2008年12月04日

●『時計塔の怪盗』(※怪盗)


●『時計塔の怪盗 白き月の乙女』(※職業、スクール、名声、警察屋、探偵、幼馴染、犯罪、石、過去、大怪盗、父親、鉄槌、呪縛、罪、片想い、猫、記憶、美術品、名前、意味、理由、運命、未来)
著者名:梨沙
出版社:一迅社
アイリス文庫
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784758040440

“名は己の生きた証。
 名を残すことは、命を残すこと”


 個人サイトの小説がこうして本になったようです。

 見ての通りの怪盗モノ。
 怪盗の女の子・クリス。
 彼女と幼馴染で探偵の男の子・ササラ。
 彼はクリスが罪を重ねないために捕まえようとしている。
 そしてもう一人、呪いによって永遠を生きる大怪盗クリストルが主な登場人物といったところか。

 読んでいて驚いたのは、異世界モノかと思いきや、ずーっと先の未来を描いていたこと。
 数千年先の未来。
 名を残すことこそが一番の世界。
 金は関係ないみたい。

 通貨のない世界。仕事が大事な世界。転職が外道の世界。現行犯逮捕がダメな世界。

 個人的に考えられない世界だった。
 名を残すことが一番か?
 通貨がないって??
 現行犯だめってそれおかしすぎる! とかとか、
 そこがちょっと違和感というか想像不可で受け付けられなかった。

 ただ、でも面白い部分もあるので評価は普通。
 クリストルの話とか名前の話とかよかったなー。
 生きることに関しては共感する。

 これ前篇。んで、次がラスト。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年12月13日

●『今夜きみを奪いに参上!』(※盗賊団)


●『今夜きみを奪いに参上! ―紅の宝玉―』(※城、王宮、飛行船、宝玉、王妃、王女、護衛、魔術、力、過去、一族、末裔、予告状、猫、取引、婚約、決断、宝物殿、首飾り、兄、精霊、警備、自由)
著者名:響野夏菜
出版社:集英社
コバルト文庫
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784086011075

“夢じゃないわ。
 わたし、あなたに会ったわ。空を飛ぶ夢で――”


 義賊・盗賊・宝・予告状と聞けば一般的な怪盗モノといえるのかもしれません。
 ちょっと違うとすれば、これは一国の王女が自由を手に入れるまでの物語って部分。

 主人公のイリーシェは不思議な力を持っている。
 だけどそれは秘密にしている。
 昔使うことで怒られたことがあるから。

 そんな彼女はある日そら飛ぶ船を操る盗賊団の一人と出会う。
 いろいろあって彼らの船に乗せられたイリーシェは、
 そこで不思議な力を使うまた別の盗賊たちを見、
 能力を使う自由を知ったり、
 自分の過去に迫る話を聞くことになる。

 人生の決断というか、そんな話。
 彼女の正体についてはちょっと意外だったな。
 ネックレスの本物と偽物をあいまいにしてくれた母親の存在も素敵だ。
 ふつーにおもしろかった作品。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年12月02日

☆『仕上げに殺陣あり』(※殺し請負)


☆『仕上げに殺陣あり 1〜(続刊)』(※殺人、仕上人、盗賊、過去、父、娘、仲間、組織、運命、復讐、仇討ち、母親、運命、面影、元締、裏稼業)
著者名:今ノ夜きよし
中山文十郎(原著)
出版社:メディアワークス
電撃コミックガオ
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784840241342

“お母さんの仇を討つ。
 そのために仕上人になったんだから”


 これも運命なのか……という、けっこう不思議な出会いがここにはある。
 なかなかに期待できそうな作品なのですよ。

 主人公は金で殺しを請け負う仕上人をしている新三郎。
 彼は獲物を殺ろうとしている最中、同じ的を狙った別の仕上人と出会ってしまう。
 しかしそいつは女で、まだまだ若い女の子。
 のちに仲間との会話により、彼女が涼という名前だということを知る。
 涼は新三郎の実の娘。
 彼女は父親(新三郎)のことは知らないが、
 新三郎だけは涼のことを知っている。
 しかし彼は自分が父親ということは口にせず、ただ彼女の話を聞くだけだった。
 涼の目的は、母親を殺した男を殺すこと。

 殺しを生業とする者たちの物語。
 今もそういうのはあるだろうけど、昔はもっともっとあったんじゃないかなあとも思う。
 まだ幼い少女が殺しに手を染めている。
 復讐目的だけど、十分な理由だよね。
 
 人殺しになってしまった娘。
 だけどその前に、父親も母親も殺し稼業をしているわけ。
 娘(涼)はそんなこと知らないけどね。
 知らないのに殺し屋になってるところが運命だなあと思う。
 そして、哀しい結末を予感させそうな……。

 これは続刊に期待♪
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2007年11月19日

◆『やくそくどろぼう』(※どろぼう)


◆『やくそくどろぼう』(※約束、決まり、ルール、規律、世の中、不思議世界)
著者名:照井晶博(著)
小出茜(画)
出版社:コクヨS&T
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784903584362

“よし、やくそくをぬすもう”

 有名なコピーライターさんとアーティストが手がけた絵本シリーズの一作。
 佐藤可士和さんが装丁やっていたり、ちょっと力入ってる感じです。
 イラストも結構今風というか、新しいものがある。

