2009年04月06日

☆「風嵐童子」(※不思議な力)


☆「風嵐童子」(※一族、闇の世界、クラスメート、事件、犯人、屋敷、正体)
著者名:かずはじめ
出版社:集英社
『UNIFY Second Generation かずはじめ短編集』
赤マルジャンプ
★★★☆
出版年:2009.04
ISBN :9784088746852

“風間って不思議な目をしてるね……”

 かずはじめの2冊目の短編集。
 ジャンプSQで連載中の運泥棒の話の読み切り版などが収録されています。

 ここでは作品群の中から「風嵐童子」という作品をご紹介。
 不思議な力を持つ風間。
 闇の世界で生きる彼の心を、
 クラスメートの女の子が少しだけ変えていくというもの。

 読みきりなので短いのが残念ですが、
 続きを読んでみたいと思わせてくれる作品です。

 彼の正体に気づきつつも
 やっぱり黙っておこうというラストがものすごくいい余韻を残してくれています。
 いいなあ、こういうの!
posted by 未衣名 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2009年03月26日

☆『月読』(※不思議な力)


☆『月読 1〜(続刊)』(※死者、思念、ミステリ、謎解き)
著者名:太田忠司(著)
瀬野春紀(画)
出版社:マッグガーデン
アヴァルス
★★★☆
出版年:2009.03
ISBN :9784861275968

“人が死ぬと月導というものが現れる。
 それは人類のあらゆる常識を無視した超常現象だった”


 人が死ぬと残る月導。
 それを読み解くことができる力を持つのが月読。
 うらやましいと思われる一方で、
 忌み嫌われる存在でもある。

 わたしは好きですけど。


 どうして亡くなったんだろうというミステリ。
 なかなかだと思います。

 
posted by 未衣名 at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2009年01月15日

☆『ヘレンesp』(※不思議な力) 


☆『ヘレンesp 1〜(続刊)』(※聾唖者、盲導犬、叔父、過去、学校、動物)
著者名:木々津克久
出版社:秋田書店
チャンピオン
★★★☆
出版年:2009.01
ISBN :9784253215213

“これがアナタの力よ。
 力の使い方を練習すれば……
 アナタはこの世を破壊することだってできる……”


 交通事故により視力と聴力・言葉を失った少女ヘレン。
 盲導犬と叔父と暮らす日常の中、
 彼女は不思議な力を得ていく。

 もともとかはわかりませんが、
 盲導犬・ヴィクターと心で通じているんですよね。
 それに、見えていないけど見えているみたいなのは都合によるものかはおいとくとして、
 とにかく、純粋な少女の話ってことで。

 生活に苦労するという部類のものではありません。


 今後どういう方向にもっていくのかな。
 示してはいるんだけど、ちと薄い感じ。
posted by 未衣名 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年12月10日

☆『葛本さんちの四兄弟』(※超能力者)


☆『葛本さんちの四兄弟 1〜(続刊)』(※秘密、家族、兄弟、超民、サイコメトリー、言霊使い、テレキネシス、念力、エリアルマスター、空気使い、任務、当番、番長、伝令、テレポート、四姉妹、同居)
著者名:木下聡志
出版社:集英社
ジャンプスクエア
★★★☆
出版年:2008.12
ISBN :9784088745954

“悔しかったらアタシより強くなりなさいよ!
 アタシを守れる男になりなさいよ!”


 超能力を持つ四兄弟の話なんだけど、
 これちょっとツボかも。
 ストーリー構成いいいじゃないの。

 長男・葛本一心 サイコメトラー
 二男・空次 空気使い
 三男・末次 テレキネス
 四男・満夜 言霊使い

 町内会ならぬ超内会の存在、
 府民ならぬ普民の存在ってか、そういう言葉がおもしろい。
 そして、一人ひとりに視点を置いた描きが好きだ。

 長く続いてくれればいいけど、
 微妙に不安もあるんだよなあ。
 上手く流れていってほしいです。
posted by 未衣名 at 23:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年12月01日

☆『ドールスター』(※力)


☆『DOLL STAR 言霊使い異本 1〜(続刊)』(※転校生、人形、高校生、いじめ、ガールミーツガール、暴力、虐待、過去、恐怖、10代)
著者名:槙えびし(画)
里見蘭(著)
出版社:講談社
マガジンZ
★★★★
出版年:2008.11
ISBN :9784063493917

