2008年10月04日

☆『むこうがわのまさか』(※妖怪)


☆『むこうがわのまさか 1〜(続刊)』(※古物店、依頼、仕事、刀鍛冶、親方、現世⇔異界)
著者名:雨鳥
出版社:講談社
ライバル
★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784063800128

“ここは人の世界と似てるけど違う。
 人の世界の向こう側”


 舞台は現代。

 妖怪によって迷界(妖怪の世界)へ引きずり込まれた人間を
 主人公・まさかが救い出していきます。
 彼は物再生屋「塵塚」で働く人間……の姿をした妖怪。
 迷界で有名な刀鍛冶・イッポンダタラらしいです。

 
 なんというか、物語の本質っていうか、目的みたいなのがあまり見えないなあと思う。
 そこが薄いので何を描きたいんだろうと考えてしまう。
 塵塚がやっていることとか、そういうことももう少し明らかにしてくれてもいいんじゃないかなあ。
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2008年09月06日

☆『モンスターハンターオラージュ』(※モンスター)


☆『モンスターハンターオラージュ 1〜(続刊)』(※ギルド、ハンター、旅、師匠、娘、龍、仲間、パーティ、幻、夢、封印、紋章、証、真実、武器職人)
著者名:真島ヒロ
カプコン(著)
出版社:講談社
ライバル
★★★☆
出版年:2008.08
ISBN :9784063800012

“「人と人との出会いが幻を真実へと変える」
 お師匠様の言葉だ”


 元になってるゲームは全く知らないのですが、
 とっても楽しめました。
『フェアリーテイル』忙しそうだけど、手抜いてなくて安心した。

 主人公は封印のハンター・シキ(←真島さんらしいネーミング)。
 彼の目的は伝説と化してる輝龍ミオガルナの封印討伐。
 いるのかいないかは不明。
 旅の途中で出会った自分の師匠の娘・アイリィと
 師匠の友人の師匠の娘・サクヤとともに旅に出る。
 というのが1巻の内容。

 アイリィのツンデレぶりがツボでした。
 夢がでかくていいなあ、この話は。
 ギルドとかハンターとか旅とかそういうのがフェアリーと被ってはいるけど、
 これはこれでひとつの世界が見えていていいよ。
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2008年09月04日

☆『クローバーフィールド』(※化け物)


☆『クローバーフィールド/KISHIN』(※高校生、東京上陸、被害、守る、母親、神、名残、力、父、スパイ、同級生、女の子、世界、運命)
著者名:東川祥樹
出版社:角川書店
Webカドカワ
★★★☆
出版年:2008.08
ISBN :9784047150591

“僕が生まれた意味は何だろう。
 これが運命なら闇でしかない”


 学校でいじめられている男の子・相葉キシン。
 自分に自信が持てない彼の人生は、
 突如東京に現われたものによって変えられていく。

 この世に必要とされていない人間が、
 生きていく意味を見つける物語。


 映画にも「クローバーフィールド」ってあったけど、
 そっちは未鑑賞なので関連性は知りません。
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2008年08月29日

☆『ストレイキーズ』(※欲)


☆『STRAYKEYS〜ストレイキーズ 1〜(続刊)』(※契約、体、欲望、化け物、幼馴染み、代償、意識、学校、友だち、現実、異空間)
著者名:柚木タロウ
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★☆
出版年:2008.08
ISBN :9784757523609

“どんなことがあっても
 ソウちゃんを見つけ出す。
 例え体が奪われようとも――”


 けっこうよかった!

 人間の<欲>の話。
 欲に取憑かれた人間は理性を失い、
 最終的には異形の者へと変貌する。

 主人公・杏は、幼い頃に意識を失ったままの幼なじみのソウを助けるため、
 自分の体を代償に欲と契約する。


 欲望って誰にもあるからラストはどうなるんだろうって、
 早くも気になるところ。

 
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2008年08月19日

☆『ぬらりひょんの孫』(※妖怪)


☆『ぬらりひょんの孫 1〜(続刊)』(※魑魅魍魎、中学生、同級生、カラス天狗、当主、頭領、屋敷、陰陽師、血、総大将、クオーター、変身)
著者名:椎橋寛
出版社:集英社
ジャンプ
★★★☆
出版年:2008.08
ISBN :9784088745572

“それが妖怪の血です。”

 妖怪の総大将であるぬらりひょんの孫・リクオ。
 四分の一だけ妖怪の血が流れている。

 普段はふつーの子どもで、
 たまに何かあるとかっこよく変身する系。
 といったらちょっと説明悪いですが。
 サンデーでやっている『クナイ伝』っぽいところあるかも。

