2008年10月27日

☆『奏〜かなで〜』(※守護霊)


☆『奏〜かなで〜 1〜(続刊)』(※夢、ボーイミーツガール、桜、高校生、片想い、同級生、友だち、城下町、弓道、図書委員、巫女)
著者名:瀬上あきら
出版社:講談社
マガジン
★★★☆
出版年:2008.10
ISBN :9784063840599

“もし他の者の守護霊が視えたりするならば
 その者とは何か深い縁でもあるのやもしれんな”


 
 自分の守護霊(飛簾丸)が見える石動天空。
 いつも夢に出てくる女の子が気になっている。
 その彼女と、通うことになった高校で遭遇。
 しかも同じクラスにいた。
 彼女・奏もまた自分の守護霊が視え、
 二人は互いの守護霊も視えることを知る。
 これはいったいどういうことなのか。

 天空は彼女に想いを寄せるんだけど
 彼女の守護霊がそれを許さない。
 なんか過去にあったらしいけど……。

 前世とかが関係してくるのかな。
 まだ謎だらけ。
 次が気になります。
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2008年06月19日

★『ギフト』(※幽霊)


★『ギフト』(※死者、謎解き、元刑事、映画、辞職、過去、事件、事故、老女、犬、姉弟、家庭問題、自殺、理由、真相、性的虐待、浮気、警察官、両親、犯罪、心の闇、名前)
著者名:日明恩
出版社:双葉社
★★★☆
出版年:2008.06
ISBN :9784575236194

“濃いものも薄いものも、
 大きさもいろいろあって。
 そういうのがいつも見えている。
 いつも、いつでも”


 死者が見える少年・明生と、心に傷を負った元刑事・須賀原。
 その2人がこの世にとどまる幽霊たちの想いを叶えていくもの。

 キーワードに映画「シックス・センス」(幽霊が見える少年の話)がやたらと出てくるので、
 その内容を知っているとより理解できます。


 連作短編形式。
 死人に口なしというけれど……。
 世間ではそういうことにされている死の本当の理由は、
 真相は……
 そして今も留まる理由とは……っていうもの。

 好きだったのは、弟想いの姉の話。
 これはけっこうショックで切なかった。
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2008年05月20日

☆『千幽万来・楽庵』(※幽霊)


☆『千幽万来・楽庵』(※霊能者、アルバイト、成仏、旅館、宿泊、客、後悔、悩み、友だち、過去、妹、悪霊、住む世界、お守り、生霊、天涯孤独)
著者名:みなみ佐智
出版社:白泉社
別冊花とゆめ
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784592185918

“守ってやれる空間を
 作ってやろうと思ってな”


 やたらにイケメンがいっぱい登場して目の保養になりました(笑)
 ようするに、好みの絵柄だったということです。

 未練を残した幽霊が成仏できるまで宿泊する旅館・楽庵。
 そこを営んでいる霊能者の東雲と、
 彼に拾われた主人公・ヒタチ。

 幽霊だけが見ることができる旅館、
 かつ幽霊が実体化できるという楽庵での幽霊とのやり取りが描かれてます。

 居場所の大切さが描かれてます。
 場所って大事だよなーと思う。
 冷たい人間の心がだんだんと溶けていく話でもある。
 温かい物語です。
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2007年11月22日

☆『心霊探偵八雲』(※霊)


☆『心霊探偵八雲 1〜(続刊)』(※異能、視える眼、映画研究同行会、大学生、メッセージ、生者、死者、家族、罪、叔父、過去、依頼)
著者名:都戸利津
神永学(原著)
出版社:白泉社
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784592187752

“見えるだけなんだ。
 僕はただ死んだ人間の魂が”


 ホラーミステリーというジャンルからずーっと避けていたんだけど、
 それがコミック化。
 気になってはいたので読んでみました。

 ホラー部分はまあまあなんだけど、
 それ以外はいいですね!
 おもしろかったです。

 八雲というのは、霊の見える大学生。
 肝試しにより意識が戻らなくなった友だちを救おうと、晴香は八雲を尋ねる。
 事件を解いていくことで彼の秘密を知り、
 無愛想な人柄にだんだんと魅かれていくのです。

 この人間的な部分と、光と闇の部分がいいんですよ。
 次も期待っ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2007年11月02日

◆『千年の時をこえて』(※幽霊)


◆『千年の時をこえて』(※魂、神社、小学生、恋、友だち、姉、和歌、神主、万葉集、平安時代、先生、ペット、ネット、言霊)
著者名:沢村凛(著)
     竹岡美穂(画)
出版社:学習研究社
エンタティーン倶楽部
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784052028854

“ほんとうに、それから、千年が過ぎてるんだよ。
 今は、平安時代じゃなくて、平成の世の中なんだよ”


千年前の男の子に、わたしは恋をした。

↑がキャッチコピーなんだけど、今一歩足りないなあというのが正直なところ。
 せっかくイラストに竹岡美穂を起用しているのだからもうちっと面白くしてほしかった。
 とくに恋愛部分。
 絶対に別れたくない! っていう恋モノを望んでいたのに、それないじゃないですかっ。

 ああ、でも言霊というか和歌はおもしろかったな。
 魅力を上手に伝えてると思う。
 自分も創りたくなっちゃった!