 あらすじとしては、
 高価なものを盗む泥棒がそれに飽き、
 お金じゃ買えないモノを盗もうってことになり、
 人々から<約束>を盗むことにするのです。

 最初は人との待ち合わせとか、まあその人にしか支障はないよなあみたいな軽いものなのですが、
 やがてそれは次第にエスカレート。
 スポーツからルールを盗んだり、
 電車の時間を盗んだり、
 朝とかそういう時間もなしでみんな好き勝手し放題。
 ルールは消えてみんなに自由が訪れるのです。
 人殺しとか起きたらどうなるのって感じですよ。
 人殺しはいけないというルールはありませんからね。

 それで終わりかと思いきや、今度は宇宙レベル。
 地球は太陽の周りを回るとかそこまでの約束さえも奪うんですよね。

 最強すぎます。
 ってか、どうやって奪うんだよと思わずツッコミです。
 そこを説明しなくていいのが絵本の特権。

 と、ここまではよい。

 ラストがなあ。
 ここまで盛り上げておいてこのオチは果たしてアリなのか??
 夢オチってのはさすがにないんだけど、同じレベルだろとかも思う。
 どう始末をつけるかわからなくなって投げやりになったのか?
 もったいないー!!
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年11月06日

☆『P×P』(※怪盗)


☆『P×P』(※高校生、生徒会、生徒会長、副会長、天才、資料室、パソコン、ハッキング、新聞部、元体操部、メール、携帯、生徒、研究室、依頼人、秘密、名家、カード、元カノ、パートナー、協力者)
著者名:吉住渉
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784088567808

“私の運動能力と須佐くんの頭脳があれば可能だと思うの”

 一般的なオーソドックスな怪盗モノ。
 ・予告状がない
 ・警察が絡まない
 ・依頼料3万もらう

 くらいか、変わったことといえば。

 主人公姫乃るりは聖桜学院の副会長でありながら、
 実は学園を騒がす怪盗P。
 けっこう爽やか系だと思う。
 警察関わってないから危険少ないし。

 彼女はIQ250を持つ天才少年須佐裕真の協力を得て、生徒からの依頼で怪盗業を営んでいる。
 盗むものは他人にとってはどうでもいいものだけど本人にとってみればとっても大事なもの。

 現代の技術じゃありえないでしょうな秘密道具がけっこう出てくるんで盗むシーンに関してはかなり非現実的。
 でも、恋部分とか、人間を描く部分とかはうまいと思う。
 るりと裕真の関係は大好きです。
 こういうの憧れる。
 だからこそ続けてほしかったなあ。

 1巻完結なので展開が早すぎ。
 最後あたりは急ぎすぎた。
 もう少しゆっくり進んでほしかったなあ。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年10月17日

☆『しろがねの鴉』(※盗賊)


☆『しろがねの鴉 1〜(続刊)』(※異能者、石、伝説、願い、魔王、王国、賞金、懸賞金、カレー、義賊)
著者名:上条明峰
出版社:講談社
マガジン
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784063639070

“ここまでして……
 どうして魔王石をほしがるの……?”


『SAMURAI DEEPER KYO』を描いた人の最新作。
 さすがというか、わりと王道を歩んでいる作品だと思うのですが面白いのです。

 世界に飛び散ってしまった願いを叶える石・魔王石。
 それは、とある国の王の願いを聞き入れ魔王が創りだしたとされる石。
 それにより世界は平和になったのだが、王の死後は砕け、それは13の欠片になって飛び散ってしまった。
 荒れた世界では、人にはない力を持った魔王の使いだという<鴉>が生まれるようになった。

 そんな現状の世界。
 主人公のジャンは、旅の途中でであった盗賊の少女・ルウと出会い、
 魔王石があるという領主の館に乗り込む。
 
 まずはジャンの正体ですよねえ。
 まだまだ解明されていない部分は多いようですが、
 とてつもない力を持っているみたいです。
 しかも本人が気づかないところで1億の懸賞金がかかっているし。

 まだまだ1巻。
 続き、期待できそうです。 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(4) | TrackBack(1) | 怪盗・ドロボウ

2007年10月16日

☆『MUZZLE LOADER』(※盗賊)


☆『MUZZLE LOADER ウエルベールの物語 1〜(続刊)』(※2人組、復讐、刺青、宝、宝石、盗み、親方、妖精、生き残り)
著者名:BOYAKASHA
高見鳴瀬(著)
出版社:マッグガーデン
ブレイド
★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784861274404

“俺は止められるだろうか……
 止めなきゃいけねえ……
 ティナの手は血で染めちゃいけねえんだ”


 アニメ「ウエルベール物語」の番外編みたいなものらしいです。
 その登場人物の一人・ティナが主人公の話。

 彼女は女盗賊。
 行動をともにしているオヤジさんとのことと、
 自分の両親を殺した盗賊を追う様子が描かれてる。
 残酷な過去があったからね。

 とりあえず、可もなく不可もなくといった感じ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年08月13日

★『トリプルプレイ助悪郎』(※大泥棒)


★『トリプルプレイ助悪郎』(※小説家、父親、原稿、編集者、失踪、遺作、姉妹、執事、山奥、密室、岐阜、探偵、殺人事件、予告状、挑戦状)
著者名:西尾維新
出版社:講談社
講談社ノベルス
シリウス
★★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784061825383

“――もしもこの世界に。
 もしもこの世界に小説なんてものが存在するとしたら、
 是非ともそれを読んでみたいわ”