 次期当主を継ぐ継がない問題とか妖怪退治モノです。
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2008年07月28日

☆『ときめき☆もののけ女学園』(※妖怪)


☆『ときめき☆もののけ女学園 1〜(続刊)』(※人間界→妖界、入学、転入、人間、秘密、おへそ、全寮制、相部屋、墓地、ろくろ首、鬼女、猫娘、クダン)
著者名:南国ばなな
出版社:一迅社
百合姫
★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784758070324

“人間の世界の行き来は力の強い大人の妖怪しかできないんだよ。
 あれられみたくたまたま紛れ込んじゃうこともあるみたいだけど”


 ※軽い軽い百合モノです。

  
 新しい学校へ行く途中でなぜか辿り着いてしまった妖怪の学校。
 主人公雨野あられは妖怪雨女としてもののけ女学園に通うことになってしまう。
 人間だということはもちろん秘密。
 だけど帰る方法がわからず全寮制の学校でモノノケたちと暮らすことに。

「千と千尋の神隠し」とか『はこぶね白書』みたいな雰囲気だよね、最初はさ。


 おもしろいのは、妖怪と人間の恋部分。
 恋といっても百合なので女の子同士なのですが、
 恋人同士になったら●●になっちゃうっていう厳しい条件みたいなものもあるので、
 だからこそ楽しみのあるストーリー。

 ちょっと艶かしかったりするのが苦手だったけど、
 あられ かわいいから嫌じゃないよ、うん。
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2008年06月05日

●『狗牙絶ちの劔』(※異種)


●『狗牙絶ちの劔 刀と鞘の物語 1〜(続刊)』(※人でないモノ、刀、戦い、師匠、鞘、修行、結界、同居、高校生、居合、ドーナツ、洋館、弟子)
著者名:舞阪洸
出版社:富士見書房
ドラゴンマガジン
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784829132876

“何故なのかを知りたい。
 刀で刺されても死ななかった理由を。
 香月の刀を呑み込んでしまった理由を。
 自分は何者なのかを知りたい。”


 日本刀とセーラー服と足袋の絵が素敵でした。
 キャラも基本的にキャラ立ちしているのでいいんじゃないですか?
 香月の師匠である遊眞が好きです。

 高校生の駿。
 公園で日本刀を持つセーラー服の女の子を目にし、
 それで刺されてしまう。
 ところが自分は死なないどころか刀はそのまま体内へ呑み込んでしまう。
 いったいどういうことなのか。

 駿は人間ではない者・狗牙(いわゆる吸血鬼みたいな)ものを絶っている少女たちと同じ世界に足を踏み入れることを決断する。
 
  
 敵があまり出てこなかったことがちょっと不満だった。
 次から場が盛り上がるらしいです。
 そんな場面で終ってるし。
 それとこれ、読者投票によりストーリーが決定するとかなんとか。
 本誌知らないので詳しいことは知りませんが。
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2008年05月21日

●『死図眼のイタカ』(※化け物)


●『死図眼のイタカ』(※伝奇、ミステリ、殺人、しきたり、姉妹、家系、伝統、医者、秘密、人格、婿養子、名前、能力、鴉、陰陽師)
著者名:杉井光
出版社:一迅社
一迅社文庫
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784758040006

“ああ、美しい家系図だね。
 芸術といって差し支えない”


 地方都市伊々田市を支配する謎多き女系一族――朽葉嶺家。
 四つ子の姉妹の中から1人を後継ぎとして選ぶ20年に一度の儀式が近づいていた。
 次期当主の婿として育てられたのは、主人公のマヒル。
 マヒルは完全に結婚させられることになっているが、
 四人の姉妹たちは4分の1の確率で当主になることになる。
 やや不安のあるなか、
 不可解な殺人事件が頻発。
 四人姉妹達もどんどんそれに巻き込まれていって……。

 二つの顔を持つ少女・イタカの出会いにより、
 マヒルは朽葉嶺家の隠された秘密を知っていくことになる。

さよならピアノソナタ』の人なので期待していたのですが、後になってくるにつれよりダークになっていってるので驚き。
 ちょっと恐ろしかった。
 家系については、なるほどな感じでした。
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2008年05月08日

◆『あやかしの鏡』(※妖怪)


◆『あやかしの鏡』(※秘密、遠野、葬儀、通夜、遺言、座敷ワラシ、名前、約束、魂、家系、小学生、中学生、兄妹、兄弟、霊能者、鏡、異界、鬼、過去、証文、取引、契約、両親、夢、冥府)
著者名:香谷美季
友風子(画)
出版社:講談社
青い鳥文庫
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784062850223