<世界中、なんでもわかるパソコンも、わたしの心はケンサクできない>
 はうまい。
 複雑な10代の心をよく表しているよ。

 で、あらすじ。
 主人公の静枝は、神社で不思議な少年と出会うのです。
 彼の名はマコマ。千年以上前の世界から来たらしい。本人は迷子というのだけど。
 歌をまつわる神社での不思議物語。

 タイトルからして自分はタイムスリップモノだと思ったのですが、そうじゃないみたい。
 魂だけでもスリップって感じかと思ったけどそれも違う。
 1000年も前の話だからマコマは死んでて当然の話だけどさー、
 魂が現代にまで残っているっていう思い込みよりかは、タイムスリップしたんだって方が絶対に面白いしそのほうが救いがあると思うんだよね。

 誰も本当のことがわからないのにどうしてマコマの存在を<死・幽霊・魂>として処理してしまうのかがわからない。
 結局かわいそうな子どもとして終わってるのが残念だなあ。
posted by 未衣名 at 22:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 幽霊

2007年10月19日

★『ラットレース』(※幽霊)


★『ラットレース』(※憑依、憑依体質、取り憑き、友だち、同級生、インコ、死、埋葬、殺人事件、犯人、探偵、オカルト、謎解き、ミステリ、変人、入院、先輩、願い、いじめ、交通事故、意識不明、家出少女、写真部)
著者名:方波見大志
出版社:ポプラ社
★★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784591099568

“おい、眼鏡。
 見りゃわかんだろ。
 俺は妖精だ。名前はまだない”


 すげー面白かった。
 最高のラノベじゃないですか? 
 一般小説ながらに。
 キャラ立ちが成功してるのですよ、これ。

 プラス、西尾維新的な騙しが魅力。
 中盤、あっと驚くサプライズが用意されてます。
 聞いてないよ、な展開です。
 それにまだ真ん中あたりだし。
 こういうことはラストにもっていくもんじゃないか? いいのか? と戸惑いました。
 ホント、西尾維新の小説によくある感じのトリックというかでして、
 ここでぐぐぐっとより物語がおもしろくなっていくのです。
 プロローグが一人称のくせに第一章からは三人称の秘密はここにあったのかよ。と。
 いい意味で脱力。
 うまい伏線だ。

 作者は昨年ポプラ社小説大賞で大賞獲った人。
削除ボーイズ〜」の人ね。
 前作で2000万円ってのはちょっと……と正直思っていたんですけど、
 本作でなら2000万の価値はあるのではないでしょうか。
 才能が開花したと思いました。

 ラットレースっていってもネズミは一匹も出てこないんですけど、
 生存競争めいた意味があるらしいです。
 幽霊は、生き返るために生者の肉体を求める。
 生者は、乗っ取られないようにがんばる。
 そんな関係です。
 
 まずは物語の最初をいく高校生の中島と片里名先輩。
 周りから見れば中島は片里名先輩の下僕で通ってる。
 片里名先輩は<弁慶>という異名持ち。

 そんな彼女にインコの埋葬を手伝ってほしいと頼まれた中島は、彼女といっしょに埋葬しようとするのですが、
 インコから生えてきたのは禿げたオッサン。
 先輩には姿は見えなかったのだけど、中島にだけは見えていた。

 オッサンはずーと先輩に付きまとっている。
 中島はクラスメートの変人コンビ・伊藤さんと岡部に相談。
 2人は探偵めいたことをやっているから。
 
 岡部が先輩の手を握っていったひとこと、

“この手、もう一生洗いません。憑依体質万歳!”
 
 とか、笑える場面がけっこうあります。
 オッサンのセリフとか、
 願いの意味を叶え違えることとか。
 
 のちにオッサンはとある殺人事件の被害者であることがニュースにより発覚。
 オッサンはしばらくして片里名先輩に憑依するのですが、生前の記憶がないらしく<俺は妖精>の一点張り。
 願いをかなえてくれるらしいですよ。
 別の姿で現われたのは、先輩がそう願ったから。

 次第に乗っ取られていく先輩の身体を取り戻すため、
 彼の死の真相や、先輩の過去などを追っていくのです。

 褒めどころは、徐々に身体を奪われていく過程でしょうか。
 徐々にってところがうまい。
 まずは味覚がなくなって……とか、
 五感が奪われていくのがリアリティあります。

 いわれてみればそうなっていくよね。
 それなのに今までの小説ではこういう描かれ方されなかったのが不思議というか、新境地開拓ですよ。
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2007年10月14日

☆『お料理の守護霊』(※幽霊)


