2009年05月13日

☆『高校球児ザワさん』(※野球部)


☆『高校球児ザワさん 1〜(続刊)』(※高校生、日常生活、部員、クラスメート)
著者名:三島衛里子
出版社:小学館
スピリッツ
★★★☆
出版年:2009.04
ISBN :9784091825377

“アイツは女子だから公式戦には出してやれんが、
 グローブやスパイクの手入れは誰よりもしっかりやってるぞ!”


 高校の野球部にいる唯一の女子部員・都沢さん。
 彼女の魅力を外側から伝えたコミック。

 紅一点の存在だから
 男子にこびってんじゃないの? とおもいきやそんなんではなく、
 男勝りかと思えばそうでもないような……。

 なんか萌えます(笑)

 こういうのもアリなんじゃないかと。
posted by 未衣名 at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2009年02月13日

★『屋上ミサイル』(※屋上部)


★『屋上ミサイル』(※ミステリ、謎解き、高校生、青春、幼馴染み、人殺し、不良、タバコ、普通科、デザイン科、兄弟、両親、夫婦、妻、依頼者、ラブホテル、アルバイト、不倫、浮気、依頼、写真、刑事、ストーカー、陸上部、告白、神、罰、懺悔、名前、詐欺師、犯罪、犯人、拳銃、姉弟、ロック、襲撃事件、アメリカ大統領誘拐、核ミサイル、テロ)
著者名:山下貴光
出版社:宝島社
第7回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作
★★★★☆
出版年:2009.01
ISBN :9784796667777

“殺し屋に会いたくねえか?”

 屋上の秩序と平和を守る屋上部が巻き込まれる事件の数々!
 
 微妙にライトノベルテイストな感じのこのミス。
 もしくは伊坂幸太郎の犯罪小説(グラスホッパーとか陽気なギャングとかアヒルとか)もしくは『終末のフール』系?
 キャラと会話は抜群という帯の文句は嘘じゃありませんでした。

 このミステリーがすごいなんて、めちゃくちゃ胡散臭い感じがして読む気がしなかったんですが、
 あらすじが面白そうだったんで読んでみたらおもしろかったという感じ。

 主人公でヒロインの辻尾アカネは絵を描くために屋上に上がる。
 そこで彼女は、悪い意味での有名人・国重嘉人と出会い、
 しゃべれるけど願掛けのため言葉を封印した沢木淳之介、
 自殺願望を持つ人殺しの後輩・平原啓太と出会う。
 

 アメリカ大統領が誘拐され
 弾道ミサイルがあと3週間ほどで
 日本へ発射されようとしている世界を舞台に、
 彼らは屋上部を結成する。
 
 関係のないように思えた数々の事件が、
 やがては一つの事件に繋がっていくという、
 わたしが大好きな形のストーリーですよ。

 国重は死体写真を拾ってしまい、
 沢木は拳銃を拾ってしまう。
 これがそもそもの発端であり、
 やがては大きな事件へ……みたいな感じ。


 何が面白いって、
 ストーリーもそうだけど、会話ですよ、会話。
 国重くんの発言が独特で面白いです。
 アカネとのファーストコンタクト時、
 なぜ屋上へ来たのか尋ねるセリフが

「空に近づきたかったのか?」ですよ?

 リーゼント頭がそういうのです。
 このギャップに胸を貫かれました。
 それからはもう彼の虜になってしまって(笑)

 これがまた途中からメガネ男子にもなったり
 髪型いじくったりスーツ姿になったりと
 いろいろするもんで、萌えが高まってしまいます。

 登場人物がほとんど男なところも女性にウケそう。
 国重と沢木は幼馴染みだし、
 平原がいるので先輩後輩の間柄もあり。
 っていうかまあ、匂い系ではありませんが。

 
 アカネとのやりとりも最高。
 友だち以上恋人未満的なのがいいよね。
 ふつーの会話も好きだけど、
 アカネを守ろうとする国重くんが好きーvv

 2人が恋人関係に間違えられること多し。
 しかもそれが伏線にもなっていくのだからニヤけてばかりじゃいられません。
 感心もさせられるのです。


 そしてこの作品で最も個人的スポットライトが当たった人物は殺し屋。
 伊坂幸太郎の著書『グラスホッパー』にも同じような人間が出てきましたが、
 結婚して奥さんがいる殺し屋。
 この人が素晴らしい。

 殺し屋のプライドを持ち、
 自分のルールを持ち、
 約束や契約、貸し借りには忠実で、
 決して破ることはない。
 このルールのようなものが余計に彼をかっこよくさせているのです。

 そして彼をさらに引き立てるのは国重との会話。
 国重も男としてさらにポイント高くなっていくんだよね。
 二人とも計算高くて言葉巧みで一歩も引かないっていうか。
 永遠のライバルに認定しちゃいたいくらいですよ。

  
 にしても。
 ラストはいいとこで終わっちゃったなー。
 何この寸止め。
 ぜひとも続編をお願いしたいところです。

 プラス、白泉社のLaLaあたりでコミック化してほしいな、とも。
posted by 未衣名 at 01:39| Comment(2) | TrackBack(2) | 部活・サークル

2009年01月11日

☆『青年のための読書クラブ』(※読書倶楽部)


☆『青年のための読書クラブ 1〜(続刊)』(※女子校、クラスメート、伝統、演劇部、王子、扇子、生徒会、新聞、記録、元華族、貴族院)
著者名:タカハシマコ
桜庭一樹(原著)
出版社:フレックスコミックス
フレア
★★★
出版年:2009.01
ISBN :9784797352153

“さあ受け取れ。
 この空想を本物にするんだ”


 読書クラブとだけあって文学的。

青年のための読書クラブ』のコミック版。
 なるって知った時はどうなる事やらと思いましたが、
(醜い顔はどのくらい醜く仕上がるんだろうとか心配だった)
 まあ無難な仕上がりかな。という感じ。


 昔のお嬢様学校を舞台に
 乙女たちの闘いの様子が描かれています。

 乙女の中の<ぼく>という一人称がいい味してる。
posted by 未衣名 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年12月02日

☆『雛高救護クラブ』(※部活)


☆『雛高救護クラブ 1〜(続刊)』(※心の闇、高校生、カウセリング、部長、入部、謹慎、いじめ、暴力、恐喝、友だち、仲間、先輩、部室、家族、家庭、母親、相談、指名)
著者名:鳩也直
出版社:角川書店
ASUKA
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784048542609

“――正直俺は……
 雑談ばかりのこの部になんの意味があるのかわからない”


 前作と同じようなテイストの漫画。
 ただ、救護クラブという制度が新しくていいんじゃないでしょうか。

 救護クラブっていうのは保健室の代わりの部ではなく、
 心理カウンセラー代わりの部。
 生徒の生徒による生徒のための部活!
 お悩み相談に応えたりね。
 
 主にその人の心の闇・心の壁を解く感じ。
 
 暴力事件により謹慎を命じられていた主人公・究悟が、
 学校の命令により無理やり救護クラブに入れられてしまうことから物語は始まります。
 不満ありつつ活動する中でその答えを見つけていきます。

 生きるって大変だなあ!
posted by 未衣名 at 23:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年11月29日

☆『自殺サークル』(※自殺サークル)


☆『自殺サークル』(※集団自殺、女子高生、リストカット、援助交際、携帯、孤独、掲示板、ネット、写真、友だち、生き残り、連鎖、刺青、仲間)
著者名:古屋兎丸
出版社:太田出版
映画
ワンツーマガジン(01)
再販
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784778320713

“たった今新しい情報が入りました。
 1人だけ生存者がいる模様です!”


 集団自殺とか心の闇というかを描いたもの。
 半分ホラーかな?

 主人公・小夜は、集団自殺事件の生き残り。
<光子さん>だけが自分の光だった彼女。
 光子さんとはいわゆる自殺サークルのネ申。
 神的存在で崇拝されているようなんですねー。
 救世主ともいう。

 その宗教めいた活動記録みたいな?
 光子の誕生秘話とか、
 いろいろ。

 終わらない負の連鎖が後味悪くていけないです。
 暗いのがダメな方にはお薦めできません。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年10月21日

☆『RPL〜ろーぷれ』(※演劇部)


☆『RPL〜ろーぷれ 1〜(続刊)』(※ボーイミーツガール、女の子、入部、秘密、片想い、演技、先輩、衣装)
著者名:宗田豪
出版社:講談社
マガジン
★★★☆
出版年:2008.10
ISBN :9784063840575

“キミ、私の恋人になりなさい!”