“俺たち一族は、生きている人間と死んだ人間の世界の狭間にいるようなものなんだよ”

 夏休みに公開されているアニメーション映画のシナリオみたいだった。

 亡くなった阿嘉おばあたんの葬儀のため岩手県の遠野へ行くことになった
 主人公の男の子・亜樹。
 夢に出てくるおばあちゃんと助けてというメッセージ……。
 おばあちゃんの魂はどこかに囚われているらしい。

 生まれる前から名前がアキと決まっていた亜樹と
 座敷ワラシがおばあちゃんを救うための冒険にでます。

 一族の話であったり妖怪の話だったり、
 遠野と聞いてそれに相応しい物語がここにあります。
 ユーモアな妖怪に、やっぱ野辺地の一族ってのがちょっとおもしろいなあ。
 妹さんや従兄弟くんたちもよかった。

 
 挿絵は友風子さん。
 SSでイラストいっぱい見てきて才能あるなあと思ったらこんなところでもデビュー。
 うれしかったー。
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2008年03月21日

☆『呪法解禁!! ハイド&クローサー』(※呪術)


☆『呪法解禁!! ハイド&クローサー 1〜(続刊)』(※中学生、人形、祖父、孫、血族、心臓、行方不明、命、リスク、敵)
著者名:麻生羽呂
出版社:小学館
サンデー
★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784091212955

“これがボクとハイドの二度目の出会い、
 そして全ての始まりだったのだ”


 呪術モノ。
 
 悪くはないけれど、
 どことなくすぐに終わりそうな予感がするので微妙なところです。

 が、ラスト辺りが気になるので次も読む予定。
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2008年03月06日

☆『花月姫』(※悪魔)


☆『花月姫』(※契約、人間、命、誕生日、踊り子、心臓、運命、旅、お金、相棒、仲間、王子、指輪、妖精、感情)
著者名:響ワタル
出版社:白泉社
LaLa
★★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784592180333

“力がほしい。
 この運命を変えられるだけの力を”


 悪魔と人間の切ない運命の物語。

 悪魔と契約し16年という期日を条件に心臓を借り生きる少女・リース。
 胸には悪魔と契約した印である花の印が刻まれ、
 人々からは非難轟轟。
 そんな中でも、相棒のシヴァだけはずーっと近くにいてくれる。

 旅の途中で出会った指輪の精も加え、
 15歳の彼女は自分が生きぬく方法を探るため、
 契約した悪魔探しを続ける。

 これがまた続きが気になる系のおもしろいものでさあ、
 人間の感情と悪魔の感情。
 っていうか、感情を持っていく悪魔というの?
 それに萌える。

 1巻表示はないものの、続編もご様子。
 そりゃ、これで描き捨てはもったいないっしょ。
 わたしは追っかけて行きますよ。


 余談になりますが、ちょっと意味合いは違うけど同レーベルの『らせつの花』も命の制限付きの話です。

******
>人間と悪魔
☆『花と悪魔
☆『紅心王子
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2008年03月05日

●『ほうかご百物語』(※妖怪)


●『ほうかご百物語』(※イタチ、美術部、絵、モデル、スケッチブック、部員、先輩、生徒会長、妖狐、伝承、伝説、ルール、副会長、入部、妖怪退治、鬼)
著者名:峰守ひろかず
出版社:メディアワークス
電撃文庫
第14回電撃小説大賞大賞受賞作
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784840241687

“いきなりで悪いけど、
 あなたの血、吸っていいかな”


 電撃の大賞受賞作。
 自分にとってはまあまあ。

 主人公は美術部部長の真一。
 忘れ物を取りに行こうと夜の学校に忍び込むと、
 そこで不思議な女の子に出会い血を求められる。
 彼女がイタチであることを見破った彼は、
 吸血の難を逃れとある約束を交わす。
 そしてその約束を果たしにやってきた彼女は、
 手遅れになる前にだとか、まだ無事だった……とか、意味深なことを。
 
 妖怪変化に遭遇できるミステリースポットに化した学園&妖怪引き寄せ体質の真一は、
 イタチさんや美術部員たちと学校に現われる妖怪退治をしていきます。

 どこまでが本当の伝承話かは知りませんが、
 動物系妖怪知識が新鮮で(わたしが知らないだけか?)、
 おもしろかったです。
 けっこう出てくる妖怪のルールみたいなのもおもしろかった。

 ラストも好き。
 
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2008年02月21日

☆『花と悪魔』(※悪魔)