☆『お料理の守護霊』(※守護霊、引越し、一戸建て、洋館、お供え、元住人、家庭料理、作り方、独身、勝ち組)
著者名:竹田真理子(著)
渡邊香春子(著)
出版社:講談社
BE・LOVE
★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784063723625

“私の名前は菊地ハル。
 ここを建てた住人でいまは守護霊をやっている”


 やっとの思いで手に入れた中古のマイホーム。
 しかしそこにはおばあさん幽霊が住み着いていて、
 家を災害から守ってやる代わりにお供えをしろといってきた。
 それは料理。
 しかも手作りの料理。

 料理をしたことのない千寿にとっては全く論外のもの。
 避けるもんなら家の高級家具を壊される始末。
 仕方なく、幽霊のハルさんに料理を教えてもらいながらごはんを作ることに。

 料理の基本が載っている本。
 一巻は、ごはんとみそ汁、豚のしょうが焼き、けんちん汁とさばの味噌煮、鶏のから揚げ、肉野菜炒め、ハンバーグがラインナップ。

 料理から生まれる愛情ややさしさが描かれてます。
 初心に帰ったような気がしました。


 
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2007年10月10日

☆『神霊狩』(※現世⇔幽世)


☆『神霊狩ANOTHER SIDE 1〜(続刊)』(※幽体離脱、過去、トラウマ、誘拐事件、人外、霊感、田舎、姉、変死、神霊、ダム底、病院跡、夢)
著者名:朝日奏多(著)
出版社:マッグガーデン
コミックブレイド
アニメ
★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784861274350

“現実って残酷なもので、
 オレ達は過去に縛られながら生きている”


 これってアニメのアナザーサイドなの?
 そっち知らないから何ともいえないんだけど、これ単体で読んでも十分理解できるしおもしろかった。
 何が起こるのか、起きようとしているのかが気になります。

 主な登場人物は男三人。
 昔誘拐されて姉を殺されたことがある古森。
 霊媒師の父親が変死してしまった大神、
 いじめで友だちを死に追いやったことがある中嶋。

 みんななんらかの囚われた過去があるのです。
 彼らは声を聞き、そして幽体離脱。
 見えないものが視える。

 幽世が現世に繋がってしまうみたい。
 魂は肉体を奪おうとしているみたい。

 これは期待できるんじゃないかと。
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2007年09月06日

☆『ユウタイノヴァ』(※幽体離脱)


☆『ユウタイノヴァ 1〜(続刊)』(※大学生、元恋人、不思議な女の子、セックス)
著者名:押見修造
出版社:講談社
ヤングマガジン
★★★☆
出版年:2007.09
ISBN :9784063615968

“ハル、オシマイなんかじゃない。
 これからが始まりなんだ”


 エロを含むコミックです。
 正直エロばっかです。
 読んだ瞬間これはダメだとか思ったんだけど、
 幽体離脱してすることはやっぱりそこかよ……なんだけど、
 意外と読めるのです。
 謎があってさー、これどういうことなんだろうって気になるのですよ。

 1週間前から、夜眠ろうとすると勝手に幽体離脱するようになった主人公の晴。
 元カノの部屋を覗き見する毎日なんだけど、
 ある日、自分と同じく幽体離脱している女の子・まほろに出会うのです。
 またこれもえろくてどうかと思うんだけど、
 でも彼女が不思議でたまらないし、
 晴の体に起こっていることも謎でしかたないし、
 よし、これは次も読むしかないと思ったわけです。

 しかし、大学の友だち・安達の存在はいらないと思うのだが、
 これは意味があるのか?
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2007年08月14日

☆『BUB』(※守護霊)


☆『BUB  BACK UP BROTHERS 1〜(続刊)』(※幽霊、イケメン、就活、入院、フリーマガジン、編集、社員、仕事、先輩)
著者名:望月玲子
出版社:講談社
Kiss
★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784063406641

“イケメンはともかく、
 ホントにこの人達守護霊――!?
 守ってくれんの?”


 就職活動期間中に階段から落ち足を骨折。
 入院後から視え始めたのは幽霊!
 彼らいわく守護霊??

 黄昏時によく視える黄昏さんに、
 着物来たの女の子に、
 サムライの菊千代に、
 探偵の開智に、
 小説家の季村。

 守護霊はいっぱいいるけど、
 主に後者の3名ですね。
 どうやら守護霊っていうのは主人公の麻鈴になんらかの関係で繋がっているらしい。
 その辺を踏まえると、今後の展開に期待できそうですな。

 ただ、自分にはどうも世代がかみ合わないようで、退屈する部分もあるのだけど。
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2007年08月11日

★「押入れのちよ」(※幽霊)


★「押入れのちよ」(※同居、マンション、失業、海外、不動産、古物件、霊媒師)
著者名:荻原浩
出版社:新潮社
小説現代
★★★☆
出版年:2006.05
ISBN :9784104689026

