2009年01月06日

☆『バクマン。』(※漫画家志望)


☆『バクマン。 1〜(続刊)』(※中学生、勉強、夢、成績、将来、叔父、家族、仕事部屋、漫画、鍵、同級生、画力、練習、努力、片想い、プロポーズ、母親、手紙、新人賞、持ち込み、創作、ネーム、声優)
著者名:大場つぐみ(著)
小畑健(画)
出版社:集英社
ジャンプ
★★★★
出版年:2009.01
ISBN :9784088746227

“俺も日本一狙うならジャンプって思ってる”

『デスノート』の作者最新作。

 プロの漫画家を目指す二人の中学生のサクセスストーリー。
 高い画力を持つ真城最高と、文才のある高木秋人。
 二人がコンビを組み作品を作り上げていく。

 
 共感することが多かった。
 マンガじゃないけど、自分は小説家を目指しているもので。
 人生観や物事の考え方が似ていた。
 モチベーションが上がった。

 プロへの道は厳しいけど、
 やってやるぜっていう気持ちが大切。
 才能ある二人の行方が非常に楽しみ。

*******
>合わせて読みたい作品
☆『ほわグラ
 これも二人でマンガを作っていく話。

2008年11月24日

☆『ハックス!』(※アニメ創作)


☆『ハックス! 1〜(続刊)』(※アニメ研究会、高校、入学、入部、友だち、先輩、生徒会長、部室、アニメ、OB、兄、パソコン、コンピュータ、アップロード)
著者名:今井哲也
出版社:講談社
アフタヌーン
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784063145410

“アニメ作りませんか!
 たぶんみんなでアニメ作ったら面白いんです”


 新入生歓迎会の時に魅せられたオープニングアニメ。
 それを作成したのは、10年以上前のアニメ部。
 作った本人はとっくに卒業しているらしい。
 アニメに衝撃を受けた女の子・阿佐美みよしはアニ研に入部。
 部員を巻き込みアニメを作っていく話。

 実際にオープニング映像見てみたいよね。
 スカートがはためくとか空から落ちてくとか、
 そういうのはかつて映画「耳をすませば」でめちゃ衝撃受けました。
 
 この漫画の作中作の「アクアス」の元ネタはどこなんでしょうね。
 日曜朝7時で衝撃を受けたアニメってエウレカしか思い浮かばない。
 少なくともエウレカは最高だったな、と昔を少し思い出した。
 
 生徒会長とか美少年の児島くんとかクラスの女の子とか、
 なかなかのキャラクターではないかと。

 少しだけ期待のコミック。

2008年11月06日

☆『僕の小規模な生活』(※漫画家)


☆『僕の小規模な生活 1〜2(続刊)』(※生活、妻、二人暮らし、夢、仕事、貧乏、パーティー、仲間、編集者、打ち合わせ、漫画家志望)
著者名:福満しげゆき
出版社:講談社
モーニング
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784063754179

“ずっと今のままだったら妻に申し訳ないし
 こんな感じで30代40代を生きていけるとは思えない……”


 2巻が出ましたのでレビュ。

 作者自身をモデルにしたエッセイっぽい漫画です。
『僕の小規模な失敗』の続編になっているらしいけどそっちは知らずで読んでみました。

 へーっていう感じ。

 才能あると思うけど苦労してんだなあっていう裏側を少しだけ垣間見れた気がします。
 でもこれが普通の現実だよなあと思ったり。

 微妙にマンガ家を夢見たことのある自分の感想。

2008年10月29日

☆『ドージンワーク 6』(※マンガ創作)


☆『ドージンワーク 6』(※同人誌、中学生、友だち、秘密、コスプレ、大手、サークル活動、母親)
著者名:ヒロユキ
出版社:芳文社
まんがタイムきらら
★★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784832277410

“あなたは10年に1人の天才(凌辱)作家よ。”

ドージンワーク』番外編であり最終巻でもあるこの1冊。
 本編知らなくてもいきなりこれでも良いかな、と思って改めてレビュー載せました。

 ドージンワークから3年後の世界。
 中学生ながらにしてHな同人誌を描いているしずちゃん。
 しかも大手で2000部も売るほどの実力の持ち主。

 ある日の即売会で同じく同人誌を描いている友だちと席が隣に。
 それをきっかけに友だちに秘密を打ち明ける羽目に。

 
 こちらもめっちゃ楽しかったです。
 理解のある友だちがいるとよけいにいいよね。
 想像は自由です。
 創作は自由です。
 そういう楽しさが伝わってきました。

 できれば続きも読みたいところですが、
 これで終わりなんだよなあ。
 ああ、残念っ。

2008年10月29日

☆『マンガ家さんとアシスタントさんと』(※漫画家)


