2009年05月26日

☆『アタシんちの男子』(※同居)


☆『アタシんちの男子』(※契約、母親、義理の息子、お金持ち、ホームレス、城、遺産、弁護人、家庭、社長、養子)
著者名:水野美波
出版社:集英社
別冊マーガレット
★★★
出版年:2009.05
ISBN :9784088464121

“これで君は自由だ。
 ただし一億肩代わりする代わりに
 私と結婚してもらおう”


 火曜9時のドラマのコミカライズ本。
 要所をかじった本って感じかな。
 無理難題はドラマの方が確実にハードです。
 

 父親のせいで借金取りに追われる主人公・千里が、
 玩具会社社長・大蔵新造により助けられるわけですが、
 無理やり結婚させられ城のような場所で息子たちの世話をさせられるホームコメディ。

 単行本丸々一冊「アタシんちの男子」かと思えば半分のみ。
 うーむ、ちょい残念。
 まあ、ドラマは現在も進行中だからね。
 しかたないか。


 ちなみにドラマに出てくるトリックハート城は群馬の山中にあるロックハート城。
 今までも何回もドラマで使われてきたからめちゃ有名になっていることでしょう。

2009年05月20日

☆『はじめてのあく』(※居候)


☆『はじめてのあく 1〜(続刊)』(※元悪の組織、従姉弟、科学者、改造、発明品、高校生)
著者名:藤木俊
出版社:小学館
サンデー
★★★★
出版年:2009.05
ISBN :9784091220127

“あんたがあたしの言うこと聞いてちゃんと社会にとけこめたら!
 それができたらあたしを好きにしていいから!”


 激萌え。

 特別にかわいいとかいうわけではない女の子・恭子が主人公の居候モノ。
 突然居候してきたのは元悪の組織のイトコ2人。
 エーコは元幹部で、ジローは科学者。
 
 元悪の組織のジローが一般人にとけこもうとする中での
 ジロー&恭子のどたばたコメディなわけですけど、
 展開が素晴らしい。
 完璧に恭子のファンになってしまいましたよ(笑)

『笑うかのこ様』でいう かのこ、
『もっけ』でいう瑞生ってとこでしょうか。

 ギャップ萌えっていうのもあるのかな。

 ヒロインは必ずしも美人である必要はないっていうのが証明されました。
 って感じ?
 一緒にいて楽しけりゃオッケーですっ。

 何気に彼女の発言も実は大胆になっていて
 サービスシーン満載。
 いいコンビです☆ 
 

2009年04月27日

☆『ドール』(※同居)


☆『DoLL 1(続刊)』(※人形、先生、教え子、名前、田舎、一軒家、独身中年男性)
著者名:岡戸達也
出版社:講談社
アフタヌーン
★★★☆
出版年:2009.04
ISBN :9784063145649

“お前は本当に何をしに来たんだ”

 奇妙な共同生活モノ。

 田舎の一軒家に住む先生と、
 押しかけてきた元教え子・泉、
 そして、先生が所有する3体の人形。

 
 人形の意味するものって一体何ですかね。
 そして、この関係はどうなるんでしょうね。

 というところが微妙に楽しみです。

2009年03月17日

☆『海月姫』(※ヲタ女)


☆『海月姫 1〜(続刊)』(※男子禁制アパート、クラゲ、腐女子、おしゃれ、イケメン、お金持、政治家、秘書、女装、兄弟、片想い、化粧)
著者名:東村アキコ
出版社:講談社
Kiss
★★★★
出版年:2009.03
ISBN :9784063407440

“なんでってそれは……
 月海ちゃんに会いたかったからだよ”


 実写ドラマ化希望!

 おしゃれじゃない女の子ばかりが集うアパート天水館に住む月海。
 もちろん主人公の彼女も例外ではなく、きれいではありません。
 そんな彼女はある日、おしゃれな女子に出会い、
 彼女をお部屋に泊めてしまいます。
 しかしそのおしゃれ女子の正体は
 イケメン男子で……!?

 月海がその男の子・蔵之助に恋をする様子を描くのではなく、
 蔵之助が月海に興味を示していくという方向。
 彼が彼女にお化粧を施しちゃったらものすごい美人になってしまうのです。
 それが面白くてね。

 また、彼のお兄さんが化粧した月海にゾッコンしてしまうという展開もありで、
 楽しいコメディになってます。

 女装男子プロデュースのビフォーアフターマンガ。
 今後の展開も目が離せない。

2008年12月08日

☆『そして僕らは家族になる』(※同居)


☆『そして僕らは家族になる 1〜(続刊)』(※他人、高校生、小学生、父親、ひとつ屋根の下、日常、事情、従兄弟、演劇部、友だち、アルバイト、仲間)
著者名:荒木風羽
出版社:芳文社
まんがタイムきららMAX
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784832277588

“き…聞いてませんか?
 今日からお世話になる話”


 二十歳のフリーター、幸助と同居することになったのは、
 現役女子高生の彩子と小学生の鈴音。

 バックで謀ってるゆるゆるな父親といい、
 とげがないので安心して読める。

 幸せな生活がここにあります。
 

2008年11月30日

☆『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(※マンション)


☆『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 1〜(続刊)』(※ガールミーツボーイ、過去、ゲーム、仲間、夜の街、お金、モデル、絵画、居場所、従兄弟)
著者名:宝井理人(画)
壁井ユカコ(原著)
出版社:アスキー・メディアワークス
シルフ
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784048674478

“どんなわたしが生まれてくるのか知ってるのは
 創造主だけ。
 それは新しい感覚のスリル”


 電撃文庫刊行の『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』のコミック版。
 原作は5巻まで出ています。

 原作は舞台となるマンションの全体図のようなものから描かれているのに対し、
 マンガではキズナという一人の女の子目線から入ってます。
 いきなり過去編から来るとは思わず。
 でも読んでみればこういうのも面白いなという構成でした。

 画家のモデルって少し憧れてます。
 いーなー。


 あらすじ〜
 夜の街でオヤジたちから金を奪い取るゲームをしていた少女が、
 1人の人間に助けられその伝手で新しい場所ができていくという感じです。

2008年07月29日

☆『LARRY IN A MANSION』(※マンション)


☆『LARRY IN A MANSION ラリーインアマンション 1〜(続刊)』(※名前、部屋名、行方不明、住人、管理人、兄、来客、過去、泥棒、鍵、犯罪、家、人殺し、行方不明)
著者名:六本木綾(画)
猪股ユキ(原作)
出版社:幻冬舎コミックス
Webスピカ
舞台
★★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784344813731

“僕はクロコダイルのような人間になりたいってずっと思っていた。
 ――けれど
 クロコダイルはある日突然僕らの前から姿を消した”



 名前のないマンション。
 部屋名で呼びあう住人達。
 タイガー、ウルフ、チーター、スネーク、キャット、そしてクロコダイル。
 バラバラの人生、そして辿り着いた1つのマンション。

 アパートやマンションものはいっぱい読んでいるけど、
 これは上位に来る本。
 ミステリーが詰まっているとそこでわたしは堕ちてしまう。
 日常を壊す来客・訪問者はかかせないよね。

 

2008年05月28日

☆『花やしきの住人たち』(※女子寮)


☆『花やしきの住人たち 1〜(続刊)』(※高校生、父親、失踪、祖父、理事長、後継者、テスト、恋、手料理、告白、友だち、はとこ、事件、過去、寮長、男嫌い、双子、家庭事情)
著者名:桂明日香
出版社:角川書店
少年エース
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784047150645

“俺は可哀相じゃない”

 これは今後が楽しみなコミック。
 秘密が明らかになるにつれ盛り上がっていってます。

 とある事情から女子校の女子寮に住むことになった男子高校生・桜安芸。
 初日に知り合った女の子・蓮華から告白されたり、
 自分の過去を探られたり、
 不思議な女の子が出てきたり、
 事件がいろいろであきなかった。
 
 杜若が好きです。
 あやめも好きです。
 微妙に百合っぽいところも雰囲気に似合っているので好きです。

2008年05月21日

☆『愛のもとに集え』(※アパート)


☆『愛のもとに集え 1〜(続刊)』(※居場所、女子大生、大学生、講師、下宿、大家、同級生、先生、貧乏生活、バイト、失踪、借金、家族、小説家志望、食べ物、祖母)
著者名:サカモトミク
出版社:白泉社
別冊花とゆめ
★★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784592185819

“うん。
 あのメンバー結構楽しいかも。”


 萌えた。

 名前がいいじゃないですかっ。
 アパート名がいいじゃないですかっ。
 変身ぶりがいいじゃないですかっ。
 天然っぷりがいいじゃないですかっ。
 無防備っぷりがいいじゃないですかっ。
 講師ってとこがいいじゃないですかっ。
 夢があるっていいじゃないですかっ。
 貧乏って実は温かいじゃないですかっ。

 母は他界。父親は借金で失踪中。
 お金に困る主人公の勇気(女の子)が、
 激安アパートに引越し、
 そこの住人と大家と貧乏ながらも楽しく生活していくというもの。

 お金の使い方について考えさせられた。
 なくっても愛情表現っていっぱいあるよなあとか。
 勉強になった!