“クラスの連中が柚木さんを標的にしているのは
 彼女のことが理解できなくてこわいからだよ。
 理解できない存在を排除することで共同体の秩序を保とうとしている”


 心の闇やその人にとっての一番恐怖といったものをテーマにしている本。

 主人公の沙穂。
 彼女は天候初日にしてにクラスメートの柚木乃ノ果に自分の秘密が見破られた気がした。
 乃ノ果はクラスのいじめのターゲットにされている。
 自分はいじめられないようにと思う沙穂は、
 いじめられても全く動じない乃ノ果にどんどん魅かれていく。

 乃ノ果はいったい何者なんだろうという話です。
 何を考えているのかわからない傍ら、
 不思議な力を使うもう一つの姿を持つ。

 10代の悩みっていうか心の闇のようなもの、そういう話でもあります。
 不思議がまだまだ多いので次も楽しみ。
posted by 未衣名 at 08:52| Comment(2) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2008年11月07日

☆『アウトコード』(※能力者)


☆『アウトコード 超常犯罪特務捜査官 1〜(続刊)』(※組織、怪奇現象、公務、事件、学校、先輩、病院、過去、妹、協力、医者)
著者名:鈴羅木かりん
姫ノ樹晴彦(著)
出版社:講談社
ライバル
★★★☆
出版年:2008.11
ISBN :9784063800159

“あなたがあの方のいっていたナンバー0なのね”

 警察にはイレギュラーな事件を解決する特務捜査機関PSI.
 特殊能力者が起こす犯罪を取り締まる組織。
 取り締まりをする捜査官・ヒナコ。
 彼女が負う事件の容疑者として捕まえたのは静電気を発するキリオ。
 のちのちには彼も仲間に加わるのだが、
 彼には何か秘密があるらしいというストーリー。

 裏に大きな闇が隠されていそうで、そこがおもしろそう。
 
 巻末には組織発足にかかわる小説が収録。
 マンガに小説って珍しいなあ。
 誰も読まないと思ったのか、
 微妙に文字が大きいところが思いやりでしょうか。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年10月28日

☆『CODE:BREAKER』(※能力者)


☆『CODE:BREAKER コードブレイカー 1〜(続刊)』(※高校生、転入生、同級生、裁き、法律、バイト、掃除屋、請負人、犯罪者、悪、正義)
著者名:上条明峰
出版社:講談社
マガジン
★★★★
出版年:2008.10
ISBN :9784063840568

“法とは人を裁くもの。
 オレは存在しない者。
 オレは法では裁けない”


 青い炎を出すことができる能力者の大神。
 彼は犯罪者を次々に闇に葬り去っていく。
 証拠がないので彼は捕まることはない。

 その彼の犯行を目撃してしまった少女・桜小路桜の視点で物語が進行していきます。
 何が起こったのだとか、
 あの少年は何者なんだと追っていく形。

 桜はまだ気づいていないが、
 彼女自身も何か特別な力を持っている模様。

 
 裁かれない悪を特殊能力で裁く話は、
『デスノート』や『クロスファイア』など過去にも結構描かれてます。
 かぶっている部分もあれば新しい部分もあるので、
 今後に期待できるかな、とそういう感じ。

 ただ、ちょっと恐ろしいんだよなあ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年10月22日

☆『デカワンコ』(※特殊能力)


☆『デカワンコ 1〜(続刊)』(※刑事、警視庁捜査一課、新人、警察犬、事件、謎解き、犯人、同僚、パートナー、トラウマ、警察庁長官)
著者名:森本梢子
出版社:集英社
YOU
★★★☆
出版年:2008.10
ISBN :9784088655017

“君、刑事になったら?
 刑事になったらその素晴らしい鼻がとても役に立つよ”


『ごくせん』作者の最新作。

 犬並の嗅覚をもつ新人刑事の花森一子。
 ふりふりの服からも、捜査一課のつまみ者。
 明らかに戦力外な感じですが、
 じわじわと彼女の力が発揮されていくみたい。

 まだまだ周りには認められていないけど、
 これからたくさん活躍していくんじゃないかな。
 過去に警視総監賞もらってるし、
 大物と知り合いっぽいし。

 1巻はまあまあでしたが、
 今後は確実に人気が上がっていくでしょう。

 他メンバーもいいキャラしてますし。
posted by 未衣名 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年09月23日