☆『花と悪魔 1〜(続刊)』(※魔界→人間界、孤児、赤ん坊、世話、人間、捨て子、名前、屋敷、使用人、同居、血、寿命)
著者名:音久無
出版社:白泉社
花とゆめ
★★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784592185512

“俺はお前を失うことが
 たまらなく恐ろしいのだ”


 これはのちのちの大ヒット作になるのでは予感がします。
 すげー萌えました(笑)

 悪魔に拾われ育てられた女の子・花と、その悪魔ビビ。
 もうすげー切ないというかはかないというか、
 今この時間がどれだけ貴重なものであることか……。
 守ってやりたい存在ってのが最高です。

 余談になりますが、
 これに萌えた人は『うさぎドロップ』もオススメです。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2008年02月12日

☆『FULL MOON』(※魔祓い師) 


☆『FULL MOON 1〜(続刊)』(※姉妹、死者、満月、月の光、復活、双子、魂、封印/魔物、人造、心臓、不死身、同族、改造、復讐、研究所、月の魔力)
著者名:塩沢天人志
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784757522091

“この世界には<月の世界>というものがあるの。
 ここでは地上で失われた全てのものが存在する”


 やや遅れましたが、先月の新刊です。

 あれれな話で今後はどうなるのかちょっとよくわかんなかったんですけど、
 でもおもしろかったです。
 というのは、話が2つあるからなんです。

 読みきりモノと、続き物。
 前半と後半は二つとも「FULL MOON」というタイトルがついているのですが、
 別物の話になっているのでやや混乱したというか。
 あとで二つが絡んできたら面白そうなんですけどそれもなさそうな雰囲気。
 でもインパクトあるからそれでもいっかみたいな。

 月の力により死者が復活する世界。
 それを倒すのが魔祓い師の仕事。
 それをしている女の子の話です。

 後半のは、別人になりますが、魔祓い師の女の子が主人公で、
 そこでオルダという青年に出会います。
 彼の正体は不死身の化物。
 しかし、それは改造された体で、彼は自分の体をこういうふうにした奴に復讐しようとしている。
 本来倒すべき化物と一緒に行動する魔祓い師のイエロッテ。
 彼を助けたいと思うのだが、実力的に劣っているといわれてしまう。

 なかなか期待できるのではないでしょうか。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2008年02月08日

●『MAMA』(※人喰い)


●『MAMA』(※魔物、封印、魔術、落ちこぼれ、名前、真名、二つ名、契約、耳、代償、外交員、王宮、末裔、愛情、主人、隷属、奴隷商、姫、魔術師、孤独、使い魔、命、魂、耳飾)
著者名:紅玉いづき
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784840241595

“一度だけチャンスをやろう。
 サルバドールの落ちこぼれよ。
 ボクに名前をつけてみろ”


ミミズクと夜の王』の作者の新作。
 
 前作と同じく、魔物と人間の無償の愛というか、
 孤独や愛情、疎外とか、哀しいものがテーマになってます。

 強い魔術師の血筋を持ちながら落ちこぼれである少女トト。
 昔人間を喰らった魔物を、封印から解き放ってしまうのです。
 片耳を失う代償に手に入れた大きな魔力。
 魔物は自分に名前をつけてくれたトトに、
 絶大的な忠誠心を捧げる。

 まずここらの契約シーンがすごいんですよ。
 二つ名とか、『ゲド戦記』みたいじゃんとか思いながら読んでたけど、
 そんなことなかったです。

 タイトルは「ママ」「母親」。 
 本能かは知らないけれど、お母さんというには無償の愛を注いでしまうんですよね。
 お母さんと子どもってそんな感じだよ。
 当然魔物の方が年齢は上なんだけどさ、
 歪みであろうとなんだろうと、心の空白を補う依存関係は好きだ。
 だって、それがないと生きていけないじゃん。
 認めてあげなくちゃ。
 ってか、それが普通だよ。
 誰だってそうだろ。

 ゼクンとの出会いからまたいろいろと波紋が出てきて、
 哀しくなるのですが、
 それにしても最高です。

「MAMA」完結後の「AND」。
 このタイトルもいいよね。
 最初はよくわからなかったけど、ティーランや耳飾が出てきた瞬間繋がっているのだと分かった。
 タイトルどおり、その後それからの話。
 また血の繋がりのない家族の話になってます。 
 後半がすごい。
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2008年02月03日

☆『緋色の欠片』(※化物)


