2008年12月22日

☆『タイムスリッパー』(※タイムスリップ)


☆『タイムスリッパー−YUKIの跳時空 1〜(続刊)』(※女子高生、家族、母親、娘、父親、親友、過去、未来、出来事、連続殺人事件、同級生)
著者名:野部利雄
出版社:集英社
ヤングジャンプ
★★★☆
出版年:2008.12
ISBN :9784088775647

“もしも神様がいるなら教えて――
 何のため?
 使命でもあるの?”


 男性サービスが多めなのが気になりまくりであれなんですが、
 けっこうおもしろいタイムスリップモノでした。
 家族関係がいいのです。

 女子高生美久留の前に突如現れた少女・由希。
 彼女は24年前の美久留の母。
 現代の母親の姿はどこにもない。
 入れ替わったのかも不明の中での同居生活がスタート。

 ホントえろいところがひっかかるんだけど、
 でも続き読みたいなという……。

 一般のタイムスリップモノとの違いは、
 スリップ者が元の時代に戻れるってのを前提に描いているところ。
 途中で歴史が変わるとかいう事態が発生するやもしれませんが、
 明るい未来はあるんだよね。

 しかし一方で少女連続殺害事件だかが起きており
 ターゲットにされているようなところが気になる。
 しかもしかも、ラストでまたタイムスリップしているじゃないですか。
 いろんな時代へ飛ぶのか?
 
 ちょっとこの先が気になる。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年10月14日

☆『幻刻の門』(※タイムスリップ)


☆『幻刻の門 新撰組70’s 1〜(続刊)』(※平成→昭和、麻雀、雀荘、時代、仲間)
著者名:菊地昭夫
出版社:竹書房
近代麻雀
★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784812468876

“これがオレの現代最後の記憶だった”

 麻雀×タイムスリップ。

 なんだかよくわからなかった。
 というのも、麻雀に理解がないので。
 やりかたとかそういうのわかればもっと楽しめたんだけどな。

 新撰組っていうのは、麻雀界を大きく変えていくチームの名前。
 元の世界では関わりのなかった主人公の男が、
 タイムスリップ後の世界でそれに関わっていく。
 雀界有名人の若い頃をその目で見る話でもあり、
 歴史を変えてしまうのでは? という思いとともに進んでいきます。

 裏ではほかにもいろいろと動いているようで、
 麻雀わからなくてもちょっとは楽しいかなと思いました。
posted by 未衣名 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年10月07日

◎「劇場版さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン」


◎「劇場版さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン」(※時間、タイムスリップ、孫、先祖、祖父、江戸時代、幽霊列車、死人、死者、相棒、仲間、世代交代)
監督:金田治
脚本:小林靖子
★★★★☆
上映時間:90分
公開:08/10/4

“こいつは俺たち最後のクライマックスだ!”

仮面ライダー電王」劇場版第3弾。
 これで本当に最後のようです。
(→第1弾第2弾

 最近政界や野球界で引退表明が続いています。
 引き際が大事といわれている今、この電王もこれが締めなのかなって思いました。

 時代が変わるってまさにこのこと。
 納得したよ。
 ラストが美しかった。
 主題歌もいいですね。
 クライマックスジャンプの進化に感動したっ!


◎あらすじ
 平和な世界が戻ったと思いきや、
 モモタロスたちの前に現れたのは幽霊列車と良太郎に憑依した敵イマジン。
 世界をひっくり返そうとする事態に参上したのは、
 新電王を名乗る良太郎の孫・幸太郎。
 ところが、幸太郎の性格は良太郎とは正反対で……。

 
 幸太郎の性格が良太郎と逆っていうところがまずおもしろかった。
 でもその中で良太郎の血が流れているんだなあっていうところが徐々にわかってきて、最後に和解するみたいなところは良いですね。


 以下、ネタばれ含む感想
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年09月16日

☆『自殺ヘルパー』(※時間)


☆『自殺ヘルパー』(※自殺阻止、自殺志願者、いじめ、過去、未来、絶望、依頼、仲間、生死、辛い現実、悩み、苦しみ、恋人、借金、家族、桜、不思議な力)
著者名:いしかわえみ(画)
吉成郁子(原著)
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2008.09
ISBN :9784088568416

“どうして八重さんは
 自殺ヘルパーをしているんだろう……”


 自殺から助ける自殺ヘルパーの想いや、
 自殺志願者たちの想いの交差を描いたモノ。
 年間3万人が自ら命を絶っている中で、少しでも何か力になれたらみたいな願いもこもっているんじゃないかと思う。

 ちょっと変わった方法で依頼者は自殺ヘルパーとコンタクトを取り、
 ヘルパーは依頼人のもとへ。
 不思議な力を持った自殺ヘルパーの八重さんが、人々を救っていきます。
 この八重さんの過去話にも注目。


 それなりに重くて現実味のある内容になってはいますが、
 ファンタジー込みなのでそこらが微妙なんだよな、とも思う。

 現実に苦しんでいる10代の女の子とりあえず一読を。
 それで心が救われるとは思わないけど、
 まあそういう考えもあるよなあとか、そういう方向性もあるよなあみたいに思えればいいんじゃないかなと思う。


******
>自殺に関しての本

★『自殺自由法
 自殺を許す話
★『幽霊人命救助隊
 自殺志願者を助ける話
★『自殺同盟軍
 自殺志願者
★『リセット・ボタン
 自殺サイト
★『自殺のすすめ
 自殺方法
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年08月28日