☆『マンガ家さんとアシスタントさんと 1〜(続刊)』(※アシスタント、担当、編集者、漫画創作、編集長、読者感想、締切、兄弟、アパート、管理人、新人)
著者名:ヒロユキ
出版社:スクウェア・エニックス
ヤングガンガン
★★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784757524088

“私…捨て犬を見ると放っておけないタイプなんですよね……”

 ぱんつをこよなく愛す漫画家・愛徒勇気。
 そのアシスタント・足須沙穂都。
 それに編集者の音砂みはりを加えての漫画創作の様子が描かれてます。
 いわゆるストーリー4コマ。

ドージンワーク』同様、漫画描きの楽しさを教えてくれます。
 というか、創作の楽しさかな。

 ほかの漫画家さんも何人か出てきて、キャラが楽しいなあと思う。
 登場人物全員がキャラ立ち成功してる。

 あと、ダルックマ最高。

 次も期待。
 おもしろかった♪
 こんな日常があったらいいのに。

2008年07月18日

☆『今日も明日も。』(※マンガ修行)


☆『今日も明日も。 1〜(続刊)』(※マンガ家、アシスタント、仕事、家族、姉、兄、幼馴染み、描き方、勉強、締め切り、ノウハウ、原稿、担当、ペン、ネーム、ベタ、トーン、背景、夢、マンガ家志望、弟子入り、家出)
著者名:絵夢羅
出版社:白泉社
花とゆめ
★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784592186311

“お前はこれから描いて描いて描きまくって
 投稿して受賞して絶対にプロになれ!”


 漫画家志望のちか。
 幼馴染みだった少女漫画家・桃瀬稜の元で漫画の勉強をすることに。
 まだまだうまくはないんだけど、純粋さっていうか素直なところが認められているっぽいです。

 マンガの描き方がけっこう載っているので楽しいです。
 こうやって描くんだーとかこういうことがあるんだーとか。


 わたしもちかみたいに純粋に生きたいと思った。
 今後稜との関係はどのように変化していくんでしょうかねえ。
 楽しみです。

2008年07月09日

☆『ほわグラ』(※マンガ創作)


☆『ほわグラ 1〜(続刊)』(※高校生、共作、青春、マンガ家デビュー、投稿、出会い、編集者、出版社、画力、ストーリー、創作活動、家庭、父親、夢、ペンネーム、プロ)
著者名:阿部川キネコ
出版社:新書館
ウンポコ
★★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784403619076

“なあ、オレとお前って
 もしかしてゴールデンコンビだと思わねぇ?”


 ストーリーは巧いが画力が駄目な進道。
 絵の才能があるのにストーリーがダメダメな才賀。
 2人は出会い、合作してマンガ家デビューを目指す。
 漫画家を目指す高校生の青春グラフティーです。


 これがけっこう新しい。


 漫画家を目指す人の話ってけっこうあるけど、
 なんていうか親近感湧くっていうか、
 成功していく一方で同じだけ大きくなっていくマイナス方面のことがいいんだよな。
 障害っていうのは邪魔だけど、
 でもあったほうがやっぱりおもしろい。
 それを乗り越えてこそでしょ。


 いいものになりそうだ。

2008年07月01日

☆『亀の鳴く声』(※少女漫画家志望)


☆『亀の鳴く声』(※ボーイミーツガール、ファミレス、上京、家族、書店、弟、出版社、編集者、担当、勘違い、ホテル、小説、才能、女子高生、アシスタント、市役所職員)
著者名:西炯子
出版社:小学館
フラワーズ
★★★★
出版年:2008.06
ISBN :9784091316943

“亀の鳴く声をきいたことが
 あるでしょうか”


 繊細で丁寧で純粋で、煌きのある作品。

 少女漫画を描いている青年・中川が高嶺の花系の美少女・くれはに出会い、
 彼女に原稿を見せたところ強引に東京の出版社に連れて行かれる。
 編集者の人から続きを書いてほしいといわれるが、
 描き手は中川ではなくくれはと勘違いされて……。

 西炯子さんの描く人って他の作家さんとは別の魅力あるんですよね。
 独特っていうか、惹きこまれるっていうか。

 次の作品も楽しみです。
 

2008年05月07日

☆『イカサマアシスタントへの道』(※アシスタント)


☆『イカサマアシスタントへの道』(※漫画家、プロ、泊まり、修羅場、締め切り、ベタ、原稿、トーン、ペン)
著者名:志々藤からり
出版社:新書館
ウンポコ
★★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784403670527

“漫画家の1日は24時間と決まっていないから!!!”