 や、もう典型的な流れのラブコメだと思います!

 謎の美少女は誰なんだとか、
 憧れの先輩とか、
 すれ違いの恋とか、
 とにかく女の子に振り回されたりだとか。

 あらすじ省略。
 演劇部を舞台にした色恋です。
 女の子の色仕掛けは演技なのか本気なのか、そこらへんが演劇部らしくて面白いです。
 かなりのおっぱいマンガなのでそこはどうかと思いますが。
posted by 未衣名 at 23:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年09月30日

★『SOKKI!』(※速記研究会)


★『SOKKI! 人生には役に立たない特技』(※大学生、社会人、片想い、男友だち、三角関係、青春、サークル、入部、大会、合宿)
著者名:秦建日子
出版社:講談社
★★★★
出版年:2006.04
ISBN :9784062134125

“そういうのって『豚に喰われろ』
 ――って感じかな”


 これは面白かった!

 ドラマで話題になった「アンフェア」の原作者さんの作品。
 ミステリだけじゃないんだね。
 青春モノもふつーにかけるんだね、と驚いた。
 やや男性視点ってところがちょっと……なのですが、
 まあそこは作者も男性なので仕方がないとして、
 でもでも速記の魅力についてのめり込ませてもらいました。

 わたしが速記を知ったのはこれが初めてではなく2回目。
 一度テレビで見たことがあるのです。
 わけのわからないところに惚れました。
 それを解読できるっていうんだからすごいよ。

 点字や手話みたいな感じでわかる人だけに送れるメッセージ(暗号)めいたところに興味があるんだよなあ。
 それと、自分さえわかればいいという緩さ。
 何ミリだってかまいません。

 ちょっとこれは勉強したい!!

 んで、肝心なあらすじ。
 主な舞台は早稲田大学ですが、
 物語のはじめは主人公・本多の社会人生活から。
 それで奥さんのカバとの関係を描いておいて、
 過去に想いを寄せた女の子・希美についての回想シーンと続きます。
 同じく希美に想いを寄せる黒田との三角関係とかね。
 それが本編。

 ちょっと、カバとの出会いはなんなの??
 ってか、どこに惚れたの? そこまでしておいて。

 とかいろいろとツッコミたいですが、
 おもしろかったから大目に見てやろうって感じです。
 それになんとなく想像みたいのはできるんだよね。
 そこが人生何が起こるか分からないっていう面白さか。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 部活・サークル

2008年09月29日

☆『鴨川ホルモー』(※サークル)


☆『鴨川ホルモー 1〜(続刊)』(※大学生、新入生、歓迎会、京都、京大青竜会、青春、式神、陰陽)
著者名:万城目学(原著)
渡会けいじ(画)
出版社:角川書店
少年エース
映画化
★★★
出版年:2008.09
ISBN :9784047151246

“この日俺たちは初めてホルモーという
 競技の名を知ることになる”


鹿男〜」の人の作品のコミック版。

 原作は数年前に挫折済み。
 コミック版でもそこまでおもしろいなあという作品ではなかった。
 映画化になったみたいだし、これからおもしろくなるのかな。
 変な生き物出てきたし。
 わたしこういう虚構世界大好きなんだよな。


 京都にある大学を舞台に、
 式神を使っての大学対決競技を通しての青春モノです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年09月24日

●『ラノベ部』(※軽小説部)


●『ラノベ部』(※高校生、入部、ライトノベル、部長、日常、リレー小説、作家、小説家、書店、萌え)
著者名:平坂読
出版社:メディアファクトリー
MF文庫J
★★★☆
出版年:2008.09
ISBN :9784840124294

“……ラノベ、ライトノベル、軽小説……呼び方はどうでもいい
 ……こういう小説を、あなたはどう思う?”


 軽小説部(ラノベ部)を舞台にした日常小説です。
 ふつーに楽しかったです。

 ラノベを知らない女の子・文香がラノベに所属することになって、
 ライトノベルとはなんぞやとかを学んだりいろいろ。

 なんていうか、ラノベを広い範囲で知っている人にはより楽しめるんじゃないかと。
 さっそく「マリみて」が出てきて噴きました(笑)
 まさかコバルトからくるとは……。
 
 ハルヒ、シャナ、ホロとか大手の売れ筋や、もちろん自著もあったり、
『げんしけん』の「ホモな嫌いな〜」とか、
 とにかくラノベ読者向けのラノベだと思います。
 ほかにもいろいろと実在するラノベの小ネタ的なものが含まれてます。

 同じラノベ読みとして共感したのは、
 つまらない本はあっても意味がなかったと思ったことはないってとこですね。
 何かしら得るものはありますから。
posted by 未衣名 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年08月27日

☆『フレフレ少女』(※弱小応援団)


☆『フレフレ少女 1〜(続刊)』(※片想い、団員、団長、勧誘、野球部、乙女小説、エースOG、合宿、高校生、ライバル校)
著者名:橋本裕志
出版社:集英社
スーパージャンプ
★★★☆
出版年:2008.08
ISBN :9784088597225

“応援する人間は応援される人間より強くなければならない。
 より努力している人間だけが他人を頑張れと励ます資格がある。”


 映画になっている『フレフレ少女』のコミック版です。

 好きな人に近づくためという理由だけで廃部寸前の応援団に入った桃子が、
 応援団の存在意義や役割みたいなものを
 仲間と分かち合っていくみたいな青春モノです。

 思っていた以上に爽やかでよかった。
 これ読んで、応援団を見直した。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年08月24日

☆『名探偵パシリくん!』(※現代推理研究部)


☆『名探偵パシリくん! 1〜(続刊)』(※ミステリ、高校生、部長、推理、パシリ、グラビアアイドル、犯人)
著者名:うみたまこ(画)
雛祭わいん(著)
出版社:講談社
ライバル
★★★
出版年:2008.08
ISBN :9784063800050

“この絡まりあう謎をほどけば
 真実が見えそうな気がする……”


 推理コメディです。

 出雲走という主人公が、現代推理研究会の部長・関知凱の専属パシリになり、
 学園で起こる事件を次々に解決していくというもの。
 パターンとしては、
 自分の学校に通うグラビアアイドル・矢芭川結衣のぱんつを見てしまうことでひらめきが起こり最後の謎が解けるという、なんともなもの。
(↑ここらへんが苦手)
 と、
 自分の手柄を関知凱に取られてしまうというトホホなやつ。


 一連の謎解きについては分かりやすくていいんじゃないかと思います。
 こういうものは嫌いじゃないです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年08月18日

☆『バリハケン』(※部活)


☆『バリハケン 1〜(続刊)』(※番長、オタク、秘密、秋葉原、勘違い、舎弟、兄貴、高校生、フィギュア、オフ会、スケバン、総長、レディース、ハンドルネーム、ネット、対決、髪型、傷跡)
著者名:鈴木信也
出版社:集英社
ジャンプ
★★★★
出版年:2008.08
ISBN :9784088745589

“うう…周囲からの視線が痛い…。
 ボクだって番長になりたくて共学入った訳じゃないのに…”


 個人的にツボだった。

 番長の団吾が派遣組として、困っているいろんな部活の助っ人になるという流れ。

 勘違いから番長になってしまった生粋のオタク・御手洗団吾。
 新たに高校生活を迎えますが、
 そこでも番長っぷりが加速。
 ホントは激弱なのになぜか敵を倒していっちゃったりと課題をクリアしていっちゃうんだよね。
 オタクがモロバレでもなんとかごまかしていくあたりはすげえや。

DMC」の学園版みたいかな。

 巧いギャグマンガ。
 レディースの磯辺巻との今後が期待されるとこ。

posted by 未衣名 at 23:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年07月14日

☆「君に飾る星」(※天文部)


☆「金髪王子 君に飾る星」(※転入生、転校生、入部、顧問、過去、プラネタリウム、文化祭、弱小部)
著者名:堀田きいち
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★☆
出版年:2008.06
ISBN :9784757523135

“じゃあそこにしよ。
 オレ天文部に入る”


 ガンガンのコミックアンソロジー第二弾『王子。』収録作品です。
(一弾は『年の差。』)
 ○○王子っていう作品が6つ収録されていて、中でもイチオシっていうか気に入ったものを紹介。