●『時間商人』(※時間)


●『時間商人 不老不死、売ります』(※不老不死、仕事、ビジネス、助手、猫、プロ野球選手、病気、中学生、双子、選手、歌手、契約、取引、寿命、お金、人間、店)
著者名:水市恵
出版社:小学館
ガガガ文庫
★★★☆
出版年:2008.08
ISBN :9784094510843

“ご入り用ですか?
 決して老いない十年間を――。”


 微妙に設定を活かしきれてなかったなーとか、
 やっぱり思い通りに終わってしまった、
 というところが残念だったな。

 アイディアはよかったけど。

 いわゆる都市伝説みたいな存在である時間商人。
 必要としている者のところに助手と猫は現われ、
 老いを止めたいと願う者に
 トキタは10年という不老不死の時間を提供する。

 連作短編であり、1つの長編みたいなものになってます。
 なんというか、こういう話を読むと成長の素晴らしさを思う。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年08月04日

☆「君と僕のアシアト」(※タイムスリップ)


☆「君と僕のアシアト タイムトラベル春日研究所」(※片想い、同級生、想い、死、家族)
著者名:よしづきくみち
出版社:集英社
スーパージャンプ
★★★
出版年:2008.08
ISBN :9784088597270

“過去のレールにそんなものがあるならそれを気づかせてあげたい。
 そう思って私はこの仕事を始めました”


『よしづきくみち短編集 君と僕のアシアト』より、表題作レビュー。
 タイムスリップモノ、
 ただし、意識というか夢っていうかの中でのタイムトラベル。
  
 これまで読んできた類のとはまたちょっと違ったものだった。

 微妙に謎がまだ解明されていない部分があるのですが、
 まあそれはそれでいいかなと。

 全体的に見るといい話です。

 ただ自分には、真相を知りたくても絶対に戻ることのできない現実世界にいるわけで、
 こうきれいに描かれると微妙に嫉妬してしまいます(笑)
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年08月03日

☆『ヴィルトゥス』(※タイムスリップ)


☆『ヴィルトゥス 1〜(続刊)』(※現代日本→古代ローマ帝国、囚人、刑務所、人殺し、コロッセウム、皇帝、カエサル、奴隷、虐待、過去、父親殺し、格闘、召喚、柔道王者)
著者名:義凡(著)
信濃川日出雄(画)
出版社:小学館
スピリッツ
★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784091820983

“どうしてだろう……
 何か懐かしい……”


 現代日本に生きる刑務所の囚人達が、
 なぜか古代ローマにタイムスリップ。
 コロシアムでの格闘を強いられる。

 過去に行った側からすれば意味不明なんだけど、
 どうやら古代ローマの女がヘンな術を使って呼び寄せたらしいんだよね。
 崩壊しつつこのローマ帝国を変えるために。

 犯罪者ってところがまた謎めいていたり
 過去が気になったりするので
 そういう裏の部分も含め期待ありかな。

 微妙に絵柄が好まないんだけどストーリーはいいと思う。

 
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年07月18日

☆『ラスト』(※タイムスリップ)


☆『ラスト〜僕らは未来のために 1〜(続刊)』(※高校生、三角関係、四角関係、友だち、片想い、告白、デート、将来、未来、偽装カップル、新聞配達、本音、修学旅行)
著者名:玉越博幸
出版社:講談社
マガジン
★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784063840193

“どうやらボクはタイムスリップしたらしい……”

 高校の修学旅行の夜に男友だち・いぶきと
 想いを寄せている女の子・ヒナの2人を傷つけてしまったカンタ。
 彼の人生はそれから狂いが生じ、就職できないだめだめな生活を送っていた。

 できるならあの時をやり直したいと思っていた矢先、
 トラック事故に巻き込まれ、
 気づいたら<あの時>に戻っていた。

 人生の修復は可能なのか。

 ヒナを好きになってしまったカンタと友だちのいぶき。
 カンタに想いを寄せるが、いぶきと一緒になっているヒナに、
 関係修復のため好きでもない女・リコ(最初の人生の際には高校卒業と同時に死亡している)とお互い了解の上付き合っているカンタ。
 なんとかよい未来にとカンタは奔走します。


 わたしが読むと、ミステリーをやりたいのか恋愛を描きたいのかエロを描きたいのかよくわからない。
 なんでタイムスリップしたのかとか伏線くらいだしておいてほしいけどまだないし、
 とりあえず今は、<みんなが幸せになるにはどうしたらいいんだろう>みたいな感じ。


 1つの青春モノとして、
 なんだかんだいいながら次も読む方向で。
 だって気になるもん。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年06月28日

◇「花と太陽と雨と 終らない楽園」(※時間ループ)


◇「花と太陽と雨と 終らない楽園」(※探し屋、依頼、ホテル、孤島、阻止、テロ、空港、爆破、従業員、フロント、支配人、住人、謎解き、ミステリ、研究施設、地下、探し物、島、連邦捜査官、救世主、秘密、瞳、出生、人造、ガイドブック)

開発元:グラスホッパー・マニファクチュア
発売元:マーベラスインタラクティブ
PS2(01/5/2)
NDS
探し屋アドベンジャー
★★★★
プレイ時間10〜20時間
発売日:08/3/6