 漫画創作好きな人向けな感じ。

 漫画家の元でアシスタントしている方の日々がおもしろおかしく綴られています。
 漫画家さんは大変だと思います。

2008年05月05日

☆『空色動画』(※アニメーション)


☆『空色動画 1〜(続刊)』(※創作、クラスメート、同級生、高校生、自主制作、パラパラ漫画、帰国子女、カメラ、撮影、カフェ)
著者名:片山ユキヲ
出版社:講談社
シリウス
★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784063731132

“みんなでアニメやろう!!”

 自主制作アニメーションを作る女子高生たちの話。

 このところは漫画や同人創作系ってのは目立ちますが、
 アニメーションというのは新しいなあと思います。

 自己中の帰国子女・ジョン、
 バンド女子のノンタ、
 孤独なお絵かき少女ヤスキチ。

 みんなおもしろいあだな付きってのもいいかもしれません。
 それにまるっきり接点がないのも不思議である意味魅力的なのかも。
 ただちょっとまとまりがないというかやや読みにくい部分があるのでちょっと苦手な感じもありました。
 

2008年03月02日

●『セキララ!!』(※ネット小説)


●『セキララ!!』(※高校生、小説のヒロイン、敵、ボーイミーツガール、同居、彼女、友だち、軽音楽、元オタク、脱オタク、ネット、ペンネーム、HN、掲示板、サイト、過去、事件、作者)
著者名:花谷敏嗣
出版社:エンターブレイン
ファミ通文庫
第9回エンターブレインえんため大賞小説部門奨励賞
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784757740112

“ちくしょう、おれはなにもできないのか?
 どうすればいい! なにかあるはずだ。
 この物語は、おれが書いたんだから――”


 主人公・拓巳の目の前に現われたのは、
 昔ネットで公開していた自作小説のヒロイン・火琉奈のコスプレ女?
 しかしそれは<本物>。
 しかも出会い方やストーリーの流れ・性格設定まで同じ。
 どーなんってんだ。
 おれはこの小説にトラウマがあり思い出したくもないというのに……

 というのが流れ。
 これはおもしろかった!!
 
 火琉奈がかわいいし、
 協力者として出てくる久実本も嫌いじゃないし、
 ブタマルGTさんが出てきてまたおもしろくなってきたし、
 彼女である桜さんもまた絡んできて、
 いろいろありはしたけど、あの小説を書いてよかったと思えたんじゃないかなーと。
 過去との対峙部分部分はよかったですよ。

 ただ、どーしてこんなことが起こったんだろうっていうのが不明でそこが残念だったかなと思う。
 火琉奈はどこへ帰ったの? とか思っちゃう。

 小説での出来事が現実にということから『名探偵コナン』の同じような話を思い出し、「なぜ起きたのか」のラストを楽しみにしていたのに!

2008年03月01日

◆『ペンネームは夏目リュウ!』(※小説創作)


◆『ペンネームは夏目リュウ! キミにも物語が書ける』(※作家志望、探偵小説、推理小説、ミステリ、登場人物、小学生、夢、文集、イラスト、絵、本屋、お姉さん、家族、古本屋、レポート、歴史、祖母、妹)
著者名:濱野京子(著)
サクマメイ(画)
日本児童文学者協会(編集)
出版社:くもん出版
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784774313641

“――夢じゃないよ。幽霊でもない。
 ぼくは、七瀬リュウはここにいるんだ”


 児童文学+小説書きのハウツー本。

 ちょっとした嘘から小説を書いているということになってしまった
 小学生の男の子・夏目宏樹が、
 童話作家を目指す同級生の女の子・明日香と、
 彼女のお話にイラストをつけている麻衣、
 そして親友の翔太とともに
 一冊の文集(いわゆる同人誌)を仕上げていくという小説。
 ファンタジー部分として、宏樹が書いたミステリ小説の主人公七瀬リュウが彼の目の前に登場します。

 子ども向けの指南書みたいな感じ。
 各章の終わりに創作講座がついてます。
 児童文学作家を目指していた欠片が自分にまだ残っているので、楽しく読むことができました。

 小説講座目的で読んだ本でもありますが、村山早紀さんとサクマメイさん目的もあります。
 サクマメイさんは本書がデビュー作品。
 密かに応援していたのでうれしいです。

******
>児童向け創作講座小説
◆『少女作家は12歳』 

 全5巻あります。
 これを読むとめっちゃテンション上がります。
◆『マンガ・好きです
 こちらはマンガ創作の話。

2008年01月05日

☆『瑠璃の方船』(※小説)


☆『瑠璃の方船 1〜(続刊)』(※夢、青春、投稿、原稿、ライバル、将棋、旅、仕事、同人誌)
著者名:夢枕獏(著)
海埜ゆうこ(画)
出版社:集英社
スーパージャンプ
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784088596853

“桜庭、きみも文学をやれよ”

