2008年11月09日

☆『貧乏神が!』(※貧乏神)


☆『貧乏神が! 1〜(続刊)』(※強運、幸運、ラッキーガール、世界の均衡、お嬢様、使用人、執事、家族、大切なもの)
著者名:助野嘉昭
出版社:集英社
ジャンプスクエア
★★★★
出版年:2008.11
ISBN :9784088745770

“エナジーの総量は決められていて人下の数に比例しています。
 無意識といえこのまま他人のエナジーを吸収し続ければ……
 周りの大切な人まで不幸にしてしまいますよ?”


 意外とおもしろかった。

 不幸体質の主人公ってありがちだけど、
 本書はその逆。
 ツキまくりの主人公・市子の前に現れたのは、彼女の運を取り除き世界の均衡を守ろうとする貧乏神の女・紅葉。
 読み手の予想を裏切ってくれるストーリーながら、
 自分の運を使い人助けをしていくという流れは好きです。

 何気に石蕗くんとの関係が気になってくし♪

 努力をしなくても何でも手に入れてきた少女が、
 貧乏神に憑かれたことで自然と努力し始めます。
 その姿がいい!
posted by 未衣名 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2008年09月22日

☆『神様はじめました』(※土地神)


☆『神様はじめました 1〜(続刊)』(※神社、神使、契約、女子高生、父親、妖怪、鬼、命令、言霊、家、管理、縁結び、力)
著者名:鈴木ジュリエッタ
出版社:白泉社
花とゆめ
★★★★
出版年:2008.09
ISBN :9784592185062

“きっと皆君を迎えてくれます。
 新しい主として”


 主従関係LOVE!!

 家を失い、ひょんなことから新しい家(神社)を提供された奈々生。
 土地神に任命された彼女は、前の土地神・ミカゲに仕えていた神使の巴衛と出会います。

 巴衛に認められなかったり妖怪に襲われたり。
 けっこうな困難を乗り越え、
 土地神と神使という関係に落ち着くまでの話が描かれてます。

 主従モノって大好き。
 笑えるところがまたいいよね。
 巴衛のどす黒い性格が大好きだ。

 次も十分期待できます。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2008年07月24日

☆『神様ゲーム』(※神さま)


☆『神様ゲーム 1〜(続刊)』(※土地神、生徒会、願い、力、創造主、地球崩壊、タイムリミット、呪い、校長、政府)
著者名:吉村工
宮崎柊羽(原著)
出版社:角川書店
ASUKA
★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784048542036

“率直に言います。
 人類の未来は
 あなた方叶野学園生徒会執行部に託されました”


神様ゲーム』のコミック版。
 なんかいろいろ設定が変わっているっぽいけど基本は同じな感じだと思う。

 創造主の神さまが、地球規模でかくれんぼをスタート。
 一ヶ月以内に見つけられなければ地球は崩壊するという。
 さてさて地球の未来は……。

 という流れ。

 個人的にはまあまあかな。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2008年05月27日

●『ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。』(※巫女)


●『ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。』(※神社、幼馴染み、お祭り、クラスメート、同級生、あだ名、友だち、家系、夏、水、神、約束、不思議少女、主従関係、両親、過去)
著者名:朱門優
出版社:一迅社
一迅社文庫
★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784758040037

“腐れ縁というのはな、
 その関係を維持しようと
 どちらかが努力しているから成り立つんだ”


 おもしろかったんだけど、微妙にキャラクターに馴染めなかったというか。

 主人公の日輪(たちもり・りん)と、
 ヒロインの穂積之宮いちこ(ほずのみや・いちこ)。
 幼馴染みである2人の関係は、そのほかにも主従関係というもので結ばれていた。
 そんなある日、りんはいちこから<お見合い>を持ちかけられる。
 お見合いとは、相手が見えなくなったものを探すお祭りのこと。
 いちこに振り回されながら田舎を歩く2人に、
 アネモイという不思議な少女に出会い……。
  
 神社や神が関わっているので、それだけでも不思議な空気が纏っている気がした。
 物語の紐が解けるラストあたりは好きだったりする。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2008年05月24日

☆『おまもりのかみさま』(※神様)


☆『おまもりのかみさま 1〜(続刊)』(※お守り、神社、巫女、パートナー、宮司、両親、過去、力、祖父、祖母、戦い、修行、化け物、片想い、恋、女子高校生、転校生、守護)
著者名:小杉繭
出版社:アスキー・メディアワークス
シルフ
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784048670715

“思い出した。
 あの事故の時、不思議な力に包まれてわたしは助かった”


 やっ。これはふつーにおもしろいですよ。
 化け物なんかも出てくるんですが、さわやかな青春ラブストーリーじゃないですか?