“モンド様ならこの島を救えます”

 ニンテンドーDSのレビューです。

 これは好き嫌いがきっぱり分かれると思う。
 こんなのどこが面白いんだと思ったから、わたし。

 プレステ2からの移植作。
 DSにも入るって事はさぞかしおもしろそうなんだろうなあとプレイ。
 が、あまりものつまらなさに辞めようと思ったほど面白みがなかった。
 ところが物語が後半へいくとだんだんと謎や秘密が浮いてきてそれを繋げていくのが楽しかった。
 このゲームの面白さは後半のあれにあったのだと理解。
 
 新鮮だった。

>あらすじ
 探し屋のスミオが飛行機の爆破テロを阻止するように依頼され、
 近くのホテルに泊まる。
 毎日起こる飛行機の爆破事故。
 そしてホテルの奇妙な宿泊客などから頼まれる探し物。
 深まる謎と明らかになっていく謎。
「過去を失った島」の秘密とは――。

>よかったとこ
 ストーリー。
 変人が多すぎるトコ。
 一般人にはちょっと敬遠されると思うがこの発想が逆に新しくていいと思う。
 支配人のドス黒さとか、プロレスラーとかコスプレ男とか。
 会話もわけわかんなくて楽しかった。

 スミオの正体っていうか、あれも驚きだったなー。

>だめだったとこ。
・移動のめんどくささ。
 確信犯ってとこによけいイラっとくる。
 勘弁してくれ。
 っていうか、スミオもよくそんなに走る体力あると思うよ。
 
・謎解きがめんどい
 しかも数字ばっかってどうよ。

・ストーリーがやや難解
 わたしの頭がついていけないだけなのか。
 前作の「シルバー事件」やらないといけないの?
 まあ、おもしろかったからいいけど。
posted by 未衣名 at 12:42| Comment(2) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年06月03日

☆『戦國ストレイズ』(※タイムスリップ)


☆『戦國ストレイズ 1〜(続刊)』(※女子高生、道場、剣道、弟、信長、部下、軍、戦乱、刀、尾張、姉、家族)
著者名:七海慎吾
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガンWING
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784757522718

“夢でも幻でもタイムスリップでも
 彼らと共に生きたことを
 私は誇りに思う”


 剣道に強く、祖父は小さな道場を開いている女子高生のかさね。
 交通事故に巻き込まれそうになった弟を助けようとしたところ、
 気づいたら戦国時代にいた。
 そこで彼女はのちに信長と出会い、
 彼の部下になることを申し出る。

 戦闘シーンに迫力や力があり、描写やストーリー構成も巧かった。
 かさねも強いし、今後どうなっていくのか楽しみ。
 なんかヘンな三人組いるし。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(1) | タイムスリップ・時間

2008年05月29日

●『死神ナッツと絶交デイズ』(※時間)


●『死神ナッツと絶交デイズ』(※死神、未来、力、交通事故、死、不思議少女、同級生、大親友、兄妹、夜の学校、夏、猫、選択、不確定要素、世界の消去、可能性)
著者名:早矢塚かつや
出版社:メディアファクトリー
MF文庫J
★★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784840123211

“分岐した二つの世界。
 どちらかを選べる。
 夜空が死んだ世界。
 詩夏が死んだ世界。”


 死神が案内役みたいな感じででてくるのですが、
 死神話というよりタイムリープ的な意味合いが強いこの作品。

 主人公ホローに下された選択は、
 未来が見える同級生、詩夏の死か、
 それとも詩夏の大親友の夜空の死か。
 交通事故によりどちらかを失わなければならない未来。
 どうにかして二人を救う方法はないのか。

 詩夏が死んだ後の世界、
 夜空が死んだ後の世界を並行して生きながら、
 交通事故の日を繰り返します。

 こういう不思議な空間話が好きです。
 女の子たちもかわいいし。
 1つ疑問なのが死神ナッツの存在。
 説明不足すぎて、結局彼女は何者? な感じで終ってるんだよね。

 しかし、なかなかの作品だと思います。
 作者のデビュー当時が17歳だったっけ?
 積読中のデビュー作も読んでみようかなと思いました。
 
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年05月17日

◇「タイムホロウ 奪われた過去を求めて」(※過去修正)


◇「タイムホロウ 奪われた過去を求めて」(※時間、過去、現在、復讐、両親、行方不明、叔父、自宅、高校生、友だち、後輩、夢、フラッシュバック、誕生日プレゼント、犬、秘密基地、事件、事故、殺人、犯罪、好きな人、片想い、恋、卒業アルバム、同級生、喫茶店、継承者、一族)
脚本:河野純子
シナリオ監修:秦建日子
コナミ
NDS
アドベンチャー
★★★★
一周プレイ時間:5〜6時間
発売:08/3/19

“どうしたらみんなを救えるのだろう”

 ゲームレビュー6本目(ニンテンドーDS)。
 おもしろかった。

 発売前から話題になっていた「タイムホロウ」をついにプレイ。
 監修がドラマ「アンフェア」の秦建日子さんだったから気になっていた。

 もしもあの時ああしていればという過去修正アドベンチャー。

あらすじ:
 自分の17歳の誕生日を迎えた朝、
 昨日まで一緒に生活していた両親が「12年前に失踪した」という状態になっていた。
 なぜ世界は変わったのか。

 過去を変えることの出来るペンを手に入れた主人公・時尾歩郎が、
 自分の両親を取り戻すため、
 原因となる過去を変えて現在を元に戻そうとします。

 過去を変えれば変えるほど状況が悪化していくシナリオに引き込まれます。
 あの人を助けたと思ったら次は別の人が……みたいに。
 知り合いが事故に巻き込まれたり
 友だちが容疑者になったりいろいろと驚く。