 夢枕獏の自伝的青春グラフティーらしい。

 小説を書いている主人公の桜庭。
 プロではなくあくまでアマチュアでね。
  
 途中で現われるライバルが甲野城平。
 アマチュアから真剣師を目指す将棋差し。
 でも小説も書いていて、なんかとてつもない力を感じる人物。

 彼が現われてから、創作ということに特別な感情を抱いていく。
 自分は何をしたいのか。
 職業作家になるのかとか自問自答が始まる。

 わたしも小説を書いているのでけっこう共感する部分がある。
 しかし小説家かない人にとってはどうなのだろうか……。
 そこがわからん。

 甲野の小説すげー読んでみたいです。
 とりあえず次も期待。

2007年12月26日

☆『デイドリームネイション』(※漫研)


☆『デイドリームネイション 1〜(続刊)』(※守り神、漫画研究会、高校生、土地神、部員、絵描き、仲間、入部、創作、願い、漫画、蛙)
著者名:kashmir
出版社:メディアファクトリー
アライブ
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784840119801

“代わりといっては何だが、
 何か願いを言ってみるがいい。
 回復したら叶えてやるぞ”


 10年前白景山で白い蛙を助けたこのとある小岩井と荻野。
 高校生になった彼女らに現われたのは、そのときの蛙。
 思い出したとき蛙は人間の姿になり、
 かつての願いを叶えるのだった。

 ナオコサンや○本がイマイチだったkashmir作品ですが、今回はかなりまともだなーという印象。
 漫研の活動を描いているせいなのか、
 それとも守り神が登場したせいなのか。

 あ、でも漫研の話なので決して一般向けにはできていませんが。
 こういうほのぼのストーリーが好きです。
 マンガを読む白景さんに萌えてます(笑)

 表紙も素敵だよね〜。

2007年12月20日

☆『ひみつ戦隊モモイダー』(※不思議世界)


☆『ひみつ戦隊モモイダー』(※秘密組織、防衛庁、戦隊モノ、変身、仲間、団長)
著者名:藤沢とおる
出版社:集英社
ヤングジャンプ
★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784088773650

“あたしの仕事は悪と戦う防衛庁直属の
 ひみつ戦隊モモイダーの一員なのです”


 藤沢とおる作品にしてはゆるゆるすぎるコメディー。
 全く話が進まないところにやや苛立ち。

 主人公はモモイダーのピンクをやってるもも。
 悪の組織KKKのラー将軍率いる改造人間軍団の行う悪事を防ぐ仕事をしている。
 モモイダーの人間はみんな女の子。
 敵が出現したら地下鉄で直行とか、遅刻とかありえないことばかり。
 何これ、でした。

 これでどう勝負つけるのかと思ったらそういうことでしたか。
 夢オチと五十歩百歩な結末。
 でもこういうのは好き。
 あるあるネタというか、自分もそうな気がするから。
 最後だけはまともだった。

2007年12月11日

■『倒立する塔の殺人』(※小説)


■『倒立する塔の殺人』(※戦争、戦後、女学校、先生、死、爆撃、空襲、防空壕、図書館、ノート、教会、物語、謎解き、ミステリ、画家、絵画、占い、手記)
著者名:皆川博子
出版社:理論社
ミステリーYA!
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784652086155

“わたしたちは切り花なのだ。
 空想――あるいは物語――という水を養わなくては枯れてしまう。
 しかも、その水には、毒が溶けていなくてはならない。
 毒が、わたしたちの養分なのだ”


 けっこう不思議な感じの話。
 女子校舞台にやってるので、そこらへんは『青年のための読書クラブ』『雨の塔』気に入った人にならオススメできる作品。
 
 戦時中のミッションスクール。
 出てくる女の子は女子高生だけど醜い人が多い気がする。
 逆にそこが美しい要素になっているのがこの作家さんの魅力だと思う。
『倒立する塔の殺人』というのは、図書館の本にまぎれていた美しいノートのタイトル。
 小説をかき回していているらしい。

 爆撃によりなくなった生徒。
 だけどそれは不思議な死であり、彼女もまたこの小説のかき回しに参加していたのです。
 読んで書いてとベー様は本を渡され、その本へ引き込まれていきます。

 戦後まもなくってこいうことする文化があったのかとそこに驚いた。
 今はリレー小説って読んでるけど、かき回しってのがどこか新鮮。

 あと戦争のせいか、人が亡くなるのが普通っていう日常がなんか不思議だった。

2007年12月07日

☆『腐女子彼女。』(※腐女子)


☆『腐女子彼女。1〜(続刊)』(※オタク、大学生、アルバイト、事務員、年上、友だち、デート、食事、告白、恋人、執事、喫茶、マンガ、メガネ男子)
著者名:神葉理世
ぺんたぶ(原著)
出版社:エンターブレイン
ビーズログ増刊
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784757738997

“メガネは攻略に入ると思う?”