“なぜよろこぶ。
 あたしはゆうれいなのに”


 失業中のサラリーマンと、引越し先のマンションに突如現われたおかっぱの少女。
 幽霊の女の子との奇妙な同居生活を描いてます。

 これ、短編集。
 いろんな話が載ってます。
 一番のオススメが表題作でもある「押入れのちよ」。

 次に好きなのが「コール」。
 どうも自分は幽霊が好きらしい。
 いや、意表をつく話が好きというか……。
 
 しかし、荻原浩作品は長編がいいね。
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2007年08月03日

■『霊少女清花』(※半幽霊)


■『霊少女清花 1〜(続刊)』(※テレパシー、テレパス、不思議な力、琵琶、男の子、運命、両親、消防士、作家、呪い首、怨霊、児童養護施設、孤独、帽子、残留思念、コンサート)
著者名:越水利江子
陸原一樹(画)
出版社:岩崎書店
YA!フロンティア
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784265072057

“あんたにとって、生きるって、いったい、何なんや?”

 主人公清花は人間と幽霊のハーフ。
(どうして半分幽霊かっていう理由がおもしろい)
 そのせいか、人の心が読める。
 ある日彼女は、琵琶奏者神来ゆきの周辺で起こる怪事件に巻き込まれる。
 そして、自分と同じ能力を持った少年・七凪と出会う。

 ガールミーツボーイというか、ボーイミーツガールというか、
 両視点が描かれてる。
 惹かれあう感じだよね。

 清花が能力者であること、
 七凪が能力者になった理由。
 能力者であることの苦しみ、
 理解者の登場、
 そして孤独からの解放。

 ラストはなかなかラブい展開なんですけど、
 イラストがどうも自分のイメージを邪魔して仕方がない。
 というか、展開早すぎ。
 そういうのはもう少しいろんなことを積み重ねて……とか思う。
 せめて告白をためらって心に秘めるだけにしてほしかった。
 読者としてはじれったい方が好き。
 安易すぎて七凪が嫌いになりそうです。
 そこがマイナス点。
 ちょっとえろく感じてしまう。
 
 ストーリーはよかった。
 清花と七凪のコンビ展開が今後の見所。
 そしてなんといっても気になるのは清花の未知な身体のことでしょうね。
 命はどのくらい持つのか。
 この手の小説は初めてなので先が予想できん。
 
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2007年06月05日

■『鬼にて候』(※怨霊)


■『鬼にて候 1〜(続刊)』(※鬼道師、小学生、悪霊、邪霊、幽霊、父親、祖母、蟲壷、竹林、弓矢、丘、封印、戦国時代、言い伝え、陰陽師、不動明王、先生、猫、一族、血筋、九字、呪法、神社、結界、真言)
著者名:横山充男
橋賢亀(画)
出版社:岩崎書店
YA!フロンティア
★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784265072033

“いつも思う。
 ふつうがよかった。”

 
S力人情商店街』と同時刊行の岩崎書店の新レーベルの本。
 これもなかなかですよ。
 悪霊退治の一族に生まれてしまった男の子が、いやいやながらも運命を受け入れていく成長物語。

 悪霊や邪霊を退治する鬼道師の一族に生まれた主人公の童門保。
 12歳になったら戦うのが宿命。
 どうしてこんな一族に生まれてしまったのだろうか。
 弱気になる保に、小千代ばあちゃんは容赦せず呪文とかいろんなことを叩き込んでくる。
 鬼道師を継ぐはずの父ちゃんに才能がなかったらしかったから。

 そんななか、自分の周りでは不可思議な事件が起こってくる。
 戦国の落ち武者までご登場。
 ばあちゃんによると、500〜600年の時を越えて怨霊が復活したらしい。
 クラスメートや先生に取り憑いた霊をやっつけます。

 これもいいですよ。

 ヘタレキャラだと思っていた父ちゃんですが、
 実は覆面キャラで使命捨ててないじゃん! 的な助太刀シーンにときめきました。
 かっけー。

 あとは竹林の女ユーレイも好き。
『カスミン』の白樺マリ子さんみたいなやさしいくておもしろいとこあるし。

 気になるのは東京にいるお姉さまですね。
 女鬼道師。

 不動明王関連で、「地獄堂シリーズ」が好きな人にもいいかもしれません。
posted by 未衣名 at 19:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 幽霊

2007年05月26日

☆『収拾体質』(※霊)


☆『収拾体質 1〜(続刊)』(※姉弟、家族、霊感、友だち、幽霊、成仏、退魔師、従兄、猫、死者、陸上部、修行、寺、遊園地、お化け屋敷、乗り移り)
著者名:よねやませつこ
出版社:一迅社
ゼロサム
★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784758052924

“そりゃオレにだってできることがあるんなら……”