 金髪王子の「君に飾る星」。
 廃部寸前の天文部に金髪の転校生が入部するんですけど、
 それが思わぬ展開になってそこが良かったと思う。
 
 先生と生徒の危ない関係を期待していただけに
 この裏切りは逆に素晴らしかった。
 きれいな関係ではないですかっ。
 
 ありえないからってつっこみも入れたいところだけど、
 ありえないからこその驚きがあったんだよね。


 このアンソロ、ほかにも「泣虫王子」とかキュンモノもあるので
 興味がある人は読んでみてはいかがでしょうか。


******
>○○王子いろいろ。
☆『王子、恋に堕ちる
 ○○王子短編集。
☆『ときめき学園・王子組
 ○○王子連作短編。
☆『ラブファイター!
 冷血王子
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年07月06日

☆『放課後ウインド・オーケストラ』(※吹奏楽部)


☆『放課後ウインド・オーケストラ 1〜(続刊)』(※高校入学、入部、高校生、入部、同好会、トランペット、楽器、コンクール、過去、天才、部長、廃部、校長、レッスン、練習、音、音楽)
著者名:宇佐悠一郎
出版社:集英社
ジャンプSQ
★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784088745602

“自分で価値判断できない人は
 権威の太鼓判でしか信用できないんだよ”


 弱小部の成長物語りという感じだと思います。

 校長先生のせいで廃部にされた吹奏楽部。
 しかしそこに入ろうとしていたのは美女で有名な鈴菜。
 主人公・平音佳敏は彼女に出会い、なりゆきで部長になってしまう。
 
 トランペットってすごいなと思いました。
 音が出たとき気持ちいいんだよね、あれ。
 天の声云々の部分、ちょっときれいだった。

 謎の天才美少年キャラ・月川海澄については知りたいこといろいろ、
 魅了されることいろいろなので今後も読んでいきたいと思います。

 吹奏楽って奥深いねっ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年07月04日

☆『ひとりじゃないこと』(※生徒会)


☆『ひとりじゃないこと』(※中学生、友だち、人間関係、体育祭、写真、スクープ、交際、心の傷、仲間、会長、副会長、書記、会計)
著者名:春瀬サク
出版社:講談社
なかよし
★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784063641905

“……いつもとおなじ教室。
 あたしなんかいなくてもなにもかわらない”


 中学二年生の燕。
 明るい彼女の周りには友だちがいっぱい。
 だけどその笑顔は実は引きつっていて……。


 こういう10代の人間関係の悩みって、けっこう暗い感じの女の子を主人公にしたのが多いんだけど、これは逆。
 明るい女の子が頑張っていく話です。
 生徒会に任命されそこで出会った仲間たちと本当の楽しさを知っていくというか。

 絵柄がきれいです。
 ストーリーはまあまあ。
 今後に期待かな。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年05月27日

☆『24COLORS』(※美術部)


☆『24COLORS』(※入部、高校入学、絵の具、先輩、友だち、部員、告白、アトリエ、文化祭)
著者名:千葉コズエ
出版社:小学館
少コミ
★★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784091316073

“絵を描くだけのたいして面白くない部なので
 興味のある方だけどうぞ”


 少コミなのにベツコミっぽさがある純愛系。
 ふつーにおもしろく、萌えた(笑)
 始終にやけてました(笑)

 絵柄がきれいだし、
 話が繊細だし、
 ドキドキ。
 絵によって伝わることっていうのがうまく描かれている。
 赤い花を描くシーンがたまらなく良かった。

 高校に入学して美術部に入った女の子が、
 部の先輩に恋するお話です。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年04月09日

★『メルヘンクラブ』(※サークル)


★『メルヘンクラブ』(※大学、フリーター、事務員、大学図書館、彼氏、夢、理想、集まり、書庫、社会人、映画館、浪人、カフェ、友だち、失恋、同僚)
著者名:さとうさくら
出版社:宝島社
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784796662772

“メルヘンクラブ。入りませんか?”

 大学で事務をしている主人公のマナベは、
 学生に間違えられサークルの勧誘に遭う。
 メルヘンクラブという、眠るだけのサークルの目的は、
 かなわない夢を、夢の中で叶えること。
 マナベは別れた彼氏タケヲを想い、夢を見始める。

 一応恋愛小説らしいのだけど、個人的にはちょっとイタイ話かなあと思う。
 まあ、そんなんだからサークルの会員数も少ないのだろうなあ。
 妥当妥当。

 好きになれる登場人物が一人もいなかったというのもある意味で特種かと。
 ホントにいなかった。
 心が汚いとか汚れてるとか狭すぎとかまではいかないけれど、
 逆にいうとこれが現実かとも思う。
 表面上はそうだけど、心のうちでは……というのが。

 理想と現実の話です。
 夢は夢という話です。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年04月07日

●『ようこそ無目的室へ!』(※無目的部)


●『ようこそ無目的室へ!』(※日常ミステリ、謎解き、高校生、部室、先輩、事件、屋上、絵、先生、手紙、妹、問題、失せ物、脚本)
著者名:在原竹広
出版社:ホビージャパン
HJ文庫
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784894256903

“無目的室は普通の学校とは一種切り離された特殊な空間である、
 と、気取っていえばそうなる”


 HJ文庫にしては珍しくアタリな作品でした。
 普通におもしろい日常ミステリ。連作短編集です。

 特に活動内容が決まっていない名前どおりの無目的部。
 メンバーが様々な謎を持ってきてそれを解くという、
 ミス研じゃないけれど隠れた探偵がいるという小説。
 
 いくつかコメント
>アイ・ポイント
 教育実習生がツボでした。
 大好きです。
 このトリックに関しては本当に可能なのか気になるところですが、
 善しとしましょう。
>カレー好きのX
 ああ、これはいじわるクイズでありそうななさそうな問題。
 高みの見物キャラXが好き(笑)。
>書店の彼女
 途中でわかってしまったためそんなにおもしろくなかったなあ。
>妹・由美子の話
 この手は最近のミステリにもわりと取り入れられているトリックかと。
>影絵芝居
 エピローグみたいなもの。
 軽く感動というかなんというか。


******
>おすすめしたい日常ミステリ
★「古典部シリーズ」米澤穂信
★「小市民シリーズ」米澤穂信
●☆「虹北恭助シリーズ」はやみねかおる
★「ひきこもり探偵シリーズ」坂木司
★『先生と僕』坂木司
★『ななつのこ』加納朋子
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年04月02日

☆『オトノハコ』(※合唱部)


☆『オトノハコ』(※コンクール、入部、入学、高校生、合宿、部長、強弱、歌、課題曲、声、弱小、練習、発声、仲間、友だち、指揮者、ピアノ、恋、告白)
著者名:岩岡ヒサエ
出版社:講談社
Kiss
★★★☆
出版年:2008.03
ISBN :9784063754599

“わたしはまえに変な声だと言われたことがある。
 だから合唱部に入りたいと思っても
 遠くに感じてた”


 という主人公の女の子・田辺きみ。
 部員は新入生も入れても5人という小さな部。
 そこにピアノ担当のホトケ先輩と、
 指揮担当のコーイチ。
 NHKの全国合唱コンクールを目指します。

 イカしたメンバーがいい。
 コーイチ先輩好き。
 先生じゃないのによくあれだけ指導できるよなあと感心。
 ホトケ先輩だって、そういう過去があったんだーと思うと、
 歌を歌う合唱部メンバーだけじゃなくて本当にみんなが頑張っているんだなーと思う。
 
 合唱したくなっちゃったよ。
 歌っていつでもいつまでも歌えるから、
 本当に良いものだと思う。

 自分の中学時代を思い出してしまった。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 部活・サークル

2008年03月17日

☆『きーちゃん先生の事情』(※喜多苦部)


☆『きーちゃん先生の事情 1〜(続刊)』(※キャバ嬢⇔先公、キャバクラ、高校教師、先生、高校、本指名、ロマネコンティ、報酬、取引、オーナー、社長、副担任、煙草、生徒、美術教師、居場所、隠れ家、部室、投書、悩み)
著者名:丘上あい
出版社:講談社
デザート
★★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784063654929

“べつにセンコーやりたくてここにいるわけじゃないの。
 でもあたしの大事な人に頼まれたから来てんのよ。
 引き受けたからにはキッチリやるよ。
 ナメてもらっちゃ困るんだわ”