☆『クロスファイア』(※特殊能力)


☆『クロスファイア 1〜(続刊)』(※力、復讐、未成年、犯罪、火、発火、放火捜査班、刑事、過去、事件、祖母、恋人、誘拐、正義、銃、推理、念力放火能力、パイロキネシス、超能力)
著者名:宮部みゆき(原著)
藤森ゆゆ缶(画)
出版社:メディアファクトリー
週刊コナミ
★★★★
出版年:2008.09
ISBN :9784840122566

“裁かれない悪は処刑すべきなのだ”

 念じればそれを燃やすことのできる能力を持った青木淳子が、
 法が裁けぬ悪を葬り去る話です。

 10年前の小説のコミック版。
 映画にもなったけど、原作も超おもしろいのでお勧めです。
 
 ダークストーリーではありますが、
 人を殺してもなお平然と生きていたり悪事を繰り返していたりっていうやつをやっつけていくっていうのはどこか爽快な部分があり、
 でもやっぱりそれも正当な理由があっても人殺し。
 見えない犯人である彼女を追う刑事も出てきます。
 なんていっても超能力ですから簡単に信じられるもんじゃないですからね。
 そういう意味では『デスノート』みたいな感じも受けるけど、
 度を超えた犯行はないので正統的かと。
 主人公を応援したくなります。

 正義とは一体何なのか。
 それを問いかけてくれる物語です。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年09月11日

☆『アンカサンドラ』(※未来予知)


☆『アンカサンドラ 1〜(続刊)』(※預言者、未来、死、高校生、鏡、事故、先輩、破壊者、執行者、協力者、写真、手帳)
著者名:天道グミ
斐文士吾朗(著)
出版社:講談社
ライバル
★★★★
出版年:2008.09
ISBN :9784063800098

“だったら僕はここにある予言すべてを壊す。
 そうすればいつか自分の死の予言だって壊せるはずです”


 未来は変えられないと信じてやまない予言者・別宮七喜。
 二十歳で死ぬと予言され、未来を壊し続ける少年木崎万丈。
 運命は変えられないのか、それとも変えられないのか。
 想い反する二人が反発しながらも次第に打ち解けあい、
 ダークな未来を救っていく。

 タイムスリップモノでよく扱われる<過去を変えたらどうなるか>と似ている感じのするテーマです。

 定められた未来を確実に遂行しようと裏で動く執行者も現れ、
 敵でありながらむしろこっちがヒーローじゃねえか? と思う気もしないでもないのですが、よくわからんです。
 未来を変えるべきか否かってやつは。

 キャラクターもけっこう生き生きしてていい。
 次も期待の持てる作品。


******
>未来予知に関する本ならコレ。

★『6時間後に君は死ぬ
☆『目隠しの国 全9巻』筑波さくら
 未来視と過去視
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年08月30日

☆『ファンタズム』(※不思議な力)


☆『ファンタズム』(※心の壁、悪意、悩み、化け物、兄、心、探偵事務所、アルバイト、過去、事件)
著者名:雨隠ギド
出版社:新書館
Wings
★★★★
出版年:2008.08
ISBN :9784403619151

“私は 人の悪意が見えます”

 人の悪意が目に見えてしまう少女・あかり。
 誰にも自分の気持ちなんかわからないと心に壁を作る。
 そんな彼女が、兄と暮らし始めたことや友だちとのやりとり、
 そして悪意を食べる化け物との出会いにより
 だんだんと視野が広がってくるというかそんな感じのストーリー。

 なんか新鮮だった!

 からすの存在がなんとも良い。
posted by 未衣名 at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年07月10日

●『カクレヒメ』(※能力者)


●『カクレヒメ』(※力、事故、研究所、病気、拡大感染症、病院、先生、病棟、患者、ボーイミーツガール、施設、一族、過去、家柄、犯人、爆弾、テロリスト、感覚、発症)
著者名:佐竹彬
出版社:アスキー・メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2008.07
ISBN :9784048671286

“拡大感染症。
 わたしたちは、そう呼んでいる”


 とある秘密施設に隔離された能力者たちの話ってわりと多いけど、
 それも広い意味で見れば同じようなものかなあと思う。

 主人公は明珠はとある能力者で、トンネル事故の際に力を使い、
 居合わせた新留紗織にそれを悟られてしまう。
 彼女に連れて行かれたのは彼女が働く病院。
 その能力は病気の一種で、それを研究する特殊機関の医師らしい。
 病院に通院する中で、外界との接触をせずその施設で8年も過ごす少女・梓に出会う。