 霊感ゼロのくせに、なぜか身体に霊を集めまくってしまう主人公の水夏。
 ゆえに「収拾体質」。
 弟らぶでお祓いもできる姉の夕夏に、
 怪しい従兄弟の春日に……。
 
 簡単にいうと、水夏に乗り移った霊を除霊する話。
 猫だったり、交通事故で死んだ人間だったり。
 善だったり悪だったり。
 
 といういろんなコメディ。
 
 おもしろくないわけではなかったけど、
 自分にはあまり馴染めなかった。
posted by 未衣名 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2007年05月16日

☆『山本善次朗と申します』(※幽霊)


☆『山本善次朗と申します 1〜(続刊)』(※両親、死、転校、田舎、友だち、野菜、担任、先生、作文、新米教師、大学生、学級新聞、名前、牛、愛情、小学生、不思議な力、祖母、サイコメトリー、理解者)
著者名:槙ようこ
出版社:集英社
りぼん
★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784088567433

“私、そんなに変なの?
 小さい時から亡くなった人が見えるの”


 りぼん連載作品にしては、意外と大人も読める内容。
 恋愛モノじゃない。
 友情と家族愛を扱った、愛情溢れる作品。
 
 主人公の女の子・ほたては幽霊が見える。
 っていう設定はありきたりなんだけど、ストーリーは新鮮。

・不思議な力を持つ少女なんだけど、小学生なので素直にそれを人に話してしまう→変人だと思われる。
・生者と死者の見分けが付かない。
・自分は正しいことをしてると思っているのに、周りに理解がない。避けられる。
・大人に理解がない。
 が、身内には理解がある。
・幽霊を通じての交流で、現実世界でも友達ができる

 とかいうのはまあよくあるパターンなんだけど、でもそれらをうまく描いてるんだよね。
 子どもって大人にないいい目をたくさん持っている。
 子どもっていうのは素直だから大人が気づかないものにいっぱい気づいてくれる。

 おじさんじゃなくて実の父だった山本善次朗に、
 守護幽霊的な存在の男の子幽霊に、
 幽霊を信じてくれたクラスメートに……。

 批判はあるものの、あたたかい世界です。

花田少年史』には劣りますが、それ好きな人にはお勧めしたい。

 1つ気に入らないことといったら、作文。
 あの内容で保護者が騒ぐっていうのはかなりおかしいと思う。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 幽霊

2007年05月04日

★『幽霊人命救助隊』(※幽霊)


★『幽霊人命救助隊』(※狭間、自殺者、自殺志願、飛び降り、クビツリ、いじめ、受験失敗、家族、精神科、鬱、リストラ、会社、天国、老人、神、霊媒師、ヤクザ、刑務所、借金、失踪、母、父、妹、弁護士、携帯、道具、バブル、薬、孤独、心の声、乗り移り、夫、予言)
著者名:高野和明
出版社:文藝春秋
文春文庫
単行本('04)
別冊文芸春秋
★★★★☆
出版年:2007.04
ISBN :9784167717261

“私がここへ来たのは他でもない。
 諸君に、天国へ行くチャンスを与えてやろうというのだ”


 面白そうなので読んでみた。
13階段』面白かったし、読んでみようかなと。

 現世と天国の狭間に残された死んだ者達。
 彼らは自殺したために天国へいけないでいた。
 そこへ現われたのは1人の老人。
 天国へいきたくば地上で100人の自殺志願者の命を救え、と。

 それぞれの理由で自殺した男女4人が、広い東京で自殺を考える人々を救っていきます。
 期間は7週間。
 100人の人命救助を描いてます。
 約600ページありますが、一気に読めました。

 自殺理由に<鬱(ウツ)>ってのが多かったのがちょっとどうかと思うのだけど、
 自殺志願者の心がそうもぽんぽんと救えるかというのもどうかと思うけど。
 
 過去に自殺未遂をしたことがあるわたし。
 経験者は語るじゃないけど、浅く広く描いているので物足りないことが多い。
 
 勝手なこと言うと、自殺はいけないというけれどわたしはいいと思うんだよね。
 だってそれしか自分を救うことできないわけだし。

 自殺志願者を自殺者が助ける話。
 ヒーローを助けてくれる人はいないのかっていう感じのあたりはちょい寂しい気がした。
 
 幽霊になった人が現世に戻るとか他人の命を救うとか小説ではありきたりになっているけど、読ませる力はあり。
 全体的には○です。
posted by 未衣名 at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年12月19日

☆『学園天国パラドキシア』(※悪霊)



☆『学園天国パラドキシア 1〜(続刊)』(※退魔師、除霊、学園、霊感、猫又、妖怪)
著者名:美川べるの
出版社:一迅社
REX
★★★
出版年:2007.01〜
ISBN :4758060398

“ここは世にも珍しい霊と人間が共存している学園なのだという”

 ↑という学園に通う霊感少女・凛の護衛をすることになった主人公の坂神。
 彼女は霊感は抜群に良いため幽霊が見えてしまうが、
 幽霊の存在を信じていないことから見えていても普通のクラスメイトとして扱ってしまう。