 一応いまのとこ恋はありませんが、
 そのうち意識し始めるんでしょうねえ。

2008年04月13日

☆『Kの葬列』(※住人)


☆『Kの葬列 全2巻』(※謎解き、ミステリ、アパート、変人、葬儀、墓、遺体なき殺人、秘密、兄弟、技師、才能、エレベーター、水中眼鏡、パズルリング、肉屋、人形)
著者名:楠本まき
出版社:集英社
マーガレット
★★★★
出版年:1994.09
ISBN :9784088482552

“Kさんが死んだことだけは
 まぎれもない事実なんだ”



 新刊ではなく昔の本です。
 おもしろいらしいというので読んでみたらおもしろかったので紹介。

 主人公はアパートの301号室に越してきたのですが、
 301号室の住人Kは、ホンの少し前に亡くなったのだという。
 ところが死体は見つかってないというミステリ仕立て。
 その上でなぜか葬式をする住人達。

 なんとも不思議な世界が醸し出されています。
 第一が、モルクワァラか。
 主人公はその回収人なのですが、モルクワァラがなんなのかわからない。
 宮沢賢治でいうクラムボン(笑)意味不明。
 
 住人も変人というか変わった人たちばかりで、
 なんともいえぬ世界が広がってます。

2008年03月25日

☆『夢みる太陽』(※同居)


☆『夢みる太陽 1〜(続刊)』(※高校生、恋、片想い、大家、管理人、鍵、住人、同居人、一軒家、家出、悩み、夢、入居条件、元住人、再婚、母親、父親、名前、先輩、同級生、好きな人、検事、約束)
著者名:高野苺
出版社:集英社
別冊マーガレット
★★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784088462813

“何があっても責任は全部俺がとるつもりです。
 しま奈は俺がちゃんと守ります”


 や、これはおもしろかった。
 胸キュンで萌え萌えモノ。個人的に。

 男の子3人(大家含む)と主人公(女の子)の一軒家同居モノ。
 入居条件付アパート。

 かっこいい先輩と、
 同級生のお調子者な男の子と、
 面倒見の良いというか頼りになる存在な大家さんと。

 キャラクターが立ってます。
 魅力的です。
 みんな愛せます。

2008年01月10日

☆『ななこハウス』(※大家)


☆『ななこハウス』(※アパート、オバケ、店子、相続、夢、1人暮らし、仲間、ライター、シングルマザー、好きな人、あかずの間、鍵、両親、孤独、居場所)
著者名:篠有紀子
出版社:講談社
Kiss
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784063406870

“なんだろう。
 守ってあげたかった。”


 あたたかくて不思議なアパートモノ。
 日常を描いているにもかかわらず、オバケが普通に登場するおかしな話。

 天涯孤独の身かと思ったら、遠縁のおばあさんからアパートを引き継ぐことになった主人公・ななこ。
 ボロアパートに住んでいるのは、元気なおばあちゃんとシングルマザーのもえさんと娘のまめ、そして売れないライターをやっているあんこうくん。
 
 あんこうくんとの靴のやりとりがおもしろかったです。
 あの変身振りも最高。
 ギャップがたまらん。

 そういう人とめぐり合えたらなあって思っちゃう。

2007年10月19日

☆『シェアパラ』(※アパート)


☆『シェアパラ 1〜(続刊)』(※同居、変人、同級生、高校生、一人暮らし、管理人、大家、孫、リコーダー、化粧、友だち)
著者名:佐伯紫江
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784253195911

“そんなわけで、
 おかしなルームシェアの始まりです”


 ルームシェアパラダイス。略してシェアパラ。
 
 けっこう笑えます。
 でも、主人公・知花にとってはそんなの笑い事どころか深刻な事態。
 だって、憧れの一人暮らしかと思ったら、
 デリカシーのない大家の孫・義貴(同じ学校の生徒)が勝手に家に入ってきたり、
 入試トップ入学してきたよくわからん性格のエミと同居を強いられる。
 そうしないとエミは野宿するし。
 エミはお嬢様という噂があるはずなのに、その気なし。

 なかなか楽しいアパートライフです。
 義貴との関係に期待。
 

2007年10月01日

◇「ウィッシュルーム」(※ホテル)


◇「ウィッシュルーム 天使の記憶」(※ミステリ、謎解き、元刑事、セールスマン、警察、親友、相棒、ハードボイルド、強盗、チンピラ、盗み、組織、お金、画家、有名絵画、取引、小説家、友人、弁護士、盗作、犯罪、家族、離婚、記憶、入院、事件、秘密、過去、姉妹、病院、医者、バー、マッチ棒、地下室、隠し部屋、オーナー、ロサンゼルス、ニューヨーク)
シナリオ:鈴木理香
開発:(株)シング
ジャンル:アドベンチャー
機種:ニンテンドーDS
★★★★☆
発売:2007.01.25
ISBN :9784091063564

“願いの叶う部屋だと!?”

 願いの叶う部屋があるというホテル<ダスク>。
 そこで起きる奇妙な一夜。
 小説を読む感覚で味わえるミステリー・アドベンチャーゲームです。

 初のゲームレビュー。
 といいますのは、ニンテンドーDS Liteが懸賞で当たりまして、6年ぶりにゲームするようになったのですよ。
 んで、いいものに出会えましたのでご紹介。

 推理小説好き・ミステリ好きには特にオススメ。
 めちゃくちゃシナリオ巧いのでぜひ。
 こんなにドキドキする話描けるなんてすげーって思う。

 消えた友人を探す元刑事でセールスマンのカイル・ハイド。
 彼は仕事でホテル・ダスクに宿泊する。
 彼が泊まる事になったのは、願いが叶うという奇妙な部屋。
 また、以前に自分と同じ名前の人物も泊まったことがあるという不思議な事実も浮上。

 ぶっちゃけ奇妙なのは部屋に隠された謎とかじゃなくて、めぐり合わせた運命ってやつです。
 偶然にもこの日泊まった客全員には、なんらかの接点があるのです。
 彼・彼女らは全くそんなものは知らなかったのですが、
 調べていくうちに過去の大きな事件へと繋がっていく。

 不思議なくらい接点があって、素晴らしいくらい繋がるんですよ。
 マジで!? ってのが多くてワクワクしちゃいました。
 このままドラマとか映画になるんじゃない? ってぐらいストーリーが素晴らしい。
 主人公・ハイドの人柄も良くてさー。
 ラスボスってか、最終的に辿り着いた<真実>も驚き。
 予想もしてなかったよ。類似作品もないし新しすぎだっ。
 
 命が50個くらいないとだめじゃない? ってぐらいゲームオーバー率があるんですが、
 ほどよい難しさ。
 何度オーナーによこしまな行為を見つかったことか……orz
 何度地下室で窒息死したことか……orz。

 久しぶりにゲームやると、何度もリトライできる人生が不思議ですね。
 もし追い出されたままで一生を終えることになったら……。
 ハイド可哀相……。

 とかも思ったり。

 ラストにあの人との再会シーンを期待していたのにそれがなかったのが残念。
 まあ、納得はしてるけどね。

 好きキャラは昔悪をやっていたけど改心したルイス。
 謎キャラ・オスター・ゾーンも好きだなあ。
 
 暇があったら2周目に行こうと思います。

******
公式HP
元刑事カイル・ハイドの過去と現在を紡ぐ物語

2007年09月26日

☆『チャイルド・キャッスル』(※同居)


☆『チャイルド・キャッスル 1〜(続刊)』(※好きな人、引越し、学校、子ども嫌い、両親、五つ子)
著者名:夕希実久
出版社:集英社
マーガレット
★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784088462134

“誰よりも近い場所で
 もっとあなたのことが知りたい”