 彼女が持つ能力とは。
 彼女の過去とは。

 特に珍しいものではありませんが、
 明珠の過去も含め、能力者を患者・病人として描いていくところはおもしろい切り口で好き。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年07月05日

☆『空の少年』(※不思議な力)


☆『空の少年』(※記憶、秘密、体質、クラスメート、大切な人、想い、転校生、風紀委員)
著者名:ふじつか雪
出版社:白泉社
LaLa
★★★
出版年:2008.07
ISBN :9784592187400

“邪魔なものを切りすてて切りすてて
 そうやって生きていくのは
 ひどく楽だった”


金魚奏』作者の短編集。

 王子様の子育てライフ「ひだまり台風」
 無人島サバイバル「アカツキの楽園」
 アンドロイドの恋「ピノッキオは夢を見る」がほかに収録。

 で、表題作空の少年。
 短編だからまあまあなんだけど、これが連載になったら面白そうと思った。
 
 主人公は不思議な体質の持ち主・浅葱アオ。
 自分の肌に触れたものの記憶を抜き取ってしまうという能力を持っている。
 そういう家系らしい。

 彼が想いを寄せるようになったのは風紀委員の茜。
 彼女はアオの秘密は知っている。

 好きだけどキスできないって、
 それを思うと残酷な能力。

 これはラストがちょっと……。
 や、まあそれはそれでいいんだけど。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年06月07日

☆『Tales of Innocence』(※異能者)


☆『Tales of Innocence−テイルズオブイノセンス 1〜(続刊)』(※運命、王都、戦乱、覚醒、前世、力、仲間、出会い、影、記憶、転生、創世力、研究所、天上、将軍)
著者名:海童博行(著)
バンダイナムコゲームス(原著)
出版社:集英社
ジャンプSQ
★★★☆
出版年:2008.06
ISBN :9784088744919

“……ボクはみんなを守る。
 これはボクの使命なんだ”


 昨年12月に発売されたニンテンドーDSのソフト「Tales of Innocence」のコミック版。
 テイルズシリーズは初期作品しか知らないんだけど、
 イノセンスやってみようと思った。

 ゲームのコミカライズってハズレが多いけど、これは当たり。

 異能者が次々に捕縛されていく世界。
 主人公ルカは一人の異能者の女の子に出会い、
 異能者狩りに追いかけられる。
 そして窮地に立たされたことをきっかけに彼は異能者に覚醒。
 運命の物語が始まる。

 簡単にいうと世界征服を企む敵との戦いです。
 ルカの過去とかもっと知りたい。
 これからが楽しみだなあ。
posted by 未衣名 at 13:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年06月01日

☆『S・L・H ストレイ・ラブ・ハーツ!』(※力)


☆『S・L・H ストレイ・ラブ・ハーツ! 1〜(続刊)』(※心臓、夢、女子高生、全寮制、紋章、男子学生、入寮、ルームメイト、探し人、生徒会長、地下)
著者名:硝音あや
出版社:アスキー・メディアワークス
シルフ
★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784048670692

“16歳の誕生日。
 夢の中で私は心臓を奪われた”


 これはおもしろいアイディア!!

 夢の中で心臓を奪われたひよき。
 その日から無気力無感動の日々が続く。
 そして転校した全寮制の学校で、夢の中で見たタトゥーと同じ紋章が学校のS寮に。
 早速入寮してみるも男子ばかりで男の子とルームシェアすることに。
 隣で眠っている人の夢を覗ける夢見の能力者・ひよりは
 自分の心臓を奪った人物をS寮で探します。

 とりあえず偽物の心臓でいるわけですが、
 これからどうなるのかあ。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月30日

●『神聖のレジスタ』(※特殊能力)


●『神聖のレジスタ 1〜(続刊)』(※能力者、組織、テロリスト、クラスメート、覚醒、兄妹、両親、記憶喪失、事件、事故、死、誕生日、同級生、委員長、友だち、神、宗教、国連、政府、アメリカ、ロシア、世界、指名手配、仲間、博士、約束、運命、名前)
著者名:北山大詩
出版社:富士見書房
ファンタジア文庫
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784829132937