 幽霊や妖怪たちとのドタバタなコメディ。
 ギャグマンガ? ともいえるジャンル。

 あまり濃いモノじゃないですが、そのテンションは好きです。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年12月15日

☆『白砂村』(※怨霊)


☆『白砂村 1〜(続刊)』(※伝奇、剣、組織、幽霊、村人、依頼、請負、探偵、神具、階級、パートナー)
著者名:今井神
出版社:一迅社
REX
★★★☆
出版年:2007.01
ISBN :475806038X

“よっぽど小さな村らしい。
 おれの持ってた地図じゃ見つけられなかった”


 探偵業の傍ら怨霊を狩る仕事をしている主人公・大神。
 彼は<巨魅葬り(かみおくり)>という、怨霊を葬る能力を持っているから。
 霊を絶つことのできる聖剣に変身する少女・カザリがパートナー。
 
 タイトルの「白砂村」というのは、探偵業の方で行くことになった村。
 目玉が送りつけられてきたので行くことに。
 そこは地図に載っていない村らしく、
 村人に会ってもよそ者として嫌われる。
 
 白砂村には一体何が隠されているのか。
 
 そういう話なんだけど、怨霊狩りをメインにしたいのか探偵をメインにしたいのかよくわからない。
 1巻は白砂村の入口までしか描かれていないので全くのプロローグ的な話。

 話が動くのは2巻からのよう。
 とりあえず期待してみる。
posted by 未衣名 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年11月30日

●『ある日突然、災難ガール』(※霊)


『ある日突然、災難ガール まさつ部活動日誌』(※部活、転校、ガールミーツボーイ、祖母、伯父、神、座敷童子、魔殺師、東北、青森、悪霊、肩、依頼、怨霊、呪い、分家、魔方陣、御札、守護霊、元人間)
著者名:神埜明美
出版社:集英社
コバルト文庫
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :4086008548

“守ってやるよ。お前に害するモノ達から”

 前作が面白かったので読んでみた。
 こちらもよかった。
 信頼できる作家さんの1人になりました。

 主人公の由維は怪奇現象や謎の事故に遭いっぱなしの災難ガール。
 助けてくれる人がいるからと祖母の言葉を頼りに登校した高校。
 そこでも危うくなる彼女だったが、新崎凛という不思議な術を使う男の子に助けられる。
 彼は自分が部長を務める部活に入ってくれたら自分を守ってくれるという。
 そこで入った「まさつ部」。
 回りの生徒からはよからぬ噂が立ちっぱなし。

 自分に憑いてる霊により不幸に遭い続ける女の子の話のわけですが、
 それがいきなり神レベルに昇格してしまうんだからすごいです。
 遠野物語とか民俗学が好きな人にはいいんじゃないだろうか。

 この「まさつ部活動日記」はシリーズモノとして今後も続くらしいです。
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2006年11月09日

☆『ふたりめの事情』(※幽霊)


☆『ふたりめの事情』(※双子、幼なじみ、家族、盆、夏休み、恋、兄弟愛、母子家庭、再婚、義父、連れ子)
著者名:久世番子
出版社:新書館
 サウス
★★★★☆
出版年:2006.10
ISBN :4403618480

“僕らは一緒に生きてゆけないの?”

 なかなかの良作。
暴れん坊本屋さん』の作者だからおもしろいとは思っていたけど、
 ここまで楽しませてくれるとは思わなかった。
 構成力がある。

 主人公・帷澄の目の前に現れたのは、
 生まれてすぐになくなった双子の弟・安澄。

 と、まあここはよくあるようなないような設定。
 生きている片割れは「僕が生きていて良かったのだろうか……」みたいなことで悩んでみたり、
 幽霊の片割れはもう現世に戻れないことに闇を抱き……。
 そのあとは親の再婚話があったり、
 母親が倒れたり……。

<家族>を描くのもうまいんだよな。
 あたたかい話です。

>一応参考として、死んだ双子の片割れが現れる話
◆『ダブル・ハート
 死んだはずの双子の妹が姉のもとに現れる。
◎「天使みたい」NHK教育 ドラマ愛の詩
 交通事故で死んだ双子の妹が、高性能ヒューマノイド(ロボット)になって帰ってくる。
posted by 未衣名 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年10月21日

●『影踏みシティ』(※幽霊)


●『影踏みシティ』(※バイク、年代モノ、旅、ボーイミーツガール、本、廃工場、廃街、犬、橋、家族、幼なじみ、二人)
著者名:あらいりゅうじ
出版社:竹書房
 ゼータ文庫
★★★
出版年:2006.09
ISBN :4812428734

“幽霊だってオバケだって関係ない。
 ――僕はリオが好きだ”


 長年憧れ続けていた古いバイク。
 主人公・慶太はそのバイクに出会い、そこに取り憑く一人の少女に出会う。
 慶太は家庭での悩みほかいろいろ問題を抱えていて、
 少女とバイクの旅に出る。