☆『緋色の欠片−目覚めの刻−』(※封印、守護者、守護家、祖母、宿命、血、刀、過去、力、高校生、役目)
著者名:湖住ふじこ(著)
藤澤経清(原著)
出版社:エンターブレイン
ビーズログ
ゲームコミカライズ
★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784757740297

“俺たちは何があってもお前を守る”

 普通の少女だと思っていた主人公の珠紀が、
 祖母の家に行くことにより突然破天荒な自分の使命を聞かされ、
 戸惑いながらも、次第にそれを受け入れていくという
 プロローグ的な物語。

 玉依の血を継ぐ者で、鬼斬丸という強大な力を封じているらしい。
 結界を守るため、
 自分を守る使命を持つ守護五家の男の子たちと
 地の平和を守ります。

 話はいいんだけど、ちょっと薄いかなと思う。
 元々はゲームらしいので、
 やっぱ原作にはかなわないのではと思う。
 雰囲気しか伝わってこないのが残念。
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2008年01月29日

☆「BLACK×BLACK」(※悪魔)


☆「BLACK×BLACK」(※羽、恋、下界、能力、意思、神様、元人間、孤独)
著者名:下北沢ミツオ
出版社:集英社
ザマーガレット
←『センチメンタル収録作品」
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784088462615

“だったら――
 どうして悪魔になったりしたの?”


 短編集である『センチメンタル』収録作品の1つ。
 けっこう退屈に読んでいたところに
 変化球が飛んできた。

 ちょっとおもしろかった。

 孤独な少女は、誰かにこの世界から連れ去ってほしかった。
 そんな中家の庭で倒れていたのは、悪魔と名乗る男の子。
 上の世界に帰るといいながら、羽を失い同居することに。
 普通の男の子だと思って接している
 少女はだんだんときらめいていく。

 そんな時、少女は彼の能力を知り、悪魔というのは事実だと知る。
 そして、悪魔な少年は元人間で……。

 短編だから説明不足な点もあるのだけど、
 こういうストーリーは素敵だ。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2008年01月28日

☆『少年羽狩人』(※妖精)


☆『少年羽狩人 1〜(続刊)』(※旅、妖精狩人、保護団体、羽根、信頼、人間、ハンター、過去、裏切り、幸福、家族、記憶)
著者名:喜久田ゆい
出版社:一迅社
ゼロサム
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784758053327

“俺はな、
<自分の心を決して裏切らない>お前を信じているんだ”


 評価はまあまあになってますけど、おもしろい部類に入る本。
 ただ、やや軽く匂い系にできているのでその辺は了解して読んでください。
(ゼロサムなのでそこらは軽いレベルです。)

 この世界で宝に値するのは妖精の羽根。
 手に入れたものに幸せが降り注ぐというのがあるから。
 そんで羽根を売りさばこうという妖精ハンターと、
 法に代わり妖精を守ろうという保護団体の2つがある。

 主人公・レンは妖精ハンターで、
 旅の仲間になったのが妖精の保護団体であるシエル。
 2人は協定を結び共に旅する。

 敵同士が一緒に旅するという異例の形。
 それなのになぜかそこには<信頼>というものが存在している。
 だから魅かれるし、
 妖精ハンターであるレンはシエルに自分の正体は告げてないわけで、
 またそこがいい関係になっていると思う。

 期待できるかはまだわからないけど、
 見守っていこうと思う。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2008年01月28日

☆『モノノ怪』(※妖)


☆『モノノ怪 1〜(続刊)』(※妖怪、怪死事件、猫、薬売り、刀、因果、縁、結界)
著者名:蜷川ヤエコ
出版社:スクウェア・エニックス
ヤングガンガン
アニメ
★★★
出版年:2008.01
ISBN :9784757522114

“斬るものの形、真、理。
 その三つが揃わなければ…抜けません”


 アニメのコミカライズ版。
 アニメがおもしろいらしいので読んでみました。
 というか、大好きな妖怪モノなのでって理由なんですけど。

 たぶん妖怪退治の話です。
 たぶんというのは、まだプロローグ的なことで物語の全体がまだ見えてないから。
 一連の流れというのはまだ完結していなく、

 怪死事件はアヤカシのせい。
 場所に居合わせた薬売りがアヤカシを切れる刀を持っているのだけど、
 鞘から抜くには妖の形が分かり、事の有様と心の有様がわかっていることが必要との事。
 何かがあり何者かが何ゆえにか怒り怨んでいるというのを明らかにしない限り無理らしい。

 すぐに退治できないという弱点が魅力的。
 今後に期待できそうな感じです。

 
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2008年01月21日

■『幻狼神異記』(※魔物)