 岩倉の力を受け継ぐ主人公のまつり。
 彼女は岩倉に生まれた岩倉神社の巫女さんなんだけど、特殊な強い力を持っているらしい。
 彼女を喰えば1000年の命が得られるとかで化け物に狙われる。
 まつりを守護するのはお守りの神様・御守。

 お守りの神様たちが困ったことを解決していくストーリー。
 神様たちとの交流や、不思議な力のお話です。

 わたしはお守りなんて信じない性格ですが、
 これ読んで少しだけ大切にしようかなと思った。
 お守りの末路というかは、ある意味「BLEACH」のホロウ(虚)的悲しさがあるよなあ。

 擬人化ってのも楽しいですな。
 お守りの神様がかわいくて、
 ちょっとだけローゼンメイデンのドールたちやミルモの妖精たちと重なる(笑)


 片想いしている向井くんに、
 まつりに恋してる御崎阿弥くんに、
 彼女を取り巻く面々も楽しいです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2008年04月11日

☆『精怪異聞』(※神様)


☆『精怪異聞 1〜(続刊)』(※付喪神、力、小説家、神社、同居、社、霊、狛犬、名前、お手伝い、妹、神話)
著者名:時任奏
出版社:一迅社
REX
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784758060905

“君は確かに神だ。
 但し人に服はれず物に服はれし造化神雨月尊。”


 神様との同居モノ。
 但しその神とは、付喪神の神様。

 名もなき廃れた社を住まいにした小説家・桐江時彦。
 彼とメイドの灯火が越してきたとき、
 社では不思議な出来事が続出。
 それはここにいた付喪神の神・雨月の仕業で、
 そいつとのバトルにより、
 彼は神の力を得てしまう。
 実質雨月の力を奪ってしまった桐江は、
 力を返す方法を探すことを約束し、
 神と同居することに。
 
 霊退治というか、そういう関係の本です。
 昔話系がけっこう好きです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2008年01月30日

☆『まんまんちゃん、あん。』(※坊主)


☆『まんまんちゃん、あん。 1〜(続刊)』(※お寺、高校生、家族、家庭、兄弟、結婚、未亡人、跡取り、夫婦、釈迦、僧侶、死、師、弟子)
著者名:サトウナンキ(著)
きづきあきら(著)
出版社:幻冬舎コミックス
幻蔵
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784344811898

“明日見る景色は今日と同じではない。
 僕たちはいつもその事を忘れている。”


 タイトルの意味は、仏様にごあいさつしなさいみたいな意味。
 関西の言葉のようです(自分には全くの無縁)。

 高校生卒業したばかりの女の子が、寺の坊主に嫁ぐ話。
 寺でのヒューマンストーリーです。
 お寺の話ってあんまり読んだことがないから新鮮。
 しかも、仏教の悟りに心をやや洗われた。
 きれいな言葉があって、浄化されます。

 温かかった。
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2007年12月17日

★『やおろず』(※神さま)


★『やおろず』(※家神、祖母、家、アルバイト、コンビに、守り神、大学生、道祖神、神無月、出雲神社、八百万、荒神、藁人形、節句、鬼、一人暮らし、雛人形、夫婦)
著者名:古戸マチコ
出版社:イースト・プレス
ネット小説
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784872578577

“ここはお前の家だ。
 お前のことは、わしが護る”


 オリジナルのネット小説が書籍化したもの。

 祖母の死をきっかけに八百万の神様が見えるようになってしまった女子大生・澄香と、家神などの神さまたちとの交流や騒動を描いた作品。
 連作短編集です。

 これがなかなか楽しい神様たちがたくさんでてくるのですよ。
 使われなくなったせいで小さくなってしまったかまどの神とか、
 平成生まれの新しい神様とか。
 でもそれは全て人間の解釈によって、想いによって想いの強さに比例して生まれているというのだから、へ〜と思っちゃう。
 節分とかいろんな風習についても描かれているので、古き良き日本の勉強にもなります。

 んで、一番の見所は家神と澄香のラブシーンというか、2人の関係ですよね。
 最終章で家神の過去を知ったときはなんともいえない感がありました。
 自分の家にも家神がいたらなあ……。
 
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2007年12月13日

●『ラッキーチャンス!』(※福の神)


●『ラッキーチャンス!』(※不幸、不運、高校生、好きな人、元疫病神、貧乏神、転職、使命、五円、力、後見人、校長、霊、霊能力、猫)
著者名:有沢まみず
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784840241236

“わたし、絶対、絶対、お前を幸せにしてやる!”