ダブルダウン〜」から一体何年越しになるんだろう。
 ついに「トリプルプレイ〜」発売。
 またまたやってくれたよ、西尾維新。
 毎度のことだけど、してやられた。

 戯言シリーズ、ダブルダウン〜、デスノートでこの手のものはお馴染みなのにねー。
 まったく気づかんかった。
 これだけでは終わらんと思っていたけど、
 語り手についても驚くことありです。
「ダブルダウン〜」も関わったものの手記みたいな感じだったし、
 どうせ今回もそうだろうとは思っていたけど三人称だし。

 講談社の表紙もアンフェアですよね。
 まずここから悪い先入観植え付けさせられてますから。
 
 いい意味での溜息が出ました。
 今回もごちそうさま。です。

〜あらすじ〜
 小説家である髑髏畑百足の裏腹亭にやってきたのは娘であり小説かでもある髑髏畑一葉。
 大泥棒で三重殺(1度の盗みで3人殺す)の案山子・刑部山茶花が送りつけた予告状から事件は始まる。

>「少年シリウス」での掲載について
 半年ほど連載していた気がするんですが、
 イラストがなかったですね。
 あのイラストめちゃめちゃ気に入っていたのに。
posted by 未衣名 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年06月22日

☆『当世白浪気質』(※コソ泥)


☆『当世白浪気質 1〜(続刊)』(※盗人、美術品、鑑定、目利き、娘、山奥、生贄、山神、恋、絵画、逃亡、戦後、昭和、愛、四葉、花言葉、停電)
著者名:杉山小弥花
出版社:秋田書店
ミステリーボニータ
★★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784253097116

“オレはきっと、千越のためなにどんなことでもやるだろう。
 身を滅ぼすというのならそれもまたよし……”


 なんというか、昔の文学作品みたいな感じ。
 小説のようなマンガ。
 心理描写がうまいと思うのですよ。

 戦後の話。
 主人公は泥棒の虎之助。
 お宝探しで迷い込んだ山村で一人の美しい千越と会う。
 彼女は村のために生贄にされそうになっていた。
 それを見破ったトラは口封じのために村人に捕まるが二人で脱出。
 村から大事な生贄を盗んだトラと、その少女・千越の恋路。
 
 不器用な恋とはいわないけど、天然系? いやいや、なんとも不思議な感じのする恋ですよ。
 いとおしいとか愛くるしいって表現が妥当かな。

 トラは千越を盗んだ。
 だから、千越はトラのもの。同時にトラは千越で……。

 相手に言ってほしい言葉が詰まってます。
 甘い言葉が連発なのだけど、昭和風情が効いているせいかさらっときれいに流れているんだよね。
 赤面というよりかは、静かにロマンチックに浸るみたいな。

 名セリフがつまってます。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年06月22日

☆『ジジジイ』(※怪盗)


☆『ジジジイ−GGG 1〜(続刊)』(※老人、盗み、泥棒、絵画、遺品、花、姉妹、紙飛行機、友だち、刑事、指名手配、海、俊足、過去、偽物、ハーモニカ、バナナ、変装、子ども、正義、強盗)
著者名:小山宙哉
出版社:講談社
モーニング
★★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784063726077

“盗んできてほしいものがあるの。
 今まで一度もつかまっていないあなたなら
 うまくいきそうな気がするの”


 ひさびさにいいマンガを読んだなと思う。

 70歳の怪盗を見たことがあっただろうか。
 ねーよ。ないよ。だからすげーんだよ。
 老人ながらにかっこいいよ。
 そんな老後を送りたいよと思う。
 すげー冒険してるんですよ。
 あこがれちゃう。

 主人公の老人・利一は世間を騒がせる怪盗「ハープ」。
 騒がせるっていっても、盗むのはうまい棒とか歯ブラシとかだったりするんで、そこから変わった怪盗ってのはわかると思います。
 
 子ども好き。
 大人の心を開くこともうまいらしい。
 
 怪盗といったらそれを追う刑事の存在も重要なポイント。
 彼のことを一番知っていて、その怪盗を捕まえられるのはその刑事だけだろうっていう、王道設定なんですけど、でもこれに限ってはまたすばらしく描いているんですよね。
 ホントに。
 刑事の子どもは怪盗さんとお知り合いだったりしますからねー。

 身体は老いても心はまだまだ若い。
 目もきらきら。
 
 それに比べて、自分がどれだけ若いものか突きつけられますね。
 何を始めるにしても、遅いなんてことはない。
 今の気持ちを実行していきたい。
 
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年05月28日

●『怪盗Jを探せ!クロニクル』(※怪盗)


●『怪盗Jを探せ!クロニクル』(※孤児、教会、牧師、子ども、動物、猿、狼、ヒョウ、名前、義賊、秘密、過去、カード、三人組、美少年、コンテスト、変身)
著者名:飯坂友佳子
出版社:小学館
ルルル文庫
★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784094520033

“昨晩、また例の怪盗が現われたらしいですよ”

 パレット文庫で書いていたシリーズの新しいのがルルルに。
 ここから読んでも楽しめる内容になってます。
 いわゆるファーストコンタクトってやつなのだと思う。
 他の読んでないからよくわからんが。

 内容……
 両親がいなくずっと教会で育ってきた主人公のカノン。
 彼女のまわりには、いつも側にいてくれる3匹の白い動物がいた。
 ある日自分の不注意で教会の大事なモノを怪盗に盗まれてしまったことから、カノンは協会を追い出される。
 取り戻すまで帰ってくるなと。
 で、怪盗を追うことに。

 感想……
 大事なネタを帯でバラすのはどうかと……。
 最初の方ならまだしも、ラストに明かされてることじゃん!!
 楽しみを奪われ興ざめ。
 あと、女の子の一人称にもついていけない。
 小中学生向けかなと思う。

