2008年07月29日

☆『LARRY IN A MANSION』(※マンション)


☆『LARRY IN A MANSION ラリーインアマンション 1〜(続刊)』(※名前、部屋名、行方不明、住人、管理人、兄、来客、過去、泥棒、鍵、犯罪、家、人殺し、行方不明)
著者名:六本木綾(画)
猪股ユキ(原作)
出版社:幻冬舎コミックス
Webスピカ
舞台
★★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784344813731

“僕はクロコダイルのような人間になりたいってずっと思っていた。
 ――けれど
 クロコダイルはある日突然僕らの前から姿を消した”



 名前のないマンション。
 部屋名で呼びあう住人達。
 タイガー、ウルフ、チーター、スネーク、キャット、そしてクロコダイル。
 バラバラの人生、そして辿り着いた1つのマンション。

 アパートやマンションものはいっぱい読んでいるけど、
 これは上位に来る本。
 ミステリーが詰まっているとそこでわたしは堕ちてしまう。
 日常を壊す来客・訪問者はかかせないよね。

 

2008年05月28日

☆『花やしきの住人たち』(※女子寮)


☆『花やしきの住人たち 1〜(続刊)』(※高校生、父親、失踪、祖父、理事長、後継者、テスト、恋、手料理、告白、友だち、はとこ、事件、過去、寮長、男嫌い、双子、家庭事情)
著者名:桂明日香
出版社:角川書店
少年エース
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784047150645

“俺は可哀相じゃない”

 これは今後が楽しみなコミック。
 秘密が明らかになるにつれ盛り上がっていってます。

 とある事情から女子校の女子寮に住むことになった男子高校生・桜安芸。
 初日に知り合った女の子・蓮華から告白されたり、
 自分の過去を探られたり、
 不思議な女の子が出てきたり、
 事件がいろいろであきなかった。
 
 杜若が好きです。
 あやめも好きです。
 微妙に百合っぽいところも雰囲気に似合っているので好きです。

2008年05月21日

☆『愛のもとに集え』(※アパート)


☆『愛のもとに集え 1〜(続刊)』(※居場所、女子大生、大学生、講師、下宿、大家、同級生、先生、貧乏生活、バイト、失踪、借金、家族、小説家志望、食べ物、祖母)
著者名:サカモトミク
出版社:白泉社
別冊花とゆめ
★★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784592185819

“うん。
 あのメンバー結構楽しいかも。”


 萌えた。

 名前がいいじゃないですかっ。
 アパート名がいいじゃないですかっ。
 変身ぶりがいいじゃないですかっ。
 天然っぷりがいいじゃないですかっ。
 無防備っぷりがいいじゃないですかっ。
 講師ってとこがいいじゃないですかっ。
 夢があるっていいじゃないですかっ。
 貧乏って実は温かいじゃないですかっ。

 母は他界。父親は借金で失踪中。
 お金に困る主人公の勇気(女の子)が、
 激安アパートに引越し、
 そこの住人と大家と貧乏ながらも楽しく生活していくというもの。

 お金の使い方について考えさせられた。
 なくっても愛情表現っていっぱいあるよなあとか。
 勉強になった!

 一応いまのとこ恋はありませんが、
 そのうち意識し始めるんでしょうねえ。

2008年04月13日

☆『Kの葬列』(※住人)


☆『Kの葬列 全2巻』(※謎解き、ミステリ、アパート、変人、葬儀、墓、遺体なき殺人、秘密、兄弟、技師、才能、エレベーター、水中眼鏡、パズルリング、肉屋、人形)
著者名:楠本まき
出版社:集英社
マーガレット
★★★★
出版年:1994.09
ISBN :9784088482552

“Kさんが死んだことだけは
 まぎれもない事実なんだ”



 新刊ではなく昔の本です。
 おもしろいらしいというので読んでみたらおもしろかったので紹介。

 主人公はアパートの301号室に越してきたのですが、
 301号室の住人Kは、ホンの少し前に亡くなったのだという。
 ところが死体は見つかってないというミステリ仕立て。
 その上でなぜか葬式をする住人達。

 なんとも不思議な世界が醸し出されています。
 第一が、モルクワァラか。
 主人公はその回収人なのですが、モルクワァラがなんなのかわからない。
 宮沢賢治でいうクラムボン(笑)意味不明。
 
 住人も変人というか変わった人たちばかりで、
 なんともいえぬ世界が広がってます。

2008年03月25日

☆『夢みる太陽』(※同居)


☆『夢みる太陽 1〜(続刊)』(※高校生、恋、片想い、大家、管理人、鍵、住人、同居人、一軒家、家出、悩み、夢、入居条件、元住人、再婚、母親、父親、名前、先輩、同級生、好きな人、検事、約束)
著者名:高野苺
出版社:集英社
別冊マーガレット
★★★★
出版年:2008.03
ISBN :9784088462813

