2008年11月14日

☆『コンシェルジュ江口鉄平の事件簿』(※謎解き)


☆『コンシェルジュ江口鉄平の事件簿 1〜(続刊)』(※ホテル、従業員、コンシェルジュ、お客、仲間、犯罪、事件、ミステリ)
著者名:大政喜美子
出版社:グリーンアロー出版社
サクラミステリー
★★★☆
出版年:2008.10
ISBN :9784766333732

“彼の仕事コンシェルジュは
 歩くタウンページってとこかな”


 ホテルの案内係コンシェルジュの江口鉄平。
 彼は次々にホテルで起こる事件を解決していきます。

 わりとオーソドックスなミステリ。
 一部本物の幽霊が出てくるありえない話もありますが、
 基本は本格ミステリっぽくなってます。

 やさしいお兄さんが好きな人、
 リーマンやスーツ好き、
 枯れ専やおじ様好きにもいいかと。
 あ、あと主従関係ラブな方にも。
 こういうのを思うと微妙に女子向けかな。

 ※変な意味ではありません。
posted by 未衣名 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年11月07日

☆『ドグラ・マグラ』(※謎解き)


☆『ドグラ・マグラ』(※ミステリ、記憶喪失、事件、関係者、大正末期、精神病棟、怪事件、謎の死、教授、殺人容疑、容疑者、死、眠り)
著者名:夢野久作
出版社:イースト・プレス
まんがで読破
★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784781600123

“あなたの記憶の中には迷宮入りの事件を解決する鍵が……
 隠されているのです……”


 名作を漫画にして出しているまんがで読破シリーズの一つ。
 三大奇書のひとつなので絶対に読まねばと思ってたもの。
 読むとトラウマになるとか精神に支障をきたすとか聞いたことがあるので。
 マンガになってラッキーと思って手にしてみた。
 
 なるほど、そういうところがトラウマになるかもなんだ!
 と、浅く思いました。

 たぶん小説を全部再現するのは難しいと思うんですよ。
 だから一部を省略したり表現を和らげたりしていると思うんですよ。
 それにしても奇奇怪怪な感じでしたが。

 目覚めたら精神病棟にいた主人公。
 彼はとある恐ろしい事件に関与しており、
 その精神的ショックから記憶喪失だという。
 彼が事件を解決するキーパーソンらしいのだが、
 本人は全く思い出せない。
 

 最後は解決したのかしてないのかよくわかりませんが、
 そういうところがこの本の面白味なのかな。

 謎が多い本でした。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年10月26日

☆『ラッキーマイン』(※ゲーム)


☆『ラッキーマイン 1〜(続刊)』(※強運、運命、天運、ギャンブル、大金、ロシアンルーレット、じゃんけん、兄弟、謎の男、謎の美女、銃、屋敷)
著者名:鈴木マサカズ
出版社:講談社
モーニング
★★★☆
出版年:2008.10
ISBN :9784063727494

“天運には必ず代償があり
 代償には必ず天運がある……”


 運がいい人間だけを集めたギャンブル。
 もしくはギャンブルをすることで人の運を図るというか……。
 金持ちの道楽気分でわたしはこれを読んだ。
『ライアーゲーム』に似て似ない話かな。
 
 人はどこまで運を掴めるのだろうか。

 そこがみものでエンターテイメントな部分だと思います。

 ちなみにわたしも都合のいい時だけ神を信じます。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年10月12日

★『1/2の騎士』(※ミステリ)


★『1/2の騎士〜harujion』(※女子校、女子高、恋、アーチェリー部、元カノ、仲間、事件、女装男子、名前、行方不明、大麻、暴力団、事務所、人材派遣会社、ガラス工房、灰、情報収集、盲導犬、文化祭、犯行理由、狂気、犯罪者、施設、過去、父親)
著者名:初野晴
出版社:講談社
講談社ノベルス
★★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784061825420

“ぼくたちはきっとうまくやれる。
 ぼくなら、きみを守る本物の騎士になれる”


 萌えた!(笑)

 ラノベ系ですね。
 一般書でありラノベ的でもありな著書が多い講談社ノベルス。
 だから大好きなんだよっ。


 百合系女子×不思議系女装男子×女子校×異常犯罪!


 女の子が恋愛対象のマドカ。
 彼女は過去に何人かの女子と付き合ったことがある。
 そして今回好きになったのも女の子……ただし、正体を明かされれば女装が大好きな男の子・サファイア(由来は手塚治虫『リボンの騎士』、あだ名)。
 また彼の存在もミステリアスで、
 ここが表紙裏に書いてあるファンタジックな部分。

 
・行方不明になった元カノを探す「もりのさる」の話から始まり、
・盲導犬ばかりを狙うドックキラー、
・部屋に忍び込むインベイジョン、
・毒をばらまこうとするラフレシア、
・異常連続殺人犯、グレイマン。

 街に潜む犯罪者たちと対決していきます。

 どの話もよかった。
 ドックキラーと灰男の話は特に。

 ラストあたりは切なかったなー。


 あとは、気になった名前が結局明かされなかった件。
 読者のご想像にお任せ的な終わりはちょっと……と思った。
 最近、この手の作品多過ぎ。
 ってか、わたしが伏線見逃してただけか?
 どこかにヒントってあったっけ??
posted by 未衣名 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(1) | 謎とき

