2007年08月16日

☆鈴木志保作品(ファンタジー)


☆『ちむちむ☆パレード』
著者名:鈴木志保
出版社:秋田書店
出版年:2007.08
ISBN :9784253105200



☆『船を建てる 上』
著者名:鈴木志保
出版社:秋田書店
出版年:2007.08
ISBN :9784253105187

”この雨をやりすごそう。
 誰もがそう思った。
 すべてはそれから、考えればいい。”


 鈴木志保作品2冊です。
『船を建てる』は復刊本。来月下巻が出ます。
 この方の作品はほんわかしてる童話というか絵本みたいな雰囲気で、
 癒されるものが多いです。
 はっと気づかされることや、
 そうだよね〜とどこか和んだりしてしまいます。

 主人公は人ではないけれど、
 人間として大切なことが描かれているのです。
 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2007年04月08日

☆『チナミの風景』(※ファンタジー)


☆『チナミの風景』(※不思議世界、変人、宇宙人、小説家志望、石、魔法、期限、風船、煙突、遊園地、手品師、眠り男、デパート)
著者名:野本明照
出版社:小学館
IKKI
★★★★☆
出版年:2007.03
ISBN :9784091883582

“人は誰でも、正直に生きたら変人なんじゃないかしら?”

「なんだか知らないけど、この町は――、
 変な人で、いっぱいだ」


 変人だらけの町。
 主人公・チナミは、町の変人を観察している女の子。
 変人の監視のために学校をサボるほど。
 変人たちとの交流を描いた連作モノ。

 チナミにはけっこう毒があるんですけど、
 それがいろんな不思議と調和して、
 全体的には温かなファンタジーに包まれてます。
 眠り男に宇宙人を信じてる男の子に悪魔的なパパにいろいろ。

 中でも好きなのが魔法使いの男の子。
 ばあちゃんからもらった魔法なんだけど、その効力期限が迫ってる。
 人には言えない秘密の力。
 それを、男の子とチナミは共有しているのです。
 魔法使いの最期を描いてます。
 
 これ、ジブリ好きな人にはいいかもしれません。
posted by 未衣名 at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2006年12月29日

☆『天国島より』(※メルヘンファンタジー)


☆『天国島より 新装版』(※不死、永遠、15歳、万華鏡、コーヒー、夢、お墓、木、猫)
著者名:須藤真澄
出版社:河出書房新社
92/2(初版)
★★★★
出版年:1999.05
ISBN :430972681X

“不老のからだ、不死のたましい。
 あんたももうすぐ時間の枠から自由になるんだよ”


 須藤真澄の短編集。
 表題作「天国島より」は、15の儀式で<永遠>を手に入れる運命にある少女の心。
 もうじき子どもではなくなる。
 大人になると共に空を飛べるようになる。
 不老不死を手に入れられる。
 この島の人間は、昔からそうしてきた。
 時間の枠のない島と、海の向こうにある普通の街を行き来しながら少女が感じた心。
 死なないからといっても、それが生きていることになるのか。

 心がピュアになった気がした。これ読んで。

 ほかに、千年に一度だけ全ての人のまばたきが重なる瞬間「まばたきの祭典」、
 死んだヤモリ、枯れた花……様々な亡骸から芽吹く新しい命「KONCK!(ノック)」、
 夢の中の世界?「コーヒー・カンタータ」
 
 などなど、いろんな話が盛り込まれてます。
 読んだ事のない新しい世界ばかり。
 うん、素晴らしい♪
posted by 未衣名 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2006年12月16日

☆『子午線を歩く人』(※メルヘンファンタジー)


☆『子午線を歩く人』(※記憶、ホテル、宇宙、海、死、星、宇宙人、魚、天狗、桜、死人、転校生、月、家)
著者名:須藤真澄
出版社:アスペクト
フュージョンプロダクト(90/10)
★★★★
出版年:1999.08
ISBN :4757205090

“昨日までのわたしはどこにいたのか――”