 物語自体はいいのだけど、ややこのテンションについていけないところがある。
 というか、思い切り男性向けでしょうという内容が苦手だったな。
 
 主人公は日本一不運で貧乏な高校生・外神雅人。
 その日本一不幸な少年を幸せにしようと、福の神・キチが彼の目の前に現われる。
 しかし、彼女はがんばっているのに雅人は不幸になるばかり。
 なにしろキチは元貧乏神なんだそーな。
 キチがりっぱな福の神になるまでの道のりと、
 日本一の霊能力者でもある雅人の霊退治モノでもあります。
 
 ごえん使いってのが面白いね。
 五円って、ご縁がありますようにとかって人の想いが込められるじゃん?
 おお、なるほど〜と、ここら楽しかったです。
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2007年11月30日

☆『シシ12か月』(※土地神)


☆『シシ12か月』(※季節、祭り、七草、節分、春、お供え、おはぎ)
著者名:わかつきめぐみ
出版社:白泉社
メロディ
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784592142782

“よい1年になりますように”

 傑作『ソコツネ・ポルカ』のスピンオフ。
 土地神の眷属であるシシがメインになってます。
 神様たちの12ヶ月が描かれてます。
 季節の慣わしというか季節行事というか。

 一番好きなのはタネの話。
 タネマキが置いていった種ね。
 結局何が出てくるのか分からないまま終わってしまったけれど、
 読者としては余韻が楽しめるというか、いろんな想像ができるから楽しいと思う。
 いろんな可能性が、そこにはあるから。

 帯に描いてあったフィギュアほしいなあ……。
 せめてストラップを望むよ。
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2007年11月28日

☆『我が家のお稲荷さま。』(※守り神) 


☆『我が家のお稲荷さま。 1〜(続刊)』(※狐、天孤、古狐、妖怪、末裔、兄弟、神社、恵比寿神、物の怪、父、母親、呪文、封印、当主、祠、過去、霊力、死人、魂、恩人)
著者名:松風水蓮
柴村仁(原著)
出版社:メディアワークス
コミックガオ
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784840241120

“俺を守り神にする気はないか?”

 いろいろあって妖怪に命を狙われることになった三槌家の末裔。
 力が衰えた三槌家は、過去に封印した狐を甦らす。
 
 人間の女の子にも男の子にもなれる天孤・空幻と、
 三槌の直系である高上兄弟・昇と透。
 
 妖怪やら神様やら、いろんなものが出てくる日常。
 悪との戦いもあったりするけれど、これは好き。
 空幻がかっこいい。
 ちょっと萌える(笑)
 弱みなさそうなのに、透たちの母親のことになるとちょっと違う雰囲気見せるところもまた良いし。
 
 空幻と美夜子の関係ってどんなだったんだろうってちょい気になるよ。
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2007年11月28日

☆『てるてる天神通り』(※天神さま)


☆『てるてる天神通り 1〜(続刊)』(※商店街、神、町内会長、不思議な力、福の神、神通力、バッジ、甘味処、骨董屋、そば屋、薬屋、幼馴染み、付喪神、居場所)
著者名:児玉樹
出版社:角川書店
少年エース
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784047139916

“それが人間と神との架け橋である。
<長>たる者の役目じゃからの――”


S力人情商店街』を思い出させるような感じのコミックでした。

 主人公の天志は6年ぶりに地元の商店街へ戻ってきたというのに、
 いきなり新・町内会長に任命。
 そんなのできるわけない、無理、資格なしと思って証であるバッジを捨てようとするものの、
 そこに宿っていたのは天神通りに住まう天神の一人(一柱)の福の神。
 神通力を身に着けてしまった天志と、商店街の人々とのハートフルコメディ。

 だんだんと会長としての役割を分かっていくというか、
 それに相応しくなっていくというか、
 器になっていくの成長物語だよね。

 あたたかいです。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(1) | 神さま

2007年08月29日

☆『みこととみこと』(※神さま)


☆『みこととみこと 1〜(続刊)』(※神社、姉妹、田舎、賽銭箱、土地、願い、友だち、巫女)
著者名:ハラヤヒロ
出版社:幻冬舎
★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784344810617

“そうだ。我こそはこの地を治める神……”

 コメディです。
 ふとした弾みで、主人公のミコがボロ神社の神様を目覚めさせてしまいます。
 昔のことしか記憶にない神様と、変わってしまった現代。
 なにやらハチャメチャやってます。
 まあまあなんだけど、やっぱりこのテンションにはついていけない……。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2007年07月30日

■『アンティークFUGA』(※つくも神)


■『アンティークFUGA 1〜(続刊)』(※アンティーク、お店、店主、封印、願い、両親、精霊、木霊、刀、力、守り刀、家系、指輪、蔵、骨董、目録、獏、夢、鞘、魔法陣)
著者名:あんびるやすこ
十々夜(画)
出版社:岩崎書店
YA!フロンティア
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784265072064

“ぼ、ぼくの兄さんになって!
 ……ここで一緒に暮らしてほしいんだ”