“君は誰よりも強い能力を持っている。
 鍵が揃った今こそ、目覚めるときなんだ”


エクスプローラー」シリーズ作者の最新作。
 こちらも能力者モノです。
 ふつーに面白かったんだけど、宗教とかの話になるとなんかなー。

 舞台は平行世界の日本。
 北海道や九州など一部がロシアとか米国が統治していたりする。
 特殊能力が実在する現代、子ども達は思春期を迎えるときに力は覚醒、神が見えるようになる。

 主人公誠人は覚醒していないいわゆる落ちこぼれ。
 そんな彼は、届けられたとある小包により日常がどんどん変わっていく。
 様々な事件に巻き込まれていくのです。

 ルームメイトのレン、転入生だという黒梅など、
 キャラクターも楽しくていい(笑)
 失った記憶が徐々に蘇っていくシーンもしっかりと描かれていていいんじゃないかと。
 ラストあたりも仲間を失ったりするトコとか、
 正体がわかるシーンとか、飽きがなく楽しみはずっと続いてました。

 そんで次は神殺しへといくんですか??
 なんかすんごい展開になりそうだ。
 神ってこの世界では重要なものになっているから、
 どうなっていくのか非常に気になります。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月28日

●『フレンズ×ナイフ』(※能力)


●『フレンズ×ナイフ』(※高校生、依頼、護衛、クラスメート、同級生、友だち、姉妹、アニメ、悪役、秘密、魔法使い、小説家、魔術、契約、特殊体質、炎、獣、命、先輩、戦い、友情)
著者名:星家なこ
出版社:メディアファクトリー
MF文庫J
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784840121965

“今なら、素直に認められる。
 あの子と一緒にいる時間は、楽しかった。
 あの子と一緒にいる時間は、大切なものだった。
 あの子は自分にとって――”


 これもキャラが微妙だったんですけど、
 面白かったかなーというもの。

 誰かのために悪いことしている女の子と主人公の女の子が戦ったりないろいろで、
 悪役になっている理由は『ラックスティーラー』みたいな感じかな。
 特別な力を持った女の子たちが、
 それぞれの理由を秘めて戦う話です。

 作中作の「ニャンころ仮面」見たくなりました。
 感じとしては、アンパンマンやニャンダー仮面っていったところでしょうか。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月21日

●『零と羊飼い』(※能力者)


●『零と羊飼い』(※超能力者、異能者、隕石、危機、地下、計画、シャトル、施設、メイド、確率、感情、過去、記憶、報酬、聴覚、アメリカ)
著者名:西川真音
出版社:一迅社
一迅社文庫
★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784758040013

“そう、殺すのです。
 自分たちが助かるために。
 だからこそ知るべきです。
 自分が殺す相手のことを。
 犠牲になる、あわれな子羊のことを”


 約10日後に地球とぶつかることになっている巨大隕石。
 回避するには、レス系の力を持った能力者を隕石に向かって打ち出すこと。
 ただし、シャトルに乗ったものの帰還率は0%――。

 集められた候補者は、
 記憶を消す力のアキラ、光を消す力のアイロス、感情を消す力のウォルシュの3人。
 他の能力者たちはこの情報を知り逃亡してしまったらしい。

 シャトルに乗ることになっている1人の少女サイファ。
 彼女は乗るために作られた存在で感情がないらしい。
 能力者の3人は、誰がシャトルに乗るかを話し合っていく。
 サイファとアキラが好きだ。
 
 話が進むにつれちょっと切なくなったりするのですが、
 ラストはがらりと雰囲気が変わった気がして違和感があった。
 次元が変わってないか??
 まあそれでもよいけど不思議な感じ。

******
>誰かの犠牲で助かる地球
☆「魔女が飛んだり飛ばなかったり

 これは魔女が犠牲になる話。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月16日

☆『ロストブレイン』(※催眠術)


☆『LOST+BRAIN 1〜(続刊)』(※催眠術師、高校生、生徒会、生徒会長、首席、天才、サスペンス、事件、警察)
著者名:藪野続久
大谷アキラ(画)
出版社:小学館
サンデー
★★★★
出版年:2008.05
ISBN :9784091213952

“オレはこの世界をブッ壊し、そして創りかえる!!
 クズのいない理想郷に!!”