 憧れの男の子との同居モノ。
 
 自分の許可なく勝手に海外旅行へ行ってしまった両親。
 母親の友だちの家に預けられることになった主人公の岡崎だけど、
 相手先にいたのは憧れの同級生・加賀見くん。
 舞い上がるも、加賀見くんの両親は海外赴任でいなく、
 加賀見家にいるのは彼とその妹弟(五つ子)。
 
 子ども嫌いの岡崎が、
 嫌われっぱなしの加賀見家に受けいられていくっていうストーリー。
 そう簡単なもんじゃありませんがね。

 子どもの扱いって難しいよなあと思った。
 こういう大事な時期にどうして両親が近くにいないのかが不思議でたまらない。
 幼い子どもが5人もいるのに高校生の男の子に任せてよく家を出られると思う。

2007年09月17日

☆『ヴァージンハウス』(※ルームシェア)


☆『ヴァージンハウス 1〜(続刊)』(※処女、仕事、失業、リストラ、彼氏、好きな人、結婚観、化粧、元カレ、夢、カメラマン、脚本家、アルバイト、才能、貧乏)
著者名:花津ハナヨ
出版社:小学館
スピリッツ
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784091814302

“あたし……理想が高すぎるのかなあ……”

 自分とは近くない世界なのでまあまあなんだけど、でもやっぱりこれはうまくできてるストーリー。

 女3人のルームシェア。
 同じ会社で同じ時期にリストラに遭い彷徨っていたのが出会い。
 15万の一軒家で3人がリスタートをきる。

 主人公・ユキは元カレの新や自分の夢に未練たらたらの女。
 すみれは恋に走るかわいい女の子(ただしノーメイクは別人になる)。
 藍子はスタイルのいい女性で、起業を目指す。

 3人とも処女という共通点持ち。
 恋愛館や恋の行方ってのがおもしろいです。
 元カレの斉藤新の存在がめちゃくちゃ光ってるしねー。
 そういう彼がいたら絶対人生変わるよ。

2007年09月15日

☆『雑草館の住人たち』(※アパート)


☆『雑草館の住人たち』(※引越し、高校生、開かずの部屋、住人、看板作家、少女漫画家、漫画家、編集者、夢、アシスタント、友だち、同人誌、同人作家、コミケ、プロ、進路、教師、トーン、ベタ)
著者名:影木栄貴
出版社:マッグガーデン
ZEBEL
★★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784861274251

“人生にはいくつかな重要なターニングポイントがあるというけれど、
 オレの場合はまさにこの時がソレだったんだと思う。”


 よかったんだが、これは一般には相手にされないと思うので初めにお断り。
 エロとロリショタとBLが含まれています。
 ただし、二次元内に。
 
 主人公・新は親の海外赴任がキッカケで、親の友人が管理しているアパートで1人暮らしすることに。
 ところがそこには開かずの間があり、住人達の秘密を知ってしまうことに。

 上記でキーワードとして書いてあるので住人の正体はなんとなく分かってしまうかもしれませんが、表紙でも描かれているので大丈夫でしょう。
 とってもたのしい住人との暮らしでした。

 1つ思うのは、夢っていったら漫画家になることだけだと思ったけど、
 アシスタントの道があるなんて気づきもしなかった。
 アシスタントはアシスタントで、そこにプロがいるなんて知らなかったよ。
 そーか、そういう道もあるんだよなあと思った。

 6年後の話もいいじゃないですか。

2007年07月22日

☆『星乃谷荘へようこそ』(※ゲストハウス)


☆『星乃谷荘へようこそ』(※同居、東京、レトロ、住人、外国人、六本木、居場所、置き引き、名前、桜、管理人、発作、写真、スカウト、スター、夢)
著者名:桜沢エリカ
出版社:集英社
コーラス
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784088654157

“そもそもオレはこの国を出て何がみたかったのか。
 もしかしたら答えはここにあるのかもしれない――”


 唯一の家族だった祖母の死。
 それをキッカケに世界中を歩いて周ろうと決めた木村昴。
 旅立つ前に泊まった星乃谷荘だったかが、
 途中でハプニングが発生したため、しばらく星乃谷荘に滞在することに。

 空港に近いという立地なためか、国際色豊かな場所。
 長くいる住人や、新しく滞在することになった住人、
 いろんな人と接していく中で自分の生きる道というのを模索していく。

 自分の求めるもの。
 何がしたいのか、何が理想なのか、これからどうするのか、
 自分の居場所はどこなのか。

 旅立ちについて考えさせられる本。
 アパートや同居モノの永遠のテーマですな。
 そして、自分にとっても外しがたいテーマでした。

2007年07月20日

●『カラクリ荘の異人たち』(※同居)


●『カラクリ荘の異人たち 〜もしくは賽河原町奇談』(※妖怪、アヤカシ、現世⇔異世界、下宿、妖怪、人間、大家、蝶、約束、魂、父親、神、霊能力者、木彫り職人、虫籠、盆、祭り、バス、カラス、ムジナ、のっぺらぼう、半魚人、人形、小説、地図、異形、クラスメイト、境界守、付喪、猫)
著者名:霜島ケイ
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784797342987

“もしやおまえさん、何も知らずに来たのかね。
 ここが妖怪の住む町ということを”


 父親の友人が経営しているという空栗荘に住むことになった太一。
 賽河原町にあるそこは、あちらとこちらが混じり合わさる世界。
 しゃべるカラスや半魚人など、さっそく異形のものと出くわす。
 出版はラノベからだけど、これは一般でも十分通用する本。
 ぜひいろんな方々に呼んでもらいたい。

 霜島ケイの最新作。
 霜島さんといえば『空と月の王』しか読んだことありませんが、こちらも良かったです。
 ミギーさんと組むなんていい絵師見つけましたね。
 雰囲気合いすぎです。

 妖怪アパートといえば『妖怪アパートの幽雅な日常』。
 しかしこちらもいいね。
 なかなかの人生勉強になります。
 知らない世界がいっぱい広がっているんですよ。
 いろいろと感激しちゃいました。

 異界にあるといっても、空栗荘に住んでいるのは人間。
 霊能力者のミヨシさんに木彫り職人の古都子さんに公務員の十遠見さんに姿を見せないタカハシさんに植物と会話するレンに、ほかいろいろ。
 部屋番号のアイディアもすてきだよな。

 これ、今の季節にピッタリだと思う。
 夏って妖怪とか幽霊の類の季節だし。
 それにお盆が近い!
 お盆や夏祭りの前にこれ読むと、きっと今年は違う世界が味わえます。
 

2007年06月26日

☆『伯爵家御用達』(※下宿)


☆『伯爵家御用達 1〜(続刊)』(※貴族、管理人、夢、新聞記者、作家、役者、社長、オカマ、伯爵家、兄弟、婚約、一人暮らし)
著者名:篠原花那(著)
高殿円(原著)
出版社:一迅社
ゼロサム
★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784758052955

“入居に際しての審査は一切ありません。
 条件はただ1つ。夢を持っていること”


 高貴な方が福祉で経営しているという青春寮(男子寮)。
 夢を持つもだのだけが住むことが許されている。
 主人公は飛行機を作りたいという夢を持ち入居。
 どうやら桜木学人という名前は偽りっぽい。

 ちょっと謎ありな主人公ですが、
 少ししたら素性が明らかにされ、いろんなドタバタ。

 悪くはないけど、自分には男色が強いなあという感じ。

2007年06月17日

☆『キャッスルかごめ荘』(※アパート)


☆『キャッスルかごめ荘』(※小学生、夢、住人、大学生、チョコレート、カップル、犬、祖父、フリル、オカマ、デザイナー、留学、サラリーマン/商店街、銭湯、魚屋、ローカル番組、紹介、対決、風呂、アミューズメントパーク、副社長)
著者名:桃山あんず
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784088567518

“ほいじゃミオミオには
 プチ管理人をしてもらおうかのォ”


 きらきらな夢を持つ人が住む場所。
 キラキラの原石があつまるのは<キャッスルかごめ荘>。
 いろんな夢を持った住人達と、
 祖父から管理人を任されてる小学生の女の子の日常。

 りぼんにしては珍しく、恋モノじゃない。
 しかも話がわかりにくいと思う。


 それに比べて同時収録の「仁向湯ラプソディ」はめっさいい話。
 おもしろいよ。
 少女マンガらしくいろんな愛に満ちてます。
 銭湯の跡取り娘と魚屋の跡取り息子のやりとりが素敵だ。
 オンボロ銭湯の前に立ちはだかる巨大アミューズメント施設のイケメン副社長。
 テレビ取材の権利を得て二つの癒しスポットが対決。