 ある日突然、両親が行方不明に。
 それから半年。
 ひょんなことから木霊と兄弟になることを契約した風雅は、その付喪神シャナイアを紗那と名付け一緒にアンティーク店を始める。

 風雅の家系は代々骨董に憑いているつくも神が見えるらしい。
 はじめは見えなかった風雅もやがてその力に目覚め、
 持ち込まれる品と持ち主により起こる事件を解決していくという形。

 やがては消えた父と母の秘密に直結していくのでしょうな。
 どうやらいけないものを呼び出してしまったらしいし。
 
 一応児童書。
 だけど、見方によってはやや女性向けのラノベだよなあとも思う。
 だって兄弟の契約結ぶし、主には逆らえないというかの主従関係成り立ってるし。

 なにはともあれ、いろいろ謎残ってるので次も読む。
 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 神さま

2007年07月26日

☆『ミミア姫』(※神の子)


☆『ミミア姫 1〜(続刊)』(※天界、天国、子ども、赤ちゃん、姫、愛情、命、生命)
著者名:田中ユタカ
出版社:講談社
アフタヌーン
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784063144635

“なぜ生まれてきたのか?
 どのような宿命を果たすべく
 この世界に生まれてきたのか?”


 けっこう哲学的な本だよね。
 アフタヌーンにしては珍しいと思う。
 こういうのは青年に受けるのか?
 母性本能を持った女性の方が気持ちわかるんじゃないのかとか、あまりにも綺麗過ぎる愛情っぷりに少し体が痒いです。
 こういうやさしさには慣れてないから。

 舞台はいわゆる天国。
 そこの神官に、1つの生命が誕生する。
 普通なら子どもは羽が生えて生まれてくるわけだけど、子どもには羽根も無い。
<ちから>もない。
 なぜなら、<神さまの子>……だから。
 
 現代社会でいうところの<人間>。
 天皇の子どもは神様の子だったみたいな。
 両親はいうまでもなく、国中からの祝福。
 愛情いっぱいに育つ。
 羽根も力も無い姫様の運命とは。
 この世に生まれてきた意味とは。

 まだまだプロローグ。
 動くのは次巻からと思われます。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 神さま

2007年07月23日

☆『神様ドォルズ』(※神さま)


☆『神様ドォルズ 1〜(続刊)』(※社、科学部、抜け殻、東京、過去、殺人事件、御神体)
著者名:やまむらはじめ
出版社:小学館
サンデーGX
★★★
出版年:2007.07
ISBN :9784091570970

“さすが神様だね”

 実家の村から東京へきた匡平。
 平穏な暮らしにたどり着けたと思ったら、近くで殺人事件。
 奇怪な事件が発生する。
 そして匡平をお兄ちゃんと呼ぶ少女・詩緒と案山子(神様の木偶人形)。
 で、突然匡平を襲ってくる阿幾。
 過去になにやらあったらしいですね。

 読み取れるトコは、匡平が案山子に魂を込める役をやっていたんだけど妹に譲って、
 主人公の先代をやっていたのが阿幾ですかね。
 幽閉されていたっぽいですが。

 ちょーっとよくわからないなーと思う。
posted by 未衣名 at 22:22| Comment(0) | 神さま

2007年07月20日

◆『はんぴらり!』(※守り神)


◆『はんぴらり! 妖怪だらけの夏休み 1〜(続刊)』(※神さま、妖怪、祖母、夏休み、人魚、ぺんぺら、河童、海座頭、酒呑童子、狸、楽器、祭り、満月、蛙、狐、化け猫、天狗、雪女、封印、笛)
著者名:廣嶋玲子(著
出版社:童心社
フォア文庫
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784494028115

“きっと、これからもふしぎなことはたくさん起こる。
 まるで台風の目のように、すずはいろんなことをひきよせてしまうかもしれないのだから”

 
 夏休みの間だけばあちゃんの家に行くことになった武。
 派手な格好のスーパーばあちゃんは一人暮らしにも関わらず、
 同居人がいた。
 それは半人前の神さま・鈴音丸。
 地下倉庫にあった笛とともに封印されていたのを琴子ばあちゃんが解いてしまったらしい。
 それからというもの、ばあちゃん家にはちょくちょく妖怪が戸を叩くように。
 妖怪の願いは楽器の修理(ばあちゃんは楽器修理ができる)。

 半人前の神さまと、人間、そして妖怪とのハートフルストーリー。
 いろんな妖怪たちが出てきて楽しいです。
 妖怪というと何か悪さするんじゃないかと思うけど、意外に人間的な面もあり親近感が。
 
 次巻は妖怪の登場があるかは知りませんが、
 非日常的な話は続くようなのでこれからも読んでいきたい。
 ばあちゃんの生き方が好きです。
 誰よりもわたしは、ばあちゃんに惚れこんでます。

 
 
posted by 未衣名 at 19:11| Comment(7) | TrackBack(0) | 神さま

2007年07月12日

☆『カミサマ進化論』(※神さま)


☆『カミサマ進化論 1〜(続刊)』(※刀、封印、祖父、陰陽師、同棲、主、主従、名前、学校、カラス)
著者名:志野夏穂
出版社:リブレ出版
MAGAZIN ZERO
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784862632180

“じゃあコイツって、その荒神……?
 神サマなの!?”