2008年10月01日

■『人くい鬼モーリス』(※謎解き)


■『人くい鬼モーリス』(※不思議な生き物、大人、女子高生、家庭教師、アルバイト、夏、両親、再婚、事件、死体、鬼、別荘、犯人、推理、アリバイ、川)
著者名:松尾由美
出版社:理論社
ミステリーYA!
★★★☆
出版年:2008.06
ISBN :9784652086261

“女子高生限定のアルバイトがあるんだ。
 なんていうと、いかがわしいバイトみたいに思うかもしれないけど、
 もちろんそんなのじゃなくて”


 ファンタジーと現代ミステリを一緒にしたような謎解きモノです。

 夏の間だけ別荘地で小学生の美少女・芽理沙の家庭教師をすることになった信乃。
 彼女は芽理沙から、この世に存在するなんて信じたくもない生き物、
 人くい鬼のモーリスを紹介される。
 モーリスは死体をくう鬼だという。
 そしてモーリスは、大人には見えない存在。

 やがて起きるした死体消失事件。
 鬼など信じない大人の推理と、
 鬼の存在を踏まえての少女たちの推理。


 モーリスと少女の組み合わせが好きだったりする。
 子どもにしか見えないらしいっていうはかない部分と、
 きれいと恐ろしさの組み合わせ。

 全体的にはまあまあかな。


 ベストセラーになっている絵本『かいじゅうたちのいるところ』のオマージュらしいです。
posted by 未衣名 at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年09月23日

◆『そのトリック、あばきます。』(※科学ミステリ)


◆『そのトリック、あばきます。 サエと博士の探偵日記』(※小学生、大学生、叔父、美術品、指紋、手形、鏡)
著者名:石崎洋司(著)
出版社:講談社
4年生の科学
青い鳥文庫
★★★☆
出版年:2008.09
ISBN :9784062850438

“それが魔法なんです。
 ただし、科学的なね


 科学推理ミステリ。
 科学で証明できるトリックを用いた児童推理小説。
 全体的な話は小学生向けでたぶん大人は満足できないんじゃないかと思いますが、
 科学トリックに関してはへー、とおもしろかったです。

 小学4年生の女の子・サエと同級生の男の子・博士、
 そしてサエの叔父で大学生の光一のでこぼこトリオが事件を解いていきます。
 学歴高い光一が先にトリック暴き、
 子どもらにヒントを出し解かせるといった流れ。
 3つの話が収録されてます。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年09月21日

◆『天才探偵sen』(※謎解き)


◆『天才探偵sen 公園七不思議』(※小学生、同級生、壁新聞、七不思議、公園、過去、事件、幼馴染み、フリーライター、先生、兄、お祭り、お面、不審者、秘密、犬)
著者名:大崎梢
久都りか(画)
出版社:ポプラ社
ポケット文庫
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784591099902

“おかしいと思わない?
 ううん。おもしろいというべきか。
 わけのわからないできごとはすべて公園でおきている”


配達あかずきん』作者の初の児童向け作品。
 ミステリってところは変わりありません。

 小学6年生の男女が自分たちの町の公園にまつわる七不思議を調べていくうちに、
 とある事件へ結びつき5年前に起こった事件を解決するものです。

 小学生だからつまんなそうと思ってずーっと避けていたのですが、
 意外といけますね。
 ふつうに面白かったです。
 公園の七不思議からよくもこんなにでかい事件へ繋がるよなあ。
 そこがいい。
 
 何気にイケメンのお兄さんがでてくるのでそれでもう満足。みたいなところもありました。
 続編は最近出版され、読むかどうかは検討中
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年09月20日

◆『少年名探偵WHO』(※謎解き)


◆『少年名探偵WHO 透明人間事件』(※名探偵、助手、ミステリ、透明人間、予告状、事件、新聞記者、警部、研究所、社長、開発、子ども、竹馬)
著者名:はやみねかおる
武本糸会(画)
出版社:講談社
青い鳥文庫
★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784062850216

“なにいってんですか。
 あらわれないのが透明人間なんですよ”


 はやみねかおるさん『ぼくと未来屋の夏』の作忠作のもの。
 確かこれ実質2巻目だったはず。
 
 今回はよりイラストがふんだんに使われており、
 いかにも児童書っていう雰囲気がします。

 見えるはずのない透明人間が現れ、
 その正体に迫っていく話です。
 大切なものはなんなのかを気づかせてくれます。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年07月12日

★『きみとぼくが壊した世界』(※謎解き)


★『きみとぼくが壊した世界』(※国際空港、ロンドン、ホームズ、観光、事件、小説、ミステリ、推理、飛行機、呪い、地下鉄、作者、父親、ホテル)
著者名:西尾維新
出版社:講談社
講談社ノベルス
★★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784061826007

“ミステリーの定義。それはただひとつ。
 評価を得ないことだ”


 西尾さんすごすぎ。

『きみとぼくの壊れた世界』『不気味で素朴な囲われた世界』に続く世界シリーズの3作目。

 読み終えたら死ぬみたいな呪いの小説事件の謎を解くため、
 病院坂黒猫と櫃内様刻はロンドンへ行くことに。

 3歩進んで1歩さがり、また3歩進んで1歩さがるみたいな?