“何があっても責任は全部俺がとるつもりです。
 しま奈は俺がちゃんと守ります”


 や、これはおもしろかった。
 胸キュンで萌え萌えモノ。個人的に。

 男の子3人(大家含む)と主人公(女の子)の一軒家同居モノ。
 入居条件付アパート。

 かっこいい先輩と、
 同級生のお調子者な男の子と、
 面倒見の良いというか頼りになる存在な大家さんと。

 キャラクターが立ってます。
 魅力的です。
 みんな愛せます。

2008年01月10日

☆『ななこハウス』(※大家)


☆『ななこハウス』(※アパート、オバケ、店子、相続、夢、1人暮らし、仲間、ライター、シングルマザー、好きな人、あかずの間、鍵、両親、孤独、居場所)
著者名:篠有紀子
出版社:講談社
Kiss
★★★☆
出版年:2008.01
ISBN :9784063406870

“なんだろう。
 守ってあげたかった。”


 あたたかくて不思議なアパートモノ。
 日常を描いているにもかかわらず、オバケが普通に登場するおかしな話。

 天涯孤独の身かと思ったら、遠縁のおばあさんからアパートを引き継ぐことになった主人公・ななこ。
 ボロアパートに住んでいるのは、元気なおばあちゃんとシングルマザーのもえさんと娘のまめ、そして売れないライターをやっているあんこうくん。
 
 あんこうくんとの靴のやりとりがおもしろかったです。
 あの変身振りも最高。
 ギャップがたまらん。

 そういう人とめぐり合えたらなあって思っちゃう。

2007年11月29日

☆『otona・pink』(※同居)


☆『otona・pink 1〜(続刊)』(※先生と生徒、好きな人、告白、両想い、三角関係、彼女、お金、官能小説家、編集者、女子高生、母親転勤、担任、
著者名:佐藤ざくり
出版社:集英社
マーガレット
★★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784088462349

“世界が終わったみたいに悲しかったり、
 うれしくて胸がいっぱいになったり、
 恋愛にふりまわされてたい”


 表紙のような雰囲気は全く中身にはなく、
 主人公のみくはテンション高いです。
 
 そのみくは、親の転勤により、なぜか担任の西園先生と同居することに!
 自分には千穂というラブラブな彼氏がいるのに。
 恋に絶望している男と、
 恋に絶好調な女の子の同居モノ。
 プラス、嫉妬した彼氏まで同居という奇妙な生活が始まるのです。

 彼氏がいるのにも関わらず西園先生のことが気になりっぱなしのみく。
 先生には彼女がいるらしいのに、彼の気持ちも行動もよくわからない。
 先生の過去に何があったのか。
 そしてみくの恋はどちらに傾くのか。

 これはおもしろいものになりそうです。

2007年10月19日

☆『シェアパラ』(※アパート)


☆『シェアパラ 1〜(続刊)』(※同居、変人、同級生、高校生、一人暮らし、管理人、大家、孫、リコーダー、化粧、友だち)
著者名:佐伯紫江
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784253195911

“そんなわけで、
 おかしなルームシェアの始まりです”


 ルームシェアパラダイス。略してシェアパラ。
 
 けっこう笑えます。
 でも、主人公・知花にとってはそんなの笑い事どころか深刻な事態。
 だって、憧れの一人暮らしかと思ったら、
 デリカシーのない大家の孫・義貴(同じ学校の生徒)が勝手に家に入ってきたり、
 入試トップ入学してきたよくわからん性格のエミと同居を強いられる。
 そうしないとエミは野宿するし。
 エミはお嬢様という噂があるはずなのに、その気なし。

 なかなか楽しいアパートライフです。
 義貴との関係に期待。
 

2007年10月01日

◇「ウィッシュルーム」(※ホテル)


◇「ウィッシュルーム 天使の記憶」(※ミステリ、謎解き、元刑事、セールスマン、警察、親友、相棒、ハードボイルド、強盗、チンピラ、盗み、組織、お金、画家、有名絵画、取引、小説家、友人、弁護士、盗作、犯罪、家族、離婚、記憶、入院、事件、秘密、過去、姉妹、病院、医者、バー、マッチ棒、地下室、隠し部屋、オーナー、ロサンゼルス、ニューヨーク)
シナリオ:鈴木理香
開発:(株)シング
ジャンル:アドベンチャー
機種:ニンテンドーDS
★★★★☆
発売:2007.01.25
ISBN :9784091063564

“願いの叶う部屋だと!?”