 実家がインチキ拝み屋の裕斗。
 蔵の中で見つけた布に包まれた刀。
 触った瞬間にヒトへと変わる。
 まだ身体は縛られたままだが、半分だけ封印を解いてしまったらしい。
 祖父いわく、200年前に封印されたという荒神。
 完全に封印を解いたらどうなることやら……。
 
 しかし、それが封印を解いてしまうことになる。
 名もない神に、名前を付けたことで。

 やや女性向き。
 主従モノ。
 しかももう一匹神様が現われたり。
 男同士のじゃれ合いな感じですね。

 可もなく不可もなくです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | 神さま

2007年06月19日

☆『モッケの神様』(※神さま)


☆『モッケの神様 1〜(続刊)』(※護り神、災難、女子高生片想い、祠、札、雛神、神社、神棚、試練、社、天神様、神体、物怪、氏神、縁結び、貧乏神、息災神)
著者名:はるえるぽん
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784253195812

“今からおまえを天神様の社へ連れて行く。
 天神様からのおまえに試練を与えると御達示が来たからな”


 神社の賽銭箱にチョコを入れてしまった主人公のカオル。
 本人はそれを良しとするが神は許さなかった。
 家には自分の護り神・モッケがおり、
 天神様のいる世界へと引っ張られる。
 
 そこで待っていたのはさきほどの罰。
 不幸の試練を受けることになってしまう。
 片思い中の狛江くんとの距離は離れていくばかり。
 モッケはモッケで人間を護るという別の試練が。

 いろんな邪魔をする神様と人間のコメディ。
 めちゃくちゃ笑える『コンプレックス192』の作者サンなので、
 今後はより強いコメディ路線になるかと。
 
 様々な神様を見られたらいいと思う。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 神さま

2007年06月18日

☆『神喰らい』(※ケガレ神)


☆『神喰らい 〜カミグライ』(※罪人、大罪、社、神社、巫女、生贄、猿、刀、刀神、土地神、神主、神卸、付喪神、供物)
著者名:瀬上あきら
出版社:講談社
月刊マガジン
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784063638486

“アレはもう神と呼べない。
 神喰らいの獲物だ!”

 
 タイトルにもなっている神喰らいとは、人の手に負えなくなった神を喰らうもの。
 ケガレ神はもう神には戻れない。
 しかし、人間たちにとってはそれでも<神>として崇められている。
 だけど人を襲う神。
 ゆえに、それを倒すものがいる。
 神喰らいは神殺し。
 当たり前の話で、大罪人として多くの人に忌み嫌われている。
 
 それでも、その存在を理解する人もいるわけです。
 悪になってしまった神を殺すのは罪か。

 よく考えてみれば重いテーマがちらちらとしてます。
 けっこう面白いです。
 つらくもある宿命だよなあとも思う。
 理解者の存在は必要だ。

 一応一巻完結本。
 続編は出そうな気がします。
posted by 未衣名 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2007年05月30日

★『僕僕先生』(※仙人)


★『僕僕先生』(※修行、弟子、不老長寿、年齢、寿命、ニート、玄宗皇帝、異界、旅、神馬、仙界、医術、医学、雲、病、薬、唐、混沌、仙縁、仙骨、桃、神、ラッパ)
著者名:仁木英之
出版社:新潮社
第18回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :9784103030515

“ボクにとって名前など何の意味もない。
 目の前にいるキミがボクのことを認識するのに何か特別な名前が必要か?”


 なんともライトノベルちっくな一般小説で。

 いやだって、自分のことを<ボク>という、何歳だかわからない、とくにかくめちゃ長生きしているかわいい少女仙人・僕僕先生と、
 働きもせず学ぼうとしないニート・王弁(22歳)。
 先生と弟子の関係。二人の恋路。
 これはもうラノベでしょ。

 父親の命令で仙人に面会することになった王弁。
 仙縁があるということで弟子入り。
 彼女と仙界を旅するのですよ。
 人間の彼が仙人の土地へ行ったり異界へ行ったり、いろんなお方に会っていく。

 よく考えてみればすごいことなんだよなあと思う。
 だからこそラストのあたりに伏線というかで繋がってきて。
 知らぬ間の成長ってのが素晴らしい。
 ラストが好いよね。
 吉良にまたがるところとか、ぐきょうし飲み込むところもかっこよかったです。