以下、詳しい感想。
 
続きを読む
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年05月14日

☆『エンジェリック・ハウス』(※未来人)


☆『エンジェリック・ハウス』(※未来人→現代、犯罪者、支配、音楽、アーティスト、歌、曲、新曲、力、欲、人類、未来、平和、世界、感情、意志、違法行為)
著者名:安野モヨコ
出版社:講談社
新装版
Amie
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784063754889

“俺にはわからない……。
 俺達はなんなのか。
 でもそれを知るために生まれてきたのかもしれないと思うんだ”


 1999年に発売されたものの新装版。
 通りでマンガの時代設定が世紀末なわけだ。
 それでも、現代でも十分通じる問題がテーマになっていて全く古くなかった。

 主人公柊志の前に現われたのは未来から来たという犯罪者・ハル。
 暗示がかからなかった自分に、20世紀を救うためにやってきたと告白。
 音楽を作っただけで無期懲役を与えられたハルは(脱走したけど)、
 自分の代わりに柊志を使って音楽デビューさせる。
 曲はバカ売れし一躍スターになったが、
 だんだんと世界がおかしくなってきて……。

 恐ろしくも感じたけど、これが普通の考えだとも思う。
 狂った世界をどうにかしようとする話。
 おもしろかったです。 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年05月05日

☆『PSYREN』(※タイムスリップ)


☆『PSYREN−サイレン 1〜(続刊)』(※不思議世界、公衆電話、カード、都市伝説、秘密結社、ゲーム、失踪、秘密、姉、化物、異生物)
著者名:岩代俊明
出版社:集英社
ジャンプ
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784088745329

“これが――…
 オレの命をかけたゲームの始まり…。
 ――サイレン…それは1つの世界…”


『みえるひと』の作者最新作です。

 サイレンといわれる噂や都市伝説。
 現実がいやになった者たちを集め新たなる楽園へ導く秘密結社とかいわれてる。
 でも周りでは失踪や神隠しが多発。
 主人公アゲハのクラスメート・雨宮桜子も姿を消す。

 アゲハは自分も偶然サイレンに繋がるカードを手にしたことからサイレンの世界へ。
 そこは荒れ果てた地があり、化物との生き残りゲームを強いられる。

 まだまだ意味不明が多いです。
 でもそこが気になるので今後の楽しみかも。
 あと、ラストの未来ってのが気になりまくりです。
 いったい何なんだ??
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(9) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年04月17日

◎「劇場版仮面ライダー電王&キバクライマックス刑事」(※時間)


◎「劇場版仮面ライダー電王&キバクライマックス刑事」(※刑事、盗難事件、タイムスリップ、悪の組織、潜入操作、過去)
監督:金田治
脚本:小林靖子
上映時間:110分
★★★☆
公開日08.04/12

“時の警察列車デンライナー。
 時を越える犯罪者、イマジンが起こす事件を徹底的にクライマックスで解決する刑事たち。
 彼らには警察手帳も捜査令状もいらない。
 彼ら自身が手帳であり、令状である。
 彼らに逮捕できないものはただひとつ、神のみ”


 仮面ライダー電王のOV(オリジナルビデオ)が映画で公開というもの。

 続きってわけでもないしテレビ放映の続きってわけでもないし、刑事設定が微妙だし、映画としてはやっぱりテレビサイズだなーとちょっと物足りない。

 ストーリーとしては、デンライナーのパスをイマジンに盗まれてしまい、取り戻そうと良太郎やモモタロスたちが警視庁の刑事・鈴木と協力して根城に乗り込むというもの。
 敵イマジンはネガタロス。
 全国に指名手配を喰らっている黒木とファンガイア(仮面ライダーキバの敵)と手を組み悪の組織を結成。
 世界征服を企む。

 最近はキバばっかり見ているので、どうもキバびいきになってしまいます。
 渡が出てきてからテンション上がっちゃったよ。


↓以下、ネタバレ含む感想
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年03月04日

★『リセット』(※タイムスリップ)


★『リセット』(※現在→過去、高校時代、主婦、結婚、独身、同級生、居酒屋、女優志望、中退、退学、バイト、パート、不良、やり直し、姉妹、両親、夫、子ども)
著者名:垣谷美雨
出版社:双葉社
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784575236071

“戻ったんだ。
 三十年前なんだよ。
 今、戻ってる、戻ってるんだよ”


 47歳の3人の女性。
 かつての同級生は東京で偶然出会い、
 居酒屋にて、どういうわけか30年前の高校時代にタイムスリップしてしまう。

 女優の夢をあきらめ専業主婦になった知子、
 独身で仕事バリバリだが思うように評価がもらえない薫、
 元不良。高校中退がきっかけで今も定職に就けていない晴美。

 今の人生に不満を持つ3人の人生は高校生へ逆戻り。
 同じ人生を歩まぬよう、3人はそれぞれの道を歩む。

 40代後半にはまだ程遠い自分が読んだせいか、
 それほど楽しかったといえるストーリーではありませんでした。
 ただ、これからの人生を歩む事に関しての教訓めいたことはあって、
 そこらは大切にして生きて生きたいなと思った。


