辺の関係がめっさツボです。

 どうやらこれ、シリーズモノらしいですね。
 輝&麦子の前作があるっぽいです。
 チェックチェック。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり

2006年12月26日

☆『あさっての方向。』(※入れ替わり)


☆『あさっての方向 1〜3(続刊)』(※願い、石、神社、ご神体、家族、過去、肉親、クラスメート)
著者名:山田J太
出版社:マッグガーデン
コミックブレード
アニメ化
★★★★
出版年:2005.03〜
ISBN :4861271339

“もし願いが、叶ってしまったら?
  一人は今すぐ大人になる事を。
  もう一人は、昔に戻れる事を”


 早く大人になって、自分を養う兄の重荷を下ろしたい主人公(小六)五百川からだ。
 からだの兄・尋の元恋人野上椒子。彼女は過去に囚われている。
 大人になりたい少女と、過去に戻りたい女性。
 二人の想いがシンクロした時、少女は女性に。女性は少女に入れ替わる。

 叶うことのない願い。
 だけど、それは「願い石」と呼ばれる不思議な石のおかげで叶ってしまう。
 ところがその石、願いをかなえると灰のように形を崩す。
 元に戻る方法がない。
 二人が元に戻れる方法はあるのか。
 
 面白かったです。
 なんていうか、純粋? 素直? ピュア?
 主人公は年の離れた兄がいるんですけど、これまたなんともいえない血の繋がりがありまして、いろいろと考えてしまう。
 続きが気になる。

 3巻から石を知っている怪しい人が出てきて先行きが妖しくなっていく。
 さてさて次は……。
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2006年11月28日

●『けんぷファー』(※男⇔女)


●『けんぷファー 1〜(続刊)』(※戦い、高校生、図書委員、図書館、二重人格、生徒会長、同性愛、百合、魔法、剣、ぬいぐるみ、幼馴染み、美少女、誓約、腕輪、銃、デート)
著者名:築地俊彦
出版社:メディアファクトリー
MF文庫J
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :4840117497

“ケンプファーは戦いだけが存在理由なんです。
 戦闘に特化しているんですって。
 あなたはそれに適切な人材だった。だから選ばれたんです”


 目覚めたら、女だった。
 おまけに、憧れのクラスメート・沙倉からもらった<贓物アニマルシリーズ>のぬいぐるみがしゃべってる。
 主人公の男子高校生・ナツルは、<ケンプファー>に選ばれたことで<女>になってしまう。
 そう、調停者のぬいぐるみから言い渡される。
 ぬいぐるみによると、自分はケンプファー(戦士)で、敵もケンプファー。
 目的などはまだ明らかにされてないが、とにかく闘うしかない。

 いや〜。面白かった! たまらん。
 また魅力的な女の子がいるもんです。
 個人的ヒットがケンプファーの1人・紅音。
 ケンプファーになると、おとなしい性格が凶暴になる。
『ドラゴンボール』でいうランチさん、『ケロロ軍曹』でいう桃花。
 ギャップがたまらん。

 ナツルの同級生・沙倉も気になるなあ。
 ふつーのクラスメートなんだけど、彼女に好きな人ができるのです。
 それはナツルなんだけど、ちょっと問題が……って感じで。

 楽しく読めるラブコメです。
 声優ネタもあるので、声優好きにもいいかしれません。
 来月に早くも続刊が出るようで、今から楽しみでもあります。

>贓物アニマルシリーズ
 ほしいと思ってしまいました(笑)。
 西島大介さんとか柊ゆたかさんあたりがデザインとかしてそうな感じ。
(グロイけどかわいいあたりが?)
 シリーズ物って集めるの好きなんだよね。
 パンダーゼットとかつるしぐまとか。
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2006年11月22日

●『金の王子と金の姫』(※女⇔男)


●『金の王子と金の姫 1〜(続刊)』(※神、王国、双子、男装、王子、王女、ご神体、馬、闘技場、武術大会、婚姻、許婚、戦争、統治、恋、記憶)
著者名:剛しいら
出版社:エンターブレイン
B's-LOG文庫
★★★☆
出版年:2006.10
ISBN :4757730144

“私はアレンになる。もう二度と、迷わない。
 アレンとして生きてみせるから。”


 フツーに正統派な王国の復興モノといいますか。
 神が守りし王国ウラル。そこの王子と王女は双子。
 主人公は双子の妹・シーナ。
 王女だけど男勝りで男の服を着て剣の修行したりしている。

 そんな国が戦争に負け、双子の兄・アレンと離れ離れになってしまったシーナは、国から唯一持ち出した神のご神体を壊してしまう。
 ウラルの神は、永き眠りから覚醒。
 依り代というかにしたのはシーナの身体。
 シーナは男の身体を得てアレンに変装。
 隣国の王子に仕えることにする――。

 心は女。
 身体は男。
 彼女が男に微妙に抱く恋心と、
 男の姿でありながら男に優しくされる気持ち。
 どう応えていいのか。葛藤というかがステキ。
 自分は王国を立て直すために現を抜かしている暇はないんだって感じですかね。
 
 1巻で終わりかと思ったらまだまだ続くらしい。
 こんな短くまとめられる国家の話なんてないよな……。
 次巻に期待できます。
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2006年11月18日

★『僕を殺した女』(※入れ替わり)


★『僕を殺した女』(※男→女、記憶、家族、病院)
著者名:北川歩実
出版社:新潮社
新潮文庫
単行本(95/6)
★★★★
出版年:1998.06
ISBN :4101145210

“嘘だ、これは現実ではない、夢だ”

 主人公の大学生・篠井有一。
 ある朝目覚めると、見知らぬ部屋で女になって見知らぬ男と寝ていた。
 しかも、5年後にタイムスリップして……。
 これは誰の身体なのか。
 探していると<トモコ>という女の体だとわかる。
 トモコは交通事故に遭って行方不明だという。
 そして自分の本当の体である<篠井有一>も存在していることもわかる。
 偽物の<篠井有一>は何をしていて、<トモコ>はどこにいるのか。
 自分の抜け落ちた5年間の記憶はどうしてしまったのか。

 なんかすごいミステリー。
 体の入れ替わりをファンタジーじゃなくて現実的に描いていて、それがすごい。
 ネタバレになるのであんまりキーワード書かなかったけど、
 このわけのわからなさをちゃんと証明しているんだからすごいよな。
posted by 未衣名 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり

2006年08月26日

※最近読んだ性転換モノ

 このところこのカテゴリがお粗末なのでもうちょい追加。

☆『バロック』小川彌生 講談社 シリウス
 一人の男性が、女の子になったり自由自在に姿を代え、主人公に近づいていく。

●『キリサキ』『シナオシ』田代裕彦
 第二の人生が女の子。
 昔は男の子で、生き返ったら女の子という設定。

☆『とかげ
 これも、第二の人生が男から女にという系です。


★『神様がくれた指
 占い師に女装した男が、主人公の一人として出てくる。


☆『君とひみつの花園』はやしみかせ
 少女漫画の女装系です。

☆『棺担ぎのクロ
 男装っていうのか微妙なところだけど、
 男の子っぽい女の子が主人公。

☆『けだものだもの』フクシマハルカ
 男の子が女の子になるというマンガ。
posted by 未衣名 at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 性別転換・入れ替わり