 僕僕(少女仙人)がとにかくツボ。
 美少女に振り回されながらも、実はじーさんかも!? な感じ。
 忍たまでいう山本シナ先生みたいに若老二つの姿を持つ。
 年齢不詳。
 しゃべり方も独特でいいよね、と思う。

 個人的には僕僕の過去を知りたかったな。
 この世界から縁を切りたくて仙人になったらしい(両親のことは覚えてないらしい)
 そこんとこ、もうちょっと。

 で、これを読んでて思い出すのが「杜氏春」。
 仙人になりたかったけどなれなかった(ならなかった)男の話。
 それと比べると、弁弁ってすごいんだなあとか思う。
 
******
読売新聞書評
中日新聞・東京新聞書評
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2007年04月28日

☆『ダブルガンロックライダー』(※神)


☆『ダブルガンロックライダー 1〜(続刊)』(※不思議世界、空、掟、禁忌、飛行船、ボーイミーツガール、機械、記憶、ジャンプ)
著者名:永井幸二郎
出版社:講談社
月刊少年マガジン増刊
★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784063722758

“オレも飛んでみたいんだ、空を”

 人間は空を飛んではいけない。
 空は神のものだから。
 そんな掟がある世界の話。

 地球からの移民船が降り立って5万年後のとある惑星。
 文明は幾度となく途絶えていた。
 
 主人公のジーノは空に憧れる少年。
 空に神の船が浮かんでいるのを発見、
 そしてその船が攻撃に遭い落ちて行くのを見て追いかける。
 出会ったのは、自分を殺してくれという少女。
 彼女は神の船を攻撃していた少女で、記憶がなかった。
 
 神がどんな存在であるのかまだわかりませんが、
 その未知の領域に踏み込んでいく話のよう。
 どことなくおそらしい展開になりそうな機がします。
posted by 未衣名 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2007年04月25日

☆『天狗神』(※神)


☆『天狗神』(※不思議世界、東西、双子、兄弟、願い、寿命、西の神、東の神、共食い、鬼)
著者名:夢花李(著)
出版社:祥伝社
★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784396790066

“なんでか知らないけど、
 兄貴を拝むと大抵のことが叶ってしまうらしいんです”


 近未来。
 地震だか温暖化だかで日本が東西に分裂。
 引き裂かれた日本で起こる神たちの話。

 男ばかりの登場人物ってのがあまり好きじゃないんで評価はまあまあなのですが、そこを抜かせばおもしろいので紹介しておきます。
 人の願いをかなえる力のある兄貴は東の神様で、
 西の国との云々があります。

 西の神がやろうとしているのは、この国の再生。
 一回全部破壊して最初からやり直そうというわりとある設定なのですが、はやり恐ろしいものがあります。
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2007年03月10日

☆『らぶひゃくにじゅう!』(※守り神)


☆『らぶひゃくにじゅう! 1〜(続刊)』(※神社、神、呪い、変身、天狗、子ども⇔大人、妖狐、猫⇔人間、恋、学校、保健医、雪女、祭神、稲荷神社)
著者名:東皓司
出版社:双葉社
COMIC SEED!
★★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784575940732

“人に化けた天狗が先生できるなんて世の中どうなってんの?”

 愛宕神社の娘・雛市に告白してしまったことから、その神社の守り神の天狗・太郎に呪いをかけられちゃった主人公の乱丸。
 ドキドキすると子どもになったり大人になったり、姿が変わってしまうのだ。
 それからというもの、いいシーンになるといつも心臓がドキドキ。
 雛の前で子どもに変身してしまう(鈍感な雛は乱丸の変身に気づかない)。
 呪いをかけた天狗は保健医となって学校でも乱丸にまとわりつき、
 雛に想いが伝えられない日々が続く。

 実は二人は両思いってのがまた憎いんだよね〜。
 子どもの姿の乱丸は、雛の自分に対する想いってのを聞いちゃってるんですよ。
『名探偵コナン』のコナンと蘭みたくね。
 いいシーンになるといつも邪魔が入る。
 さっさと二人をくっつけてあげてという感じでじれったすぎです。
 (しかしそこがまたいい)

 神社の神様(天狗)と人間の学園ライフ。
 そこは人間と天狗だけではなく、猫や雪女、妖狐までもが入り混じる。

 楽しくてあたたかいラブコメであります。
 
posted by 未衣名 at 23:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 神さま

2007年02月05日

●『108年目の初恋。』(※付喪神)


●『108年目の初恋。』(※旧校舎、魂、罪、恋、老人、過去、百鬼夜行、妖怪、立ち入り禁止、階段、老朽化、老人、先生、先輩、ホラーハウス、文化財、取り壊し、保存、名前、嫉妬、願い)
著者名:末永外徒
出版社:エンターブレイン
ファミ通文庫
第8回えんため大賞優秀賞受賞
★★★☆
出版年:2007.01
ISBN :9784757733275