 主人公が非常に純粋ないい子で、自分としてもすげー惚れました。
 これはマジオススメ。

2007年06月11日

☆『カテゴリテリトリ』(※同居)


☆『カテゴリテリトリ 1〜(続刊)』(※四コマ、ルームシェア、大学生、童顔、タバコ、OL、友だち、ニート、メイド、店長、酒、バイト、海)
著者名:山東ユカ
出版社:少年画報社
ヤングキング
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784785927929

“つまりこれは、ルームシェア決定”

 おもしろいです。

 男二人と女一人のルームシェア。
 主人公の弥生(20歳OL)。
 目覚めると、男二人が横で寝ていた。
 自分はまったく覚えがない。

 18歳には見えない大学生の安土に、
 21歳には見えない青年・桃山。

 なんで同居する羽目になったのかは不明。
 そこが読者として一番知りたいことなんだけどね。
 知りたいといえば桃山。
 どうやって金を稼いでいるか不明。
 謎多き人物です。

 設定に足りないところがあるけれど、全体的には○。
 天然に近いキャラしてる弥生も好き。
 いいテンポのコメディです。

2007年06月10日

●『クインテット!』(※同居)


●『クインテット! 1〜(続刊)』(※父、家族、母、居候、幼馴染み、許婚、再婚、義理の妹、家来、アイドル、社長令嬢、ヤクザ、過去、転校生、学園、高校生)
著者名:越後屋鉄舟
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784797341652

“こうして騒がしい五重奏は幕を開けたのだった”

 前回の『花守』がすごくよかったんで新刊を読んでみる。
 前回あれだけシリアスに描いておいて、今回のはめっちゃ崩れてる。
 あらゆる属性が盛り込まれた同居モノのラブコメ。

 幼馴染みに義理の妹に家来にアイドル??

 おいおい……ありえんだろ、という感じ。
 ラブコメは好きだけど、この手のはちょっと苦手な部類。
 可愛い女の子いっぱいだし、
 父親のいいかげんぶりも最高なんだけどね。

2007年05月27日

☆『ハーレム☆ロッジ』(※アパート)


☆『ハーレム☆ロッジ 1〜(続刊)』(※同居、婚約者、約束、父親、外国、貴族、血、混血、おかま、交通事故、両親、虐待、恨み、愛情、兄弟、イケメン、管理人、孤独、過去、記憶)
著者名:藤沢志月
出版社:小学館
ベツコミ
★★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784091310538

“こいつはオレの嫁。
 今日から一緒に住む”


 いわれてみたいセリフとか自分の理想がつまりまくり♪。
 顔がニヤケっぱななしでした(笑)。

 父親が死んで天涯孤独になった主人公・碧(16歳)。
<片桐哲哉>のところに行けという父の最後の伝言。
 彼が住んでいるという「晴夢荘(管理人の願望からハーレム荘とも読む)」に足を運ぶ。

 そこで出会うのが、
 イケメン好きの管理人に、
 女の子みたいな美少年に、
 パツキンの受験生に……。

 で、最後が片桐哲哉というイケメン男。
 自分を嫁だというし、「結婚しよう」と真顔でいう。
 それは冗談でもなんでもなく、彼は本気。
 どうして見ず知らずの他人をこんなに想うのか。
 いっしょのアパートに住むことで、碧はちょっとずつ知っていくのです。

 いや〜、もう最っ高です!
 片桐の一途な愛に萌えまくりです。
 こういう男子がいたらいい!

 これ以上の幸せはないね。

 と思った。
 次巻からいやな展開が待ち受けている模様。
 どうなるんだろ、二人の仲は。 

2007年05月03日

☆『おひっこし?』(※不動産)


☆『おひっこし?』(※アパート、会社、住人、契約、元ホスト、スマイル、アルバイト、部屋、1人暮らし、恋、ニックネーム、先生)
著者名:山田ユギ(著)
出版社:白泉社
メロディ
★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784592142713

“いつか見つけるだろうか。
 それとも一生探し続けるだろうか”


 不動産屋の社員の4人がここでの主な登場人物。
 入社3年目の通称スマイリー、
 社長の通称ボス、
 社長の甥通称メガネ、
 元ホストの通称セクシー。

 それに、話の途中でお客さんだった子がアルバイトに入るという感じ。
 不動産に訪れた人関係の色恋沙汰の話が多いです。
 あとは、部屋とお客の関係とか……。
 評価は3つになってますけど、つまらないわけではない。
 いい話が多い。ただ、盛り上がりがちょっと足りないだけ。

2007年04月29日

★『戦場のガールズライフ』(※同居)


★『戦場のガールズライフ』(※東京、同級生、押しかけ、お水、ホステス嬢、名古屋、ゴスロリ、モデル、お金、カフェ、表参道)
著者名:吉川トリコ
出版社:小学館
きらら
ドラマ化(2007)
★★★★
出版年:2006.12
ISBN :9784093861786

“いやな予感はあったのだ。
 そう、あのとき、やつら三人に住所を聞かれたときから”


 東京で平凡な日々を送る珠子。
 彼女のアパートに押しかけてきたのは、高校時代の同級生達。

 モデル崩れの希奈子、
 ホステス嬢の美深、
 ゴスロリ少女の由美。

 強引に始まった4人の同居生活。
 それぞれの視線で、それぞれの物語が語られてます。
 ニート・フリーターといわれる若者小説じゃないかと思う。

 満足しているように見えて実は満足した生活を送れていないといいますか、
 哀しい心のうちが語られる。
 どうして急にかつての友だちを頼ってきたのかというと、お金がないからももちろんそうなのだけど、寂しいのだと思う。

 一番共感したのは、意外にも美深。
 
 テンション高い小説。
 一気読みです。

2007年04月28日

☆『楽園のトリル』(※学園寮)


☆『楽園のトリル 1〜(続刊)』(※不幸体質、高等部、女子寮、男子寮、特別寮、普通科、音楽科、転科、入寮、双子、問題児、天才、ペア、理事長、パーティー、ピアノ、更生)
著者名:藤田麻貴(著)
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★☆
出版年:2007.04
ISBN :9784253195713

“理解者? あたしがあの悪魔の?”

 寮への入寮申請を出したはずが、なぜか普通科から音楽科への転科までさせられた主人公の律。
 入寮先は天宮館。
 そこは中でも選ばれたものにしか許されない特別寮(別名;楽園)だった。
 ところが律は超問題児の映里とペア(同室)を組まされ、彼のお目付け役を任されてしまう。
 
 彼の更生、いったいどうやれば……。

 ふつーにおもしろい話です。
 映里の過去話もあったりで、いろいろとまだ謎多し。

2007年04月22日

☆『微糖ロリポップ』(※居候)


☆『微糖ロリポップ 1〜(続刊)』(※同居、一人暮らし、高額当選、宝くじ、1億円、好きな人、恋、愛人、息子、漫画、DVD、本棚、離れ、同級生、クラスメート、高校生、夢、勉強、医者、両親、母親)
著者名:池谷理香子
出版社:集英社
クッキー
★★★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784088567402

“ここは世界一俺が俺らしくいられる場所。
 唯一の解放区”


 親が宝くじで1億円当選してしまったことから、両親と別々に暮らすことになった円(まどか)。
 親の知り合いの麻木家の離れで一人暮らしすることになる。
 
 これが新しい話でおもしろい。
 わたしはてっきり、
 引っ越し先の家=実は好きな男の子の家だった!
 とかいう王道を行くもんだと思っていたのですよ。

 でも違った。
 引越し先は好きな男の子・小野が付き合ってる女の家。
 二人は両想い。
 その女っていうのは、子持ちのババア。
 愛人とか不倫とか、そういう関係。
(おいおい……。高校生がなんでそんな年上の女性とできてんだよ)。
 全く、気になる関係であります。

 で、ここにはもう一人男の子が出てきます。
 居候先の麻木家の息子・知世。
ヴィンランド・サガ』のトルフィンのような生意気なガキ。
 母親(小野と付き合っている)からは円との接触を禁じられているが、
 隠れて円が暮らす離れにちょくちょく顔を出してます。

 初めは仲の悪かった知世と円だけど、
 だんだんと関係は良くなっていく。

 いやはや。
 先の読めぬ話で展開が楽しみです。
 一番気になるのは麻木・母ですね。
 小野との関係、息子・知世をどう思ってるのかとか。
 気になります。

 

2007年03月24日

●『廃墟ホテルへようこそ。』(※アパート)