 願いの叶う部屋があるというホテル<ダスク>。
 そこで起きる奇妙な一夜。
 小説を読む感覚で味わえるミステリー・アドベンチャーゲームです。

 初のゲームレビュー。
 といいますのは、ニンテンドーDS Liteが懸賞で当たりまして、6年ぶりにゲームするようになったのですよ。
 んで、いいものに出会えましたのでご紹介。

 推理小説好き・ミステリ好きには特にオススメ。
 めちゃくちゃシナリオ巧いのでぜひ。
 こんなにドキドキする話描けるなんてすげーって思う。

 消えた友人を探す元刑事でセールスマンのカイル・ハイド。
 彼は仕事でホテル・ダスクに宿泊する。
 彼が泊まる事になったのは、願いが叶うという奇妙な部屋。
 また、以前に自分と同じ名前の人物も泊まったことがあるという不思議な事実も浮上。

 ぶっちゃけ奇妙なのは部屋に隠された謎とかじゃなくて、めぐり合わせた運命ってやつです。
 偶然にもこの日泊まった客全員には、なんらかの接点があるのです。
 彼・彼女らは全くそんなものは知らなかったのですが、
 調べていくうちに過去の大きな事件へと繋がっていく。

 不思議なくらい接点があって、素晴らしいくらい繋がるんですよ。
 マジで!? ってのが多くてワクワクしちゃいました。
 このままドラマとか映画になるんじゃない? ってぐらいストーリーが素晴らしい。
 主人公・ハイドの人柄も良くてさー。
 ラスボスってか、最終的に辿り着いた<真実>も驚き。
 予想もしてなかったよ。類似作品もないし新しすぎだっ。
 
 命が50個くらいないとだめじゃない? ってぐらいゲームオーバー率があるんですが、
 ほどよい難しさ。
 何度オーナーによこしまな行為を見つかったことか……orz
 何度地下室で窒息死したことか……orz。

 久しぶりにゲームやると、何度もリトライできる人生が不思議ですね。
 もし追い出されたままで一生を終えることになったら……。
 ハイド可哀相……。

 とかも思ったり。

 ラストにあの人との再会シーンを期待していたのにそれがなかったのが残念。
 まあ、納得はしてるけどね。

 好きキャラは昔悪をやっていたけど改心したルイス。
 謎キャラ・オスター・ゾーンも好きだなあ。
 
 暇があったら2周目に行こうと思います。

******
公式HP
元刑事カイル・ハイドの過去と現在を紡ぐ物語

2007年09月26日

☆『チャイルド・キャッスル』(※同居)


☆『チャイルド・キャッスル 1〜(続刊)』(※好きな人、引越し、学校、子ども嫌い、両親、五つ子)
著者名:夕希実久
出版社:集英社
マーガレット
★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784088462134

“誰よりも近い場所で
 もっとあなたのことが知りたい”


 憧れの男の子との同居モノ。
 
 自分の許可なく勝手に海外旅行へ行ってしまった両親。
 母親の友だちの家に預けられることになった主人公の岡崎だけど、
 相手先にいたのは憧れの同級生・加賀見くん。
 舞い上がるも、加賀見くんの両親は海外赴任でいなく、
 加賀見家にいるのは彼とその妹弟(五つ子)。
 
 子ども嫌いの岡崎が、
 嫌われっぱなしの加賀見家に受けいられていくっていうストーリー。
 そう簡単なもんじゃありませんがね。

 子どもの扱いって難しいよなあと思った。
 こういう大事な時期にどうして両親が近くにいないのかが不思議でたまらない。
 幼い子どもが5人もいるのに高校生の男の子に任せてよく家を出られると思う。

2007年09月17日

☆『ヴァージンハウス』(※ルームシェア)


☆『ヴァージンハウス 1〜(続刊)』(※処女、仕事、失業、リストラ、彼氏、好きな人、結婚観、化粧、元カレ、夢、カメラマン、脚本家、アルバイト、才能、貧乏)
著者名:花津ハナヨ
出版社:小学館
スピリッツ
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784091814302

“あたし……理想が高すぎるのかなあ……”

 自分とは近くない世界なのでまあまあなんだけど、でもやっぱりこれはうまくできてるストーリー。

 女3人のルームシェア。
 同じ会社で同じ時期にリストラに遭い彷徨っていたのが出会い。
 15万の一軒家で3人がリスタートをきる。

 主人公・ユキは元カレの新や自分の夢に未練たらたらの女。
 すみれは恋に走るかわいい女の子(ただしノーメイクは別人になる)。
 藍子はスタイルのいい女性で、起業を目指す。

 3人とも処女という共通点持ち。
 恋愛館や恋の行方ってのがおもしろいです。
 元カレの斉藤新の存在がめちゃくちゃ光ってるしねー。
 そういう彼がいたら絶対人生変わるよ。

2007年09月15日

☆『雑草館の住人たち』(※アパート)


☆『雑草館の住人たち』(※引越し、高校生、開かずの部屋、住人、看板作家、少女漫画家、漫画家、編集者、夢、アシスタント、友だち、同人誌、同人作家、コミケ、プロ、進路、教師、トーン、ベタ)
著者名:影木栄貴
出版社:マッグガーデン
ZEBEL
★★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784861274251