 須藤真澄の初期短編集。
 素晴らしいファンタジーの結集です。

 記憶をなくした老人がたどり着いたのは、天窓から地球が見えるホテル「シオマネキ」を初め、14作が収められています。
 表題作の「子午線を歩く人」は、地球を飼っているという不思議な転校生の話。
 宇宙人らしいんだよね、彼女は。
 ほかに、死体を養分に綺麗な花を育てる天狗「天狗――あまつぎつね――」、
 月が海に沈み、やがて溶けはじめて……の「白い実 青い実」など、
 ミステリアスでファンタジックな話ばかりが収められています。

 1990年の作品ですが非常に新鮮。
 いろんな夢が見られます。
posted by 未衣名 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2006年09月03日

☆『ナナカド町綺譚』(※メルヘンファンタジー)


☆『ナナカド町綺譚』(※剥製、双子、魂、惑星、サボテン、影、魚、石の記憶、町)
著者名:須藤真澄(著)
出版社:秋田書店
 プチフラワー
★★★★
出版年:2000.12
ISBN :4253104169

“地図を見ていたら、その場所に呼ばれた気がしたの”

 七つの角を持つ町に越してきた主人公なのは。
 角に住む住人に一人ずつ接触していく。

 どれもファンタジー色に溢れていて、素敵すぎです。
 サボテンを育てている少年、不思議なお座敷宇宙を作っているおじさん、影を持たないお姉さん、石の記憶を映し出す装置を持っているおじさんなど。

 おすすめしたいめちゃ幻想的なのが、一話目の「昼と夜」。
 剥製屋に迷い込んだなのはは、そこで双子の老人に会う。
 彼らはそこで、動物などを剥製にしている。
 愛するものを永遠の姿にするすばらしい仕事という老人に対し、
 なのはは勝手に飾り物にしていいのかという疑問を持つ。

 シリアスな話の後には、ちょっとびっくりする仕掛けが待っている。
 仕掛けというか、ある意味マジックだよね。
 わお〜っていう魔法でした。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2006年03月07日

☆『アクアリウム』(※水族館)


☆『AQUARIUM』(※魚、会話、絵、成長)
著者名:須藤真澄
出版社:新声社
出版年:1998.01
ISBN :4881994395

“おまえはどうやらおもしろいかたちで
 目が固まってるらしいなあ”


 毎月の小遣いを全額水族館入場料につぎ込んでいる主人公もっこ。
 魚とお話できる彼女の、子どもから大人までの成長物語り。
 とってもあたたかいお話です。
 水族館の裏側が見れる案内付き。
 取材協力は東京のサンシャイン水族館。
posted by 未衣名 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(2) | めるへん

2006年02月05日

☆『庭先案内』(※ファンタジックメルヘン)


☆『庭先案内 1〜(続刊)』(※海、幻、七福神、田舎、少女、少年、老人、おじさん、鬼、妖怪)
著者名:須藤真澄
出版社:エンターブレイン
コミックビーム
出版年:2006.01〜
ISBN :4757725965

“言いたいこととか言わなくちゃいっけないこと、
 それが積もりに積もると
<話し穴>に沈んじゃうんだ”


 須藤真澄の短編集。
 メルヘン世界が満載です。

 全10話の中でのオススメは、「アングラ」。
 アンダーグラウンド。地の下。
 突然床に空いていた穴に落ちていく少女。
 行き着いたはお酒が置かれたカウンターバーで、
 次から次へと少年たちがやってきてお酒を頼んでくる。

 少女は何故落ちたのか、
 少年たちの正体は。
 
 これがけっこういい話。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | めるへん

2005年12月18日

◆『ささやかな魔法の物語』(※ちょいファンタジー)


◆『ささやかな魔法の物語』(※喫茶店、おしゃべり)
著者名:村山早紀
出版社:ポプラ社
出版年:2001.12
ISBN :4591068935

 カフェ・かもめ亭マスターが綴る連作短編
 お客様から聞いた、ふしぎな話がたくさん。

 読んだ後の余韻は、ほのかな幸せ
 タイトルにあるほうに、本当にささやかな魔法ではあるのですが、心に残る部分は大きいです。

 砂漠に咲く花、
 いじめを受けた女の子の行方、
 お日様の光を受けてはいけない病気の少女、
 寂しい少女と捨てられた猫……。

 ・砂漠の花
 ・万華鏡の庭
 ・銀の鏡
 ・水仙姫
 ・グリーン先生の魔法
 ・ねこしまさんのお話
 ・かもめ亭奇談
posted by 未衣名 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2005年11月19日