 やや変化球の教師モノ。
 
 昼は高校教師、夜はキャバ嬢。
 キャバクラの社長に頼まれ、彼がオーナーをやっている私立高校の教師になることに。
 
 タバコを吸う彼女は、
 校内禁煙のなか喫煙を求め招かれたのが喜多苦部。
 そこは学校に居場所がない奴のための部屋。

 これはかなりいけるのでは? と思います
 説教くさくなくていいし、
 人間の大事な部分をそっと気づかせてくれるっていうか。

 キャバ嬢も素敵だ。
 こういう人にこそ教師になってもらいたい。

 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年02月24日

●『ベン・トー』(※ハーフプライサー同好会)


●『ベン・トー サバの味噌煮込290円』(※高校生、スーパー、半額弁当、戦い、争奪戦、寮、同級生、ライトノベル研究会、小説、先生、二つ名、先輩、ルール、ボーイミーツガール)
著者名:アサウラ
出版社:集英社
スーパーダッシュ文庫
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784086304054

“まあこれに懲りたなら、もう半額になる弁当に触れようとは思わないことだ。
 もしくは、おとなしく半額になる前の弁当を買っていけ。
 次は、死ぬぞ。”


 夕方のスーパーで売られる半額弁当の争奪戦。
 それがこの小説。
 タイトルの『ベン・トー』は、弁当のことです。

 自分にも身に覚えがあるので、けっこうおもしろかったです。
 よく半額弁当でここまで……。
 
 主人公の佐藤洋は、スーパーの半額弁当を手に取った瞬間何かに巻き込まれ、
 気づいたら床に倒れてて、
 何が起こったのかを確かめるためにたまたま居合わせた同級生の女の子と謎を探っていくというか。
 すごいバトルです。

 主人公はそのあとで、ハーフプライサー同好会という、半額弁当を如何にすれば手に入るか研究するとこに入ります。
 部員は氷結の魔女の異名を持つ槍水仙。

 いろいろとすっ飛ばしたあらすじですが、
 そんな感じです。

 豚、狼、魔導士とか。
 おもしろいミカタするなあ。
 非常に興味深いです。

 あと、妙にスーパーの描写がおもしろかったです。
 たかがスーパー。
 されどスーパー。

 スーパーに行きたくなります。
 店員さんが半額シールを張りバックヤードに消えた瞬間
 これが始まるのかと思うと、買い物が楽しくなりそうです。
 現実はそんな想像だけですが。

 でもでも、もしかしたらそんな現場もあるかもしれないと思っちゃいます!
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2008年01月31日

☆「うずまきチャージ」(※海藻研究同好会)


☆「うずまきチャージ」(※中学生、恋、先輩、噂、いじめっ子、友だち)
著者名:斉藤倫
出版社:集英社
デラックスマーガレット
←『世界を敵に回しても 4』収録短編
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784088462578

“なんだアレ。
 なんかあやしすぎ。
 つーか、存在自体が謎!!”


 男の子目線で描かれた短編。
『世界を敵に回しても 4』収録作品です。

 中学に入ったとたんヘンな女に出会ってしまった久我。
 その先輩は、自分が入ろうとした同好会の会長をやっていて……
 しかもその同好会は海藻オタクでめったにいるモンジャナイ。
 やっとみつけた同志だというのに……。

 過去のエピソードが巧く現在に繋がっていて、
 これはきれいな恋愛モノです。
 海藻という珍しい部活動もいいよね。
posted by 未衣名 at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年12月23日

☆『ライオンヘッド★ハイスクール』(※飼育栽培クラブ)


☆『ライオンヘッド★ハイスクール 1〜(続刊)』(※問題児、転入、学園、高校生、不良、一匹狼、世話焼き、担任、先生、同級生、動物、共学、女装、恋、失恋、再婚)
著者名:吉池マスコ
出版社:幻冬舎コミックス
Webスピカ
★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784344811683

“飼育栽培クラブって言ってね!
 一緒にやってくれないかな?”


 問題児の嵐ケンジが転入したのは、不良の収容所といわれる獅子頭学園。
 一匹狼ではあるが、動物たちとはなぜか仲良し。
 担任の橘高と世話焼きの委員長に誘われていやいやも飼育栽培クラブに。
 怖そうなのに動物には優しいというギャップが最大の魅力。

 不良と絡んだり、見かけた女の子に恋したり。
 やや画力が足りないところもあるのだけど、
 そこが温かかったりする。
 これから伸びそうな感じです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年12月17日

★『たとえば、世界が無数にあるとして』(※進路研究クラブ)


★『たとえば、世界が無数にあるとして』(※高校生、大人、進路、青春時代、過去、仕事、お金、仲間、友だち、面接、少女マンガ、吹奏楽、ノート、活動記録、文化祭、帰宅部、ゲーム、結婚、
著者名:生田紗代
出版社:扶桑社
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784594055370

“原さんって、自分以外の人間は
 みんな死ねばいいと思ってるでしょう”


タイムカプセル』作者の最新作。
 主人公は同じ高校の進路研究クラブにいた4人。
 彼ら彼女らの連作短編集になってます。

 部活動の盛んな高校に通いながら帰宅部である生徒。
 彼らは全員、2年になると強制的に進路研究クラブに入れられる仕組みになっていた。
 そんな中でもちゃんと参加して活動していた4人に焦点が与えられている。

 その彼らが大人になり、ちょっと行き詰ったなあみたいな感じで昔の活動が蘇る感じ。
 不登校生徒ではないんだけど、
 周りからちょっと外れた生徒いわゆる<特殊な人種>ばかり。
 友だちがいない原さんとか、
 少女マンガ大好きな堀田君とか、 
 吹奏楽部で何もかもがいやになった高橋さん、
 家出経験者の伊能くん。

 生きづらいこと、人を殺したくなるとき、もしもの世界、パラレルワールド、死ぬということ……。
 10代の誰もが、いや、人間の誰もが突き当たる壁っていうか、
 そういう青春時代が描かれてます。
 そこがタイトルの「たとえば、世界が無数にあるとして」に繋がっているのだと思う。
 
 一方で理解が行き届かなかったのはマンガネタ。
 昔のマンガはドラゴンボールとかごくわずかしか知らないのでそこら辺あれだったなあ……。
 情熱ってかは伝わってくるのだけど。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年12月10日

◆『名探偵博物館のひみつ』(※ミステリー研究会)


◆『七つ森探偵団ミステリーツアー 1 名探偵博物館のひみつ』(※小学生、少年少女、ミステリ小説、探偵、ホームズ、明智、ルパン、金田一、デュパン、ワトソン、マープル、ソーンダイク、古典、博物館、謎解き、館長、ロボット、言葉遊び、探偵団)
著者名:松原秀行
出版社:ポプラ社
ポケット文庫
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784591100288

“この建物の中には、まだ解明されていない謎がある”

「パスワードシリーズ」で有名な松原さんの新刊。
 こっちも謎解きパズルが詰まってます。
 ミステリ好きな小学生の少年少女・ユウタ、あずさ、舞、ヒコがミステリー研究会を結成。
 そんな時近くにオープンした名探偵博物館へいってみるのですが、
 ほかにお客は見当たらない。
 しかも、名探偵博物館のくせに悪役の部屋の展示はあるのに肝心の名探偵の部屋の展示がなされていない。
 館長の一田乱人(わんだらんど)の難問を解いた瞬間、ホームズ、明智小五郎、オーギュスト・デュパンの世界三大名探偵が現われるのだった。

 何これ、マニアのコスプレ??
 最初ワケわかんなかったけど、ワトソンとかも登場してきてどやら本物って感じ。
 いったいこの登場はなんなのか説明してほしい限り。
 誰かこの状況をツッこんでほしかった。。
 なぜに本の人物がここにいるんだよ。
 スルーしないでいただきたい。
 まあ、一応時空を超えてきた設定になってますがね。
 事情についてはまた今度って感じです。ワケありみたい。
 この豪華競演理由は気になる。

 全体的に見ると、普通に楽しめる謎解き本です。
 わくわく系。言葉遊び楽しかったな。
 ここに登場するのは主に古典文学。
 それいっぱい読んでる人はより楽しめます。
 友情出演? か、夢水清志朗の名も名探偵にとして刻まれていていたのは意外。
 さすが夢水さんです。

 今後も期待できそうな一作。
 ネジにはどんな意味があるのかも気になりますしね。
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2007年12月04日