 この世界はクソだと思っている天才高校生・氷山が、
 出会った催眠術を駆使して世界を変えようとする話。

『デスノート』の催眠術版みたいな感じかな。
 催眠術によって人殺しをして、
 でも直接手にかけたわけじゃないから誰が犯行を行ったか警察はわからない。
 しかし優秀な人物がいて自分がつかまりそうになり、
 その探偵役(自分が催眠術を獲得したきっかけになった催眠術師)を殺そうとするという、
 まさに「キラ」VS「L」みたいな。

 個人的にはたかが催眠術でここまで人が操れると思えないので
 イマイチよくわかりませんが。 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月11日

☆『#000000〜ウルトラブラック』(※能力者)


☆『#000000〜ultra black 1〜(続刊)』(※請負、仕事、組織、情報屋、品物、回収、孤児、過去、施設、仲間、化物、父子、会社、社長、高校生、家族)
著者名:如月芳規
出版社:一迅社
ゼロサム
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784758053457

“来週から新しい生活が始まるということ。
 自分をとりまく環境が変わるということ”


 けっこうおもしろかった。

 11年前に東京を襲った異常現象により隔離された地域が東京にある。
 その過去の生き残り……ロストチルドレンとされる主人公の実虎。
 施設育ちの彼はある日、ずっと援助し続けてくれた謎の人物が里親になってくれることを受け、その人の家へ行く。
 彼はびっくりするくらい若く、そして彼のいる会社は普通とは違っていて……。

 能力者だのロストチルドレンだの化け物だの、
 非日常世界が描かれています。
 主人公の素性を早く知りたいところ。
 普通の人間ではないらしい。 
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月10日

●『ストレイジ・オーバー』(※能力者)


●『ストレイジ・オーバー』(※記憶、高校生、過去、父親、失踪、仲間、ハッカー、ウイルス、パスワード、封印、仕事、依頼)
著者名:中尾寛
出版社:ソフトバンククリエイティブ
GA文庫
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784797348354

“五日で決断してくれ。
 俺たちの仲間になるか、いままでどおりに生きていくか”


 8月29日を3年間毎日繰り返している妹・匡子。
 体の成長はしていても記憶が更新されていない。
 父親は失踪で行方不明。
 そんな亘は、ある日工藤高子という他校生の少女に声をかけられる。
 父親が見つかったら連絡してくれと。

 彼女は父親の仕事仲間の一人らしい。
 もう一人の仲間・越後谷とも会うことで、
 亘は父親の仕事をなんとなく知る。
 そしてそれは妹の病気にも関連しているらしい。
 共通点は、記憶使いという能力――。
 自分も記憶使いだということを知り、
 亘は工藤さんたちと一緒に仕事をすることになる。

 同じ記憶使いの秋良が好きです。
 工藤さんも。
 あとどうでも良くない話、これ続き物じゃん( ̄[] ̄;)!
 肝心の妹のことが未解決……。
 読みきり期待していただけにショックでした。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月09日

●『Kaguya』(※能力者)


●『Kaguya 月のウサギの銀の箱舟』(※不思議世界、月、ボーイミーツガール、力、目、ろう者、高校生、事件、連続殺人、犯人、犯行予告、警視庁公安課、同居、謎解き、クラスメート、同級生)
著者名:鴨志田一
出版社:アスキー・メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784048670142

“人を殺めた者がのうのうと世にはこびり、
 人を救ったものが迫害される。
 正直者が馬鹿を見る世界がまともなはずがないだろう”


 ややっ。これはけっこうおもしろかった。

 月の欠片のおかげ(せい)でムーンチャイルドという能力者が生まれた世界。
 14年前に人とアルテミスコードが出会い世界が変わっていく。
 主人公宗太も超能力の持ち主の一人。
 ただしそれは自分の見ているものを他人に見せることが出来るというあまり使い道のない能力。
 そんな彼はある日不思議な少女ひなたと出会いなりゆきで一緒に暮らすことになる。
 彼女もまた同じムーンチャイルドの女の子。
 
 何かの事件の犯人を制裁するものが現われ、
 その被害者は宗太と同じ学園の生徒。
 そして次の事件の被害者は宗太の同級生で、
 容疑者もまた壮太の同級生に……。
 同じムーンチャイルド達と事件を追います。