“人生にはいくつかな重要なターニングポイントがあるというけれど、
 オレの場合はまさにこの時がソレだったんだと思う。”


 よかったんだが、これは一般には相手にされないと思うので初めにお断り。
 エロとロリショタとBLが含まれています。
 ただし、二次元内に。
 
 主人公・新は親の海外赴任がキッカケで、親の友人が管理しているアパートで1人暮らしすることに。
 ところがそこには開かずの間があり、住人達の秘密を知ってしまうことに。

 上記でキーワードとして書いてあるので住人の正体はなんとなく分かってしまうかもしれませんが、表紙でも描かれているので大丈夫でしょう。
 とってもたのしい住人との暮らしでした。

 1つ思うのは、夢っていったら漫画家になることだけだと思ったけど、
 アシスタントの道があるなんて気づきもしなかった。
 アシスタントはアシスタントで、そこにプロがいるなんて知らなかったよ。
 そーか、そういう道もあるんだよなあと思った。

 6年後の話もいいじゃないですか。

2007年07月22日

☆『星乃谷荘へようこそ』(※ゲストハウス)


☆『星乃谷荘へようこそ』(※同居、東京、レトロ、住人、外国人、六本木、居場所、置き引き、名前、桜、管理人、発作、写真、スカウト、スター、夢)
著者名:桜沢エリカ
出版社:集英社
コーラス
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784088654157

“そもそもオレはこの国を出て何がみたかったのか。
 もしかしたら答えはここにあるのかもしれない――”


 唯一の家族だった祖母の死。
 それをキッカケに世界中を歩いて周ろうと決めた木村昴。
 旅立つ前に泊まった星乃谷荘だったかが、
 途中でハプニングが発生したため、しばらく星乃谷荘に滞在することに。

 空港に近いという立地なためか、国際色豊かな場所。
 長くいる住人や、新しく滞在することになった住人、
 いろんな人と接していく中で自分の生きる道というのを模索していく。

 自分の求めるもの。
 何がしたいのか、何が理想なのか、これからどうするのか、
 自分の居場所はどこなのか。

 旅立ちについて考えさせられる本。
 アパートや同居モノの永遠のテーマですな。
 そして、自分にとっても外しがたいテーマでした。

2007年07月20日

●『カラクリ荘の異人たち』(※同居)


●『カラクリ荘の異人たち 〜もしくは賽河原町奇談』(※妖怪、アヤカシ、現世⇔異世界、下宿、妖怪、人間、大家、蝶、約束、魂、父親、神、霊能力者、木彫り職人、虫籠、盆、祭り、バス、カラス、ムジナ、のっぺらぼう、半魚人、人形、小説、地図、異形、クラスメイト、境界守、付喪、猫)
著者名:霜島ケイ
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784797342987

“もしやおまえさん、何も知らずに来たのかね。
 ここが妖怪の住む町ということを”


 父親の友人が経営しているという空栗荘に住むことになった太一。
 賽河原町にあるそこは、あちらとこちらが混じり合わさる世界。
 しゃべるカラスや半魚人など、さっそく異形のものと出くわす。
 出版はラノベからだけど、これは一般でも十分通用する本。
 ぜひいろんな方々に呼んでもらいたい。

 霜島ケイの最新作。
 霜島さんといえば『空と月の王』しか読んだことありませんが、こちらも良かったです。
 ミギーさんと組むなんていい絵師見つけましたね。
 雰囲気合いすぎです。

 妖怪アパートといえば『妖怪アパートの幽雅な日常』。
 しかしこちらもいいね。
 なかなかの人生勉強になります。
 知らない世界がいっぱい広がっているんですよ。
 いろいろと感激しちゃいました。

 異界にあるといっても、空栗荘に住んでいるのは人間。
 霊能力者のミヨシさんに木彫り職人の古都子さんに公務員の十遠見さんに姿を見せないタカハシさんに植物と会話するレンに、ほかいろいろ。
 部屋番号のアイディアもすてきだよな。

 これ、今の季節にピッタリだと思う。
 夏って妖怪とか幽霊の類の季節だし。
 それにお盆が近い!
 お盆や夏祭りの前にこれ読むと、きっと今年は違う世界が味わえます。
 

2007年06月26日

☆『伯爵家御用達』(※下宿)


☆『伯爵家御用達 1〜(続刊)』(※貴族、管理人、夢、新聞記者、作家、役者、社長、オカマ、伯爵家、兄弟、婚約、一人暮らし)
著者名:篠原花那(著)
高殿円(原著)
出版社:一迅社
ゼロサム
★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784758052955

“入居に際しての審査は一切ありません。
 条件はただ1つ。夢を持っていること”