 旅先で出会う出来事っていうのは、
 現実的なものかと思ったらそうでもない。
 ここでも幽霊が登場したり、怨念みたいなものが登場する。

 せつなくてあたたかくてどこかなつかしくて……。
 そんな感じの連作短編形式というかなんというか。
 きれいで良い話です。
 
 良い話です。
 でもなんというか、自分には合わなかった。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 幽霊

2006年07月07日

☆『GHOST ONLY〜幽霊専用レストラン』(※幽霊)


☆『GHOST ONLY〜幽霊専用レストラン』(※レストラン、霊、支配人、悔い)
著者名:慎結(著)
出版社:白泉社
 メロディ
★★★
出版年:2006.07
ISBN :4592188454

“あなたはとても目がよろしい。
 あなたのような人を探していました”


 ↑とスカウトされ、幽霊を対象にしたレストランでアルバイトをしている主人公えま。
 従業員もお客さんもみんな幽霊。
 人間なのはえまと支配人のみ。
 
 なにやらうまそうな料理がたくさん出てきます。
 お客さんはそれを食べ楽しい時間を過ごします。
 料理人、ホールスタッフの幽霊たちも楽しい方ばかりでおもしろい。
 個人的には、厳しいけど実はやさしいとこも持ってる支配人が好みです。

 話の方向としては、レストランの存在意義とか支配人の過去とか。
 あとは気になるお客さん(幽霊)に対し、主人公がその人を成仏させるべく過去を探るとか、
まあそんな感じかな。
 幽霊と人間の話の王道をいってます。

 
posted by 未衣名 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年06月01日

☆『36℃のキセキ』(※幽霊)


☆『36℃のキセキ』(※高校生、命、死神、死、昔の約束)
著者名:前田とも
出版社:角川書店
 ASUKA
出版年:2006.05
ISBN :4048539523

“見えなくてもいいものが視える。
 俺達のこの力に何か意味があるとしたら、それはたぶん逃げることじゃあないって思わない?”


 霊感少女の遠野はるかは霊を恐がる高校一年生。
 霊のおかげで躓いたり転んだり。
 同じクラスの藤原祐。彼もまた霊感があり、彼女はだんだんと霊を理解していく。
 そんな中、子どものおばけに「死んじゃう」と死を予告され……。

 よくある霊感少女系ではあるんだけど、最後のあたりはかなり新鮮でいい終わりだった。
 死神が出てきて、はるかと祐の過去を明かし、少々ショッキングな展開になるんですよ。
 なんかすごかった。
 タイトルの「36℃のキセキ」はそこからきているのかと。
(ある意味ネタばれな表題)

 作者の今後に期待できそうです。
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2006年05月30日

☆『らせつの花』(※除霊)


☆『らせつの花 1〜(続刊)』(※霊、言霊、図書館、期限、恋、甘い物)
著者名:潮見知佳
出版社:白泉社
別冊花とゆめ
出版年:2006.05
ISBN :4592183541

“たちなおるために たちむかうために 自分で自分をここまで変えるなんて”

 除霊を仕事にしている日向羅刹は妖怪に魅入られ1つの約束をさせられてしまう。
 自分の命はあと2年。
 命をつなぐにはとある条件を満たしていなければならない。

 時間制限つきっておもしろい。
 強い霊能力者に心魅かれる漫画です。
 絵は正直あんまり好きじゃないんだけど、物語には魅かれてます。
 今後が気になる。

 主人公を取り巻く除霊師たちも気になる男ばかりだしね。
 強力な言霊をあやつる男とかさ、なんかいろいろいるんだよ。
 強いやつらが。
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2006年05月28日

☆『喰霊』(※悪霊)


☆『喰霊 1〜(続刊)』(※秘密組織、霊、悪霊退治、家系、霊獣)
著者名:瀬川はじめ
出版社:角川書店
 少年エース
出版年:2006.05
ISBN :404713824X

“それまではせいぜい俺の悩みなんて、ガキの頃から霊が視えることくらいだった”

↑という主人公剣輔が、神楽という少女と出会い生活が一変。
 悪霊を退治していくアクションもの。
 やや男性向き。
 まあまあ面白い。
 ちょっとリアリティに欠けるんだけど、
 今後の組織の活躍に期待してます。

 主人公の運命を変えた彼女は政府の極秘機関・環境省「超自然災害対策室」のメンバーで、いろいろと組織の人間が出てくるんですよ。
 コンビでの活やくっぷりとかキャラが好き。
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2006年05月12日

★『警視庁幽霊係』(※幽霊)


★『警視庁幽霊係 1〜2』(※刑事、霊媒師、謎解き)
著者名:天野頌子
出版社:祥伝社
ノン・ノベル
出版年:2005.10〜
ISBN :4396208081

“そんな都合のいい奇病、聞いたことないな”

 警察官になったことから、事件関係の幽霊だけが見える職業病を持つ柏木雅彦32歳。
 彼は自分の守護霊(女子高校生の幽霊)や友だち、霊媒師の力を借りながら事件を解く。
 幽霊が普通に存在している小説。
 まあまあおもしろかった。

 今月新刊が出たらしいんだけど、わたしは三谷さんのこともっと知りたい。
 彼は柏木さんの同僚清水の同級生。プロらしい。
 ちょっと変わった方。
 それともう一つ気になるのは、特殊捜査を担当している他の面々。
 ・物の記憶を読む女高島佳帆。
 ・警視庁の最終兵器の異名を持つ伊集院馨。
 ・写真に写っている人間の生死を透視できる桜井文也。
 彼ら一度も出てこなかったぞ?