 名前をつけるところとか、人を想うとこはいいと思うんだけどね。
 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年04月24日

◎「劇場版名探偵コナン 紺碧の棺」(※トレジャーハンター)


◎「劇場版名探偵コナン 紺碧の棺」(※島、南国、宝探し、暗号、友情、仲間、銃、狙撃、血、サメ、海底遺跡、海賊、町、観光課、自転車、指紋、国際手配、酸素ボンベ、人質、殺人、謎解き、囮、船、逮捕、ルパン三世)
hanashigakonnan.jpg原作:青山剛昌
脚本:柏原寛司
監督:山本泰一郎
★★★☆
公開:2007.04.21

“そっくりだったから……新一に”


 毎年見に行ってるので今回もGW前に見る。
 前回作と同じ脚本家の方なのに、イマイチだったなーと思う。
 前半も後半も盛り上がりにかける。
 奇跡的な脱出をした後、それで何も起こらずに事件が終りってのもちょっとつまらない感じ。
 鎮魂歌ではジェットコースターという最後の盛り上がりがあったのになー。
 脱出後犯人がまた暴走というシーンを期待していただけにちょっと……と思う。

 あと、ポスターには時計型麻酔銃を構えるコナン君がいるのに実際は使ってないし……。
 園子銃構えてるけど、実際に構えるのは刀の方だし……。
 よくわかりませんな。

 誉めどころは、
 ・オープニングのカーチェイス
 ・宝探しの暗号
 ・脱出シーン
 ・小五郎が蘭を想うシーン
 ・エンディング曲
 
 今作での収獲は、
 ・佐藤さんの初恋の人が発覚。
 ・高木刑事のタバコシーン&鑑識モドキ
 ・中学生時代の新一&蘭のらぶいシーン。

 来年も映画の製作が決定。
 以下、ネタバレ感想。
posted by 未衣名 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 怪盗・ドロボウ

2007年04月05日

☆『怪盗ミルキィ☆ドロップ』(※怪盗)


☆『怪盗ミルキィ☆ドロップ』(※秘宝、ダイヤ、子孫、元怪盗、呪い、ルパン、ねずみ小僧、指名手配、発明、カフェ、剣、魔力、能力、異能)
著者名:いわおかめめ
出版社:小学館
ChuChu
★★★☆
出版年:2007.03
ISBN :9784091310941

“たしかに時間はない……。
 急がないとやばいな”


 主人公の茂木みるくは怪盗ミルキィ☆ドロップとして秘宝パンドラの瞳を探し中。
 それは元大怪盗のお兄ちゃんにかけられた呪いを解くため。
 ねずみ小僧の子孫であるねずみ屋に秘宝探しを依頼。
 一緒にダイヤを追う。

 正義系怪盗の王道といいますか、
 怪盗さんは異能者です。
 不思議な魔法で警察を圧倒してます。
 じゃなきゃ、女の子に怪盗は無理。

 この怪盗の犯罪理由はお兄ちゃんにかけられた呪い解き。
 闇のダイヤに触れてしまい命を奪われている。
 光のダイヤを手に入れ、それを打ち消そうというもの。
「もののけ姫」のアシタカが持ってる呪いと同じようなものかなー。
 まあ、そんな感じで。

 思ったよりは面白かったです。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2007年02月17日

☆『まじっく快斗』(※怪盗)


☆『まじっく快斗 1〜4(続刊)』(※マジック、マジシャン、手品、警部、刑事、幼馴染み、ライバル、探偵、魔女、デート、高校生、変装、宝石、父親、過去、秘密、正体、月、不老不死、泥棒)
著者名:青山剛昌
出版社:小学館
サンデー
アニメ化
★★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784091210050

“今夜のオレは、黒羽盗一の息子でも快斗ぼっちゃまでもない。
 今世間を騒がせてるキザな悪党だよ…”


 13年ぶりの新刊!!
 めっさ待たされたよ。『名探偵コナン』のマンガや映画でたまに出てきたからまだ我慢できたけど、ホント待った。
 アニメになった工藤新一との対決話や、この前「サンデー」に載ったばかりの新作も収録。

 青子ちゃんとのやりとりといい、ライバルである白馬探とのやりとりといい、魔女の紅子ちゃんといい、おもしろさは顕在だわ。
 どうしたらそうカッコイイ演出できるかねー。
 
 次回新作はまた発売未定のよう。
 次はどのくらい待たされるんだろ。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年12月09日

■『怪盗グリフィン、絶体絶命』(※怪盗)


■『怪盗グリフィン、絶体絶命』(※警察、輸血、島、依頼、絵画、贋作、ニューヨーク、メトロポリタン、CIA、FBI、博物館、土偶、美術館、ゴッホ、暗号、呪い、人形、名前)
著者名:法月綸太郎
出版社:講談社
ミステリーランド
★★★☆
出版年:2006.03
ISBN :4062705788

“恩を売る気はない。助けたのは、君に死なれたら困るからだ。
 われわれはきみを必要としている。”


「あるべきものを、あるべき場所へ」という信条を持つ怪盗グリフィン。
 初めに依頼されたのは美術館に飾られている偽モノゴッホの絵を、本物の絵と摩り替えてくれというもの。
 だまされたっ! 
 罠だったかっ! と読者も思うような、初めからスリリングな展開。
 話はここからなのね。