☆『秘メガネ男子倶楽部』(※写真部)


☆『秘メガネ男子倶楽部』(※メガネ男子、憧れ、恋、告白、写真、コンクール、バスケ、生徒会、秘密)
著者名:河丸慎
出版社:小学館
ベツコミ
★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784091313348

“大きくて優しい、
 私の…最強メガネ男子”


 メガネ男子を扱った連作短編集。

 舞台は高校の写真部。
 しかしその実態はメガネ男子倶楽部という、メガネが似合う男子をピックアップしてみんなで愛でるというマニアックな倶楽部。

 その部員一人一人に視点が置かれ、彼女らの好みの男子と彼女との恋愛というかが描かれているのです。
 メガネをした人が好きなのか、
 メガネなら誰でもいいのか、
 それともその人自身が好きなのかっていう根本的な問題からいろいろ。

 はっきりいってどれも胸キュンなんだけど、
 いろいろと描くのではなく、1つのものを丁寧に描いてほしかったなあと思う。

******
>メガネ男子とか
☆『メガギフト
 メガネパワー
☆『メガネ王子
 好きなメガネ男子がある日突然お兄ちゃんに。
☆『メガネ×パルフェ!
 白衣メガネ部。
☆『チカチカブーン
 眼鏡研究部。
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2007年11月05日

●『イマジン秘蹟』(※異端審問部)


●『イマジン秘蹟 1〜(続刊)』(※高校入学、非日常世界、部長、副部長、魔女、金髪、猫、呪い、魔術、姉、エクソシスト、双子、拷問道具、ひきこもり、人形、力、魔法陣、リストカット)
著者名:本田透
出版社:角川書店
スニーカー文庫
★★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784044733018

“……ここは、俺のいるべき世界ではない”

 好きな絵師さんだったせいかおもしろかったです。
 こういう異端系は好き。

 主人公・智弘は高校に入学したばかりなんだけど、そこで槍を持つヘンな女の子と出会うのです。
 暴れる女生徒に立ち向かったのは、3人の少女。
 闘い終了後、消えるはずの記憶が残っていたままの智弘は彼女らに異端審問部<イマジン>へ入部させられてしまう。

 表向きは不良生徒の監視。
 本当は、学校に現われた魔女を狩って魔力を払うエクソシストの役割をしている。
 
 魔女症候群ってのがこの世界にはあって、それを発症するとおかしなことが起こるらしいんだよね。
 槍女とか。
 で、次は生徒達が猫化していってしまうのです。
 世界を否定することで発症するらしい。

 突然不思議な力を得るってよくあるんですけど、描き方うまいよなあと思う。
 主人公は記憶がなくならないという特殊性のほか、一卵性双生児なのに片割れが女の子(姉)っていう異質な部分ももってるんだよね。
 このひきこもりの姉に萌えがありますねえ。
 
 エクソシストの女の子達もみんな独特で、惹かれる部分たくさんあり。
 これは次も期待できる<世界>の話。
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2007年11月04日

★『正義のミカタ』(※正義の味方研究会)


★『正義のミカタ』(※大学生、大学、入学、いじめ、ボクシング部、強姦、レイプ、家族、受験、アルバイト、コンパ、潜入捜査、先輩、仲間、社会格差、過去、自殺、友だち、起業、失踪、事件、お金、カツアゲ)
著者名:本多孝好
出版社:双葉社
★★★☆
出版年:2007.05
ISBN :9784575235814

“そう気づいたとき、僕は決意した。
 強く、深く、決意した。
 生まれ変わるのだと”


 ずっといじめられっこだった主人公・蓮見。
 新しい気持ちで大学生活をスタートするものの、構内で出会ったのは高校のとき自分をいじめていたヤツ。
 法外なお金を請求する畠田から自分を救ってくれたのは、500円でボディーガードをしてやると現われた謎の男だった。
 
 その男・トモイチにスカウトされ入ったサークルが正義の味方研究会。
 現代社会が反映された本だと思う。
 この世の不条理・不公平。社会格差。
 金のあるなし。

 トモイチとか、後に出会う間先輩とか、もちろん主人公も。
 みんな何かしらの過去があり今があるんですよね。
 いじめられた過去があっても、それは弱いからじゃないとか、
 親の年収を知っているかとか、まあこれは序盤でそれ以上の切なさというかがいろいろと込められている。

 これからだよなと思う。
 自分も強く今を、これからを生きようと思った。
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2007年11月03日

★『遠まわりする雛』(※古典部)


★『遠まわりする雛』(※日常ミステリ、高校生、部活、学校、温泉、ポスター、ピアノ、放課後、バレンタイン、お祭り、学校放送、お参り、授業、名家、進路選択)
著者名:米澤穂信
出版社:角川書店
第六十回日本推理作家協会賞候補作(心あたりのある者は)
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784048738118

“見てください、折木さん。
 ここがわたしの場所です。”


 古典部シリーズ第四弾。
 短編集です。
 前の事件を知らなくてもけっこう楽しめるんじゃないかなあと思う。

 今回はなんといっても千反田えるですね。
 わたしはやる気なくてやる気ある奉太郎が結構好きなんですけど、今回はとくに千反田えるが良かったと思う。奉太郎がらみの千反田に萌えがありました。
 しかし、2人が恋人同士になるのは絶対にありえないってのがもったいなすぎる!!。
 小市民シリーズもそうですが、どうしてこう苦いのだろうか……。
 
「大罪を犯す」
 まあ、わりとよくあるんじゃない?
 こういう先生のミスって。

「心あたりのある者は」
 こういう推理すげー楽しいですね。

「あきましておめでとう」
 奉太郎と里志の絆の物語。
 なんだけど、けっこう無視されてたとこがウケました。
 個人的には奉太郎と千反田の関係が進んでほしかったんですけど、一線は越えなかったのが寂しいところ。
 そこが千反田の良いところなんですけどね。
 今回の中で一番オススメなのがこれです。

「手作りチョコレート事件」
 これはけっこう萌えましたね。
 恋の話はダイスキ。

「遠まわりする雛」
 表題作。
 推理の仕方がかっこよい。

 ラストを締めくくるのが文理選択。千反田の進路と奉太郎の進路。
 彼女の決意が立派。大人だなあと思う。
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2007年10月26日

●『りっぱな部員になる方法。』(※ミステリー研究会)


りっぱな部員になる方法。1〜(続刊) 紙ヒコーキと四次元掲示板』(※高校生、怪奇現象、部長、自称幽霊、学園七不思議、創作折り紙、校則、クラスメート、術、悪霊、ハーフ、先輩、神社、力、部長、先生、巫女)
著者名:午前三時五分
出版社:集英社
スーパーダッシュ文庫
★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784086303835

“未来を変えることなど、出来はしないよ。”

 学校の七不思議を扱った学園モノ。
 七不思議っていう時点で自分の守備範囲外といいますか。
 苦手なんですよねえ。
 どうせ誰かの仕業だろとか、ただの自然現象だろっていうのが。

 ダメだとかいいながら読んだのは、<四次元黒板>っていうちょっと気になる用語があったからっていうので、読んでみたらそれなりにおもしろかったので感想記してます。

 主人公はミス研に入部した久瀬守。
 部長は怪奇現象を信じない玉露園。
 部員は、自称幽霊の先輩・華さん、悪霊払いが出来るハーフでシスターな烏丸、折り紙ができて不思議な力を持ってる巫女の小春ちゃんなど。

 最初に調べるのはタイトルになっている四次元黒板。
 未来からのメッセージが……ってやつで、10年後の未来からメッセージが届いてるの。
 今を変えないと未来はないみたいな感じのね。
 解決したと思ったら、まだ呪いが残っているようで……。

 悪霊とか出てくるので、まるっきり現実的な話ではありません。
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2007年09月05日

☆『ひらひらひゅ〜ん』(※弓道部)


☆『ひらひらひゅ〜ん 1〜(続刊)』(※学園、恋、友だち、仲間、先輩、告白、双子、日記、想い)
著者名:西炯子
出版社:新書館
Wings
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784403618734

“なんなの?
「告白」とか「つきあう」って”