 高貴な方が福祉で経営しているという青春寮(男子寮)。
 夢を持つもだのだけが住むことが許されている。
 主人公は飛行機を作りたいという夢を持ち入居。
 どうやら桜木学人という名前は偽りっぽい。

 ちょっと謎ありな主人公ですが、
 少ししたら素性が明らかにされ、いろんなドタバタ。

 悪くはないけど、自分には男色が強いなあという感じ。

2007年06月17日

☆『キャッスルかごめ荘』(※アパート)


☆『キャッスルかごめ荘』(※小学生、夢、住人、大学生、チョコレート、カップル、犬、祖父、フリル、オカマ、デザイナー、留学、サラリーマン/商店街、銭湯、魚屋、ローカル番組、紹介、対決、風呂、アミューズメントパーク、副社長)
著者名:桃山あんず
出版社:集英社
りぼん
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784088567518

“ほいじゃミオミオには
 プチ管理人をしてもらおうかのォ”


 きらきらな夢を持つ人が住む場所。
 キラキラの原石があつまるのは<キャッスルかごめ荘>。
 いろんな夢を持った住人達と、
 祖父から管理人を任されてる小学生の女の子の日常。

 りぼんにしては珍しく、恋モノじゃない。
 しかも話がわかりにくいと思う。


 それに比べて同時収録の「仁向湯ラプソディ」はめっさいい話。
 おもしろいよ。
 少女マンガらしくいろんな愛に満ちてます。
 銭湯の跡取り娘と魚屋の跡取り息子のやりとりが素敵だ。
 オンボロ銭湯の前に立ちはだかる巨大アミューズメント施設のイケメン副社長。
 テレビ取材の権利を得て二つの癒しスポットが対決。

 主人公が非常に純粋ないい子で、自分としてもすげー惚れました。
 これはマジオススメ。

2007年06月11日

☆『カテゴリテリトリ』(※同居)


☆『カテゴリテリトリ 1〜(続刊)』(※四コマ、ルームシェア、大学生、童顔、タバコ、OL、友だち、ニート、メイド、店長、酒、バイト、海)
著者名:山東ユカ
出版社:少年画報社
ヤングキング
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784785927929

“つまりこれは、ルームシェア決定”

 おもしろいです。

 男二人と女一人のルームシェア。
 主人公の弥生(20歳OL)。
 目覚めると、男二人が横で寝ていた。
 自分はまったく覚えがない。

 18歳には見えない大学生の安土に、
 21歳には見えない青年・桃山。

 なんで同居する羽目になったのかは不明。
 そこが読者として一番知りたいことなんだけどね。
 知りたいといえば桃山。
 どうやって金を稼いでいるか不明。
 謎多き人物です。

 設定に足りないところがあるけれど、全体的には○。
 天然に近いキャラしてる弥生も好き。
 いいテンポのコメディです。

2007年06月10日

●『クインテット!』(※同居)


●『クインテット! 1〜(続刊)』(※父、家族、母、居候、幼馴染み、許婚、再婚、義理の妹、家来、アイドル、社長令嬢、ヤクザ、過去、転校生、学園、高校生)
著者名:越後屋鉄舟
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784797341652

“こうして騒がしい五重奏は幕を開けたのだった”

 前回の『花守』がすごくよかったんで新刊を読んでみる。
 前回あれだけシリアスに描いておいて、今回のはめっちゃ崩れてる。
 あらゆる属性が盛り込まれた同居モノのラブコメ。

 幼馴染みに義理の妹に家来にアイドル??

 おいおい……ありえんだろ、という感じ。
 ラブコメは好きだけど、この手のはちょっと苦手な部類。
 可愛い女の子いっぱいだし、
 父親のいいかげんぶりも最高なんだけどね。

2007年05月27日

☆『ハーレム☆ロッジ』(※アパート)


☆『ハーレム☆ロッジ 1〜(続刊)』(※同居、婚約者、約束、父親、外国、貴族、血、混血、おかま、交通事故、両親、虐待、恨み、愛情、兄弟、イケメン、管理人、孤独、過去、記憶)
著者名:藤沢志月
出版社:小学館
ベツコミ
★★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784091310538

“こいつはオレの嫁。
 今日から一緒に住む”


 いわれてみたいセリフとか自分の理想がつまりまくり♪。
 顔がニヤケっぱななしでした(笑)。

 父親が死んで天涯孤独になった主人公・碧(16歳)。
<片桐哲哉>のところに行けという父の最後の伝言。
 彼が住んでいるという「晴夢荘(管理人の願望からハーレム荘とも読む)」に足を運ぶ。

 そこで出会うのが、
 イケメン好きの管理人に、
 女の子みたいな美少年に、
 パツキンの受験生に……。

 で、最後が片桐哲哉というイケメン男。
 自分を嫁だというし、「結婚しよう」と真顔でいう。
 それは冗談でもなんでもなく、彼は本気。
 どうして見ず知らずの他人をこんなに想うのか。
 いっしょのアパートに住むことで、碧はちょっとずつ知っていくのです。

 いや〜、もう最っ高です!
 片桐の一途な愛に萌えまくりです。
 こういう男子がいたらいい!