 タイトルにあるように死にかけた怪盗。
 彼に貸しを作ったのは、彼を逮捕する側の人間。
 次は最高機密のマイクロチップが組み込まれているという人形の奪取。

 第一話から使われていた<本物>と<偽物>。
 このすり替えがキーワードになってます。
 全体的にはちょっと物足りない感じなんだけど、
 この辺のこととか最後は満足してます。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 怪盗・ドロボウ

2006年11月06日

☆『戦線スパイクヒルズ』(※天才スリ師)


☆『戦線スパイクヒルズ 1〜4(続刊)』(※スリ能力、犯罪、電車、高校生、大学受験、孤独、家庭問題、宗教、義兄、義父、母親、ドラック、ラブホ、ばあさん、組織、お金、盗聴、恋)
著者名:原田宗典(原著)
井田ヒロト(画)
出版社:スクウェア・エニックス
ヤングガンガン
★★★★☆
出版年:2005.06〜
ISBN :4757514581

“座れよ、ノムラノブオ。
 今からおまえの人生を変える話をしようぜ”


 原田宗典『平成トム・ソーヤー』のコミック版。
 原作は1992年の小説なんだけど、これがすごく新鮮な青春小説なんだよね。
 超おもしろい。
 日テレ系の土9ドラマになってもおかしくないくらいの高校生の青春モノ。
 小説と漫画の内容はほぼ同じです。
 
 ・天才スリ師の主人公ノムラ。
 ・数学しか能力のない頭脳派のスウガク。
 ・かわいい顔を持ちバカ高校に通うキクチ。

 それぞれ家庭に大きな問題を持つ3人が、
 自由を手に入れるため頭のいい私立大学に入学しようとする。
 3人ともまともに試験受けて受かるような頭は持っていないので、
 やるのは事前に入学試験を盗んでカンニング。
 同じこと考えているやつがいて、そいつから問題をかっぱらおうという計画。

 同じスリ師の話としては、犯人を追う側の心理を描く『神様がくれた指』があるけど、本書はやる側を描いたもの。
 ありえないだろ、というくらい主人公のスリ能力はすごい。
 さらに上をいくスリ師も登場するので、おもしろさは増していく。

 えろネタ含んでますが、非常に良くできた作品。
 人間模様が濃く描かれている。
 微妙に泣ける。
 素敵すぎる。
 
 10代が犯罪するのは、やっぱ家庭が原因だよな。と思ったり、
(そんな家族いたらわたし生きていけない……)
 人からモノを学ぶってのはすごく大切だよな。と思ったり、
(チサトさんに惚れた)
 人生は楽しまなくちゃダメだなと思いました。
(これくらいのドキドキわくわくがないとね)

 漫画は読みやすいのですらすらいけます。
posted by 未衣名 at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年10月29日

◆『怪盗ゴースト』(※怪盗)


◆『怪盗ゴースト』(※幽霊、博士、予告状、警部、相棒、悪者、仮面、不死鳥、薬、魂、鬼、首飾り、絵画、遊園地、変身、仮面)
著者名:きざきかおる
出版社:新風舎
ENTA-J
第2回福永令三児童文学賞金賞受賞
★★★
出版年:2006.10
ISBN :4289009840

“わたしとしたことが、予告状に、時刻を書くのをわすれてしまったよ”

 予告状を警部に叩きつけ、夜にモノを盗む。
 目的の品は、すべて依頼人に返す。
 義賊。
 まあ、ありがち系。

 ただ、依頼人が幽霊で、怪盗ゴーストもそこらにつながりがあるってことだけは新しい部分。
 微妙にルパンっぽいとこもあります。

 うーん、まあとりあえず次回に期待?
 明らかにされてない謎が多いので。

 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年09月15日

●『怪盗紳士は夜、微笑う』(※怪盗)


●『怪盗紳士は夜、微笑う』(※探偵事務所、施設、能力者、生き残り、予告状、貧乏、母親)
著者名:一条理希
出版社:富士見書房
ミステリー文庫
★★★
ブルームーンシリーズ
出版年:2003.05〜
ISBN :4829162090

“ノクトルム!
 いつか、きっと捕まえてあげるからね”


 なんていうか、これって男性向けレーベルですよね?
 思いっきり女性向けじゃないですかっ。
 イラストもイマイチだし。
 少々幻滅。

 貧乏ながらも探偵事務所をやっている主人公真知の家にやってきたのは、
 裸の青年祐作。
 さらに彼の兄恭一郎が現れ、一緒に住むことになる。
 
 主人公は知らないんだけど読者側が知っている事実としては、
 その青年二人は怪盗で、
 そいつらは母親と何か怪しい関係があるみたいだってこと。
 うん、そこらへんは面白いぞ。
 謎解きの部分もね。

 と思った。
 でも、続きまでは読もうとは思わなかったです。
 とりあえず時間がないので。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年09月07日

◆『怪盗ファントム&ダークネス』(※怪盗)


◆『怪盗ファントム&ダークネス EX-GP(1〜3)』(※能力者、変装、海外、宝石、コイン、海賊、父親、師匠、家族)
著者名:藤野恵美
 えぃわ(画)
出版社:ジャイブ
 カラフル文庫
★★★☆
出版年:2004.09〜
ISBN :4902314975

“大切なものを探して、手に入れる。
 それが怪盗の仕事。そして人生ってものよ”