“私は誓いを立てていた。
 もう人間と関わったりしない。
 人前で怪異を起こしたりしないと”


 今までにない作風というか。
 主人公は学校の旧校舎。旧校舎の魂。
 心を宿した旧校舎が、忍び込んだ生徒にちょっかいを出したりするんだけど、
 立ち入り区域に入ってきた一人の少年・新を助けてしまったことで、新は自分が幽霊なのだと勘違い。
 正体を探りに再び旧校舎へやってくる。

 旧校舎と人間の恋モノ。
 旧校舎が昔に犯した過ちとか、解体予定なのでこれからの存在について話が進んでいく。
 校舎と人間がどうしたら恋に落ちるんですかね。
 一応人間の姿を現してるんでわからなくはないけど、少し感情移入がしにくかったなーとは思う。
 うん、でも助けたくはなるよな。

 老人の正体が明かされた辺りからハイスペースに楽しく読めました。
 百鬼夜行を登場させるとは、表紙からも解説文からも想像できませんな。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(2) | 神さま

2007年01月29日

☆『アメフラシ』(※雨神)


☆『アメフラシ 1〜(続刊)』(※神さま、供物、人形、生贄、子ども、幻の花、神木、大樹、聖域、雨、核、力、害虫、長老、契約、罰、双子、雲の上、命)
著者名:鈴見敦
出版社:講談社
シリウス
★★★★
出版年:2007.01
ISBN :9784063730555

“この乱暴な女の子が神様だなんて信じられるわけがない。”
 
 表紙の印象から全く期待していなかったのですが、
 予想外に面白かった。
  
 主人公は砂の街に住む男の子・ギミィ。
 長老から雨神さまの供物である人形作りを頼まれるが、間に合わず。
 兄を想い、代わりに好奇心旺盛な弟妹(メルとミル)が自ら供物になってしまう。
 地上には無事雨がもたらされるが、弟と妹が消えたことを知ったギミィ。
 彼らを取り戻すため、神の住処へ向かう。

 そこにいたのは鞭を持ったツン女・ソラで、実はデレも入ってくるという彼女。
 彼女のどこが神なのかと不思議に思うのですが、
 能力を見せ付けられるにつれ<アメフラシ>なのだと認識していく。
 初めはメルとミルを取り戻すための物語なんだけど、
 それはやがてアメフラシ・ソラ・そして自分たちが暮らす田舎町を救う物語へと進んでいくのです。

 自分探しともいえるこのマンガ。
 これは要チェックです。
posted by 未衣名 at 23:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 神さま

2006年12月27日

★『海の仙人』(※神さまの親戚)


★『海の仙人』(※宝くじ、仕事、恋人、海、チェロ、孤独、過去、雷)
著者名:絲山秋子
出版社:新潮社
新潮社文庫
単行本(04/8)
第130回芥川賞候補作
★★★☆
出版年:2006.12
ISBN :4101304513

“ファンタジーが来たのは、春の終わりだった”

 宝くじで億万長者になった主人公河野。
 彼は会社をやめ、海が綺麗な場所に移り住む。
 そこへ現われたのがファンタジー。
 ファンタジーとは、役立たずの神様の親戚の名前。
 絶滅系の孤独者(トキとかニホンオオカミ)と語るのが彼の力らしい。
『沖で待つ』のような不思議系小説。
 主人公と神様の奇妙な同居生活。

 孤独の殻に閉じこもる主人公には、思いを寄せられている二人の女性がいる。
 だけど、主人公には女と寝ることができなかった。

 絲山秋子さんらしく、これまたアダルティーな性の話。
 少女漫画ではありふれてる? 近親相姦系(ただし相思相愛ではない)。

 ファンタジーがいいキャラしてます。
 だって神ですよ? しかも欠点だらけの神。
 彼には、特定の容姿がない。
 でも、見ればファンタジーだとわかる。
 主人公にだけ見えるのではなく、見える人には見える人。
 なつかしいように思う人。
 
 芥川賞候補になる理由がわかるいい話。
(自分は性小説が嫌いなので評価は低くなってますけどね)
posted by 未衣名 at 00:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 神さま

2006年11月14日

☆『満月の夜に花』(※付喪神)


☆『満月の夜に花』(※猫、石、狛犬、魂、人間、過去、神社、恩返し)
著者名:井戸端海二
出版社:ビブロス
 ゼロコミック
★★★☆
出版年:2005.12
ISBN :483521837X

“人間でも獣でもないモノ。
 奴らは何故そこにいるのか。どっからきてどこへ行くのか。
 何の為に在り続けるのだろうか。”