 腐女子(ボーイズラブを愛する女オタク)の彼女に振り回される彼氏を描いたもの。
 ブログ書籍のコミック化です。

 きれいなお姉さんがいるからってそこでのバイトを決めた大河。
 だんだんと仲良くなり結子に告白するも、彼女は自分が腐女子でもいいかと聞いてくる。
 それがなんなのかわからないまま付き合うことに。
 
 非常に楽しめました。
 決して自分腐女子ではないのですが、匂い系は好きなもので。
 かなりの萌えでしたね。
 光二との会話は自分もおいしかった(笑)

2007年12月01日

☆『つるぎのまい!』(※オタク)


☆『つるぎのまい! 1〜(続刊)』(※腐女子、高校生、BL漫画、コミケ、恋、片想い、2次元、コミケ、転校生、コスプレ、妹)
著者名:龍牙翔
出版社:メディエイション
E☆2
★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784870318298

“剣はね……ああいう子なの。
 現実の男の子は全く視界に入らない。
 2次元の世界しか興味ないのよ”


 オタクの中のオタク。
 そんな倉敷剣にほれてしまった主人公の英一。
 いきなり告ってしまうのだが、彼女にはスルーされてしまうのだが、とあることがきっかけで普通に話す仲に。
 彼女の趣味をわかろうと奮闘する一般人の英一と、
 腐女子である剣、そしてその友だちと、のちに転校生として登場するこれまたオタクな女の子、そして英一の妹も登場してのコメディです。

 いろんなキャラが詰まっていると思う。
 つまらなくないけれど、わたしにはやや合わない部分もあり。
 でもそういう自分もけっこうオタクなので、基本的には好きな光景だったりもするという、
 どっちつかずの作品。

2007年11月13日

☆『ドージンワーク』(※同人誌)


☆『ドージンワーク 1〜4(続刊)』(※創作活動、サークル、大手、ペンネーム、印刷、売り上げ、発行部数、イベント、売り子、アルバイト、メイド喫茶、学生、社会人、恋、兄弟、専門店、借金、18禁、エロゲ、ホームページ、ファン、作画、仲間、ライバル、4コマ)
著者名:ヒロユキ
出版社:芳文社
まんがイムきらら
アニメ化
★★★★
出版年:2005.12〜
ISBN :9784832275560

“恥ずかしいから気持ちいいでしょ?”

 同人活動の楽しさを描いた4コママンガ。

 同人誌まではいかなかったけど自分はコミック絵は描いているので、創作の楽しさを十分に共感。
 創りたいって思ったね。

 主人公らが描いてるのは専らエロ。
 ですが、そこは絵では見せていなく読者のご想像におまかせみたいな感じで、まったく恥ずかしい絵はありません。
 あってもちっこいので問題なし。

 えろ本とかえろゲーとかネタはいろいろあるんだけどね、
 想像の世界が一番楽しいんだ! っていう感じですね。
 実際にやるのではなく、あくまで想像の範囲内。
 同人活動の楽しさを思う存分に描いていると思う。
 これがあるからこそやめられないんだよね。
  
 登場人物たちは楽しい人ばかり。
 ぐいぐいと引き込まれちゃいます。
 絵が下手でもひたむきに描き続ける女の子(なじみ)とか、
 恥じらいもなくえろを描き続ける女の子(露理)とか、
 青年と幼女という個人的萌えポイントも含み、
 変人兄弟がいたり、
 無視されっぱなしなのに一人の女の子を一途に想う男の子がいたり、
 ああ、なんて楽しい世界です。

2007年11月05日

★『世界の終わりの終わり』(※小説家)


★『世界の終わりの終わり』(※挫折、クビ、講談社、妹、事故、東京、状況、執筆、アルバイト、パン工場、復讐、自殺、北海道)
著者名:佐藤友哉
出版社:角川書店
★★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784048737944

“いきなり叶った夢が、いきなり終わる。
 それは、世界の終わりみたいなもんだ”


 佐藤さんという人物を少し知ってると、これ本人のこと?? って思っちゃいます。
 北海道出身とか、講談社デビューとか、どうみてもメフィスト賞デビューだろとか、発売した小説のこととか、三島賞とったとか。
 本音は知らないけど講談社を目の敵にしているように思えてしょうがない。
 これ角川だし。
 一般小説のふりして妹小説というか、ラノベ・アニメ漫画オタクが対象者ですね。
 一般の人が読んだら何これって思うんじゃないでしょうか。
 表紙めくったトコがなかなかです(笑)。
 国会図書館では妹表紙で納本されるのかと思うとなんか笑えます。
 でも写真きれいだし妹もよく似合ってるしけっこう好きです。