 タイトルにある怪盗ファントムは小学生の男の子有瀬七海。
 ダークネスは彼の叔父であり小学校の先生でもある垣内九曜。
 小学生が怪盗なんかやるかよ……ともう最初から突っ込み。
 というか、世界に四枚しかないコインを盗み出したのが小学生の彼で、
 しかもその盗みシーンがわずか1ページで完了。
 金貨にありがたみがあるのかないのか不明です。

 で、本編は次から。
 金貨を持つものだけが参加を許されるEX-GP(エクスプローラー・グランプリ)。
 世界の怪盗の競演。
 宝争奪戦ゲームという感じでしょうか。
 優勝者には莫大な賞金と伝説の海賊ウィリーの宝の地図が与えられるというもの。
 主人公の目的は宝じゃなくて父親。
 行方不明の父親がそれに繋がっているらしい。

 子どもに人気が出そう。
 テンポいいし、いろんな宝出てくるし。
 主な萌え要素は、怪盗ダークネス。
 普段はたよりない先生を演じ、夜になると超紳士なかっこいい怪盗になるんですよ。
 セリフもキザだね(声を当てるとしたら石田彰あたり)。
 ダークネスに恋するシャルロット(グランプリの参加者)も好きです。
 お嬢様キャラで転校生キャラでその他いろいろ読んでて楽しいです。

 ライバルはすべて腕のある泥棒さんたち。
 全員が最強かと思いきや、
 宝探しをしていくにつれ、宝にまつわる彼らの闇とか過去とか。

 マイナス部分はこれが能力者モノであること。
 透視の力があるんですよ。
 怪盗ファントムとダークネスの2人には。
 すごくおもしろいけど、ちょっとだけ卑怯さを感じてしまう。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年08月12日

☆『お伽話をあなたに 月夜の舞姫』(※盗賊)


☆『お伽話をあなたに 月夜の舞姫』(※王子様、仲間、踊り子)
著者名:椎名あゆみ
出版社:集英社
りぼんオリジナル
★★★
出版年:2006.07
ISBN :4088566947

“城に眠るのは伝説級のお宝。
 こんなことでびびってたら大盗賊団「デザートローズ」の名が泣くよ”


 シリーズモノの2冊目。
 読みきりなので2巻から読んでも全く問題ありません。

 昼間は旅一座で芸をし、夜は盗賊やっているデザートローズ。
 とある国の城に招かれ気に入られる。
 看板娘の主人公シェラは王子の部屋に招かれ、だんだん二人は恋に落ちていく。
 しかし盗賊であることがバレ、斬首の刑に。
 執行人は王子。
 二人はどうなるの?。
 
 みたいな感じです。
 かなり王道をいってます。
 でも面白いです。
 小中学生に受けそう。

 その時期を過ぎてしまったわたしは、
 もう少し困難があってもいいんじゃないかなーなんて思ってしまうけど。
posted by 未衣名 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年08月01日

■『銃とチョコレート』(※怪盗)


■『銃とチョコレート』(※父、母、移民、血、英雄、地図、宝、チョコ、裏切り、聖書、刑事、名前)
著者名:乙一(著)
出版社:講談社
ミステリーランド
★★★☆
出版年:2006.06
ISBN :406270580X

“怪盗ゴディバ、またあらわる、か……”

 怪盗ゴディバが世間を騒がせている世界。
 泥棒を追っている探偵ロイズはみんなのヒーロー。
 主人公リンツも彼に憧れている。
 ある日ゴディバにかかわる重要な手がかりを発見したリンツは、
 ロイズに手紙を書き、ついにロイズに会う。

 鮮やかな盗みをする怪盗と、切れる探偵の華麗な競演と、
 そこに少年が加わることでさらに物語が引き立てられるという
 オーソドックスなものかと思っていた。

 ぜんぜん違います。違いました。
 そりゃそうだ。乙一さんはそういう作家じゃない。
 前半はまあ並みの話なんだけど、後半からはがらりと変わる。
 怪盗の正体が明かされるラストあたりはすごくよかったんだけど、
 中間部分がなあ。

 その前に最初からか。
 過酷な生活の話が自分、苦手。
 変貌ぶりが嫌い。
 もうちょっと明るい話が良かったなあ。
 子ども向けではない、と思った。

>チョコレートの名前
 メーカーの名前が各所に出てくる。
 一番有名なゴディバを筆頭にいろいろと。
 ブラウニーなどのチョコレートをつかったケーキなども。
 コイン型のチョコって誰が考えたんでしょうね。
posted by 未衣名 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年07月12日

●『ラジオガール・ウィズ・ジャミング』(※海賊放送)


●『ラジオガール・ウィズ・ジャミング』(※ラジオ、戦争、復興の街、軍、人の温かさ、戦争孤児)
著者名:深山森(著)
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2006.07
ISBN :4840235058

“皆さん、こんばんはっ!
 お元気ですか? いつでもあなたの側に。
 J・O・L西部海賊放送の時間です”


 戦争後復興した街西部シムカベル市。
 新聞、テレビ、ラジオ、あらゆるメディアの展開が禁じられているところ。
 しかし、禁じられているラジオ放送は届けられていた。
 発信者は、戦争で全てを失った少女・レコリスと、
 元軍兵のダニエル。
 軍の包囲網をくぐって機材を設置し、天気予報や軍などの情報を街に届けている。
 街の人はラジオ放送を楽しみに待ってる。
 夜は屋根の上で軍と追いかけっこです。
 