■『幻狼神異記 1〜(続刊)』(※狼憑き、力、転校、中学生、母親、友だち、古代史研究会、先輩、不良、仲間、過去、狼霊、満月、除霊、高校生、神社)
著者名:横山充男
出版社:ポプラ社
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784591100530

“じぶんが何者であるかを知れば、生きていく意味もはっきりしてくる。
 きみもこのままじゃ、ただの人殺しになってしまうぞ”


 体の中に大きな魔物が棲み付いている主人公・健。
 魔物の暴走により学校を退学せざるをえなかった彼の転校は、今回が初めてじゃない。
 次はおとなしくいよう、
 不良との絡みは避けようとする日々。
 新しい学校では、仲のよくなった犬養の入っている古代史研究会に興味を示す。

 犬養といることが多くなった健は、
 悪い生徒を見る機会もないわけではない。
 犬養は不良がいても、健がいるから大丈夫な感じでいる。
 犬養は自分の正体に気づいているのだろうか……。

 日常ファンタジーという枠ではなく、
 大きなファンタジー枠になっているんじゃないかな。
 魔物がいることが普通というかなんというか。

 持つべきものは理解のある仲間。
 同じ仲間。

 あとで気づいたけど、この作者さんは『鬼にて候』の人。
 悪霊に詳しいわけだ。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2008年01月15日

●『モーフィアスの教室』(※怪物)


●『モーフィアスの教室』(※夢、高校生、クラスメート、教室、友だち、悪夢、夢神、扉、過去、父親、幼馴染み、扉、一族、追放、末裔、現実世界、夢世界、事件、秘密、決断)
著者名:三上延
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784840241496

“その灰色の怪物は<夢神>と呼ばれている存在よ”

 けっこうおもしろかった作品。

 主人公・直人の多くのクラスメートが見る不思議な夢。
 夢の中で怪物に喰われたものは二度と目を覚まさない。
 目覚めない友人を救うため、幼馴染みの綾乃とともに夢の秘密を探ります。

 ラストに驚きの真実がいっぱい隠されていてよかった。
 前半は少し退屈だったんだけど後半はもりあがりました。

 新鮮だったのは、誰かに与えられたからもらうのではなく、
 自らの意志で引き継いだこと。
 ここら辺の流れが巧いなあと思った。
 
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2008年01月09日

☆『混沌の城』(※蟲)


☆『混沌の城 1〜(続刊)』(※異形、異変、生命、創造、大震災、化物、血、秘密、研究、城、地下、依頼、王、森、人殺し、強力な力)
著者名:松葉博(著)
夢枕獏(原著)
出版社:マッグガーデン
コミックブレイド
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784861274237

“きっかけは1人の男の依頼だった。
 それが始まりだった”


 舞台は大震災が起こった2012年から143年後の世界。
 異形の生物が発生し、人に寄生することで人格を変えいろんなものを崩していったり。
 また、大螺王とかいう魂とその力もいろいろと関係しているっぽい。
 螺王の力を手に入れれば世界を握れる感じになるのかな。

 発展した未来の話ではなく、感じとしては江戸みたいな時代物。
 のわりにはけっこうおもしろいんだよね。

 異形の生物と、それを作り出す人間たちなど、アンダーグラウンドでブラックな話。
 あらすじは説明しにくいのでパス。
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2008年01月08日

★『妖怪変化』(※妖)


★『妖怪変化 京極堂トリビュート』(※事件、過去、鬼、殺人、古本屋、祖父、手紙、死、家族)
著者名:あさのあつこ、西尾維新ほか
出版社:講談社
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784062144759

“知らないほうが幸せなのでしょうが――
 知りたいというのなら、お教えしましょう”


 京極夏彦さんの京極堂シリーズのトリビュート作品。
 小説と漫画の短編集です。

 わたしは京極作品を全く知らないので、どこら辺が本元と一緒なのか分かりません。
 ただ、西尾維新が書いてるってだけで読んだわけですから。
 一応全部読んでみた感想としては、
 あさのあつこと西尾維新が読めた作品で、あとはさっぱりという感じ。
 ファンでなくちゃ楽しみが分からない気がする。

>「鬼娘」あさのあつこ
 自分は血の匂いがすると思っている1人の女。
 彼女は、自分が鬼だという。
 はたして本当に彼女は鬼なのだろうか。

 ミステリな感じ。
 だいたい予想がつくものではありますが、恐ろしさの表現に引き込まれていく作品。

>「そっくり」西尾維新
 祖父の訃報が届く。
 葬儀への欠席をメールで送った青年。
 彼の元に、祖父からの手紙が届く。
 そこで語られていたこととは――。

 西尾維新っぽいといえば、それっぽい作品。
 本物か偽者かなんて全く分かりませんな。
 もし本当なら恐ろしいことだ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2007年12月29日