 あと、人生やり直したとしても、結局それは本人が歩むこと。
 同じ性格してるんだから同じ人生歩むだろとか思っちゃう。
 わたしは別にやり直したいとは思わないな。
 それはまだ若いからかなあ……。
 何度模索しても結局は初めに戻るのが普通だと思います。
 それこそ『絶望先生』の12巻掲載の「様々なる一周」でしょう。
 これが人生というもの。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(4) | タイムスリップ・時間

2008年02月26日

☆『サムライと私』(※タイムスリップ)


☆『サムライと私』(※現代←江戸、兄弟、お笑い、夢、仲間、侍、劇団、高校生、ラーメン屋、御前試合、算額、公演)
著者名:久我有加(著)
川添真理子(著)
出版社:新書館
Wings
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784403618925

“やっぱりタイムスリップというのは信じられなくて
 受け入れられないっていうか”


 サムライが現代にタイムスリップというもの。

 それを受け入れるのは、自称コメディアンの兄を持つ和樹。
 変わり者の友だちをいっぱいつれてくる兄がいるものだから、
 このサムライも友だちかと思いきやそうではないらしい。

 ほかのタイムスリップモノと違うのは、
 この状況をなかなか受け入れられない主人公設定かな。
 だいたいの話ってのは嘘だろと思ってもそういうことにして話が進んでいくのだけど、和樹はなかなか信じない。

 周りにコメディアンが多いせいか、楽しく描かれている本。
 さわやか系です。
 人として大切なことも盛り込まれているので、読んで損はないかと。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年02月18日

★『届かぬ想い』(※タイムマシン)


★『届かぬ想い』(※タイムスリップ、現在→未来、結婚、妻、娘、死、誘拐、運命の人、愛、博士、小説、製薬会社、薬、発明、タイムパラドックス)
著者名:蘇部健一
出版社:講談社
講談社文庫
ノベルス(04/4)
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784062759830

“信じる、信じないは君の自由だ”

 タイムマシンを使ってのタイムスリップモノです。

 以前読んだ『恋時雨』が劇中作として出てきていた。
『恋時雨』のあとがきでこの本の存在を知り目をつけていたら文庫化したので、
 ラッキーと思い読んでみました。
 主人公は、同じだったっけか。
 小早川嗣利という男。
 結婚していて、幼い娘・美香がいる。
 でも、美香が何者かに誘拐され殺され、
 それが原因で妻までも失ってしまう。

 そして出会ったのが百合子という女性。
 嗣利は次第に彼女にひかれていく。

 何がタイムスリップに続いていくかというと、彼女と結婚してできた子どもが死にそうになって、生きるためには薬がいるのだけど薬がない。
 だったら未来からもってくればいいじゃないかという流れで。

 おもしろいのだけど、生涯愛す人は1人だろと思うわたしが読むと、
 どうも主人公の気持ちが理解できない。
 浮気とはいわないけどさ、心移りしすぎじゃないのか?
 っていうか、近親相姦はヤバイだろと思います。
 
 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年01月25日

☆『真夜中エクスプレス』(※時間)


☆『真夜中エクスプレス』(※恋、運命、兄妹、家族、恋人、電車、事故、学校、死、タイムスリップ)
著者名:八寿子
出版社:小学館
ベツコミ
★★★★
出版年:2008.01
ISBN :9784091314277

“あたしだけ助かってもだめなのっ。
 二人一緒じゃなきゃイミないのーッ!!”


たとえこの花が咲かなくても』作者の短編集です。
 わりとオーソドックスではありますが、描き方が巧いので幸せになれちゃうというか、そんな1冊。

>「真夜中エクスプレス」
 通学の電車でよく会う見知らぬ男子……。
 いきなし名前呼ばれるという出会いからこの物語は始まります。
 元をたどるとモデルはたぶん花巻のあの有名な童話でしょう。
 不思議な夜の電車です。
 わたしはどうも通学電車での恋モノに弱いらしいです。
 いいなって思っちゃいます!
 これは超感動したよ。
 切なくてドキドキモンだった。
 ラストは車掌がグッジョブΣd(≧▽≦*)

>月曜日は秘密のロマンス
 恋人同士のすれ違いから始まるんですけど、
 シリアスな展開ではなく明るく<浮気>というものが描かれてます。
 ナンパされて付いて入っちゃうんですけど。
 これはすばらしい浮気マンガだと思う。
 まさに秘密のロマンス。

>ディドリーマー
 家族の話。
 あんま書くとネタバレになりかねないんですけど、
 家族っていいなとか、血が繋がってるってすごいなって話です。

>2年G組ロミオとジュリエット!
 こちらはまあまあな作品。
 仲の悪い委員長と副委員長カップルの話です。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年01月20日

◎「仮面ライダー電王」(※タイムトラベル)


◎「仮面ライダー電王 全49話」(※タイムスリップ、時間、記憶、電車、イマジン、憑依、変身、パス、カード、変化、駅長、侵略者、契約、願い、過去、未来、現在、懐中時計、恩返し、対価、死、存在、オーナー、乗客、星、婚約者、姉弟、恋人)
原作:石ノ森章太郎
監督:田崎竜太、長石多可男、坂本太郎、石田秀範、金田治、舞原賢三、田村直己、柴崎貴行
脚本:小林靖子、米村正二
制作:/tv asahi、東映、ADK
★★★★★
放送:06/1/28〜07/1/20