 人は情報がないと生きていけない。
 一人でいても、何かに繋がっていると安心することもある。
 わたしは、ちょっと前はかなりのラジオっ子でした。
「こちらは、JOLF。〜」なんていう初めと終わりの決まり文句はよく聞いていたもんです。
 オールナイトニッポンをはじめ、ラジコミ、POP’n、ベストテンほっかいどう、ジェットストリーム、青アド、アヴァンティー……。いろいろつけっぱで聞いてました。

 ラジオはいいよ。
 特に夜のラジオってのは。
 最近はヤンキー先生がお気に入り。
 
 主人公レコリスは、録音ではなく肉声を届けることにこだわってる。
 レコリスと相棒のダニエルの関係もいいんだけど、
 軍にいるドロンにも注目。
 軍の人間だけど、敵だけど時折「いい奴!」って思うことがある。
 ルパンでいう銭形警部みたいな。
 この本は、全体的に人が温かいです。
posted by 未衣名 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(2) | 怪盗・ドロボウ

2006年06月24日

★『神様がくれた指』(※スリ)


★『神様がくれた指』(※占い師、少年犯罪、少年少女、罪、警察)
著者名:佐藤多佳子(著)
出版社:新潮社
 新潮文庫
 単行本(00/9)
★★★★☆
出版年:2004.09
ISBN :4101237336

“そうして、一人のスリと一人の占い師が誕生し、
 現在、顔を突き合わせているというわけか。
 奇妙な人生。
 奇妙な二つの人生。”


 スリで捕まり刑務所から出てきた主人公の辻。
 彼は家へ帰る途中少年少女グループのスリにあい、利き腕に怪我を負ってしまう。
 それを助けた(拾った)のがタロット占い師の薫。
 (ギャンブル好きで、弁護士を目指している(が、途中でドロップアウト))。
 スリにやられた辻は、このままでは引き下がれるはずもなく、
 占い師の家に居候しながらスリグループの行方を追う。

「神様のくれた指」はプロのスリの手と占い師の手。
 いい話です。

 とりあえず、もう一人の主人公、薫に萌えます(笑)。
 桜塚やっくんとか、こういう人に憧れ中。
 かっこいいじゃん。
 あと、刑事さん好き。
 刑事って犯罪者の敵なんだけど、でも彼らにも優しかったりするんですよね。
 最近ちょっと警察にお世話になったことがありまして、
 その時対応してくれた派出所の方、かなりいいこといってくれたんですよ。
 めちゃ尊敬してしまった。

 これは、犯罪の話。
 犯罪はいけません。
 被害者側から見れば“このやろうっ!”です。
 だけど、主人公として描かれるとなぜか愛してしまいます。
 何ででしょうね。
 やっぱ心のうちを全て知ってしまうからかな。
 一人のヒューマンドラマになっちゃうというか……。
posted by 未衣名 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(2) | 怪盗・ドロボウ

2006年06月08日

★『スカーレット・パラソル』(※怪盗)


★『はじまりは青い月 スカーレット・パラソル 1〜2』(※おばあちゃん、王子、ダイヤ、予告状、新聞、義賊、孫、名探偵)
著者名:新庄節美
出版社:東京創元社
創元推理文庫
★★★☆
出版年:2004.03〜
ISBN :4488448011

“世の中に悪人がどれだけいると思います。
 警察にも捕まらず、法の網の目をかいくぐりのうのうとしているほんとうの悪人が。
 わが阿藤家は、そういうやからを懲らしめるために泥棒をしてきたのです”


「奪うは悪、悪を征するが善、奪うを懲らすは正義」をモットーにする怪盗紅蝙蝠。
 老婆になり現役を引退した彼女が跡継ぎにしたのは孫の愛梨。
 高校生の彼女は、奪われたダイヤを取り戻すため、詐欺師の家に盗みに入ります。
 女の子っていっても、小さいころから鍛えられててスポーツ万能。
 問題はございません。

 犯行には予告状もつきつける。
 アンフェアな盗みは出来ないから。
 相手を守らせて、それでいて盗んだ方がより相手を懲らしめられるから。

 ところが、詐欺師の家にはやっかいな人物が張り付いているんです。
 かつての紅蝙蝠のライバルである名探偵の孫。
 名探偵の2世。
 若い2世同士の対決。
 
 うん、けっこう楽しめました。
 敵対していないってのがいいよね。
 友情というか恋心というか……。
posted by 未衣名 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年04月28日

◆『エル・シオン』(※怪盗)


◆『エルシオン 全3巻』(※神霊、仲間、故郷、魔王、夢、願い)
著者名:香月日輪
     天下泰平絵
出版社:ポプラ社
出版年:1999.07
ISBN :4591061361

“神の力などほしくない。
 自分は自分の力だけで生きてゆくのだ”


 薬売りで吟遊詩人のバルキスの正体は、
 世間を騒がせている怪盗シモルグ・アンカ。
 彼は悪者から宝を盗んでいては、何でも屋の友だちサヴェリに売っている。
 サヴェリは裏ルートでブツを売り払うのが得意。

 そんな生活の中、バルキスはある日、魔神フップのご主人様になってしまう。
 フップはどんな願いでも叶えられる神霊だったが、
 彼の心臓は魔王に捕らえられていた。
 心臓は忠誠の証であって、心臓を持っているものが魔神のご主人様。
 心臓がなければ魔神のマスターにはなれない。
 魔王に心臓を握られているということは世界が・・・
 フップの自由が・・・
(ある意味『犬夜叉』の奈落と神楽みたいな関係)
 というわけで、バルキスとフップは旅に出ます。