 作中作っていっぱいあるけど、こういう構成っておもしろいですね。
 っていうか、それを思いつける西尾さんがすごいんですけど。
 これやっちゃうと妄想が無限に大暴走ですよね〜☆

 くろね子さんが素敵過ぎました。
 ホームズ館でのいろいろとか、ぶっちゃけ全部なんですけど。
 楽しすぎる。
 あと、ラノベとか上から目線とか読者を納得させたら勝ちとか、そこらもいいですね。


 続編もあるようで。
 最終巻とばかり思っていただけにうれしいニュース。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年07月08日

☆『GOSICK』(※謎解き)


☆『GOSICK ゴシック 1〜(続刊)』(※西欧、学園、留学生、殺人事件、犯人、貴族、警察、ボーイミーツガール、図書館、本、天才、知恵、知識、ミステリ、探偵、噂、同級生)
著者名:天乃咲哉(画)
桜庭一樹(原著)
出版社:富士見書房
ドラゴンエイジ
★★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784047125582

“わたしの最大級の敵は
 退屈というやつなのだ”


 安楽椅子探偵系ミステリ。

 事件現場を実際に見ていない&捜査していないのに、
 人の話を聞いただけで真相を究明してしまうというやつね。

 桜庭一樹さんのラノベ『GOSICK』のマンガ版です。
 原作読んでみなくちゃ。 
 もっとおもしろいんだろうなあ。

 東洋からの留学生・久城一弥。
 なかなかクラスに馴染めない彼が巻き込まれたのは、
 とある殺人事件。
 自分が犯人にされた彼は、大図書館の一番上で少女・ヴィクトリカと出会います。


 ヴィクトリカがかわいい。
 そして性格が非常におもしろい。


 虹北恭助とか夢水清志郎とか病院坂黒猫とか、
 ちょっとした偏屈・変人好きにはいいかも。
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2008年06月26日

★『林檎と蛇のゲーム』(※謎解き)


★『林檎と蛇のゲーム』(※ミステリ、犯罪、大金、逃亡、容疑、事件、猫、中学生、父親、海外出張、同級生、関係、船、ヤクザ、約束、旧札、犯人、金庫、小学生、離婚、父子家庭、占い師、テレビ、ニュース、報道、真実、友だち、仲間、偽者)
著者名:森川楓子
出版社:宝島社
このミス大賞シリーズ
★★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784796662031

“授業もクラブ活動も先生も友達も、全部捨てなきゃいけないかもしれないのよ。
 それでも、私と一緒に行く?”


 若い世代にいいんじゃないかと思う。

 殺人未遂容疑で警察に追われることになった中学生の珠恵。
 事件現場の金庫は開いており、
 家に戻れば1億円の札束が。
 不在の父に代わって旧友の水野さんと逃げることに。


 珠恵とサスペンス好きのツルちゃんの会話が楽しかった。
 あと、過去にしたヤクザとの約束っていうのも心に残る。
 そういう約束があったんじゃお互いを切り捨てられないよね。

 過去に縛られる話っていうか、そういうのに弱いんだよ、わたし。
 解放されるシーンが待ち遠しいし応援したくなっちゃうじゃないですか。
 ずっとずっと守っていたってすごい。 

 それと、その約束を提示したヤクザ。
 生るぬいようなぬるくないようなその性格がどことなく好き。


 んで、一番考えたのは、報道されている内容と真実。
 犯人がわかると、その近所の人や知り合いの人にどういう人なのか聞くやつがあるじゃないですか。
「あんなことをするような人じゃありませんでした」とか、
「いつかやると思ってました」とか。

 報じられていることが必ずしも真実とは限らない。

 そういうことを教えられたというか感じさせられたというか。
 いくら隣人は語るっていっても、そこに嘘が含まれるとこれは人間不信に陥りそうだ。
 人間って恐ろしい生き物だと感じた。

 どんなに悪くいわれても友だちを疑わなかったツルちゃん、そういう意味でも最高の友人です。
 しっかし、嘘の情報が流れちゃうと修正されにくいからホントいやだよねーこういうの。

 あ、そうそう。
 偽者が自首するっていうやつ、あれも現代的だと思った。
 実際にいそう。


 謎の多いミステリ。
 最後の最後まで飽きませんでした。
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2008年05月06日

■『フリッツと満月の夜』(※宝探し)


☆『フリッツと満月の夜』(※謎解き、ミステリ、財産、遺産、金持ち、夏休み、父親、母親、友だち、猫、満月、争い、不思議、仲間、お屋敷、不妊手術、自由研究、小学生、図書館、泥棒、食堂、町内、野良猫、印、金、ピアス、秘密、町長、ゴルフ場建設、小説家)
著者名:松尾由美
出版社:ポプラ社
TEENS'ENTERTAINMENT
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784591101476

“おれの名前はフリッツ。
 そう呼んでもらおう。
 あの老婦人がつけた名前だよ”


 ポプラ社の新レーベル創刊第1回配本分その1。
 これはファンタジー込みのミステリ。

 夏休みの間港町で過ごすことになったカズヤ。
 彼はそこで友だちになったおかしな子・ミツルとともに、
 資産家の老婦人の家から消えた財産探しをすることに。
 一方この町にはピアスをした猫も何匹か見かける。
 調べたところによると、不妊治療済みの野良猫だという印らしい。