●『廃墟ホテルへようこそ。』(※引越し、超格安物件、執事、ゴスロリ、オーナー、ドラキュラ、狼男、ミイラ漢、蝙蝠娘、猫、使い魔、モンスター、メイド、ジャンヌ・ダルク、生まれ変わり、魔族、廃墟、マンドラゴラ、従妹、従兄、魔女、願い、力、異能、入居者募集、異界、半魚人、竜、オカルト研究会、一貫校)
著者名:松殿理央
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784797333664

“ただあなたが居てくれさえすればいいのです。
 何かすることがあれば、自然とわかりますよ”


 高校入学を控えた主人公鈴ノ音きゃろる。
 助けた犬に案内されて云々で住むことになったのは郊外にある廃墟ホテル。
 彼女は「薔薇の福音」と呼ばれる救いの姫らしい。
 人ならざるものの願いから生まれた特殊生命体。

 自分にとってのGA文庫ってのはハズレが多いんですが、これは当たり。
 一つ屋根の下っていう生活大好き。
 住人との生活が楽しい。
 きゃろるもかわいいし。
 というか、きゃろるのかわいさを全面に出しているのがこの巻といいますか。
 狼男のバルトもいいね。

 自分は<人外>という存在が好きで、それだけでよかったりする。
 それが人間の姿と獣の姿の両方を掛け持っていたりすると、よけいに好きになる。
 ここにもいろんな人外がいて、人外たちの世界があって、
 一人の人間と関わっていく。


 一巻完結本と思いきや、次に続くらしい。
 きゃろるの力やきゃろるのお兄ちゃん(従兄)である一ツ橋のヒミツが全然明かされてないじゃんーとやや不満。
 2巻に期待しろってことですかね。
 

 

2007年03月09日

☆『キューティーキュウ』(※アパート)


☆『キューティーキュウ 1〜(続刊)』(※片想い、会社、派遣社員、大学、教授、温泉、一人暮らし、結婚、後見人、管理人、相続者、オーナー、遠距離、水着、ホステス、告白、弁護士)
著者名:林久美子
出版社:白泉社
シルキー
★★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784592152453

“誰にでもそういう相手が一人、いるのかもしれない”

 3年間片想いし続けたキュウに、彼女のアパート・鳩の湯荘へ誘われた主人公のユキヤ。
 ついに恋が実るかと思いきや、それはただの入居の誘い。

 混浴の天然露天温泉付きの格安物件。
 マドンナ的存在のキュウを中心に置くラブコメ。
 男の住人たちがキュウを狙ってるんだけど、
 キュウには好きな人がいるのです。
 うまくいきそうでなかなか困難な恋の行方。
 
 生涯一人の人を愛すってのにキュンとくる人向け。
 大人向けなのでそれなりのネタなのですが、
 全て寸止めされてるのでかなりじれったくもある。
 しかし自分にとってはそれがツボで楽しいのです。

2007年03月04日

☆『彼女色の彼女』(※共同生活)


☆『彼女色の彼女 1〜(続刊)』(※一戸建て、総合格闘技、男、恋愛、試合、デザイナーの卵、屋根裏部屋、投影機)
著者名:あおい(著)
やしきゆかり(著)
出版社:幻冬舎
Webスピカ
★★★☆
出版年:2007.02
ISBN :9784344809284

“この家部屋を壁で二つに分けているんだよ。
 玄関は正面と勝手口から入る仕組み”


 彼氏に振られ住む場所を失った主人公マユ。
 格安物件だからと住んだ一戸建てには、見知らぬ女が住みついていた。
 どうやらこの家、一つの家を二つに仕切っているらしい。

 中央の薄い壁に穴を空けられ同居人を知るわけだけど、
 お隣は格闘家の女性が。
 
 夢を追う女の子の話。
 楽しいこともあり、悩むこともあり、男関係もあり。

2007年02月11日

☆「夢色JUNK」(※ルームシェア)


☆「夢色JUNK」(※田舎→都会、住む家、家なし、放浪、夢、主、マンガ家)
著者名:菅野文
出版社:白泉社
花とゆめ
←『ソウルレスキュー 2』収録作品
★★★★
出版年:2002.08
ISBN :9784592170501

“夢を持っていること。
 それがジャンクヤードの入居資格だ”


 祖母の死後東京へ上京する主人公の女の子。
 街で怪しい男に声をかけられ云々でたどり着いた住処は、夢がなければ住めない場所だった。
 寝所がない彼女は「アイドルになりたいんです」と嘘をつき、その家<ジャンクヤード>に仮住まいする。
 数日後、自分をジャンクヤードに導いた怪しい男と再会。
 彼はおもちゃ屋をやるという夢を持ちそこに住んでいたことがある。
 が、追い出されてしまった。
 復讐を望む彼に手を貸すことになった彼女。
 家賃ゼロでどうやって経営が成り立っているのか。
 怪しいと思われるジャンクヤードの地下へと足を踏み入れる。

 短編ながら、非常にうまく構成された作品。
 夢を追う人たちが住む家といえば、『スロウハイツの神様』だけど、アパートって結局は夢を追う人たちの棲家ってのが定着していると思うんだよね。
 小説・マンガの世界では特に。

 主人公の女の子には夢がない。
 夢がないと住む場所を失う。
 だから嘘をついた。

 夢がない時期わたしにもありました。
 そういうとき「将来の夢」とかいう作文書かされるのが一番苦痛だったんだよね。
 最後の終り方は非常にきれいだった。

2007年02月06日

☆『桜坂一丁目一番地』(※ボロアパート)


☆『桜坂一丁目一番地』(※取り壊し予定、住人、従兄、管理人、友だち、留学生、お兄ちゃん、家族、祖母、料理、執事カフェ、温泉)
著者名:湖住ふじこ(著)
咲等(原著)
出版社:エンターブレイン
ビーズログ
★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784757733077

“オレは、家族なんていらない”

 主人公の幹が引越ししてきたのは、唯一の肉親である祖母が残していったアパート桜坂荘。
 管理人になり、ボロアパートを建て替えるために住人たちへ立ち退きをお願いする。

 簡単にいうと、住人達の愛情にやられ、いつの間にか入居を許してしまうという感じ。
 さらっといってますけど、一応難関というかシリアスな考え場もあります。
 男しかいないし、そもそも女性向けレーベルでの連載作品なので当たり前なんですが、けっしてBLではなく、男同士のじゃれあい風景といったところ。

 悪くはないです。

2007年01月17日

★『スロウハイツの神様』(※アパート)


★『スロウハイツの神様 上下』(※脚本家、オーナー、管理人、小説家、作家、映画、漫画家の卵、児童漫画、雑誌、投稿、編集者、漫画、本、図書館、写真、展覧会、家出、恋人、別れ、出会い、ファンレター、自殺サイト、罪、過去、復讐、模倣、パクリ、死、姉妹、母親、殺人者、詐欺師、学生時代)
著者名:辻村深月
出版社:講談社
講談社ノベルス
★★★★☆
出版年:2007.01
ISBN :4061825062

“家の名前は<スロウハイツ>にしよう。
 この家では、ゆっくりと時間をかけて、できるだけみんなで会話する”


 今回もごちそう様でしたという感じで、非常にいい話でした。
 辻村深月さんはホント信頼できる作家さん。

 漫画家の卵や小説家など、芸術家ばかりが住むアパート(元旅館)スロウハイツ。
 オーナーは売れっ子脚本家の赤羽環。
 住人は環の友だちやらいろいろ。
 キーワードとなってくるのが小説家のチヨダ・コーキ。
 書いた小説が必ずメディアミックスされるほどの人気作家なんだけど、数年前に彼の小説の影響で殺人ゲームが行われる。
 今でいう西尾維新とかそんな作風なんでしょうかね。
 そのことで起こる事件。

 前半は静か〜に流れていきます。
 日常っていうかね。
 でも、空き部屋にロリータの女の子が引っ越してきたことから、環境に少しずつ変化が現われていくんですよ。

 くぁー。
 素晴らしい!