 表紙を見ると猫耳少年がおりますが、気にしなくていいです。
 無視して中を読んだ方がいいです。
 短くまとまっているのでディティールがダウンしてますけど、なかなかレベルの高い神モノといいますか、人ではないモノと人間の不思議な話。

 猫も狛犬も想いを宿せば精を得るといいますか、
 人の街のそばに居続けるモノたち。
 助けられた猫が、人間に恩返しをする。
 福を招いてやるから覚悟しろ! という感じでね。
 このやさしい感が好きです。

>「嬉しければ飛んでいけよ」
 同時収録の漫画。
 ある日突然、背中に翼が生えてしまった少年の話。
 笑わされることが多いコメディ。
 こっちもいい仕事してます。
 完結なのかそうでないのかは不明。
 そこが残念。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2006年10月20日

●『狼と香辛料』(※豊作の神)


●『狼と香辛料 1〜3』(※賢狼、麦、行商人、商会、旅、林檎、契約、経済、市場、駆け引き、企み、町、狼、依り代、狼と人間、孤独、信頼)
著者名:支倉凍砂
出版社:メディアワークス
電撃文庫
第12回電撃小説大賞銀賞受賞
★★★★
出版年:2006.02
ISBN :4840233020

“わっちは神と呼ばれて長いことこの土地に縛られていたがよ、
 神なんてほど偉いもんじゃありんせん”


 某所でやってるラノベ大賞2006上半期で2位を獲得した本。
(1位は本書2巻)。
 評判が良いようなので読んでみた。
 なるほど、ヒロインのホロ(表紙の彼女)に非常に魅力がある。

 主人公の行商人・ロレンスは、ホロと名乗る少女に出会う。
 耳としっぽを持った彼女の正体は、賢狼ホロ(豊作の神らしい)。
 農業技術の向上で、神がいなくとも豊作になる時代。
 しかし不作のときは神のきまぐれのせいだといわれる。
 
 不満がたまった彼女は、ここを出ることを決意。
 依り代を持つロレンスと、生まれ故郷の北をめざす。
 
 いや〜。
 知的な賢狼っぷりと、年寄りくさい言葉遣いと、たまにみせるかわいげなところ。
 最強キャラなのに時々みせる弱い部分、
 林檎が好きといった、普通の人間みたいなところ。
 そういうシーンになると妙に親近感がわいてしまう。
 もうこれ以上ないというかわいさかげん。
 ロレンスも頭がいいし、対等に釣りあってるんですよ。
 駆け引きもおもしろい。
 いいなー、こういう関係。
 信頼関係も強いしさ。

 ラストも良かった。
 もうくっついちゃっていいんじゃないですか?
 機会があれば続きも読みたい。
posted by 未衣名 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 神さま

2006年09月04日

●『イチゴ色禁区』(※神さま)


●『イチゴ色禁区 1〜(続刊)』(※神社、霊、飴、ご神体、許婚、家系、神子、縁結び、女神、本部、人魚姫)
著者名:神崎リン
出版社:角川書店
 スニーカー文庫
第10回スニーカー大賞奨励賞受賞
★★★★☆
出版年:2006.08
ISBN :4044725012

“あなた、貴方様は、縁結びの神一位の、姫乃守時雨尊じゃないですか?”

 日本の神社を管轄する玉城一族の主人公が、霊の「道」が乱れているという理由から、とある神社に派遣される。
 妖怪を退治して一件落着かと思いきや、記憶を失くした少女を発見。
 彼女は「道」を塞いでいた原因であることがわかる。
 しかもその子は記憶を失くした女神で……。

 タイトルが意味不明なんですけど、話は面白かった。
 主人公の正樹(19歳)と従妹亜美(11歳)のやり取りが。
 主人公にたぶん淡い恋心を描いているだろうロリでゴスでスネデレ属性の彼女に、
 22歳の許婚、こま(怖い存在)に、
 おとなしめの梓に、
 記憶を失くした女神様の姫乃(みため小学生)に。

 一人の男子の周りには女の子がいっぱいです。
 ハイテンションで冗談満載で、おいしいシーン(お風呂・お洋服選び・夏祭りとか)いっぱいで、飽きませんでした。
 主人公には強大な力が封印されていて、お盆の夜は悪夢にうなされてしまうとかそういう弱いところもあるしね。

 王道っていえばそうなんだけど、好きです。
 こういうの。
 登場人物たちの心情もうまく描かれているし。
 
 でも、ややえろい。
 特にイチゴミルク味の飴の云々は。
『謎の彼女X』に比べればマシだけど、ちょっと汚さを感じるといいますか……。
 そこはマイナスだなー。
posted by 未衣名 at 22:40| Comment(1) | TrackBack(2) | 神さま

2006年07月27日