 猫好き、ファンタジー好きにはいいかと思います。
 あと、満月付きも。
 フリッツと出会ったあたりからよりテンポが良くなってきたと思う。
 楽しめた本でした。

 
 なお表紙は、個人的に注目している鈴木志保さんが担当されてます。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(1) | 謎とき

2008年05月03日

☆『相棒』(※刑事)


☆『相棒 たった二人の特命係 1〜(続刊)』(※事件、コンビ、捜査一課、配属、変人、天才、奇人、警部、人間関係)
著者名:こやす珠世
出版社:小学館
ドラマ、映画
ビックコミック
スペリオール
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784091818676

“こんな変わり者の下で、
 働けってのかよ……”


 すっげーおもしろかった(笑)。

 右京さんかっこよすぎ。
 亀山とのコンビが良すぎ。
 ドラマ見ていないので全然知らなかったけど、相棒ってめっさおもしろいじゃないですか。
 男の同志の絆がかっちょええ。

 捜査一課の自称エース・亀山が島流しで左遷。
 配属された先は人材の墓場といわれる特命係。
 天才で奇人の杉下右京の下で働くことになり、二人は次第にコンビを深めていくというもの。

 右京さんの眼鏡といい腹黒いところといい、
 なんでもわかっているという態度といい、
 ホスト部でいう鏡夜さんみたいな感じでしょうか。

 謎解き部分も文句なしにおもしろかった。
 これはドラマ一話から見てみたい。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年04月21日

◎「(映画)名探偵コナン 戦慄の楽譜」(※ミステリ)


◎「(映画)名探偵コナン 戦慄の楽譜」(※音楽家、アカデミー、オルガン、ピアノ、フルート、バイオリン、過去、調律師、絶対音感、ソプラノ歌手、連続殺人事件、爆破事件、信頼)
JBCJ-9029.jpg原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
脚本:古内一成
上映時間115分
小学館
★★★
公開日:08/4/19

“この歌声を、消させはしない”

 次々に音楽家たちが殺されていく連続殺人事件をコナンが解くという話。

 前作よりおもしろくなかった。
 というか、コナン映画の中で一番つまらなかった……orz
 これは12年という月日のせいでわたしが大人になってしまったのかよくわかりません。

 何が悪かったかというと、
 映画ならではのアクションシーンの少なさ。
 プラス、少年探偵団も警察も何も活躍ないし。
 そして新一と蘭のラブシーンの希薄さ。
 中学校時代のエピソードとかいいながら、
 ケンカした原因わからないし、仲直りの方法はわかったにしてももう少し補足が必要だと思うんだよね。

 んで、一番はテーマの不明さ。
 一番伝えたかったことがわからない。
 たぶん<信頼>じゃないかと思うんだけど、
 この前のケロロの印象が強すぎたせいか、これはうっすいなーとか思っちゃうんだよ。


 どうでもいい話、「崖の上のポニョ」の予告が見れただけでオッケーな感じ。
 男の子の顔も出てきて、将来どんな好青年になるのかが楽しみです。
 ポニョもどんな少女に変身するのだろうと思うとわくわくします。


↓というわけで、以下ネタバレ含む感想
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年04月14日

★『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』(※謎解き)


★『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』(※陰陽師、怨霊、悪霊、事件、クラスメート、転校、田舎、過去、警察、捜査、部室塔、新聞部、弓道、火事、爆発、水、五行、かるた、百人一首、名人、防衛戦、兄、百鬼夜行、警部、警視、警視監、高校生)
著者名:古野まほろ
出版社:講談社
講談社ノベルス
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784061825918

“あたしに見えるのは滲んだこんな世界だけ。
 あたしは負けてるから。
 あたしは駄目だから。
 あたしは。
 人殺しだから。”


 前作は一般向けっぽい表紙だったにもかかわらず今回はコミック絵。
 何でかなーと思ったらそういうことでしたか。
 軽めの文体にやや壊れかけている登場人物に
 キャラ萌え的な部分に、
 そしてなんといってもやや百合展開(笑)。
 一般読者牽制理由の大元はここですか。

 天帝シリーズは未読ですが、どこか世界が繋がっていそうな雰囲気。
 これはあとで読んでみなくては。
 探偵小説シリーズの1作目。
 推理小説ですが霊的なものが多数登場。
 表紙の黄色い物体もその一部。

 主人公は過去に人殺しをしたという少女・あかね。
 そのため都会から田舎に逃げた。
 転校先で出会ったのは美少女で陰陽師の小諸るいか。

 ノリとしては、あさのあつこの「テレパシー少女蘭」シリーズとか、はやみねかおるの夢水清郎事件ノートとか?
 読者への挑戦状付き。

 るいかいいなあ。
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2008年04月05日

☆『少年名探偵虹北恭助の冒険 高校編』(※謎解き)


☆『少年名探偵虹北恭助の冒険 高校編』(※社会生活不適応者、ひきこもり、古本屋、高校、文化祭、ミス研、推理、商店街、日常ミステリ、幼馴染み、トリック)
著者名:やまさきもへじ(画)
はやみねかおる(原著)
出版社:講談社
マガジンZ
講談社BOX
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784062836623