“過去が希望をくれる”

 タイムトラベルモノとしては過去最高の出来。

 これほど過去と現在、そして未来を繋ぐ物語は例を見ないよ。
 前例がないので次回の予測がつかないし、
 最後の最後までドキドキした。
 これだけクオリティが高いと(あーでも、回収しきれてない伏線まだあるんだよね)、
 子どもを対象にするのは大変に惜しい。
 っていうか、大人向けですよね、絶対。

 平成になって8作目の仮面ライダーが本日最終回。
 大人の自分がまさかライダーにはまるとは思ってもいない。
 幼少期以来の視聴です。
 前時間に放送している戦隊モノはアバレからずっと、今でもちゃっかり見てるので、
 その流れで試しに見た電王が面白くて。
 特撮は「特捜戦隊デカレンジャー」が最高だと思ってたけど余裕で超えたね。

 カード、ガチャ、関連書籍、主題歌・サントラはまだ序の口として、
 DVD、ライダーパス、ライダーベルト(これは小さいタイプ)、キャラソン、フィギュアまで買わせたのはすごいよ。
 人生初がいっぱいでした。
 ここまでお金をつぎ込んだのは、もちろん他にない。


 不運尽くしの主人公、野上良太郎が拾ったのは奇妙なパス。
 それにより彼の運命は大きく変わってくる。
 突然現われた列車。
 パスを返せという女の子・花。
 自分に勝手に憑依する怪物・イマジン……。

 自分が電王と呼ばれる存在で特異点であることや、
 花も特異点であること、
 敵と同じイマジン(侵略者)ながら、電王に憑依しイマジンと戦うイマジンたち、
 人の欲望、人の願い、人の希望。
 過去があって今がある。
 現在は過去がつくりしもの。
 何が今の自分を創っているのか。
 何が未来に希望を与えるのか。
 
 過去の自分を殺されたら今の自分はどうなるのか……。
 というタイムパラドックスも盛り込まれていたり、
 すばらしい作品ですよ、これ。

 過去に飛んで未来を破壊しようというイマジンから世界を守るヒーローモノ。
 これはぜひ見ていただきたい。

 キャラ設定が巧いことが成功の1つだと思う。
 決め台詞あるし、性格づけがしっかりできてるし、
 イマジンたちには萌え萌えでした(笑)。
 特にウラタロス。

 
 次週からは「仮面ライダーキバ」。
 吸血鬼モノっぽいです。
 これも期待できそう。

******
>◎「劇場版仮面ライダー電王
posted by 未衣名 at 11:16| Comment(2) | TrackBack(2) | タイムスリップ・時間

2008年01月15日

☆『エンジェル・タイム』(※時間)


☆『エンジェル・タイム』(※タイムストップ、タイムスリップ、タイムリープ、恋、学校、教室、力、青春、神様、天使、魔法)
著者名:松本夏実
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784088567969

“夢じゃない。
 私以外の昨日が…8月31日がリピートしているんだ!!”


 なかなかな作品。
<時間>をテーマにした短編集です。

>エンジェル・タイム
 表題作。
 1分だけ時間をとめる能力を持ってしまった主人公。
 恋愛モノです。

>ミラクル・タイム
 2000年と2006年。未来と過去の平行世界。
 同じ教室の同じ場所同じ机に座る男女が
 時空を超えてノートで筆談。
 過去と未来が繋がった瞬間は爽快でした。

>サマータイムライビリンス
 夏休みの最終日8/31に閉じ込められてしまった少女。
 新学期を迎えるために取らなければいけない行動とは……。
 悲しい結末かと思いきや、少しだけ救いがありよかった。

>パラレルタイム クリスマス
 年下の幼馴染みの男の子に恋するカッコイイお姉さん。
 2人でいるといつも姉弟に間違えらるのが嫌。
 それを聞き入れた天使は、男の子が年上だったら……の世界を提供。
 愛に年齢など関係ありません。ってとこが素敵です。
posted by 未衣名 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2008年01月12日

★『名前探しの放課後』(※タイムスリップ)


★『名前探しの放課後 上下』(※高校生、クラスメート、同級生、祖父、レストラン、ジャスコ、通学、友だち、仲間、名前、由来、自殺、死、いじめ、遺書、家族、本、記憶、終業式、始業式、ピアノ、看板、水泳、協力)
著者名:辻村深月
出版社:講談社
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784062145060

“で?
 そのいつかくんが、どうしてタイムトラベルなんか興味があるの?”