 ひなたを家に招くシーンがあるのですが(それが同居のきっかけになる)、
 ちょっとありえないかな。
 不安はないのか?? 
 よくわからん。

 でも後半の方はしっかりしていたので、
 能力者≠悪いヤツっていうものは伝わってきた。
 包丁をどう使うかっていう例えはわかりやすくてよかった。
 しかし、一人が革命を起こそうと思ってもやっぱり現状は変わらないのだろうなあと思うと現実的にもむなしい感があります。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年05月06日

☆『超立!! 桃の木高校』(※超能力)


☆『超立!! 桃の木高校 1〜(続刊)』(※エスパー、念力、高校生、入学、電車、クラスメート、同級生、友だち、仲間、浮遊、瞬間移動、透視、恋、秘密、過去、家族)
著者名:アルコ
出版社:集英社
別冊マーガレット
★★★★
出版年:2008.04
ISBN :9784088462905

“てゆーか、ちょっとかっこいー気がしてきた。
 ヤバイ。超イケてる。”


 主人公まりは念力で物を動かすことの出来るエスパー。
 その彼女は、新しい高校への通学で瞬間移動する男の子を発見。
 のちに透視できる女の子や空中浮遊する男の子も見つけちゃう。

 今まで秘密だった力が、
 秘密で苦労したものが仲間ができたことで楽しい生活へと変わっていく。
 エスパー力はみんなしょぼいんですが、
 楽しい学園ライフになりそうです。

 あと、楽しい部分じゃない孤独な部分とか、
 過去のことだったり、
 恋に関することもおもしろいです。
 
 注目しておきたい一作です。
posted by 未衣名 at 23:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2008年04月25日

☆『ADAMAS』(※特殊能力) 


☆『ADAMAS 1〜(続刊)』(※高校生、宝石、本物、原石、ダイヤ、ニセモノ、偽物、行方不明、任務、父親、お嬢様、執事、警察、密輸、組織、アルバイト)
著者名:皆川亮二
出版社:講談社
イブニング
★★★☆
出版年:2008.04
ISBN :9784063522211

“だからこそ彼女の<力>が必要なんです。
<シャニ>の脅威から宝石業界を守るために……”


 宝石に関する特殊能力を持っているレイカ。
 見ればすぐに鑑定ができる。
 執事付きのお嬢様。
 女子高生をやりながら闇組織と戦う、体力的にもめっさ強い女の子です。

 組織モノとか能力者の物語をよく書く皆川さんとだけあって今回もそんな感じです。
 主人公の表情が相変わらず素敵です。

 まだまだ序盤なのでおもしろくなるのかこれからかと。

 ちなみにタイトルのアダマスとは、ダイヤモンドの語源で何事にも屈しないとの意。
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2008年02月07日

★『中等部超能力戦争』(※力)


★『中等部超能力戦争』(※力、中等部、中学、高校生、同級生、友だち、友情、恋、男の子、小説家志望、学校生活、先生、ハガキ、いじめ、復讐、優等生)
著者名:藤野千夜
出版社:双葉社
小説推理
★★★☆
出版年:2007.05
ISBN :9784575235807

“小清水さんには、なにかおかしな力がある”

 なかなか楽しいタイトルで。

 とある学園の中等部で起こる能力者同士の争いです。
 ってイメージ。
 中身はまんざら嘘でもない。
 
 激しいバトルじゃなくて、静かなバトルです。
 女は恐いよ。
 
 初等部のころからおかしな力があると噂されていた小清水さん。
 イジワルすると急に気分が悪くなったり、
 突然ヘンな物音がしたり電気がパチパチしたり。
 三つ編みの優等生です。
 一方対するのは中等部から一緒にいることが多くなったはるか。
 
 これがだんだんと敵対関係を持っていくわけです。
 小清水さん作の「中等部超能力戦争」って小説を読んだあたりから特に。
 性格が悪いというか、理解できない部分が多いけど理解できる部分もあるというか。
 ここがなんとも。

 後味はあまりよくはないが、
 こういう世界は嫌いじゃない。
 青春部分は良い小説。
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2008年02月02日

★『月のころはさらなり』(※不思議な力)


★『月のころはさらなり』(※田舎、庵、家、異界、少女、少年、神社、後継ぎ、祠、鈴、青春、神主、家庭環境、預かり子、父親、母親、人見知り、魂、月、満月)
著者名:井口ひろみ
出版社:新潮社
第三回新潮エンターテインメント大賞
★★★★
出版年:2008.01
ISBN :9784103063612