“自分の探しているものが見つからない……
 これから先 ちゃんとやっていけるのかもわからない……
 こんな状況で誰かを好きになる資格がない……”


 講談社BOXから虹北恭助が出るので続編かな〜と思ったら、
 以前マガジンZから出された単行本となんら変わりがなかったorz
 軽くショック。
 よく見りゃ後ろにリメイクって書いてある。

 話はおもしろいので、
 虹北恭助を知らない人はまずはこの前にノベルス版から読むといいかと思います。

 学校へ行っていない恭助と、
 幼馴染みの響子ちゃんとの微妙な恋と日常ミステリモノです。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年03月05日

■『過去からの手紙』(※謎解き)


■『過去からの手紙』(※ミステリ、行方不明、母親、父親、家族、手紙、泥棒、事故、病院、絵描き、雑誌、写真、記憶喪失、誕生日、子ども、家出、夫婦、兄弟、姉弟、幽霊、幼馴染み、友だち)
著者名:岸田るり子
出版社:理論社
ミステリーYA!
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784652086186

“死人が言うのだから、間違いない。
 母はどこかで生きている”


 理論社ミステリーYA!の小説。
 謎解きは2段階。
 プラス後日談といいますかのダメ出し構成。

 学校の合宿から戻ってくると自宅に母はいなかった。
 主人公純二は、奇妙な置手紙と回収されなかったゴミ袋、そして捨てられていたシチュー用の肉を頼りに、幼馴染みの女の子と共に母親の行方を探します。
 しばらくして母親が記憶喪失で発見される。
 彼女は山道にいたらしい。
 なぜそんなところに?
 本人に聞いても記憶が不明でわからない。
 調べれば調べるほどどんどん深まる謎。
 事件の真相はいかに。

 普通の推理小説と違うのは、
 主人公らの家庭事情がちょっと特殊なことと、
 今は亡き純二の兄が幽霊としてずーっと登場していること。
 後者のは現実にはありえないことだから、
 ちょっとここの非現実世界設定がいやだったな。
 ここは幽霊を出すとこじゃないと思う。
 大体において、この事件事態も幽霊がいたから起こったことであり、
 幽霊がいなければ起こらなかった事件。

 真相であると思ったあらましは虚偽であったという、
 逆転というか真犯人はお前だみたいな、そこはいいのですよ。
 あとで突っ込みを入れる静海もいいのですよ。
 でも、幽霊がなあ……と、
 悪いわけではないけどなんか微妙だった作品でした。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年02月29日

☆『春期限定いちごタルト事件』(※謎解き)


☆『春期限定いちごタルト事件 (前)』(※日常ミステリ、高校生、友だち、同級生、小市民、スイーツ、紛失事件、絵、才能、ココア)
著者名:米澤穂信(著)
饅頭屋餡子(画)
出版社:スクウェア・エニックス
Gファンタジー
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784757522305

“小市民たれ。
 日々の平穏と安定のため
 ぼくと小佐内さんは断固として小市民なのだ”


 小市民シリーズ第一作『春期限定いちごタルト事件』のコミック版。
 原作はめちゃくちゃおもしろいので期待してたけど、
 こっちはまあまあかな。
 小説だと想像しまくり放題だからかな(笑)

 小説の前半部分
・「羊の着ぐるみ」
・「Your eyes only」
・「おいしいココアの溶き方」
 が収録されてます。

 かつては名探偵っぽく目立っていた主人公の常悟朗。
 だけど、今は静かに小市民を目指すただの高校生。
 同じく小市民を目指す小佐内ゆきとともに、
 静かな日常を過ごしていく。
 しかし普段の生活でも謎は出てくる。
 いつのまにか探偵めいたことをしてしまうという内容。

 小佐内さんがラブリーすぎて萌えまくりです。
 いいなー、こういう性格。
 大好きだよ。
 2人の関係も素敵すぎます。

 ちなみに原作はまだ2巻までしか出ていないので
 はやく『秋期限定栗きんとん事件』を読みたいものですが、
 どうやら今年中には適わぬようです。
posted by 未衣名 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 謎とき

2008年02月15日

★『L change the World』(※テロ事件)


★『L change the World』(※ウイルス、ハイジャック、FBI、自然保護、父親、教授、研究所、裏切り、デスノート、死、娘、アメリカ)
著者名:M
出版社:集英社
小説すばる
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784087712100

“私は、最後の瞬間まで自分のやるべきことをやる。
 それだけです。”


 映画版の「L change the World」を見終わったので、小説のほうに手をつけてみた。
 原作なのかと思ったら、そうでもないみたい。
 全く違うとはいわないけれど、半分以上違うので映画とは別の話と思ったほうがいいでしょう。
 映画にもチラッと出てきたけど、西尾維新が描いた『ロサンゼルスBB連続殺人事件』の次と考えたほうがいいのかな。
 微妙に小説のネタバレっぽいことが書いてあってどきっとしました。