 魅力のある人たちがいっぱい。
 とりあえず真っ先に環(女性)に萌えて(なぜかホスト部の環と重なってしまって)、
 それからチヨダ・コーキにいって、
 彼についてる敏腕編集者・黒木(ホスト部でいう鏡夜みたいな?)にも萌えて、
 児童漫画をやりたいという狩野くんもまた良くてさあ……。

 めっさ愛に溢れた小説。
 小説ってのはやっぱ愛に限ります。
 西尾維新の『刀語』も愛に溢れてましたけどねー、愛が無くちゃ面白くないです。
 
 まあ、なんていうか。
 あらゆる物語のテーマは結局愛だよね。


 さて。これ読んだらたくさんパワーもらえました。
 わたしもこの生活から脱出するぞーっていう気になりました。
 いつまでも同じ場所にいちゃいかんね。
 いつかは旅立たなきゃ。

2006年12月18日

●『みずたまぱにっく。』(※女子寮)


●『みずたまぱにっく。』(※名門女子学園、アルバイト、メイド、お手伝い)
著者名:ハセガワケイスケ
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2006.12
ISBN :4840236453

“それを捜すのがアナタの<仕事>よ。
 だからアタシはアナタを此処に呼んだの”


 美女ぞろいの女子寮に、主人公・マシロがお手伝いに入る話。
 個性的な4人のメンバー+管理人さんがいるわけです。
 男性向けレーベルだからてっきりラブコメかと思ってた。
 表紙絵見る限りではどう見てもラブコメ路線だし、
 扉のカラーはどう見ても百合を含んでいるし。
 
 でも、全然違うじゃん。
 イラストはただの策略かよ。
 設定だけ見ればむしろ女性向け?? みたいな内容。
 すっかりだまされた。
 しかも1回だけじゃないし……。
 電撃では珍しい設定です。

 次巻もたぶんでます。
 これはVol.01だそうですし。
 お姉さま方の過去も明らかになっていませんしね。
 一応期待しとく。

2006年11月12日

●『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(※マンション)


●『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 1〜(続刊)』(※変人、日常、ヌードモデル、画家、従兄、過去、郵便、手紙、障害者、着ぐるみ、ゴスロリ、双子、美大生、絵、掃除人、画廊、老人、名前、元カノイギリス、集団、居場所)
著者名:壁井ユカコ
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2006.11
ISBN :4840236054

“いつの頃からか、そこには普通の社会で生活できない一風変わった住人が棲み着くようになっていた”

 ホテル・ウィリアムチャイルドバードという洒落たマンションに棲みつく住人の日常を描いたもの。
 ライトノベルですが、コメディ要素はないので一般書のように落ち着いた本。
 双子、ゴスロリ少女、女装キャラとかいろいろラノベっぽい属性はありますが、
 ラノベっていう感じじゃない。
 正統派。 っていうの?

 ・知能障害を抱えた青年にスポットを当てた「さよなら、泣き虫ポストマン」
 ・ヌードモデルをしているキズナの過去話「ストリート・ブレイブ・ガール」
 ・お父さんは猫の着ぐるみ。家事が得意のゴスロリ少女の本当の気持ち「パパはわたしだけのHERO」
 ・キズナの雇い主の美大生。キズナは初代ではなく2代目のモデル!?「籠の中の羽のない鳥」

 という4話構成。
 謎の声のことがないじゃないか、とか、
 双子の老人話がないじゃないか、とか、
 まだ未解明部分は多々あり。
 それはたぶん2巻へつづくんだろうな。

 好きキャラは、着ぐるみパパとか双子老人とか由起とか掃除人の属性が強い変人。
 大好き。
 双子老人と掃除人に関しては過去話知りたい。
 過去じゃなくてもいいから彼らにスポット当てた話を読んでみたい。もっと変キャラを作ってもらいたいです。

 好きな話は「パパはわたしだけのHERO」。
 素直な子どもには泣けるトコ多々あり。

2006年11月06日

☆『すとれんじマンション』(※マンション)


☆『すとれんじマンション』(※恋、性転換、同人誌、奥さん、大学生、先輩、管理人)
著者名:影崎由那
出版社:芳文社
まんがタイムきららキャラット
★★★☆
出版年:2006.09
ISBN :4832275968

“あたし……彼とくらす為に性転換したんだ”

 憧れの白灰先輩を追っかけて先輩の住むマンションに引っ越した貞島暦。
 しかし先輩は好きになった男の人の為に女性に性転換。
 ああって、愛しの先輩はどこへ?? みたいな感じのコメディ。

 ほかに同人誌描いてる管理人さん夫婦とか、
 先輩の妹や父親、
 女体マニアの女性とかが出てきます。

 あくまでオタク向けですね。
 いろんなごたごたが楽しいです。
 でも、ネタがネタなのでオタクじゃないと楽しめないかと。

2006年10月24日

●『ひまわりレジデンスの住人たち』(※下宿)


●『ひまわりレジデンスの住人たち』(※ややBL、家族、一人暮らし、パッチワーク、漫画家、アシスタント、ホビーショップ、会社員、大学、陸上部、先輩、ミュージカル)
著者名:鹿住槙
出版社:集英社
 コバルト文庫
★★★☆
出版年:2006.10
ISBN :4086008327

“ウチの下宿人は、みんなちょっとした芸術家なのよ”

 まず初めに――。
 ちょいBL入ってます。
 BL嫌いのワタシがコレ読んだのは、アパートモノが好きだからです。
 わりと読める話でほっとしました。

 文学的に語ってみる。
 個人的に思うのは、成長できない男が周りに影響を受け自分を認め、一歩前進する話。
「好きなものを好きだといって何が悪い。誰に咎める権利がある」
「恋愛なんていうのは、どうってないきっかけで始まるもんじゃないのか?」
「誰かを好きになるって大事なことだと思うよ。男も女も関係ないんじゃない?」
 
 BLも含め、何に対してもわたしは↑こう思ってる。
 同意見。
 人間として、なくてはならない大切な感情だと思うのですよ。

 この本だって、この寒気がするようなイラストがなければ(ファンの方すみませんっ)、普通のどこにでもあるような小説だと思う。
 一般の人にでも、受け入れられる気がする。 
 
 男で少女漫画家の善史さんに好感を持ちました。

2006年10月15日

☆『スプリング・ヒルの住人』(※アパート)


☆『スプリング・ヒルの住人 1〜(続刊)』(※管理人、ミュージシャン、コスプレ、女装、大学生、モデル、バイト)
著者名:高野宮子
出版社:幻冬舎
Webスピカ
★★★
出版年:2006.09
ISBN :4344808274

“航太郎、おまえアパートで一人で暮らせ”

 家族の勝手から一人暮らしをするハメになった主人公。
 彼が住むことになったアパートには、際立つ個性派住人がいっぱい。



☆『駅から5分』(※ややBL、アパート、猫、魂、祖父、管理人、劇団、女装バー、ゲイ、中国人留学生)
著者名:神楽坂はん子
出版社:二見書房
シャレード
★★☆
出版年:2006.07
ISBN :457606116X

“大家! 俺!?”

 アパートの管理人をしていた祖父が亡くなり、跡継ぎをすることになった主人公。
「鬼首荘」と名付けられたアパートに住んでいるのは超個性的なメンバー。


******
 似たもの同士ということで最近の2作品。
 こういうコミックもあるよ、ということで一応。
 BL系はどうも苦手で、わたしには面白さがわからない。

2006年09月10日

☆『PUZZLE+』(※アパート) 


☆『PUZZLE+ 1〜(続刊)』(※戦う女の子、ボーイミーツガール、箱、刀、双子、過去、父親、博士)
著者名:菅野マナミ
出版社:マッグガーデン
 コミックブレード
★★★★☆
出版年:2006.09
ISBN :4861273153

“なにか新しいことが始まる。
 そんな予感がするんだ”


 主人公の男の子笹波澪。
 彼は引越し先のアパートへ行く途中、一人の女の子理亜と会う。
 彼女は「箱」を探していて、彼はなぜかその「箱」を持っていた。
 それは願いが叶う「箱」で、開けてはいけないらしい。
 彼女の使命は、壊しても出現してしまうその箱を壊し続けることで、
 日々箱退治のための不思議な刀を持ち歩いている。

 理亜は澪が暮そうとする部屋の隣に住んでいる女の子。
 アパートには個性的な子がたくさん。
 忍者や魔女などのコスプレを楽しむ女の子に、
 めんどくさがり屋の管理人、
 いじわる双子に、
 理亜の保護者役の青年と、
 その青年と一緒に暮らしている女性。

 ストーリーは、その「箱」にまつわることが主体となっていて、
 なぜ「箱」があるのか、「箱」とはなんなのか。
「箱」はどういう影響を及ぼすのか。
 などなどいろいろ描かれている。
 
 個人的には好みなストーリー。
 ボーイミーツガールで、出会った彼女は戦う女の子で、男の子は彼女を守りたくなって……。
 そういうのが好きなんです。
『ネガティブハッピー〜』とか『喰霊』もそうだよね。

 過去話に期待する。

2006年08月11日

★『菊葉荘の幽霊たち』(※アパート)