 さて。
 これは小説家デビューしたものの、何冊か本を出した後に小説家をクビになった男の話。
 妹の残虐な死を目の当たりにしたことのある彼。
 それ以来、妹は彼の脳の中で生きています。
 復讐小説を書こうと決意するもののなかなか進まない。
 
 東京で出会った女の子や、妹の存在。
 彼が再び再生するまでが描かれている。

 とりあえず、主人公の今と自分の今は似ていると思う!
 そこで共感。

2007年11月04日

☆『俺はまだ本気出してないだけ』(※漫画創作)


☆『俺はまだ本気出してないだけ 1〜(続刊)』(※フリーター、アルバイト、家族、娘、父親、同僚、編集部、担当、夢、中年男性、水商売)
著者名:青野春秋
出版社:小学館
IKKI
★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784091883773

“どーすんの?
 このまま漫画家めざしてていいと思うの?”


 40歳で会社を辞め、漫画家という夢を追いかける中年男性の話。
 意外と引き込まれますね。
 おそらくは、自分が昔漫画家を夢見ていたことと、フリーターになって夢を追いかけたいという想いがあるかもしれません。

 親にも娘にも煙たがれ、アルバイト先の年下には店長とからかわれ、
 このままでいいのかなあみたいな。
 一応漫画に対してはそれなりに認められているのでデビューも夢じゃない感じ。
 本人のやる気次第かなと思う。
 ただ、かなり中途半端な性格なのでだらだらと日常を過ごしてますね。

 フリーターとかニートとか引きこもりとかワーキングプアとかリストラとか就職難とか、
 現代ならではな一作。

2007年10月18日

☆『キナコタイフーン』(※AV監督)


☆『キナコタイフーン 1〜(続刊)』(※映画監督、ビデオ、青春、女優、男優、プロデューサー、アダルトビデオ)
著者名:渡辺ペコ
出版社:太田出版
エフ
★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784778320492

“ポルノでも、あなたにだから撮れるものが
 あるのではないですか”


 主人公・キナコはAV監督。
 映画の新人監督だったけど、作った映画が失敗して……。
 そんなとき、ポルノ業界から誘いがあったのです。

 ※えろい話じゃないです。

 AV女優・AV男優がもちろん出てくるけど、
 別にえろい絵じゃないから。
 ただ単にそれ目的じゃなくて、あくまでこれは、芸術品を作るのが仕事だと思う。
 そういうのを演じる人はどんな気持ちで行っているのだろうとか、
 いろいろ。

 わたしは生で(AV)見たことないから知らないけど、
 初めてだったりすると吐くこともあるのかなあー。
 けっこう過激だよね。 

2007年10月17日

★『1000の小説とバックベアード』(※片説家)


★『1000の小説とバックベアード』(※小説家、仕事、失業、誕生日、クビ、依頼、小説、本棚、社長、会社、探偵、ホテル、締め切り、作品、妹、失踪、謎解き、文学者、才能、執筆、万年筆)
著者名:佐藤友哉
出版社:新潮社
第20回三島由紀夫賞
★★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784104525027

“<小説>と名づけるのは問題だ。
<小説>と名づけるのは犯罪だ。
 その自覚があるのかね。
 信念のない人間はゴミクズなんだぞ”


 ちょっと風変わりな小説だと思う。
 小説を扱った不思議世界。
 
 ここに出てくるのは、小説家ではなく、<片説家>という職業だからだ。
 多くの人にじゃなく、特定の個人に向けて小説を書くという仕事。
 数年務めていたんだけど、主人公の木原はクビになってしまう。

 そこへ訪れたのが、一人の女性。
 木原に小説を書いてほしいと依頼。
 彼女の妹は今失踪中。
 以前、彼の勤めていた片説家の会社から原稿を受け取っていたらしい。
 
 佐藤友哉ってこんなに文学的な人だったっけ? というのが第一印象。
(彼の作品は鏡家シリーズの1巻しか読んだことないけど)
 やたらと日本文学がでてきて、今までラノベ作家だと思っていたので困惑してしまったよ。

 小説とは? 小説家とは何か? を問う物語。

 片説家の中にまぎれている小説かを探せというのが新しくて好きだなあ。
<1000の小説><日本文学>という、一見分かりやすそうで分かりにくい謎のキーワードもミステリアスな雰囲気を漂わせています。
 
 で、一番気になるのは<図書館>。
 失格者のための図書館。
 小説家から見放されたもののための図書館で、しばらく主人公は幽閉されるのです。
 閉じ込められるっていっても、不自由のない軟禁。
 本を読むことだけがそこでの生活。
 不謹慎なのかは知らないけど、一度そこへいって見たいですねえ。
 

2007年10月15日

★『ピーターパン・エンドロール』(※小説家)


★『ピーターパン・エンドロール』(※現実、虚構、新学期、高校生、クラスメート、出会い、編集者、雑誌、受賞作、打ち合わせ、ピーターパン、夢、母親、家族、記憶、過去、IS、自殺志願者、自殺、死、本)
著者名:日日日
出版社:新風舎
新風舎文庫
★★★★
出版年:2006.09
ISBN :9784289501625

“あなたはどうして創造するの?
 虚構の世界をつくりあげるの?”