 話の流れとしては映画と同じで、ウイルスを使って多くの人を殺そうとしようとする犯罪グループ<ブルーシップ>との戦いなんですけど、なんだかいろいろと違いました。

 クレープのトラックの色が違うというのはどうでもいいんですが、
 ほぼお笑い役だったFBIの駿河がいっぱい動いていました。
 しかも、Lを裏切って敵側と手を組んでいたりしました。
 あと、映画では燃やして跡形もなくなったデスノートですが、
 小説ではそれで終わりではなく、デスノートに名前を書くとか書かないとかの心理戦というのがまた存在してきたりして、
 映画には出てこなかった松田さんが出てきたり、
 でも映画では重要な役割であったBOYの存在がなかったり、
(正確にいうと出てきてはいるのですが、もうワイミーズにいちゃったりするんで、完全に映画とはかけ離れた感がありました。)
 良かった部分、残念に思った部分が半々くらいかな。

 映画と小説2つを見て読んで、「L change the World」が成立するように感じた作品。
 読みどころとしては、L の内心だったりするのですが、ポテトチップスとかの原作ネタや、ミサグッズをたくさん持っているんだとか、替えの服を同じのいっぱい持っているんだとかのコネタもおもしろいし、
 アルファベットの名前の意味も深いです。
 Lの意味、Nの意味、Kの意味。
 
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2008年02月11日

◎「(映画)L change the World」(※テロ事件)


◎「(映画)L change the World」(※探偵、依頼、死、ウイルス、感染、非感染、希望、研究所、感染症、助手、パートナー、子守り、隔離、父親、犯罪者、人殺し、裏切り、復讐、研究員、自然保護団体、FBI、タイムリミット、謎解き、暗号、ぬいぐるみ、ノート、生き残り、注射、殺人、犯行グループ、飛行機)
著者名:大場つぐみ
監督:中田秀夫
脚本:小林弘利
★★★★☆
上映時間:128分
公開日:08/02/9

“どんな天才でも一人で世界は変えられません。
 でもそこが素晴らしいところなのでしょうね”


 映画「デスノート」のスピンオフ。
 キラに勝つため自ら自分の名前をデスノートに書き記したL。
 23日後、安らかに眠るように死ぬとタイムリミットを決めた彼の最後の事件。
 ワタリ宛に来た依頼をLが引き継ぎます。

 ウイルスを使ったテロ事件を解決するの。
 感染の怖さというか、ナイフや拳銃での殺人も含め、
 ここら人が倒れていくシーンはちょっと遠慮したいものがあります。
 人を平気で殺すとこが冷酷っつーか自分勝手というかさあ。
 子どもは見ちゃダメだろと思った。

 でも、ここを抜かせばいい映画なんだよ。
 Lってこんな奴だっけ? みたいなこと思ったけど、
 いい奴だよ。
 子守りをしたことで変わったね。
 それと、目の前に自分の死があるからだろうと思う。

 他人に最期を決められた人々に、最期を決められざるを得なかった人々。
 Lは自分で死を決めたけど、多くの人たちを救うための小さな犠牲といえど、
 やはり決められざるを得なかった部分もあると思うのですよ。

 しかも、死が迫っているのは子どもですからね。
 自分より小さな女の子がどんな気持ちなのか考えると命張るの当然でしょう。
 変わることも当然でしょう。 
 生と死の部分がいっぱいあってね、いろいろと考えさせられる。

 また、この作品にはいろんな天才が出てくる。
「どんな天才でも一人で世界は変えられません」とLがいっているように、Lだけで解決できた事件ではない。
 ウイルスの薬を作る教授がいなければみんな死んでいたし、
 ウイルスが感染しなかった少年がいなければウイルスの薬は生まれなかったし、
 彼がいなければヒントさえわからなかったし、そもそもLが解決するに至らなかった。

 そしてラストは驚きのエピローグ。
 あの少年が天才だとわかったときからなんとなくそう来ると思っていたのですが、
 やっぱり来たよ。そう来たよ。
 これ描いた人を尊敬してしまった。

 原作知らない人にとっては意味不明だと思いますが、
「デスノート」に、そしてLに相応しい最期でした。
 もしかしてスピンオフ第二弾狙ってるんですかみたいな。
 
 満足です。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年02月08日

☆『メイド刑事』(※謎解き)


☆『メイド刑事 1〜(続刊)』(※メイド、警視総監、屋敷、ご主人様、戦い、推理、ミステリ、旦那さま、悪事、犯罪、紋章、事件)
著者名:早見裕司(原著)
宇佐美道子(画)
出版社:フレックスコミックス
ブラッド
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784797346480

“私自身の正義を貫くため、
 悪の汚れはお掃除させていただきます”


 GA文庫で6巻まで出ている小説のコミック版。
 
 前に途中で挫折したんだけど、
 コミックで読むとおもしろいもんですね。
 ちょっと理解。

 メイドが国家資格にもなっていて、
 その国家特種メイドの葵が主人公。
 彼女の主人は警察庁長官で、彼女もそれと同等の権力も持っているらしい。
 ただ持っているだけではなく、それに見合う頭や行動力・器量が備わっており、文句なし。

 メイド喫茶のメイドではなく、本来のメイドというものを扱った小説。
 戦う女の子もプラス。
 
 一般の人が見るとどうなのか知りませんが、
 免疫がついている自分が見るといいもんです。

 ニキータさん、またでてくるといいな。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2008年01月29日

☆『チーム・バチスタの栄光』(※謎解き)