 作者は『妖怪アパートの幽雅な日常』描いている方。
 友人のサヴェリは眼帯キャラだし裏といろいろ繋がっているので骨董屋にどことなく似ていたり、
 バルキス&サヴェリが稲葉夕士&長谷泉貴コンビに似ていたりしてそこらへんも楽しめました。

 この本のテーマは夢。
 自分は何を願っているんだろう。
 自分の夢は何なのだろう。
 バルキスと同じで、わたしもわからないからなあ。
 いっぱいいっぱい考えさせられました。


>各巻リスト
1巻:魔王の封印 99/7
2巻:戦士の誓い 99/12
3巻:聖なる戦い 00/7
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2006年04月12日

★『超・怪盗入門』(※どろぼう)


★『超・怪盗入門』(※会社、金、夢、政治)
著者名:清水義範
出版社:角川書店
 角川文庫
出版年:1993.11
ISBN :4041804043

“空想しているのは楽しいんだよ。
 だけど、現実になっちゃうとそうはいかねえの。
 自分が本当に泥棒になるっていうのは一大事なんだよ”


 高校生のときからの腐れ縁である鉄平と潤一。
 会社を辞めた彼らが温泉先で出会った謎の美女。
 彼女の会社へ転職したはいいけれど、彼女の会社の目的は金塊を盗むことだった。

 別に無理やり入れさせられたとかじゃなくて、
 泥棒には興味があったのですよ。

 けっこうおもしろかった。
posted by 未衣名 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2005年11月30日

★『陽気なギャングが地球を回す』(※銀行強盗)


★『陽気なギャングが地球を回す』(※知識、仲間、裏切り)
著者名:伊坂幸太郎
出版社:祥伝社
 ノン・ノベル
出版年:2003.02
ISBN :4396207557

 本当にすばらしい本だった。

 銀行強盗をやり4000万を奪取した主人公たちが、
 逃走中、現金輸送車ジャックにクルマごと金を奪われてしまう。
 そして犯人から盗った免許証を頼りに奴らの家に乗り込むが……。

 描かれているのはすべて悪事なのですが、全く憎めない。
 むしろ、尊敬してしまう。
 なによ、あの豊富な知識の塊は。
 銀行強盗中のあの4分間は、拍手ものだね。
 ある意味トリビア雑学宝庫です。

「重力ピエロ」や「オーデュポンの祈り」「チルドレン」もそうだけど、何故この人はこんなに物知りなのだろう。

posted by 未衣名 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(3) | 怪盗・ドロボウ

2005年10月30日

◆『ステップファザー・ステップ』(※泥棒)


◆『ステップファザー・ステップ 屋根から落ちてきたお父さん』(※双子、謎解き)
著者名:宮部みゆき
出版社:講談社
 ノベルス'03
 文庫'96
 青い鳥文庫'05
出版年:2005.10
ISBN :4061487027

 他人の家に忍び込む最中にミスり、双子に拾われてしまった主人公。
 指紋取られて“お父さんになって”と脅されることから、
 奇妙な関係が続く。
 ステップファザー(英語)は、継父の意。

 おもしろいー。
 お父さんがいい!
 双子(中一の男の子)がかわいい!
 親父さんがいい性格してるし。
 泥棒の話なんだけど、こういう泥棒ならいてもいいよね、と思った。
 むしろ、いてほしい。
 続き読みたい。

※画像に出ている青い鳥文庫は、ノベルス・文庫版の再編集。
 1話(家庭訪問の話)だけ未収録なので注意。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(2) | 怪盗・ドロボウ

2005年10月18日

◎物語の中の怪盗・どろぼうたち

◎わたしの好きな怪盗(レビューしてないもの主に)
 怪盗モノにハマって一番影響強かったのは、『名探偵コナン』(青山剛昌、小学館)の怪盗キッド
 のちに『まじっく快斗』(青山剛昌、小学館)の主人公黒羽快斗だということを知り、当時めちゃくちゃはまりました。
 その前にハマっていた『怪盗セイントテール』の羽丘芽美もマジック使って予告状出す怪盗だし。
 原点はもちろん『ルパン三世』(モンキー・パンチ、双葉社)です。
 ちなみに、モーリス・ルブランは読んだことない。
 
 古いので挙げると、『キャッツアイ』(北条司、集英社)ですね。
 かっこよすぎます。
怪盗アマリリス』(和田慎二、白泉社)も。

 で、それから怪盗クイーン(はやみねかおる、講談社)も忘れられない。
 って、これは以前書きました。
 同じ著者の『怪盗道化師』もおすすめ。
 書店のおじさんってところが面白い。
 
 あとは、『D・N・ANGEL』(杉崎ゆきる、角川書店)の怪盗ダーク
 やや女性向けのもの。
 第一話の自宅のトラップを乗り越えていくとこで好きになりました。

 アニメ「明日のナージャ」の怪盗黒バラも好き。
 これ、一応コミックも出てます。
 同じくアニメで「モンタナ・ジョーンズ」(「モンタナ」)。
 遺跡発掘や宝探しの話(世界規模)。
 敵のゼロ卿(泥棒。かっこよくいうとトレジャーハンター)が好きです。

 児童書の『どろぼうの神さま』や『盗神伝』も良い。

20面相におねがい!!』(CLAMP、角川書店)はまあまあ好き。

 最近のものだとジャンプでやってた『神撫手』、すぐに打ち切られたけどアイディアはおもしろかった。

 少女小説だと、『怪盗シルバーアイ幽霊事件』(風見潤 講談社)のシルバーアイや『Dokkin☆パラダ