 全然期待していなかったんだけど、
 さすが日日日さん! 予想もしていなかったラストでした。

 主人公は小説家の高校生・御前江真央。
 クラスには違和感。
 自分がなぜ生きているのかもわからない、ちょっと変わった人です。

 それが、クラスメートの女の子や、不思議な少女<旅人さん>と出会うことにより、自分の真実というものに近づいていく感じ。
 
 現実と虚構の世界。
 最初は百合っぽくてやや冷めたのですが、
 そういうことでしたか!
 なら納得。
 それに関しては事前知識があったのですんなり受け入れられました。
 確かにあまり見ない(というか隠されている現実)ですからねー。
 
 今までのは全部伏線だったのだと、改めて日日日さんのすごさを感じさせられました。
 彼の本はいろいろ読んできたけど、今のところこれが1、2を争うくらいの位置にいますね。
 真央の独白も好き。
 自分とけっこう同じ意見を持っていると思う。

 余談ですが、
「ピーターパン」ってそういう裏話があるんですね。
 本当は残酷なお話だったなんて知らなかった……。
 

2007年10月15日

☆『少年よ耽美を描け』(※BL漫画創作)


☆『少年よ耽美を描け 1〜(続刊)』(※男子高校生、美少年、生徒会長、首席、告白、失恋、腐女子、後輩、漫画、バンド、夢、妄想、姉、受け、攻め)
著者名:ミキマキ
出版社:新書館
ウンポコ
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784403670466

“オレもBLマンガを描く!”

 大爆笑だったストーリー四コマ。
 ボーイズラブ漫画を描こうとする男子の話ですが、
 内容は匂い系に留まっているので、BL漫画ではありません。
 作画にもそのようなシーンは出てこないのでほとんど安心して読めます。

 BLという言葉を知らない男子がBLマンガを描くという初め。
 彼女が腐女子になり失恋した美少年の新葉。
 彼は生徒会長で学年首席の友だち・秀一に相談。
 本屋へいってその実態を知ると、見返しにBLを描くという方向に。
 さらにバンドをやっていて絵がうまい潮をき込んで、3人で描くことに。
 さらにはBLマンガを描く姉を持つ後輩男子まで加わる。

 男ながらに妄想力がすげーなあと感心。
 いや、爆笑か。
 とにかく楽しい世界でした。
 創作の素晴らしさが伝わってきますねー。

2007年10月12日

☆『桃色ヘヴン!』(※官能小説家)


☆『桃色ヘヴン! 1〜(続刊)』(※ゴーストライター、高校生、恋、アイドル、処女、家計、編集者、母親、弟、父親、死、入院、病院、妾、卵焼き、浮気、ネタ、執筆、徹夜、後継ぎ息子、財閥、借金、愛)
著者名:吉野マリ
出版社:講談社
デザート
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784063654752

“家族や生活のために小説を書いていく。
 ふつうの女子高生みたいに遊ぶヒマなんてない。”


 全ては家計のため、生活のために小説を書く少女・桃子。
 父親が借金を残したまま急死。
 母親は病気で入院。
 弟もいるしで、桃子は小説を書く。
 亡き父の職業・官能小説家を継いで。
 父親のペンネームを引き継ぎゴーストライターとして小説を書くのだ。

 このけっこうシリアスな事情ってやつが<官能小説>っていうエロイ小説を真面目な文学に魅せているのかもしれない。
 エロイ設定がでてきても、なんか美しく見えてしまうんだよね。

 愛とは何ぞや。です。

 桃子の正体を知るスーパーアイドルの蘭丸。
 彼氏じゃないけどそれっぽい男の出生話もどこか哀しげだし。
 大財閥の跡取り息子ながら、愛人の子ども。しかもみんなに知れ渡っているという背景。
 でも、みんなにキャーキャーいわれるアイドルなんだよね。

 分散する恋。愛情。
 不確かな恋。

 刺激たっぷりといいますか、赤面いっぱいといいますか、
 そんなラブコメです。

******
>官能小説といえば……
☆『官能小説

 彼氏が官能小説家。

2007年09月07日

☆『ショートソング』(※短歌) 


☆『ショートソング 1〜(続刊)』(※ハーフ、美男子、好きな人、デート、告白、付き合い、短歌の会、受賞、先輩、先生、才能、歌人、ホテル、嫉妬)
原作:枡野浩一
画:小手川ゆあ
出版社:集英社
スーパージャンプ
★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784088596617

“短歌ってどんなのだっけ?”