 純粋な恋愛モノ。
 高校の弓道部が舞台の連作短編集。

 一人にスポットを当ててその人の恋愛観や恋の悩みを描いてます。
 男女の双子を好きになってしまい、どちらが好きなのかわからなくなった男の子、
 好きな子の観察日記ばかり描いてる自分は何なんだ? の男の子、
 素直になれず同性と仲良くなれない男の子、
 彼女が好きなのは俺の道着姿? それとも本当の俺? 悩む男の子、
 俺にできないスポーツなどないと入部してきた男の子。

 恋愛ものだけど、やわらかです。
 これぞ西炯子さんという感じですね。
 読者のご想像にお任せというか、はっきりとしたラストがないっていうか、
 疑問を残して終わるとか……。
 でも全然悪くないんですよ。
 むしろそれがマンガのような恋ではなく現実的というか。

 楽しかったです。
 とくに笹原の回。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年08月18日

☆『包帯クラブ』(※クラブ)


☆『包帯クラブ 1〜(続刊)』(※10代、家庭問題、学校問題、屋上、病院、いじめ、HP、過去、依頼、方言、奇行、少年少女、居場所、孤独、家庭崩壊、不安、家族、思い出)
著者名:オオイシヒロト
原作:天童荒太
ちくまプリマー新書
ヤングサンデー
映画化
★★★☆
出版社:小学館
出版年:2007.08
ISBN :9784091512345

“知らないでいいことなんて……
 おれにないと思ってる”


 筑摩書房の新書『包帯クラブ』のコミカライズ本。
 心に傷を持ったものが、同じく心に傷を持ったモノタチを癒していく話。
 包帯クラブとは傷ついた場所に包帯を巻き、傷ついた心を軽くするクラブ。

 過去に何があったかっていうのは、いじめだったり両親の離婚だったり、いわゆるありきたりな理由。
 でも、それは<ありきたり>なんていう軽い言葉で処理できるものなんかじゃない。
 家庭にちょっとでも問題があれば子どもの精神なんてすぐに壊れる。
 小学生だろうが高校生だろうが、それは同じだ。
 
 心に穴がいたときそれを埋めてくれるのは、この気持ちをわかってくれる仲間。
 それしかないと思う。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年08月17日

■『水銀奇譚』(※秘密クラブ)


■『水銀奇譚』(※小学生、高校生、図書室、本、暗号、担任、仲間、友だち、恋、美少年、失踪、殺人、水、シンクロナイズド・スイミング、オカルト、錬金術、現実世界⇔異空間、能力、力、少年犯罪、結晶、科学部、鉱物、罪、罰、復讐、同級会、池、北原白秋、雨、地下室)
著者名:牧野修
出版社:理論社
ミステリーYA!
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784652086117

“この糞溜のような世界を壊すのに、なんの理由がいる”

 まさに現代社会といいますか……な少年犯罪が描かれている。
 特殊能力を含んでいるのでちょっとリアルからは外れていますが、
 現実にも似たようなことあるよね、というストーリーがここにはある。

 表紙からは想像できんな。
 最初はさあ、図書室の本にあった暗号から秘密クラブにたどり着きそこに入部っていう、素晴らしいオープニング。
 この先は仲間との楽しいやり取りが描かれるのだと思っていたのですよ。
 澁澤さんに惚れちゃったくらい本の話は好きだったのですけど、
 っていうか、この入部の仕方は本好き&暗号好きにはたまらないっしょ。
 だから素敵な世界が広がっているのだと思っていた。
 だけど違った。 

 主人公の香織がたどり着いたのは、「真の科学部」。
 科学研究の部じゃなくて、これは人間のクズとかゴミとかクソとか、とにかくこの世に必要のない人間<肉>を裁いていくという、ちょっと犯罪めいた部。
 犯罪めいた……というか、やっちゃってますがね。
 まずは担任に制裁を与えるのです。
 給食に<毒>です。
 おいおいです。

 さらに女礼がしたことについては度を越えてますね。
 どこまでマセているんだよ、と突っ込んでしまうよ。
 そういう知識はどこから来るんですかね。

 しかし、どうしようもない人間を裁きたいというのは自分も同じ。
 子どものときはよく思っていたよ。
 思春期あたりは多いと思う。中学生、高校生になるととくに。
 だから、やっぱりそれが普通なのだと思った。

 君は我々の手助けなしで、<肉>の群れの中で生きていけるのか?

 桐生からの問いについては、ちょっとあれだったね。
 イエスといいそうだ。
 でも常識人ならついていかない。

 ラストは、どうも最近見た映画の「ナルト」というか、テレビでやってた「時をかける少女」というか、
 結局はそうなるんだというオーソドックスなもので解決したのがちょっと残念だな。
 まあ、それでもハッピーエンドといえばハッピーエンドなんだけど。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年08月15日

☆『そら☆みよ』(※天文部)


☆『そら☆みよ』(※星、部活、仲間、友だち、高校生、入学、仲良しグループ、変人、創部、首席、天才、テスト、順位、流星、月食、火星、休学、処分、東京、天体観測、夢、NASA、宇宙、物理、法則)
著者名:梅川和実
出版社:双葉社
コミック ハイ!
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784575833959

“あたしは夜空なんか見上げない。
 見上げようと思ったことさえない。”


 さすが「わー太」の梅川さんだけあって構成がうまいなあと思う。
 とりあえず、変人好きは読むべしですね。
 関連書は、同じ天文部を描く「〜まにまに」と、「〜スピカ」でしょうな。

 中学の時のなかよしと、受験失敗が原因で別れてしまった主人公の水谷湊。
 ひょんなことから無理やり入部させられてしまったのは、
 学校一の嫌われ変人たちが集う「そらみよ部(天文部)」。

 そ:学年トップの相田宗司に、
 ら:学年2位の高坂嵐子(ボクっ娘で微妙に百合?)と、
 み:(主人公の湊)
 よ:同じく頭がいい滝川陽一。

 幼馴染みである3人組の中に、湊が加わります。
 いつも下ばかり向いている湊を、宗司が中心となり顔を上げさせます。
 上を見ることを常に指し示してる。

 いいこともあるけど、どんと挫折が来たり、
 でもそこから真の友情が築けたり。
 これこそが仲間。友だちというものだよ。

 いや〜うまいなあ。
 自分、すげー宗司に惚れ込んでます。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 部活・サークル

2007年08月11日

☆『お茶にごす』(※茶道部)


☆『お茶にごす 1(※続刊)』(※高校生、不良、学園、部長、入部、友だち、仲間、顧問、バイク、アニメ部、漫画、原稿)
著者名:西森博之
出版社:小学館
サンデー
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784091211682

“外見じゃねーだろ!!
 中身に決まってんだろ。”


 顔からして悪魔のような主人公船橋。
 不良面から絡まれることが多く、その度に人を殴ってきた。
 殴られたものは仲間を呼び再戦。
 船橋はそれも撃破。
 殴るたびに不良伝説が大きくなり悪循環が続く。

 平和な日常を望む彼は、
 たまたま部活勧誘で声をかけられたことがきっかけで、友だちの山田とともに茶道部に入部。
 しかし、部長以外の女子はみな船橋の入部を認めなかった(悪魔だから)。

 相変わらずの不良&喧嘩マンガですが、人間として大事なことが描かれていたりするので、この人はうまいなあと思う。
 
 人のために動くことのできる人間。
 バイクを爆破させたの、大好きです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(6) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年07月11日

★『青年のための読書クラブ』(※読書クラブ)


★『青年のための読書クラブ』(※お嬢様学校、女子校、山の手、クラブ誌、異端児、歴史、王子、演劇部、女装、部員、亡命、新聞部、ロック、OG、カフェ、政治家、喫茶店、修道院、パリ、老人、文学作品)
著者名:桜庭一樹
出版社:新潮社
小説新潮
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784103049517

“ようこそ、読書クラブへ。
 ぼくたちは君を歓迎するよ。烏丸紅子さん”


 お嬢様学校・聖マリアナ学園の読書クラブをメインにした連作短編集。
 お嬢様学校に通う異端児たちのいこいの場所。
 ブスとか臭いとかデブとかね。
 のけ者たちの居場所。
 歴代の部員によって、学園の隠された歴史が語られている。

 そこにようこそと迎えられたのが一話目の主人公烏丸紅子。
 大阪弁の貧乏で醜い子。
 それが小太りの女の子・アザミにより、学園の王子に仕立て上げられるというもの。

 上記セリフはアザミの言葉。
「ぼく」っ娘です。
 ああ、もうそんな昔からそういうキャラが描かれるとは、さすがラノベ作家。
 いわゆる「野ブタ。をプロデュース」ってやつですね。
 ライバルは演劇部。

 第二話は、この学園の創設者のこと。
 これがまた、すげーという秘密が隠されてる。
 まさに裏情報だよね。
 部誌ナシでは語れない。

 そんなこんなが、学園のはじまりから共学になる2019年まで。
 後半になると、かつての部員が大人になりOGとして登場。
 しかも、読書クラブは場所を変えてまだまだ存在しているし。
 なんて素敵な。

 表紙も不思議な感じ。
 禁断って感じがします。
 
posted by 未衣名 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(3) | 部活・サークル

2007年06月21日

☆『メガネ×パルフェ!』(※白衣メガネ部)


☆『メガネ×パルフェ!』(※メガネ男子、科学部、実験、恋、兄弟、白衣高血圧、オバケのQ太郎、心理学、階段、自転車、片想い、子猫)
著者名:きづきあきら
サトウナンキ
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784757520288

“俺と恋愛実験やってみるかい?”