 これ以上の幸せはないね。

 と思った。
 次巻からいやな展開が待ち受けている模様。
 どうなるんだろ、二人の仲は。 

2007年05月03日

☆『おひっこし?』(※不動産)


☆『おひっこし?』(※アパート、会社、住人、契約、元ホスト、スマイル、アルバイト、部屋、1人暮らし、恋、ニックネーム、先生)
著者名:山田ユギ(著)
出版社:白泉社
メロディ
★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784592142713

“いつか見つけるだろうか。
 それとも一生探し続けるだろうか”


 不動産屋の社員の4人がここでの主な登場人物。
 入社3年目の通称スマイリー、
 社長の通称ボス、
 社長の甥通称メガネ、
 元ホストの通称セクシー。

 それに、話の途中でお客さんだった子がアルバイトに入るという感じ。
 不動産に訪れた人関係の色恋沙汰の話が多いです。
 あとは、部屋とお客の関係とか……。
 評価は3つになってますけど、つまらないわけではない。
 いい話が多い。ただ、盛り上がりがちょっと足りないだけ。

2007年04月29日

★『戦場のガールズライフ』(※同居)


★『戦場のガールズライフ』(※東京、同級生、押しかけ、お水、ホステス嬢、名古屋、ゴスロリ、モデル、お金、カフェ、表参道)
著者名:吉川トリコ
出版社:小学館
きらら
ドラマ化(2007)
★★★★
出版年:2006.12
ISBN :9784093861786

“いやな予感はあったのだ。
 そう、あのとき、やつら三人に住所を聞かれたときから”


 東京で平凡な日々を送る珠子。
 彼女のアパートに押しかけてきたのは、高校時代の同級生達。

 モデル崩れの希奈子、
 ホステス嬢の美深、
 ゴスロリ少女の由美。

 強引に始まった4人の同居生活。
 それぞれの視線で、それぞれの物語が語られてます。
 ニート・フリーターといわれる若者小説じゃないかと思う。

 満足しているように見えて実は満足した生活を送れていないといいますか、
 哀しい心のうちが語られる。
 どうして急にかつての友だちを頼ってきたのかというと、お金がないからももちろんそうなのだけど、寂しいのだと思う。

 一番共感したのは、意外にも美深。
 
 テンション高い小説。
 一気読みです。

2007年04月28日

☆『楽園のトリル』(※学園寮)


☆『楽園のトリル 1〜(続刊)』(※不幸体質、高等部、女子寮、男子寮、特別寮、普通科、音楽科、転科、入寮、双子、問題児、天才、ペア、理事長、パーティー、ピアノ、更生)
著者名:藤田麻貴(著)
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★☆
出版年:2007.04
ISBN :9784253195713

“理解者? あたしがあの悪魔の?”

 寮への入寮申請を出したはずが、なぜか普通科から音楽科への転科までさせられた主人公の律。
 入寮先は天宮館。
 そこは中でも選ばれたものにしか許されない特別寮(別名;楽園)だった。
 ところが律は超問題児の映里とペア(同室)を組まされ、彼のお目付け役を任されてしまう。
 
 彼の更生、いったいどうやれば……。

 ふつーにおもしろい話です。
 映里の過去話もあったりで、いろいろとまだ謎多し。

2007年04月22日

☆『微糖ロリポップ』(※居候)


☆『微糖ロリポップ 1〜(続刊)』(※同居、一人暮らし、高額当選、宝くじ、1億円、好きな人、恋、愛人、息子、漫画、DVD、本棚、離れ、同級生、クラスメート、高校生、夢、勉強、医者、両親、母親)
著者名:池谷理香子
出版社:集英社
クッキー
★★★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784088567402

“ここは世界一俺が俺らしくいられる場所。
 唯一の解放区”


 親が宝くじで1億円当選してしまったことから、両親と別々に暮らすことになった円(まどか)。
 親の知り合いの麻木家の離れで一人暮らしすることになる。
 
 これが新しい話でおもしろい。
 わたしはてっきり、
 引っ越し先の家=実は好きな男の子の家だった!
 とかいう王道を行くもんだと思っていたのですよ。

 でも違った。
 引越し先は好きな男の子・小野が付き合ってる女の家。
 二人は両想い。
 その女っていうのは、子持ちのババア。
 愛人とか不倫とか、そういう関係。
(おいおい……。高校生がなんでそんな年上の女性とできてんだよ)。
 全く、気になる関係であります。