 続編はのちのちチェックしようと思います。
posted by 未衣名 at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年04月25日

●『幽霊には微笑を、生者には花束を』(※幽霊)


●『幽霊には微笑を、生者には花束を』(※廃屋、幽霊調査、生前の記憶、拳銃)
著者名:飛田甲
出版社:エンターブレイン
 ファミ通文庫
出版年:2004.02
ISBN :4757717032

“あの、私のこと、見えるんですか”

 幽霊が出るという廃屋に友人と探しに行った主人公真也は、一人の少女を発見。
 彼女のことは友人に見えていないらしい。
 ってことで幽霊ということがわかる。
 彼女と同居することになった真也は、彼女の過去を調べ始める。

 ここまでは、ありきたりな幽霊モノです。
 妹とか出てきちゃって、男の子喜びそうだなあと思いながら読んでました。
 でも、謎が明らかになっていったらちょい違くなってきた。

 んなことありかよっ。とは思いつつも、幽霊があるんだから……と思い直す。
 ネタバレにつきキーワードには載せていませんが、楽しめるのではないかと。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年04月08日

☆『Astral Project月の光』(※幽体離脱)


☆『Astral Project月の光 1〜2(続刊)』(※姉、死、CD、バケモノ)
著者名:marginal
     竹谷州史
出版社:エンターブレイン
 コミックビーム
出版年:2005.12
ISBN :4757725639

“人によっていろいろな手法があるのさ。
 過呼吸、瞑想、臨死体験、ヘビードラック……その他だ”


 姉の死を聞きかけつけた主人公の弟。
 遺品のCDを聞いたとき、彼は体外離脱をしてしまう。
 姉も自分と一緒の体験をし、体に戻れなくなったのではないかと考えた弟は、真相を探っていく。

 なんかね、人の生き方についていろいろ考えさせられた。
 
posted by 未衣名 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年01月30日

☆『幽霊旅行代理店ソウルメイトツーリスト』(※幽霊)


☆『幽霊旅行代理店ソウルメイトツーリスト 1〜(続刊)』(※旅行代理店、祖母、墓地、弁償、バイト、成仏)
著者名:ふる鳥弥生
     根本新
出版社:講談社
 シリウス
出版年:2006.01
ISBN :4063730115

“おばあちゃんが亡くなった5年前
 そのときから私は
 幽霊が視えるようになった”


 祖母の死をきっかけに霊が見えるようになった主人公真理子(17歳)。
 運悪くお墓で墓標を壊してしまったことから、
 ソウルメイトツーリストでバイトする羽目に。
 
 簡単にいうと、成仏できない幽霊を、旅を通して成仏してもらおうと、そういうことです。
 ただこの漫画には新鮮な解釈もありまして、
 それは、“成仏した人間と再び会うことができる”という、けっこう劇的な場面の存在。
 簡単なわけじゃなくて、ちょっとした山はあります。
posted by 未衣名 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年01月18日

◆『ウィッシュリスト』(※幽霊)


◆『ウィッシュリスト』(※天国と地獄、魔王、悪魔、やり直し、願い事、家庭問題)
著者名:オーエン・コルファー
     種田紫
出版社:理論社
産経児童出版文化賞(第52回)
出版年:2004.04
ISBN :4652077408

“よし、取引は成立。
 このウィッシュリストにある四つの願い事が、
 天国へ通じるたった一つの道だ”


 悪ガキの主人公メグ(14歳)は、
 相棒と老人の家に泥棒に入るが失敗。
 二人して亡くなってしまう。
 気がつくとメグは天国と地獄の狭間にいて、行き場所がなかった。
 わけもわからなくあの世から送り返されたメグ。
(地上にメグが降りてきたときはなぜか2年の月日が経っている。
 本人にすればホンのわずかな時間)
 メグの悪の霊魂を狙っている地獄の魔王

 すじとしては、泥棒に忍び込んだお宅の老人(心臓病を抱えてる)の願いを叶えていきます。
“あのときああしていたら……”という老人の願いです。
 何をしていいかわからなくて、とりあえずという感じで。
 そして話は、メグ自身の人生の決着へとすすむ……。

 老人と少女。
 この組み合わせがいいんですよ。