 なかなか面白いらぶ実験。
 
 片想いの人を追って入部した怪しい部活。
 その名も白衣メガネ部。

 心に恋が芽生える瞬間って?
 この恋はただの思い込みなの?
 勘違い?
 どの恋が本物?

「助けられた人は助けた人を好きになる」ってのは本当の恋って呼べるのか。
 
 そんな感じの本。
 恋に落ちる瞬間についての実験がいろいろされていて最終的に本物の恋ってのにたどり着きます。

 相手の悪いところをいう、良いところをいうってシーンが妙に好き。
 自分なら、勘違いで恋が始まってしまうかもしれません。
 なんかドキッとするよね。
 ってか、それだけいえるってことは、相手をそれだけ見てるってことじゃん?
 それって好きってことなんじゃないのー?
 とか思う。
 
 なかなか考えられる本。
posted by 未衣名 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年05月17日

☆『写真の神様』(※写真部)


☆『写真の神様』(※弱小部、写真甲子園、カメラ、撮影、部員、顧問、交通事故、恋人、死、ノスタルジー、悩み、克服、決心、北海道、たんぽぽ、手紙、家族、妹、母、テーマ、再婚、居場所)
著者名:岡井ハルコ
山崎由美
出版社:講談社
デザート
★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784063654523

“そういうのオレたち、
「写真の神様」に呼ばれたっていってるんだ”


 家庭にいろいろと悩みを抱える主人公の日菜。
 写真が居場所を作る武器だった彼女。
 ある日ちょっとしたきっかけで、2人しかいない写真部に入部することに。
 3人一組で出場という写真甲子園を目指す。

 写真甲子園っていうのが実在するらしく、それの宣伝もかねてのもの。
 自分も写真に興味あるからけっこう楽しめた。
 撮りたいものって、絵と一緒で現在の気持ちと関連する。
 何を思っているのかってのが作品に表れる。

 写真部の1人は、昔恋人を事故で亡くしていて、それ云々で仲間と言い合うシーンが出てくる。
 でもそれが仲間とのやり取りで希望に変わっていくんだよね。
 
 なかなか。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年05月05日

☆『世界征服チルドレン』(※ミス研) 


☆『世界征服チルドレン 1〜(続刊)』(※入部、先輩、園芸部、猫、双子、入部希望、編入、部費、守銭奴、地下室、ロボット、天才児、部長)
著者名:高坂りと
出版社:エンターブレイン
ビーズログ
★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784757734326

“世界征服には興味ないんで、入部は遠慮します”

 ミステリー研究部に入部しようとした主人公の守都。
 個性豊かな人とのテンション高い? コメディマンガ。
 どちらかというと女性向けなのかな。
 というか、レーベルがレーベルなのでそうだと思いますが。

 9歳なのに高校1年生な天才双子、
 発明が趣味のメガネ、
 園芸部と兼部していた先輩に、

 などなど、個性的なキャラが盛りだくさんです。
 深い設定はありませんが、浅く多めに見ればオッケーで、
 コメディとしては上出来。
 葉鳥ビスコのホスト部が好きな人にはいいかもしれません。
 
 
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年05月04日

☆『とめはねっ!』(※書道部)


☆『とめはねっ! 1〜(続刊)』(※帰国子女、廃部寸前、部員、先生、書、臨書、楷書、行書、練習、大会、骨折、柔道部、期待の星、鎌倉市)
著者名:河合克敏
出版社:小学館
ヤングサンデー
★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784091511973

“でも、なんでわざわざ読めなくするのかなー。書道って。”

 英漢字とか、最近の話じゃないけど書道が見直されてきてると思う。
 これは書道部の青春を描いたコミック。
 地味な文化部なのであまりマンガに取り上げられないよね。
 だから新鮮。
 意外に書道のウンチクとかあって面白いし。
「一」や「十」を書くのがそんなに奥深いとは露知らずです。

 さて、全体的なストーリーは、
 帰国子女の主人公大江縁(男)が、脅迫されて書道部に入部することから始まる。
 書道部は廃部の危機に陥ってて、縁を利用したまで。
 最低5人を確保したい書道部員の女子達は、
 さらに1人の女の子・望月さん(表紙の女の子)も脅迫して入部させる。
 彼女は柔道で全国2位になった、柔道部の貴重な存在。
 だけど、だんだんと書道に興味を持っていくのです。

 微妙な恋関係も面白い。
 期待大な作品です。
posted by 未衣名 at 09:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年04月14日

☆『かるた』(※競技カルタ)


☆『かるた 1〜(※続刊)』(※かるた同好会、百人一首、暗記、上の句、下の句、対戦、相手、ライバル、優勝者、チャンピョン、戦略、OG、ゲーム)
著者名:竹下けんじろう
出版社:秋田書店
チャンピオン
★★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784253212915

“金のためじゃねえ。
 進学とか将来のタメなんかでもねえ。
 ただオレたちは「勝ち」たかった”


 廃部寸前の同好会にあることがきっかけで入部した主人公のタイチ。
 だんだんとその部に魅せられ、部の危機を救う……な感じのストーリー。
 なんだけど、扱ってるものが違うので他にはない作品。
 競技カルタを題材にした漫画や小説は初めてです。

 たかが百人一首なんだけど、奥が深い。
『ヒカルの碁』を読んでる感覚もするのだけど、
 バスケとかサッカーとかアメフトとか、そういうスポーツ漫画っぽい感覚もするから不思議。
 
 スリリングでスピード感あって、心理戦だったりスピードも問われる。
 知能だってなきゃ勝てない。
 でも、中には審判に隠れた不正もあって理不尽なこともあったり……。
 (ここらは「スラムダンク」っぽいかな)

 自分百人一首好きなのですごく楽しめました。
 昔は80種くらい覚えたけど、今はもう抜けてます。
 でも当時の記憶が甦ってきました。

 すげーオススメです。
 久々に熱くなれたバトルモノ。
posted by 未衣名 at 23:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2007年03月29日

●『学校の階段』(※部活)


●『学校の階段』(※高校入学、先輩、非公式、階段、体験入部、仮入部、執行部、二つ名、従姉、お弁当、青春、悩み、タイム、過去)
著者名:櫂末高彰
出版社:エンターブレイン
ファミ通文庫
1〜4巻
第7回えんため大賞「優秀賞」受賞
★★★☆
出版年:2006.01
ISBN :9784757725980

“でも、どうしてこの人たち、そんなことをしているんだろう”

 高校入学後、「階段部」に無理やり引っ張られてしまった主人公の幸宏。
 廊下は走るなという規律に反し、
 階段部は階段を使ったレースをする部。
 規律を犯しているので公式には認められていない。
 階段部を解散させようとする執行部と日々戦っている。
 まあ、ここらへんはハルヒっぽですな。

 とりあえず入ってみることで、階段部がなんなのかを知っていく幸宏。
 レースの難しさとか、人の想いとかをね。
 たしかに、青春だなとは思った。
 好き勝手やることは素晴らしい。

 で、気になったのが階段部結成の秘話。
ホスト部」読んだとき、ホスト部の結成にえらく感動したわたしは、
 ここにも良いエピソードがあるのではとめっさ期待していたのですよ。
 元執行部とか元陸上部とか、いろんな人いるしさ。
 でも、明かされていない。
 