☆『Crimson-Shell』(※化け物)


☆『Crimson-Shell』(※裏切り、信頼、仲間、いばら、力、薔薇、突然変異、組織、研究者、極秘任務、使命、特殊部隊)
著者名:望月淳
出版社:スクウェア・エニックス
Gファンタジー
★★★☆
出版年:2006.03
ISBN :9784757516588

“その瞳で見て耳で聴いて肌で感じたこと……。
 どんな言葉よりもたしかなことなんじゃないの?”


 自分を救ってくれた人に主人公の少女が裏切られちゃう話なんだけど、
 でもその裏切りが二転三転。
 裏切り者は誰かっていう話になってくる。
 何を信じていいかわからないほどの中で、
 何を信じていいのか。
 何が希望に繋がるのか。
 迷いに救いの手をくれる本だなあって思った。
 推理小説並みのどんでん返しぶりじゃないですか?

 自分の好きなアーチストにSound Horizonっていう集団がいるんですけど、
 彼らの「恋人を射ち堕とした日」という歌に似た内容かなと思った。
 もっとも一番お似合いなのは『BLEACH』のルキアと海燕さんの最期なのだけどね。
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2007年12月26日

☆『町でうわさの天狗の子』(※天狗)


☆『町でうわさの天狗の子 1〜(続刊)』(※力、修行、地元、山、父親、混血、母親、幼馴染み、恋、中学生、高校生、お面、動物、眷属、神社、町長、友だち)
著者名:岩本ナオ
出版社:小学館
フラワー
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784091313935

“わかってんのか。
 お前は本来お山で暮らすもんなんだからな”


 天狗がいることが日常という青春ファンタジー。

 主人公の秋姫は天狗と人間の間に産まれた子ども。
 天狗のお父さんはお山の上に住んでおり、
 母親と秋姫は下界暮らし。

 学校の友だちはみーんなそのこと知っている。
 秘密がないからそこが新鮮。
 彼女は本来天狗になるための修行をしないと行けないのだけど嫌がってしていない。
 ただ、幼馴染みの瞬ちゃんだけは天狗になる修行中。

 人ならざる者たちとの交流がすき。
 お面姿の瞬ちゃんが好き。
 あとは、タケル君・瞬ちゃん・秋姫の三角関係に注目したいところなんだけど、
 この展開どうなるんだろ。
 
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2007年12月24日

☆『ハザマノウタ』(※魔族)


☆『ハザマノウタ 1〜(続刊)』(※血、ハーフ、天使、都市伝説、委員長、恋、学園、父親、再婚、兄妹、転入生、過去、復讐)
著者名:介錯
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784757521810

“憎むべき魔族の血が流れている。
 あいつと同じ血が流れているオレが……
 姉さんの敵をとる。
 オレは…あいつを必ず見つけてやる”


 主人公・ハザマトウヤは魔族と人間のハーフ。
 母親が魔族。母はもういなく、姉を魔族に殺された過去を持つ。
 ハーフであるものの人間より力を持っているトウヤは、いつものように魔族と戦うことになる。
 そこで出会ったのは天使のヒカル。
 トウヤを魔族と間違え攻撃してくるのだった。

 その後多々ありいったんおさまるものの、ヒカルは父親の再婚相手の連れ子。
 同居することに。
 さらには同じ学校に転入してきてクラスまで同じという最悪の事態。

 姉を殺したものを探しつつ、
 日常ではヒカルに教育されたり委員長に恋したり。
 そんな物語が描かれてます。 

 まあまあ。
 個人的にはやや男の子向けに描かれているので苦手な部分もあります。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2007年12月08日

●『緋色のルシフェラーゼ』(※悪魔)


●『緋色のルシフェラーゼ 1〜(続刊)』(※転生、前世、魔王、魔力、四大天使、大天使、七つの大罪、変身、天使、指輪、保有者、ゲーム、高校生、剣士、幼馴染み、約束、恋、夢、争奪戦、敵)
著者名:伊藤イツキ
出版社:富士見書房
ファンタジア文庫
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784829119778

“し……仕方ないわね!
 あんたがそこまで言うなら、戦ってやらなくもないわよ!”