★『菊葉荘の幽霊たち』(※住人、自分の居場所、若者、犯罪、年齢詐称)
著者名:角田光代
出版社:角川春樹事務所
 ハルキ文庫
 単行本(00/4)
★★★★
出版年:2003.05
ISBN :4758430403

“住みたいところを見つけるんじゃなくて、
 見つけたところに住むんだよ”


 主人公が住むことになったアパートには幽霊がいっぱい!?
 という想像してたんだけど、全く違った。
 ここに幽霊は出てきません。
 お化けなら微妙に出てきますが。

 仕事をクビになりニート中の主人公。
 彼女の友だち吉元は自分の居場所を探していた。
 それに付き合い見つけた「菊葉荘」。
 ところが住みたいと思っても部屋は満室。

「満室なら追い出せばいい」
 吉元の一言から、主人公は住人の一人蓼科という男と仲良くなり同棲し、住人の調査を始める。
 もちろん追い出すためのデータ集めだ。
 少女趣味の四十代女、宗教ちっくなP、ふ〜じこちゃ〜んとルパンを真似る男に、夜な夜な毎回違った女を連れ込む男、姿を見せない住人。

 菊葉荘の幽霊とはこれらの住人たち。
 比喩です、比喩。
 ドア閉まっていると、人がいるのか居ないのかわからないじゃないですか。
 でも、そこに人は住んでいる。
 わかるっ!
 まさにその通りです。

 主人公は蓼科と同棲しながら、住人たちを恐がらせて追い出そう作戦を決行していく。
 四十女のパンツを盗んだりいろいろね。
 住人は出て行くのか、
 そして彼女らの行く道は……。
 おもしろいです。
 いろいろ考えさせられます。

 

2006年07月30日

☆『LA QUINTA CAMERA 〜5番目の部屋』(※アパート)


☆『LA QUINTA CAMERA 〜5番目の部屋』(※留学生、イタリア、家族、名前、恋、夢)
著者名:オノナツメ(著)
出版社:小学館
 IKKIコミック
 コミックシード
★★★
出版年:2006.07
ISBN :4091883273

“男4人で暮らしているアパートの一室だ。
 4人とも働いているし、お互いの生活に干渉はしてない”


 というイタリアのアパートが舞台。
 タイトルにある5番目の部屋とは固定客がいない空き部屋。
 入れ替わりが激しい留学生に部屋を貸している。
 5番目の部屋に越してきた学生と、アパートの住人の物語です。

 とりあえず、これといった大きなことはなく、
 ちょっとしたところでしんみりきたりするストーリー。
 個性のあるイラストが好きです。

2006年07月18日

☆「ワオンアパート」(※アパート)


☆『刺星(Shisei)』(※チョコレート、妖怪、星、刺青)
著者名:中野シズカ(著)
出版社:青林工藝舎
短編集
←『刺星』収録作品
★★★☆
出版年:2004.07
ISBN :4883791602

“うまくいかないもんだな”

 一人ずつ、七音が住むことになった和音アパート。
 ハーモニーをしたり、ヘンな不協和音になったり。
 不思議な世界です。

 さて、本日のコミックは短編集。
 以前朝日新聞で紹介されたことがあるマンガです。
 絵の8〜9割がスクリーントーンで創られているという、面白い創りになってます。

 絵もあたたかい。
 表紙の男の子を見ると「どこが?」みたいに思うかもしれませんが、
 中身はかわいい女の子や男の子、ダンディなおじ様などが描かれているんですよ。
 
 他のオススメは、「モノノケ」と「エトワール」。
 表題作「刺星」もいい話。

 

2006年07月17日

☆『LOVE HOUSE』(※同居人)


☆『LOVE HOUSE』(※マンション、恋、バイト、大学、友だち)
著者名:橋本ライカ(著)
出版社:河出書房新社
 九龍
★★★★
出版年:2003.06
ISBN :4309728340

“家賃、すごおおく安くなるわよ。
 一人二万”


 一緒に住んでいた同居人に去られ、8万の家賃を全額背負うことになっためぐみ。
 しかし、元同居人の紹介により新しい人が越してくるのだがそれが+2人いて……。
 それでさらに一人増えて。
 ホステスをやっている昼夜逆転人間の女の子、
 劇団で人形制作に携わっている男の子、
 無職で元・主夫の男の子、
 ↑彼の元雇い主である女の子
(雇い賃はなんと月25万!)

 読んでて楽しい。
 彼ら・彼女らを見ていて楽しい。
 何が一番いいかといいますと、「肉じゃが」。
 主人公のめぐみには片思いの男の子がいて、
 でも彼は鈍いしデザイン事務所のアルバイトに夢中で、
 自分のことに精一杯。
 毎日カップラーメンやコンビニ弁当ばかり食っているんですよ。
 それは彼にとっては苦痛なことで、
 誰かの手料理に飢えているんです。

 うまくいきそうで進まぬ恋。
 このじれったさがいい。
 最後に結ばれたときはかなり爽感。 

2006年07月15日

●『うれしの荘片恋ものがたり』(※寮)


●『うれしの荘片恋ものがたり』(※日常ミステリ、引越し、恋、いとこ、学園、過去、本、名前、出生の秘密)
著者名:岩久勝昭(著)
出版社:富士見書房
 富士見ミステリ文庫
★★★★
出版年:2006.06
ISBN :4829163542

“正解を選択するんじゃなくて、選択したほうを正解だと信じる。
 そうやって、目の前の壁を破っていくんだ”


 いきなり萌え系の絵でごめんなさいっ。
 真面目な本たくさん読んでますけど、
 わたくし、こーいう絵のやつも読みます。
 絵はあんま好きじゃないけど、内容はいいです。
 小説は挿絵じゃなくて、中身ですよ、中身。
 すらすら読めるし、楽しい。楽しかった。

 誰かの紹介でしか入寮できないうれし荘。
 寮長であるいとこの姉さんのおかげで寮暮らしを始めることになった主人公直志。
 たまたま出会った女の子瀬名さんに恋に落ちる。
 分類的には日常ミステリ。
 ふつーに発生しうる謎を、主人公がなにげに解いちゃう系。
 米澤穂信さんあたりに似ているかもしれない。

 引越しの荷物の謎とか、
 たくさんいるはずの寮生が他に見当たらない謎とか、
 暗号のような文の解読とかいろいろ。
 キャラクターも楽しい。
 従兄弟の鷹美さん(マジョリーさんや、古典部に出てくる姉さんに似ている)が一番好き。
 パワフルなところ。
 スーツに木刀っていうみょーな姿ですけど、
 人想いな性格なんです。
 元気になれる。

2006年06月30日

☆『スプラウト』(※下宿)


☆『スプラウト 1〜2(続刊)』(※高校生、恋、嫉妬、先輩、バイト、オタク、兄、家族、1人暮らし、片想い、友だち、告白、両親、政治家、兄弟)
著者名:南波あつこ
出版社:講談社
別冊フレンド
★★★★
出版年:2006.01〜
ISBN :4063414612

“片岡さんが好きならなにも問題ないのに”
 
 恋愛漫画。
 主人公には付き合っている彼氏がいるんだけど、
 ある日別の男の子のことが気になってきちゃって、
 でもその彼には彼女がいて……というもの。

 主人公実紅は同じバイトをしている片岡先輩に告白され、そのまま付き合うことに。
 しかし、同じ学校の男の子楢橋くんが自分の家に下宿し始めてから気持ちが揺らいでいく。
(実紅の家は突然、下宿業を始めることになったのです)

 楢橋くんには、彼女がいる。
 でもその彼女は学校一の嫌われ者。
 めちゃかわいいんだけど、女子の間では超ウザイ存在。
 でも実はいいやつだったりするんだけどねー、
 それを楢橋くんはわかっていたりするんで、二人は付き合ってる。
 だから実紅は嫉妬。
 楢橋くんは誰に対しても優しく接してるから、実紅はよけいに戸惑うのです。
 どうなっちゃうのかなー。
 先がとても気になります。

 他のお楽しみとしては、実紅の家の下宿人の面々。
 楢橋くんの他に、大学生の谷山さんと、
 大学院の滝川くんがいる。
 個人的に注目なのが滝川くん。
 けっこうなイケメンなんだけど、実は……な趣味を持っているんです。

 ちなみにスプラウトの意味は、「芽を出す、新芽する、発芽する、成長する、これから成長する可能性のあるもの」とかいろいろあるみたいです。

2006年06月07日

☆「契約パピヨン」(※アパート)