 ああ、これは続編を読めってことなのですね。
 期待してもよさそうなので読んでみようかと思います。

******
>余談 主人公と同居している従姉について
 けっこう好きだったりする。
 帰ったとき温かく迎えてくれる存在というのはいいもの。
 同じラノベでいえば、「まるマ」のユーリの母親だったり、
「シャナ」の悠二のお母さんだったりね。
 偶然かは知りませんが同じ<ゆーちゃん>ってことで思い出しました。
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 部活・サークル

2007年02月24日

☆『CICACICABOOM』(※メガネ部)


☆『CICACICABOOM 1〜(続刊)』(※メガネっ娘、メガネ男子、眼鏡研究部、生徒会、友だち、部長、コンプレックス、恋、コスプレ、グラビア、部誌、写真、ミスコン、生徒会長、先輩)
著者名:山本景子
出版社:集英社
マーガレット
★★★★☆
出版年:2007.02
ISBN :9784088461427

“作りたいんだ。
 百々にとっていごごちのいい場所を”


 すげー萌えました(笑)
 究極のメガネ男子という裏表紙に間違いはなし。
 このピンポイントな狙いは
 集英社というよりは白泉社系です。
 
 メガネである自分に自信が持てない。
 コンプレックスを持つ主人公の百々。
 入学早々、眼鏡研究会という廃部寸前の部に誘われる。
 
 いや〜もうメガネだらけです。
 部員はもちろんメガネで(じゃない人もいるけど……)、
 天敵の生徒会長もメガネで……。

 メガネとメガネじゃない時のギャップもたまらない。
 じゃなくても、眼鏡はいいよなーと思う。
 部長の太郎先輩がすげー好き。
 人懐っこいくて明るい性格といい、時には厳しいセリフあったりね。
  
 感じとしては「ホスト部」ですね。
 女子一人に男子がいっぱいという逆ハーレムと、毎回テーマによって変わるコスプレが共通点。

 メガネ最高! な話ですけど、メガネであることの悩みっていうか、ダサいとか暗いとかオタクだとか悪いイメージとしてのめがねのこともあり、もちろんメガネ部全体が批判されたり。
 それを乗り越えるとこもグッドなんだよなー。

 気になるのは百々と太郎の今後。
 メガネをかけている女の子だからメガネ部に誘ったんじゃないらしい。
 そこらへんの理由は一話で描かれてるんですけど、
 さっさと続きを、というほどに続きが待ちきれん。
 次巻も必見ですな。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2006年10月13日

☆『電脳ビリーバーズ』(※部活)


☆『電脳ビリーバーズ 1〜(続刊)』(※学園、全寮制、風紀委員、社長令嬢、婚約者、許婚、サークル、ロボット、パソコン、オタク、幼なじみ、生徒会、会長、双子、HP、掲示板、父親、ホテル王)
著者名:海月志穂子
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★★
出版年:2006.09
ISBN :4253193951

“大丈夫だよ。ルイさんのことはオレとアズが必ず守るよ。
 二条那鳥にはぜったい渡さないから”


 乙女の萌えがつまっているといいますか、面白かったです。
桜蘭高校ホスト部』とはまた違う楽しみがある。
 
 主人公は数千億もの資産を持つホテル王の娘・ルイ。
 家を出たくて入ったのは全寮制の学校なんだけど、そこには婚約者の男・那鳥(政治家の息子)がいる。
(那鳥がいるから入学を許された)
 やさしい男ならいいんだけど、彼はド級のM男でルイに攻めまくり。

 彼女を守る役で描かれているのは、
 同じサークルのメンバー、亜純と理王(2人ともイケメン)。
 電脳部の流れ者で、なにやら秘密の関係もあるっぽい。
 性格は個性的。
 ややBLっぽい要素も含んでますけど気になりません。

 いろんなキャラ属性があふれかえってますし。
 学園の規則というか校風が面白いし、
 サークルが個性的。
 主人公が入部した部は広報部のリストラ組なんですよね。
 いや〜、新鮮新鮮。

 続き期待してます。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2006年09月07日

☆『桜蘭高校ホスト部』(※部活)


☆『桜蘭高校ホスト部 1〜9(続刊)』(※学園、お金持ち、高校生、家柄、庶民、家族、家庭環境、人柄、コスプレ、恋、愛、軽井沢、別荘、屋敷、デザイナー、兄弟、双子、部長)
著者名:葉鳥ビスコ
出版社:白泉社
 アニメ化
 CDドラマ
 LaLa
★★★★★
出版年:2003.08〜
ISBN :4592180879

“人間大切なのは中身でしょう?”

 ついに最新9巻が発売されました。
 今一番おもしろい少女漫画がコレ。
 乙女のすべてがここにある(笑)。

 金持ち学校のホスト部の話だけど、全くいかがわしくない。
 少コミみたいにすぐ惚れこんでキスだとかHだとかない。
 逆ハーレム状態だけど主人公の女の子ハルヒは浮かれることもない。
 男の子がハルヒに恋をして奪い合いになるというドロドロもない。
 ましてや、BL(ボーズラブ)なんてこともない。
 好感触ばかり。

 ・天然最強でしっかりモノで学年主席で男装キャラで父親が特殊なハルヒ。
 ・ハーフで王子でバカでナルシストで指名率No1で複雑な家庭がある部長の環。
 ・メガネで腹黒い毒舌で学年主席で家でもいろいろとある副部長鏡夜。
 ・双子でいじわる好きでシンメトリー好きな常陸院兄弟。
 ・ロリショタで甘いもの&かわいいもの好きで柔道と空手は全国制覇級で学年主席の埴之塚光邦。
 ・ハニー先輩(埴之塚)の主従キャラで無口なモリ先輩。

 最強キャラが勢ぞろいです。
 それなのに、実は家庭環境が良くなかったり問題を抱えていたりして、妙に親近感を感じるというか、
 お金持ちも普通の人間だよなって思うんだよね。
 主な登場人物みんなの<過去>が描かれていて、超感動。
 初めは「ホスト部なんてくだらねえ」とか思っていたりするのですが、ホスト部を立ち上げた理由が明らかになっていくにつれどんどん引き込まれた。
 心が磨かれたね。

 ギャグだけじゃない。
 シリアスな部分もたくさんあって、これは本当によい本です。
posted by 未衣名 at 23:56| Comment(7) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2006年03月18日

※部活・クラブ・サークル

 もう少しで新学期。
 というわけで、本日のテーマは本の中の部活動。
 ただし、運動系は除く。
 スポーツのテーマに入ってます。

>文芸部
◆「名探偵夢水清志郎の事件ノートシリーズ」はやみねかおる
 主人公が所属。部誌も出している。
■『サンネンイチゴ』
 主人公が所属。詩とか書いている。見ず知らずの他人によまれる。
★『図書館の神様』妹尾まいこ
 主人公が所属。図書館で活動している。
●『“文学少女”と死にたがりの道化』
 主人公と先輩、二人だけの部活。
 先輩は本を食べる妖怪。

>漫画研究会
☆『フラワーオブライフ』よしながふみ
 漫画描いてます。
☆『ヤングガン・カルナバル』
 漫画描いてます。
>現代視覚文化研究会
☆『げんしけん』木尾士目 講談社 アフタヌーン
 漫画描いてたりアニメ語ったりコスプレしたり……

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posted by 未衣名 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2005年10月25日

★『氷菓』(※部活)


★『氷菓』(※日常ミステリ、古典部、高校生活、部誌、姉、謎解き)
著者名:米澤穂信
出版社:角川書店
スニーカー文庫
角川文庫
★★★★
出版年:2001.10
ISBN :4044271011

 第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作!
 スニーカー文庫で出たのが角川文庫に。

 高校の古典部の活動記録……というか、学園生活。
 部員0人廃の古典部。
 新入生が入部しなかったら廃部決定。
 それを阻止せよというOBの姉ちゃんの命令で、無理やり主人公折木奉太郎が入部させられる。
 風変わりな男子高校生です。
 
 鍵を持ってさっそく部室の鍵をあけると、中には新入部員の女の子が。
 え? 鍵かかっていたよ? 何で中にいるの?
 これが第一の謎解き。

 そんな日常ミステリの連続短編で、文化祭に発行する文集「氷菓」探しやらなんやら。
 三十三年前にひめられた謎解きが、最終目的。
“古典部”という活動は一切ないのですが、おもしろかったです。
 登場人物すべてに魅力があり、ストーリー展開も良し。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 部活・サークル