 自殺した同級生(もしくは同窓生)の名前が思い出せないなんて『冷たい校舎の時は止まる
に似てるなあと読んでいたら、後半にみごとな逆転劇。
 さすが辻村作品。
 読者の期待を裏切りません。
 すべては仕組まれていたことでしたか。
 
 主人公の依田いつかは、ある日3ヶ月先にタイムスリップしていることに気づき、そこで自分と同じ学年の誰かが自殺することを知る。
 元の時間に戻されたいつかは、これから起こる誰かの自殺を止めるため、まずはタイムスリップに詳しい、同級生の坂崎あすなに相談。
 それから他の生徒たちの協力も得、思い出せない未来の自殺者を見つけようとする。
 
 これはなかなかですよ。
 あたたかい話。
 友だちっていいなと最後に思った。

 あー、あと洋食屋さんに行きたくなりました。
 
posted by 未衣名 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2007年12月26日

☆「湖の記憶」(※タイムトラベル)


☆「湖の記憶」(※未来人、父子、親子、想い出、研究者、死、釣り、暗殺、記憶、目薬)
著者名:オノナツメ
出版社:講談社
モーニングツー
←『Danza』収録作品
★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784063726497

“例えば何か人生の内でやりたかったこと
 そんなものはない?”


『Danza ダンツァ』収録作品の1つ。
 本書は男たちの人情というか人間関係というか想いというか、そんなものを描いたオムニバスです。
 オノ・ナツメにしては珍しくファンタジー作品が登場。

 とある男の子の前に現われたのは、
 未来人で自分の息子だという。
 
 哀愁漂う作品。
 短編なのでストーリーあまり語れないんですけど、
 なかなかなもんです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2007年12月24日

◎「(映画)ルイスと未来泥棒」(※タイムスリップ)


◎「ルイスと未来泥棒」(※孤児、過去、ルームメイト、発明、実験、記憶、科学フェア、会社、未来⇔現代、恐竜、家族、故障、修理、ロボット、カエル、子ども、結婚、反逆、罪、復讐、攻撃)
監督:スティーブン・アンダーソン
原作:ウィリアム・ジョイス
脚本:ミシェル・ボックナー
配給:ウォルトディズニー
★★★★
公開日:07/12/22

“一度でいいから、本当のママに会いたい”

 ディズニーアニメ映画の最新作。
レミーのおいしいレストラン」ほどではなかったけど、なかなかのおもしろさでした。
 
 レミーでも格言のようなものがありましたが、
 こっちにもそれがある。
 前へ進み続けようっていうのがね。
 失敗しても、どんなに辛い過去があっても、前へ進まなくちゃどうにもならない。
 だから前へ行かなきゃっていうの。
 それがよーく効いている作品でした。

 誰でもつまずくことはある。
 やる気を失くすこともある。
 それに当てはまる内容で、励まされた内容。
 
 主人公ルイスは孤児で、母親を知らない。
 お母さんの記憶を思い出すための発明品を作るも失敗。
 失敗はこれが初めてではなく日常茶飯事。
 やる気を失くす。
 そんな時現われたのは、未来人だというウィルバー。

 一方で、ルイスの発明品を狙う黒い影。
 それがタイトルにある未来泥棒。
 帽子型ロボットの相棒・ドリスとともにルイスを狙う。

 未来でウィルバーの楽しい家族に出会い、
 多くの素晴らしい発明品に出会い、
 ルイスはそこで本当に大切なものを見つける。

 未来と過去が繋がった瞬間が一番感動。
 未来泥棒の正体には驚き。
 最弱の悪役理由はそこにありましたかっ。
 他にも未来でよく見かける<R>やカエルなど、伏線が巧く散りばめられていてやられたという感じでした。
 ラストは予想外。
 しかし、夢を魅せるよりそっちのほうがむしろ救いじゃないかと思う。

 説明不足はドリスの発明理由ですかね。
 どうして作ったのか改めて問いたいです。
 登場人物が多すぎで誰が誰か理解するに時間がかかったのもちょっと問題あり。
 あとは父親か……。
 ママのことはでてきてパパは気にならないのかなあ……。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2007年11月08日

★『カレンダーボーイ』(※平成⇔昭和)


★『カレンダーボーイ』(※タイムスリップ、大学教授、局長、小学生、漫画家、姉、デビュー、親、編集者、同級生、3億円事件、北海道、ホームレス、協力者、先生、犯罪、遺書、犯人、過去、記憶、一家心中、臓器移植)
著者名:小路幸也
出版社:ポプラ社
パブリデイ
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784591100028

“かなりビビる。
 神の領域なんじゃないかと”


東京バンドワゴン』作者の最新作。
 少々後味悪かったなあっていうのがマイナス。
 過去を変えた代償が大きかった。

 寝て起きるごとに、精神のみが過去と現代を行き来する話。
 48歳のおやじたちが、そのままの知識を持って小学生へと。
 体は子ども、頭脳は大人です。

 行き来するようになったのは同じ大学に勤める三都と安斎。
 2人は小学生の時の同級生。
 自分らはタイムスリップしていると分かち合った彼らは、三億円事件をきっかけに亡くなってしまった学校のアイドル・里美ちゃんを救うことを決意。
 三億円事件の犯人よりさきに三億を奪取しようと計画する。

 彼らは過去を変えたら未来は変わるかっていう実験で、先生の家の火事を救うのだけどそこには別の大きな代償を伴っているのです。
 最終的には里美ちゃんを救うわけですが、そこにもまた大きな対価が伴っていて、過去は変えるもんじゃないと思った。
 何が起こるかわからないじゃないですか。
 それに、もうそれ以上の歴史修正はできないわけだし。
 自分をそこまで犠牲にして他人を助けるか?
 まあ、その後どうなるかは予想できないから仕方ないんだけどさ。