 原作付きです。
 そっちは読んでいないのだが、短歌ばかりの青春マンガです。
 
 ストーリーは、ハーフの美男子・克夫は、憧れの舞子先輩と初デート。
 しかし連れて行かれたのは短歌の会。
 いきなり「笑」をテーマに短歌を作らされる。
 克夫はもちろんド素人。
 短歌は当たり前に不評だったのだけど、一方で誉めてくれる人も。
 それは舞子先輩となんか関係ありそうな男・伊賀で、
 過去に短歌で賞を受賞した人。
 
 セックス込みでいろいろ描かれてます。
 まあ、嫌なものではない。
 短歌の世界も、おもしろいなあとは思った。
 
 しかし、短歌の世界は自分とはやっぱり違う世界で、
 ウケるストーリーはいっぱいあるんだけど、全体的にはまあまあかな。
 とりあえず2巻も読みます。
 なんだかんだいって気になるので。
 伊賀が好きなので。

2007年08月17日

☆『スパイシーピンク』(※少女漫画家)


☆『スパイシーピンク 1〜(続刊)』(※仕事、両立、漫画家友だち、恋、仲間、元カレ、元カノ、合コン、出会い、書店員、アシスタント、締め切り、アイディア、ネタ、ファミレス、デート、義妹、医者、美容整形医、編集者)
著者名:吉住渉
出版社:集英社
コーラス
★★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784088654195

“つきあってもいいですよ。
 別にあなたのこと好きな訳じゃないけどそれで良ければ”


 フツーにおもしろい。
 あーだこーだいっても結局くっつくとことか、結局は好きなんでしょとか、元カノがいたとか、嫉妬するだとか、恋愛モノのオーソドックスが詰まってますけど、わくわくするのです。
 作中にあるありふれたジャガイモとニンジンの話はまさにコレですね。
 センスあるよ。

 主人公は少女漫画家の遠藤桜。
 漫画家友だちの美園に連れて行かれた医者限定の合コンで、1人の男・是枝と出会う。
 桜は干物女で仕事一筋で、
 彼は<やなヤツ>で、
 つきあうことはありえなかったのです。

 でも、偶然の出会いとそのときの会話から興味を持ち始め、二人は付き合うことに。
 ただし、両者ともお互いを好きじゃない。というのがまた不思議な関係でいいよね。
 好きじゃないけど、デートするうちに相手が好きになる。
 なっていく。
 必要としていく。

 挫折的部分もあり。
 是枝は昔の彼女が忘れられないらしく嫉妬しちゃうし、
 そういう自分も元カノと微妙に付き合ってるし。
 その元カノは是枝の妹だったりするんでまたややこしい展開が予想されます。

 他にもさ、友だちの美園の彼との行方も気になるところ。
 主人公の恋と同様こっちも応援したい。
 彼女がどこまで丸い性格になれるのか気になります。

 次巻もチェックです。
 

2007年08月13日

※作家が出てくる本。

「トリプルプレイ〜」繋がりで。
 最近これまとめてなかったので。

★『トリプルプレイ助悪郎』西尾維新
 主人公が作家。父親も妹も小説家。
 編集者も出てくる。

☆『吾輩は嫁である』タアモ
 主人公の女子高生が結婚したのは本屋で出会った作家の男性。

★「妻と玄米御飯」奥田英朗
家日和』収録の短編。
 小説を書くことに苦しむ夫を、妻が支える話。

☆『チナミの風景
 作家志望の人が出てくる。

☆『ライオン丸G
 主人公は小説家志望

☆『サムライうさぎ』福島鉄平
 義兄が作家

★『夏の魔法
 主人公が作家

2007年04月30日

☆『月と湖』(※私小説)


☆『月と湖』(※作家、祖父、未発表、愛妻家、愛人、恋、先輩、月、涙)
著者名:芦原妃名子
出版社:小学館
ベツコミ
★★★☆
出版年:2007.04
ISBN :9784091310309

“上手に嘘をつくから、この小説はギリギリ美しいの”

 読んでて哀しくなりました。

 昼ドラがおもしろい『砂時計』作者の新作短編集。
 作家だった祖父の愛人の家に行くことになった主人公の一菜。
 年老いた愛人が体を壊したためその手伝いに行く。
 愛妻家だったはずの祖父が愛したもう一人の女性とは……。

「月が二つあればいいのに」
 のところは泣けました。
 
 同時収録の『12月