 で、ここにはもう一人男の子が出てきます。
 居候先の麻木家の息子・知世。
ヴィンランド・サガ』のトルフィンのような生意気なガキ。
 母親(小野と付き合っている)からは円との接触を禁じられているが、
 隠れて円が暮らす離れにちょくちょく顔を出してます。

 初めは仲の悪かった知世と円だけど、
 だんだんと関係は良くなっていく。

 いやはや。
 先の読めぬ話で展開が楽しみです。
 一番気になるのは麻木・母ですね。
 小野との関係、息子・知世をどう思ってるのかとか。
 気になります。

 

2007年03月24日

●『廃墟ホテルへようこそ。』(※アパート)


●『廃墟ホテルへようこそ。』(※引越し、超格安物件、執事、ゴスロリ、オーナー、ドラキュラ、狼男、ミイラ漢、蝙蝠娘、猫、使い魔、モンスター、メイド、ジャンヌ・ダルク、生まれ変わり、魔族、廃墟、マンドラゴラ、従妹、従兄、魔女、願い、力、異能、入居者募集、異界、半魚人、竜、オカルト研究会、一貫校)
著者名:松殿理央
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784797333664

“ただあなたが居てくれさえすればいいのです。
 何かすることがあれば、自然とわかりますよ”


 高校入学を控えた主人公鈴ノ音きゃろる。
 助けた犬に案内されて云々で住むことになったのは郊外にある廃墟ホテル。
 彼女は「薔薇の福音」と呼ばれる救いの姫らしい。
 人ならざるものの願いから生まれた特殊生命体。

 自分にとってのGA文庫ってのはハズレが多いんですが、これは当たり。
 一つ屋根の下っていう生活大好き。
 住人との生活が楽しい。
 きゃろるもかわいいし。
 というか、きゃろるのかわいさを全面に出しているのがこの巻といいますか。
 狼男のバルトもいいね。

 自分は<人外>という存在が好きで、それだけでよかったりする。
 それが人間の姿と獣の姿の両方を掛け持っていたりすると、よけいに好きになる。
 ここにもいろんな人外がいて、人外たちの世界があって、
 一人の人間と関わっていく。


 一巻完結本と思いきや、次に続くらしい。
 きゃろるの力やきゃろるのお兄ちゃん(従兄)である一ツ橋のヒミツが全然明かされてないじゃんーとやや不満。
 2巻に期待しろってことですかね。
 

 

2007年03月09日

☆『キューティーキュウ』(※アパート)


☆『キューティーキュウ 1〜(続刊)』(※片想い、会社、派遣社員、大学、教授、温泉、一人暮らし、結婚、後見人、管理人、相続者、オーナー、遠距離、水着、ホステス、告白、弁護士)
著者名:林久美子
出版社:白泉社
シルキー
★★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784592152453

“誰にでもそういう相手が一人、いるのかもしれない”

 3年間片想いし続けたキュウに、彼女のアパート・鳩の湯荘へ誘われた主人公のユキヤ。
 ついに恋が実るかと思いきや、それはただの入居の誘い。

 混浴の天然露天温泉付きの格安物件。
 マドンナ的存在のキュウを中心に置くラブコメ。
 男の住人たちがキュウを狙ってるんだけど、
 キュウには好きな人がいるのです。
 うまくいきそうでなかなか困難な恋の行方。
 
 生涯一人の人を愛すってのにキュンとくる人向け。
 大人向けなのでそれなりのネタなのですが、
 全て寸止めされてるのでかなりじれったくもある。
 しかし自分にとってはそれがツボで楽しいのです。

2007年03月04日

☆『彼女色の彼女』(※共同生活)


☆『彼女色の彼女 1〜(続刊)』(※一戸建て、総合格闘技、男、恋愛、試合、デザイナーの卵、屋根裏部屋、投影機)
著者名:あおい(著)
やしきゆかり(著)
出版社:幻冬舎
Webスピカ
★★★☆
出版年:2007.02
ISBN :9784344809284

“この家部屋を壁で二つに分けているんだよ。
 玄関は正面と勝手口から入る仕組み”


 彼氏に振られ住む場所を失った主人公マユ。
 格安物件だからと住んだ一戸建てには、見知らぬ女が住みついていた。
 どうやらこの家、一つの家を二つに仕切っているらしい。

 中央の薄い壁に穴を空けられ同居人を知るわけだけど、
 お隣は格闘家の女性が。
 
 夢を追う女の子の話。
 楽しいこともあり、悩むこともあり、男関係もあり。

2007年02月11日

☆「夢色JUNK」(※ルームシェア)


☆「夢色JUNK」(※田舎→都会、住む家、家なし、放浪、夢、主、マンガ家)
著者名:菅野文
出版社:白泉社
花とゆめ
←『ソウルレスキュー 2』収録作品
★★★★
出版年:2002.08
ISBN :9784592170501