 おもしろいんだけど、なんというかなんというか。
 続きはもういいやな感じ。
 一部言葉遣いについていけないとか……。
 まあ、ハッピーエンドになることは目に見えているのでそれでいいかなあな感じ。

 主人公来栖いずもは高校2年生。
 年下の幼馴染み・紺太が好き。
 そんな彼女は不思議な夢を見、前世が愛欲の魔王であったことを知る。
 悪魔の力を取り戻せるのがソロモンの指輪。
 幼馴染みの紺太は指輪の保有者で、
 他の悪魔たちと指輪の争奪戦ゲームへと巻き込まれていくのだった。
 悪魔や天使が出てきます。

 これ、幼馴染み設定が年下の男の子なんだよね。
 あんまりない気がするからそこ新しかったなー。
 昔交わした約束っていうか、そういうのいいよね。
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2007年11月25日

☆『鬼切様の箱入娘』(※半妖)


☆『鬼切様の箱入娘 1〜(続刊)』(※鬼、封印、現代、過去、先祖、蔵、刀、母親、家族、友だち、委員長、学校、妖狐、命、人間、仇、復讐)
著者名:有楽彰展
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784757521155

“千沙耶の半分は人間だから。
 それは人と鬼の心が通じた証だから”


『東京アンダーグラウンド』作者の最新作。
 アングラ描いた人だけあってふつーにおもしろいです。
 しかし鬼の子と主人公の恋モノかと思っていたのですが、
 委員長と近所のお姉さんとか絡んできて微妙にそこらへんが脱線気味なんだよなあ。

 蔵の箱の封印を解いてしまったことでよみがった鬼の娘・千沙耶。
 千沙耶は昔母親を耶櫃に殺され、彼の命を狙っている。
 主人公綾史は耶櫃の子孫。
 姿が非常に似ていて不思議な力も受け継いでいるっぽい。

 鬼の娘とのコメディモノですが、
 人間世界で一人ぼっちとなった彼女の悲しみや生きづらさ、母親への想いなどシリアスな部分もちょこちょこ。
 せつないですよ。
 微妙に『犬夜叉』の犬夜叉と桔梗な感じ。

 とりあえず注目の作品。
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2007年11月20日

☆『十字架の魔術師』(※エクソシスト)


☆『十字架の魔術師 1〜(続刊)』(※依頼、神父、悪魔祓い、死者、ロシア、北海道、昭和、守銭奴、協会、懺悔、教団、魔法陣)
著者名:岡崎圭
出版社:集英社
ヤングジャンプ
★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784088773513

“これは聖火。
 どんな悪魔でも焼きつくし浄化する”


 エクソシストって結構マンガになっているけれど、
 舞台が昭和っていうのは初めて読んだ。

 わたしにはこれがおもしろいのかどうかはわからないんだけど、
 とりあえずは可もなく不可もなく。

 主人公天野晴彦の過去と現在においてはきになりますがね。
 なんかものすごい教団に所属していたっていうじゃないですか。
 そういう経歴あるとじゃあなんで今はここにいるの? みたいに気になるのですよ。
 
 悪魔祓いそのものに関しては、あまり興味なし。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2007年11月10日

●『ヴェアヴォルフ』(※人外)


●『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』(※人狼、ベルリン、探偵、吸血鬼、満月、銀狼、殺し、事件、過去、秘密、謎解き、所長、秘書、生き残り、妖精、連続殺人事件、人体実験、研究所)
著者名:九条菜月
出版社:中央公論新社
第2回C★NOVELS大賞特別賞
C・NOVELS Fantasia
★★★☆
出版年:2006.07
ISBN :9784125009490

“どうしても、人間でなくては嫌なのかい?
 君が人間じゃなくても、君であるということに変わりはないのに”


 人間の多い世界で、居場所をなくす人ならざるものたちが生きていく話。

 主人公・ジークがいる探偵事務所は、その人外たちの居場所。
 人間もいるけどね。
 人族からの依頼も請負い、
 もちろん人外からの依頼も受け持つ。
 人でない存在が関わっているのであれば、できる限り人族に悟られないようにするのが義務。

 で、久しぶりに戻ってきた彼に与えられた仕事が、人狼の子ども・エルの世話。
 世話をしつつゴブリンに戦争やめろといいに行く仕事をする。
 でも列車の襲撃事件に巻き込まれたりね。
 さらに大きな事件に関わっていくのです。
 エルが前にいた曲芸団がみんな殺されたとかで。

 人間と人ならざるものたちの歪みとか、
 人間との違い、共存。
 そして、化け物はどちらなのか。

 わりとよくあるテーマだけど、特別賞だけあってけっこうよくできてます。
 主人公の正体というか、人間ではない姿にも注目。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物