☆『あゆみ』(※ファンタジーメルヘン)


☆『あゆみ』(※惑星、博物館)
著者名:須藤真澄
出版社:エンターブレイン
出版年:2001.11
ISBN :4757706715

 山名沢湖さんやわかつきめぐみさんと、
 どこか通じるところがあるような、
 やさしい短編ファンタジー集。

 ビー玉の話が好き。
 たまたま拾ったビー玉が宙に浮いたかと思うと、宇宙の惑星まで主人公をつれてとんでいっちゃうんだから。
 そこで出逢ったおばあちゃんもすてき。

 めずらしい博物館水族館レポートもおもしろかったです。
 とくに、まんまとだますそのセンス。
posted by 未衣名 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(1) | めるへん

2005年07月12日

☆『あこがれくじら』(※ほわほわ)


☆『おーなり由子作品集 1』(※メルヘン)
著者名:おーなり 由子
出版社:集英社
 文庫
出版年:1998.12
ISBN :4086173999

 短編集の第一弾。
「六月歯医者」が一番印象的。
 梅雨の季節になると、歯にもカビが生えてしまうのですが、そうなったら歯を引き抜く歯医者が現れる。それも必ず。
 そして、自分のところにもくるんじゃないかと心配になった主人公の元にも、恐怖の歯医者さんが現れるのです。
 どきどきの展開でした。
 最後はとてもよいエピソード。
 うそ!? という感じの展開です。
posted by 未衣名 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2005年06月29日

☆『いちご実験室』(※メルヘン)


☆『いちご実験室』(※メルヘン、不思議)
著者名:山名 沢湖
出版社:講談社
出版年:2003.01
ISBN :4063346625

 不思議の世界の連作短編集。
 発明好きのハカセと、その家の隣に住む女の子のお話なんだけど、不思議要素がいっぱいで童話のよう。
 常識に囚われちゃいけないっていうか、この人の発想のすばらしさに一目ぼれしました。
 名セリフは、ハカセがタイムマシーンの実験後にいった言葉。
さっきよりも1秒も未来の世界へ来たんだぜ
 うわ〜vv
 もう幸せです。
posted by 未衣名 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2005年06月24日

★『猫森集会』(※メルヘン)


★『猫森集会』(※猫森集会)
著者名:谷山 浩子
出版社:サンリオ
    ・新潮文庫
出版年:1986.07
ISBN :4387860669

 この方の本は、どれを読んでみても面白いです。
 あとがきにもありましたが、“でたらめなお話”っていうのが好きなんです。
 そこがいいんです。
 80年代でも、かなり新鮮です。
posted by 未衣名 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん

2005年06月10日

☆『トモネン』(※ファンタジー)


☆『トモネン』(※メルヘン・まほう使い)
著者名:大庭 賢哉
出版社:宙出版
出版年:2004.12
ISBN :4776790939

 “メルヘン”という言葉に弱いわたしが、帯見て買った本。
 ありそうでなさそうな、非日常世界がなんともいえなくよい。
 読んでて心地よいです。
 この本、装丁もいいんだよね。
 カバーがモノクロでカバー下がカラーなの。
 買って正解。
posted by 未衣名 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(1) | めるへん

2005年05月24日

☆『スミレステッチ』(※メルヘン)


☆『スミレステッチ』
著者名:山名沢湖
出版社:エンターブレイン
出版年:2004.11
ISBN :4757720610

 “しずく”に憧れを感じ、“メルヘン”で共感し……。
 ほんと、山名さんの本は夢がいっぱいあって読むと幸せになれます
 出会えてよかった。
 知らなきゃ損。

 ↓同時発売された『白のふわふわ』もオススメ。

☆『白のふわふわ』(※メルヘン)
著者名:山名沢湖
出版社:エンターブレイン
出版年:2004.11
ISBN :4757720718


posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | めるへん