“夢を持っていること。
 それがジャンクヤードの入居資格だ”


 祖母の死後東京へ上京する主人公の女の子。
 街で怪しい男に声をかけられ云々でたどり着いた住処は、夢がなければ住めない場所だった。
 寝所がない彼女は「アイドルになりたいんです」と嘘をつき、その家<ジャンクヤード>に仮住まいする。
 数日後、自分をジャンクヤードに導いた怪しい男と再会。
 彼はおもちゃ屋をやるという夢を持ちそこに住んでいたことがある。
 が、追い出されてしまった。
 復讐を望む彼に手を貸すことになった彼女。
 家賃ゼロでどうやって経営が成り立っているのか。
 怪しいと思われるジャンクヤードの地下へと足を踏み入れる。

 短編ながら、非常にうまく構成された作品。
 夢を追う人たちが住む家といえば、『スロウハイツの神様』だけど、アパートって結局は夢を追う人たちの棲家ってのが定着していると思うんだよね。
 小説・マンガの世界では特に。

 主人公の女の子には夢がない。
 夢がないと住む場所を失う。
 だから嘘をついた。

 夢がない時期わたしにもありました。
 そういうとき「将来の夢」とかいう作文書かされるのが一番苦痛だったんだよね。
 最後の終り方は非常にきれいだった。

2007年02月06日

☆『桜坂一丁目一番地』(※ボロアパート)


☆『桜坂一丁目一番地』(※取り壊し予定、住人、従兄、管理人、友だち、留学生、お兄ちゃん、家族、祖母、料理、執事カフェ、温泉)
著者名:湖住ふじこ(著)
咲等(原著)
出版社:エンターブレイン
ビーズログ
★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784757733077

“オレは、家族なんていらない”

 主人公の幹が引越ししてきたのは、唯一の肉親である祖母が残していったアパート桜坂荘。
 管理人になり、ボロアパートを建て替えるために住人たちへ立ち退きをお願いする。

 簡単にいうと、住人達の愛情にやられ、いつの間にか入居を許してしまうという感じ。
 さらっといってますけど、一応難関というかシリアスな考え場もあります。
 男しかいないし、そもそも女性向けレーベルでの連載作品なので当たり前なんですが、けっしてBLではなく、男同士のじゃれあい風景といったところ。

 悪くはないです。

2007年01月17日

★『スロウハイツの神様』(※アパート)


★『スロウハイツの神様 上下』(※脚本家、オーナー、管理人、小説家、作家、映画、漫画家の卵、児童漫画、雑誌、投稿、編集者、漫画、本、図書館、写真、展覧会、家出、恋人、別れ、出会い、ファンレター、自殺サイト、罪、過去、復讐、模倣、パクリ、死、姉妹、母親、殺人者、詐欺師、学生時代)
著者名:辻村深月
出版社:講談社
講談社ノベルス
★★★★☆
出版年:2007.01
ISBN :4061825062

“家の名前は<スロウハイツ>にしよう。
 この家では、ゆっくりと時間をかけて、できるだけみんなで会話する”


 今回もごちそう様でしたという感じで、非常にいい話でした。
 辻村深月さんはホント信頼できる作家さん。

 漫画家の卵や小説家など、芸術家ばかりが住むアパート(元旅館)スロウハイツ。
 オーナーは売れっ子脚本家の赤羽環。
 住人は環の友だちやらいろいろ。
 キーワードとなってくるのが小説家のチヨダ・コーキ。
 書いた小説が必ずメディアミックスされるほどの人気作家なんだけど、数年前に彼の小説の影響で殺人ゲームが行われる。
 今でいう西尾維新とかそんな作風なんでしょうかね。
 そのことで起こる事件。

 前半は静か〜に流れていきます。
 日常っていうかね。
 でも、空き部屋にロリータの女の子が引っ越してきたことから、環境に少しずつ変化が現われていくんですよ。

 くぁー。
 素晴らしい!

 魅力のある人たちがいっぱい。
 とりあえず真っ先に環(女性)に萌えて(なぜかホスト部の環と重なってしまって)、
 それからチヨダ・コーキにいって、
 彼についてる敏腕編集者・黒木(ホスト部でいう鏡夜みたいな?)にも萌えて、
 児童漫画をやりたいという狩野くんもまた良くてさあ……。

 めっさ愛に溢れた小説。
 小説ってのはやっぱ愛に限ります。
 西尾維新の『刀語』も愛に溢れてましたけどねー、愛が無くちゃ面白くないです。
 
 まあ、なんていうか。
 あらゆる物語のテーマは結局愛だよね。


 さて。これ読んだらたくさんパワーもらえました。
 わたしもこの生活から脱出するぞーっていう気になりました。
 いつまでも同じ場所にいちゃいかんね。
 いつかは旅立たなきゃ。