☆『チーム・バチスタの栄光』(※病院、手術、内部調査、殺人事件、死、厚生労働省、監査、調査依頼、院長、神経内科医、愚痴、執刀医、病理医、麻酔医、助手、器械出し、人間関係、義兄弟、ミステリ、犯人、病気)
著者名:海堂尊(原)
佐藤いづみ(画)
出版社:宝島社
原作(「このミステリーがすごい!」大賞受賞作)
映画化
★★★★
出版年:2008.01
ISBN :9784796662468

“単なる手術ミスではない。
 何かが起こっている”


 どんな難しい手術でも必ず成功するという最高の心臓外科チーム<チーム・バチスタ>。
 その彼らに術死というケースが続いてしまう。
 医療ミスなのか、はたまた殺人なのか。
 第三者として内部調査に選ばれたのは神経内科医の田口公平。
 厚生労働省の白鳥とコンビを組み真相を調べることに。

 第四回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作のミステリ。
 中学生が受賞したと話題になった『殺人ピエロの孤島同窓会』の回です。

 マンガなのにおもしろかった。
 原作の方が質は高いが、これも十分に楽しめる内容。

 2重ある真相ってのがポイント高いよね。
 ゾクゾクした。

 そして人間の死を改めて考えたし、
 生き物の死というのも考えたし、
 それをどうにかする医者という特別な人間のこともいっぱい考えた。
 
 すばらしかった。
 なるほどに、これは映画化なことにうなづけます。
 これはおもしろく描かれてそうだ。

 このコミック読んだあと、ずっと積読していた原作を読んだ。
 田口が名前の由来にこだわっていたり、
 白鳥がたまごっちやってたりと、原作から削られたものの発見というのがまた深みがある。

 そしてなんといってもラストあたり。
 コミックではすげー変人キャラな白鳥がすげーかっこよく見えた。
 こういう大人は素敵だ。
 これは続刊読まなくてはと思った。

******
>医療検事マンガ
☆『Dr.検事モロハシ
 医療ミスや医療事故関係の話です。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 謎とき

2008年01月19日

★『パラダイス・クローズド』(※高校生探偵)


★『パラダイス・クローズド』(※密室殺人事件、謎解き、双子、孤島、水槽、魚マニア、ニート、ひきこもり、精神安定剤、死、死体、ネットアイドル、刑事、子守役、ミステリー作家、洋館、煙草、兄弟、拳銃、科学、死神)
著者名:汀こるもの
出版社:講談社
講談社ノベルス
第37回メフィスト賞受賞作
★★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784061825796

“あのさ、刑事さん、わかんない?
 オレ今一生懸命、<普通のバカなガキ>のフリしてんだけど”


 すげー萌えた。 
 キャラ萌え必至。
 表紙からじゃ想像なんて絶対無理だよ。

 これは絶対ラノベ読者向けに……というか女性読者用に描かれた作品だと思う。
 確実に一般読者向けではないですね。
 だって生意気な双子の美少年で、ライバルはきっと『名探偵コナン』な自称天才少年探偵に死神コンビだもん。
 探偵体質に死神体質。
 萌えないわけがない。

 しかもこのズバ抜けた特徴的なキャラ設定が、全て伏線だったと知ったときにはやらましたね。
 さすがメフィスト賞。
 あなどれません。

 死神っていうのは、周囲の人間が死んだり殺人事件に巻き込まれたり……というやつ。
 シリーズモノのミステリじゃ当たり前な設定だけど、これが巧く生きて描かれているんですよ。
 すごいなあと感心。

 で、この双子のお守り役に8人目として選ばれたのが高槻刑事(ちなみに7人目は殉職。他の6人は怖くて調べられないとのこと)。
 物語はこの刑事目線で進んでいきます。
 双子の美樹(よしき)と真樹(まさき)の世話役ね。
 彼らミステリー作家の洋館に招かれ、そこで殺人事件に巻き込まれる。

 魚マニアってのも新しくていい。
 魚談義も好きです。

 何気にいいとこ取りしている高見の見物キャラ・湊の存在も好き。
 これは続き読みたい。
 続刊希望です。

******
>双子系ミステリ

★☆『そして五人がいなくなる』はやみねかおる
★『ステップファザー・ステップ』宮部みゆき

※ホントは西尾維新の戯言も入れたいとこだけど、
 ネタバレになるので詳しくは書けない。
posted by 未衣名 at 00:28| Comment(3) | TrackBack(2) | 謎とき

2008年01月11日

☆『そして五人がいなくなる』(※名探偵)


☆『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清郎事件ノート 1』(※謎解き、ミステリ、夏休み、遊園地、引越し、お隣、三つ子、双子、推理、警部、犯人、失踪、消失)
著者名:箸井地図(画)
はやみねかおる(原著)
出版社:講談社
ファウスト
★★★★
出版年:2008.01
ISBN :9784062836241

“ぼくは名探偵です。
 犯人を捕まえるだけの警察とはちがいます。”


 みんなが幸せになるように。
 そのための名探偵。

 いやはや。
 何度読んでも最高ですな。
 これはなかよし版にもコミック版があったり、いろいろと違った雰囲気でメディアミックスされているんだよね。
 もちろん原作も読了済み。