☆「契約パピヨン」(※入居者、待ち人、秘密)
著者名:草川為
出版社:白泉社
出版年:2005.07
 LaLa
 ★★★
←『十二秘色のパレット2』収録短編
ISBN :4592181883

“それじゃ明日の午後4時に待ち合わせましょうか。
 オレがそこまで迎えに行きます”


 廃屋の建物を改装して造られたアパート。
 そこに入居するため主人公の女の子は管理人さんと近くで待ち合わせ。
 ところが、近くの川で流されている女の子を助けていると時間が過ぎてしまう。
 知り合ったばかりの2人がアパートへ行くと管理人さんは笑顔で出迎えてくれるのですが……。

 短いお話なんだけど、わたし好みのネタが凝縮されてました。
 けっこうツボだった。

2006年05月16日

☆『トリバコハウス』(※アパート)


☆『トリバコハウス 1〜2』(※恋愛、専門生)
著者名:宇仁田ゆみ
出版社:祥伝社
フィールコミックス
出版年:2004.04〜
ISBN :4396763298

 彼氏の藤田さんのコネで就職し、暮らしているマンションは彼氏にお金払ってもらっている。
 彼氏に飼われている、そんな女性ミキが主人公。

 勤め先の専門学校で出会った緑髪の男の子、鎌田。
 彼女はその子に振り回され、男子学生のアパートに泊まってしまう。
 それが原因で7年も付き合った藤田さんとケンカしてしまい、藤田さんを嫌いになる。
 そんで、鎌田と同棲を始める。
 鳥かごを抜けて自由な人生へ?

 めちゃおもしろかった。
 すごい共感できる内容で、久しぶりに純愛っぽい人生マンガ? を読んだ気がした。
 だんだんと芽生える恋心に胸キュン。

 ぼろアパートに住む面々も個性的で面白い。
 とくに、本好きな男の子に魅かれました。
 本を溜め込み泣く泣く売り払ったり、将来の夢は本をおく倉庫を作ることなんて、わたしと同じだ・・・。

 これはオススメ。

2006年05月02日

☆『君とひみつの花園』(※女子寮)


☆『君とひみつの花園』(※青春、生き方、男の子女の子、ファッション、女装、恋)
著者名:林みかせ
出版社:白泉社
LaLaDX
出版年:2006.05
ISBN :4592188403

“オレも完璧じゃないよ。
 本当にほしいものがどうすれば手に入るのかわからなくてもどかしいよ。
 だから、ナツがみせてよ。がんばりが報われるってとこ、人は変われるってこと”

 これぞ少女漫画の王道(笑)。
「人」が描かれてる&ネタがおもしろい。

 男っぽい女の子が、「女の子」になろうとする物語。
 サポーター役は女装して生活しているルームメイトの男の子。
 がんばる女の子、がんばる男の子です。

 元気出ます!
 とにかく読んでみてくださいっ。

 最初は友だちだったものがやがて恋に発展するんだろうなあ……。
 先が見えるので安心して読めます。
 かわいすぎ&超おもしろい。

2006年04月13日

●『玉響荘のユーウツ』(※アパート)


●『玉響荘のユーウツ』(※住人、金取り、幽霊、裏切り、警察、犯罪)
著者名:福田栄一
出版社:徳間書店
Tokuma novels Edge
出版年:2005.10
ISBN :4198506825

“あなたに残されたのは、杉並区にあるアパートです”

 メイド喫茶を営んでいた主人公志郎。
 従業員に売上金を持ち逃げされ潰してしまい、500万円を返せと債権回収屋にいわれる。
 お金のない彼だったが、祖母のアパートを突然相続することになり、アパートを売って金を作ろうとした。
 なんってったって2000万円ですから。
 しかしアパートを売るには、住人全員から退去届けにハンコを押してもらわなければいけなくて……。
 出てけといっても当然のごとく反対される。

 微妙なところもあったけれどけっこう楽しめました。

2006年03月09日

◆『ゆうすげ村の小さな旅館』(※旅館)


◆『ゆうすげ村の小さな旅館』(※お客、メルヘンファンタジー、動物、不思議話)
著者名:茂市久美子
     菊池恭子
出版社:講談社
わくわくライブラリー
出版年:2000.07
ISBN :4061956965

“あすは、夜の七時に、満月の水だけの雨が降ります”

 ゆうすげ村のゆうすげ旅館。
 小さな一軒旅館は、つぐみさんが1人できりもりをしている。
 お客さんもちょっと変わっているんですよね。
 大根魔法のお話、満月水のお話、天の川の短冊のお話、霜のお話……。
 ゆうすげ村のゆうすげ旅館の心暖まる12か月のお話。

 オススメは「満月の水」
 雨の日に訪れたレインコートの若いお客。
 不思議な仕事している。
 満月の夜に降る雨を集めているのです。 
 飲みたい! と思いました。

2005年12月30日

☆『すずめすずなり』(※アパート)


☆『すずめすずなり 全3巻』(※恋、人間関係、マンガ本)
著者名:秋山はる
出版社:講談社
 アフタヌーン
出版年:2005.07〜2006/5
ISBN :4063143864

“コーポ白百合の入室条件
 朝6時半からの朝食に出席できること”


 駅徒歩10分。コンビニ近し。
 築10年の木造アパート

 主人公は会社員の橋本修二郎(26歳)。
 取り巻く住人は、大家さんの百合子さんと、
 娘の多恵子ちゃん(中学生)。
 多恵子のよき相談相手美代さん(酒飲み)。
 畑いじり好きな磯部さん(中年男性)。
 大学生の小田くん。

 この話の魅力は、登場人物がみな普通の人
 普通のおっさんやふつうの女子中学生、ふつうの会社員で構成されているところ。
 外見が特別かわいいとか、かっこいいとか、それもない。
 現実的じゃん。そこがいいんだよね。

 話の中心は、橋本くん(26歳)と多恵子ちゃん(14歳)の関係ですね。
 純粋な多恵子ちゃんが、橋本君に片思い。
 でも、橋本くんは同僚の福田さんが大好き。
 
 なかなか思うように進展しないところがまたおもしろい。

2005年12月30日

※“アパート・ホテル”モノ

アパート・ホテル・寮
 個人的に好きな環境。
 いつかは離れてしまうかもしれない隣人と過ごす一時、
 それが、素敵だと思う。

『ホテル・カクタス』江國 香織 ビリケン出版 01/4
 ホテル・カクタスというアパートに住む住人の日常。
 帽子と、きゅうりと、数字の2
『クヌギ林のザワザワ荘』(※妖怪)富安陽子
 妖怪が住むアパートに人間のおじさん。
 住人は水の精とアズキトギとキツネの子
『妖怪アパートの幽雅な日常』香月 日輪

 タイトル通り、妖怪アパート。
 そこに人間の男の子。
◆「モンスターホテルシリーズ」柏葉幸子
 透明人間が経営するモンスターホテルの日常。
☆『みえるひと』岩代 俊明 集英社 ジャンプ 
 ボロい幽霊アパート。
 幽霊が見える人と幽霊が住んでて、そこに主人公の女の子が引っ越してくる。
●「戯言シリーズ」西尾維新 講談社
 主人公の拠点、ボロアパート。
 住人がみな個性的。
★『ちゅらさん 全3巻』NHK朝ドラの小説版
 主人公が後に住む「一風館」。
 ここに住む人々との生活が楽しい。
 城ノ内真理亜さん大好き。
☆『綺麗展覧会』喜多尚江 白泉社
 主人公がアパートを経営
『クロサギ』小学館 ヤングサンデー
 主人公がアパートを経営
◎「おじゃる丸」NHK教育アニメ
 マリーさんが経営するマリーアパート(もと屋敷)が出てくる。
 吸血鬼(館長)や少女漫画家を目指す女性(うすいさちよ)、フリーアルバイターの男性(ケン)、バレリーナ(乙女先生)が住んでいる。
◎「ななみちゃん」NHK教育アニメ
 BSのキャラクターアニメ。
 大きな木の上にある「しあわせ荘」に引っ越してきた青葉家。
 住人はみんな個性的。

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↓やや男性向けのハーレム系(18禁ではありません)。
☆『ラブひな』赤松健 講談社 マガジン
 けっこう好きです。過去話とかいろいろ。
☆『あいこら』井上 和郎 小学館 サンデー
 オタクモノ。まあまあ。
☆『涼風』瀬尾 公治 講談社 マガジン
 恋愛関係の微妙な部分が好き。

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※番外
『拝み屋横丁顛末記』(※幽霊モノ)
 貸し家&町の一角。