 で、描いてほしかったのは里美ちゃん一家はその後どうなったのか。
 あと同じスリップ者である編集者の存在って何? です。
 何でタイムスリップしたのかとかよくわからない。
 ただ東京のアパートを間借りしてそのあと放置でいいのかなあ。
 予定より早くデビューしてしまった姉だってその後何かあったはず。
 スランプで描けなくなっちゃったとかいう変化を期待していたのだけど、それも一切触れられず。

 物足りなさもいっぱい残ってます。
 
posted by 未衣名 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2007年11月06日

★「秋の牢獄」(※時間ループ)


★「秋の牢獄」(※大学生、時間、繰り返し、仲間、公園、旅行、集まり、意味、不倫、浮気、殺人、夫婦)
著者名:恒川光太郎
出版社:角川書店
★★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784048738057

“おそらく……何かの事故で、私は目的もなく、
 ただこの秋の1日を繰り返しているのだ”


 映画化が決定した『夜市』に、素晴らしかった『雷の季節の終わりに』に続きましての3作目。
 短編集です。

「秋の牢獄」
 平成生まれももう20歳になるのか……。
 昭和を知らない人間が多くなってきたよな。
 みたいな、世代交代が読了後に残りました。

 11/7(水)(←まさに明日ですよ!)という1日ばかりを繰り返すようになってしまった大学生・藍が主人公。
 何をしても、翌日にはまた昨日に戻ってしまうという時間の牢獄。
 そこで彼女は自分よりはるかに時間ループを繰り返している仲間と出会う。
 しかし、仲間は次第に11/7という世界から消えていく。
 その原因と推測される<北風伯爵>の存在に脅えつつ、彼女はこの1日を繰り返していくのです。

 ハルヒみたいに1万5000回とかじゃないんですけど、何百回という数字が驚異的。
 しかも、これが誰にでも起こりうることっていうのが一番の魅力。
 忙しい現代日本には必要な休息ですよねーと思った。
 豪遊してもお金は元通り。
 旅行したって帰りのことは考えなくても自動帰還。
 人を殺しても翌日には被害者元気。
 雨の日とかだったりすると最悪ですけど、捕らえようによってはいいよなあ。
 明日は運命の11/7ですが、わたしもぜひ時間ループを繰り返したいです。

「神家没落」
 神隠し的な話。
 神が棲む家が全国を回る話。
 その神に突然任命されてしまったのが主人公。
 中にいた老人に死なれ藁葺き屋根の家から一歩も出られなくなった主人公は、ここから抜け出すには誰かに家守をしてもらう必要があることを悟る。
 旅先で誰かを身代わりにし自分はさっさととんずらしようと日々頭をめぐらすのです。
 ところが意外にも早くとある男を神に仕立て上げ自由を手に入れるのですが……。

 恐ろしいことはこの上なしだけど、ちょっと家守になってみたいと思った。
 しかし、これもある意味の牢獄だよね。

「幻は夜に成長する」
 不思議な力を持った祖母(本当の祖母ではない)と生活していた少女。
 彼女もまた不思議な力を持っているのですが、それゆえに宗教団体の男に捕らえられ、牢獄に閉じ込められる生活が続く。
 そこで彼女はとてつもない怪物を飼っていたのです。
 微妙に『赤朽葉家の伝説』を思い出しました。不思議な力を持っている少女ってだけが共通点ですけどね。

角川書店特設ページ
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(1) | タイムスリップ・時間

2007年10月11日

★「お夏 清十郎」(※時間遡行能力)


★「お夏 清十郎」(※近未来、SF、能力者、歌舞伎、芸、歴史、生命維持装置、脳、記憶、孤独、過去視、男、師匠、弟子、三味線、保存液、薬、時期家元、家元)
著者名:菅浩江
出版社:早川書房
ハヤカワ文庫
←『そばかすのフィギュア』収録作品
★★★☆
出版年:2007.09
ISBN :9784150309022

“過去を見に行っているあいだに、世の中はどんどん進むわ。
 そして、目を開くと、いてくれるはずの人がいなくなっている
 ……この寂しさ、判るかしらね”


 菅浩江さんのSF短編集。
 なかなかに興味深いものぞろいです。
 人形や機械人形系とか試験管ベビー、クローン、ちょっと不思議な感覚の小説ばかりが集まってます。

 表題作の「そばかすのフィギュア」や「雨の檻」なんかが好きなのですが(特に後者は切なくてよいですね〜)、ここは「お夏 清十郎」を紹介。
 時を遡る能力を持った人の話。
 意識のみですが。
 能力を使うと、大変な体力が入り体がぼろぼろになっちゃうのです。
 動けないほど。
 なんで遡るかっていうと、歴史の修正だとか、廃れた日本文化を現代に甦らせるためだとかいろいろ。
 時遡能力者も増えているっぽくて目的はいろいろ。

 中でも主人公がやっているのは、昔の歌舞伎の再現。
 踊りの型を伝えたりね。
 時遡の副作用で舞えなくなった白扇流家元の孤独と生き方ですよね。
 切ない話。
 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2007年10月05日

◆『タイム★ダッシュ』(※タイムワープ)


◆『タイム★ダッシュ 1〜(続刊)』(※トレジャーハンター、未来人、過去、江戸、埋蔵金、学校、転入、マンション、友だち、いとこ、祖父、母親、孤独、悩み、市議会議員、異能、能力者、骨董、宝、旧校舎、化石、地下)
著者名:藤咲あゆな