 遊園地で次々と消えていく少年少女たち。
 犯人の目的は一体何?
 たまたま居合わせた名探偵と、その保護者である三つ子姉妹が事件解決に挑みます。

 高いけどオススメの1冊。
 アホそうで、でもしっかりしている教授の推理に大注目です。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 謎とき

2007年12月30日

★『ブランク』(※謎解き)


★『ブランク 空白に棲むもの』(※探偵、超能力者、特殊能力、力、将棋、事件、犯人、推理、共通点、ソーシャルネットサービス、掲示板、コミュニティ、研究所、鏡)
著者名:倉阪鬼一郎
出版社:理論社
ミステリーYA!
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784652086162

“何も知らない愚か者は死ね。
 復讐は続く。
 わたしの才能を認めなかった世界のやつらを皆殺しにしてやる”


 人に見えないものが視えてしまう超能力探偵の井筒志門。
 体がいびつに揺れ、髪の毛が真っ白になり頭が爆発するという奇妙な事件。
 探偵事務所の助っ人杉山が第一の事件現場にいたということで謎を解いていくことになる。
 ほかに妹の詩音、父親で警察の掃部、将棋の天才少年かがみ君らも、怪死事件に挑む。

 これはラノベ読者用の作品かなと思う。
 秋葉原出てくるし、
 詩音のしゃべり言葉に一般人は理解できないと思う。
 ラノベを読んでいるわたしにさえちょっと……と引くところがあるから。
 西尾維新あたりが作りそうな気するからオッケーといえばそうなんだけど……。

 一応は特殊能力×謎解きというジャンルだけど、
 謎解き部分に関しては普通のミステリといっていいのではと思う。
 現実じゃありえん事件だけど。
 挑戦状付き。

 続編があるのなら読んでみたいと思えるけっこうな期待作。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2007年12月30日

☆『探偵になるための893の方法』(※探偵)


☆『探偵になるための893の方法 1〜(続刊)』(※就職、大学、先輩、元暴力団、謎解き、事件、警察、資格マニア)
著者名:我孫子武丸(原著)
坂本あきら(画)
出版社:スクウェア・エニックス
ヤングガンガン
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784757521872

“でも僕はその時まだ知らなかった。
 僕はもう引き返せない場所に立っていたことに――”


 就職先のない主人公・中島は、大学の先輩・御厨の会社でなんでも屋の仕事をすることに。
 自由な場所であるのはいいのだけど、
 実は元指定暴力団。
 個性的なメンバーの中で事件にかかわり、いろんなことに振り回されていく。

 これからじゃないかなという第一巻。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 謎とき

2007年12月27日

★『もえない』(※ミステリ)


★『もえない Incombustibles』 (※高校生、自殺、父親、先生、友だち、名前、プレート、ピアノ教室、温室、植物、警察、記憶、妹、過去、子ども)
著者名:森博嗣
出版社:角川書店
野生時代
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784048738163

“簡単ではないよ。
 人を殺すことが、簡単であってはいけない。”


 最初タイトルを「萌えない」と誤変換してしまったわたしですが、
「燃えない」です。 サブタイトルのIncombustiblesは不燃性物質です。

 物語は、主人公・淵田がクラスメートの杉山の葬式に出席するシーンから始まる。
 そこで彼の父親から、自分の名前が刻まれたプレートを渡される。
 棺を焼いた時に燃えずに残ったものだそうだ。
 しかしそれには全く見覚えがなかった。
 彼からの古い手紙を見れば、男友だちの姫野に、山岸小夜子という女と関わらないように伝えてほしいとの伝言。
 しかしその彼女もまた亡くなっていて……。
 
 不可解な事件に巻き込まれていく中、
 淵田は小学生のときのある記憶が曖昧であることに気づく。
 そして起こる殺人事件――。

 忘れているその記憶がキーワードの事件です。
 過去に何があったか。
 そこはネタバレになれないように伏せてます。

 一番印象的なのはタイトルにもある<もえない>。
 どうして動物だけは、骨が残るようにできているのだろう。
 最後にならないとタイトルの意味がわからないのですが、
 これはかなり心に残りました。
 考えると果てしないので哲学的。
 神秘的だ。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2007年12月25日

☆『Doubt』(※ゲーム)


☆『Doubt 1〜(続刊)』(※謎解き、人殺し、携帯ゲーム、オフ会、犯人、鍵)
著者名:外海良基
出版社:スクウェア・エニックス
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784757521803

“これは俺達の中に隠れた狼を探すゲームなんだ”

 携帯ゲーム「ラビット・ダウト」の参加者たちがオフ会。
 プレイヤーであるうさぎの中にまぎれた狼を探し出すというこのゲーム。
 オフ会最中に主人公・裕は何者からかに背後から襲われ、
 気が付くとどこかに閉じ込められていた。
 襲われたのは自分だけではないようで、中には殺されている者も……。

 ラビット・ゲームが現実の<ゲーム>として否応なしに立ちはだかる。
 生き残ったプレイヤーたちの中に、狼が混じっているのだろうか。
 だとしたら誰が……。

 迫る恐怖の脱出ゲームがスタート。
 
 体に刻み込まれたバーコードが気になるところ。
 裕だけになかったのは、何の意味があるのか。
 このゲームで何が見えてくるのか。
 そこらに注目して今後も読んでいきたいです。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 謎とき