“神社の鈴を、紐を引かずに鳴らすって、どういう意味?
 普通そんなこと、できないはずだろ”


 宮部みゆきさんがほぼ満点をつけたらしい作品。
 新感覚青春ミステリというより、現代ファンタジーって感じがする。
「千と千尋の神隠し」『雷の季節の終わりに』とかそんな感じ。
 後者に近いのかなあ。
 
 舞台は、母親の田舎で、
 人里離れた古びた<庵>という祖母の家。
 まず、女と子どもしか入れないところからしてミステリアス。
 しかも、預かり子だとか鈴鳴らしとか魂翔けとか聞きなれない言葉も出てくるし。
 普通とは切り離された異空間的存在・世界になってるのです。

 主人公である悟(17歳)は、不思議な力を持つ美少女・茅と、同じく力を持つ生意気な少年・真に出逢います。
 力とは、鈴鳴らしのこと。
 神社とかにある鈴を、紐なしで鳴らせるらしい。
 しかも彼らいわく、悟自身もその力を持っているといい、現に過去に鳴らしていたことがあるんだってさ(本人の記憶はなし)。
 ほかに庵の預かり子だった母親に、庵の主である祖母に。
 突然連れてこられた悟にとっては、
 ミステリアスで何もかもがわからないことだらけ。

 隠れテーマとしては、
 駆け込み寺、施設、不登校とか。
 世捨て人といいきれるのかは分からないけれど、
 現代社会で生きられない人が集まる場所っていうか、
 社会に溶け込めない人たちが集まる場所っていうか、
 そんなようなものも含まれているのかもしれない。 
 ファンタジーでありながら、引きこもりとかニートとか、自立とか、遠まわしでそんな言葉も聞こえます。
 
 この作品、とにかくキャラクターが生きている。
 小学生の真と大人である茅のキスシーンがもう(笑)
 すでにキャラ立ちしちゃってたので、ラノベ系かと思っちゃった。

 悟と茅がくっつくのを何とか阻止しようとする真がかわいいです。
 いや、真剣なのだからかわいいといったら失礼なんですけど。
 一途なのがいいんだよ。
 あと、悟へのタメ口が素敵だ。
 いいコンビです。
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2007年12月22日

☆『ドリームスケープ』(※予知能力)


☆『ドリームスケープ』(※女子高生、夢、占いサイト、刑事、大学生、死、恋、過去、祖先、神社、秘密)
著者名:江平洋巳
出版社:小学館
フラワー
★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784091314130

“この人に近づいてはいけない。
 近づけば自分が泣くことになる。
 ――でも”


 主人公きららは予知能力のある女子高生。
 だけどその力は秘密。

 ある日イベント会場で黒川という男性に目を留められる。
 自分が運営する占いサイトで予知能力を使うよういわれた彼女はいやというものの、
 彼が死ぬことを予知で見てしまい、未来が気になるのだった。
 次第に魅かれていく先で彼女が知る真実とは。

 ややダーク系。
 実はというラストの真相は衝撃的でした。
 しかし、この手のマンガは最近よく見る手になってきている気がするのです。
 びっくりするけど、「そうなんだ」で終わってしまうというか。

 でもミステリアスでおもしろかったです。
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2007年12月03日

★『ゆめつげ』(※不思議な力)


★『ゆめつげ』(※夢告、白昼夢、禰宜、神社、父親、母親、息子、兄弟、両親、子ども、震災、殺人、育て親、犯罪、犯人、刺客、江戸時代)
著者名:畠中恵
出版社:角川書店
★★★★
出版年:2004.09
ISBN :9784048735599

“いらない者など、この世にはいやしないよ”

 1年くらい積んでいた本ですが、やっと読めました。
 おもしろかった!

 社の神官をつとめる弓月と信行兄弟。
 兄の弓月にはヘボいのかは定かではないが、未来を見るという力を持っています。
 当てになるかはわからないものの、
 そこに社格の高い白加巳神社の神官から震災で行方不明になった息子・新太郎を探してほしいという依頼が。
 一度は失敗? するも2度目をやってほしいとさらに仕事が舞い込む。
 招かれた場所には3人の新太郎候補が。
 本物はいったい誰なのだろうか――。

 最初はダメダメかと思った弓月の能力がだんだんと精度を増していくというか、やっぱこの人ってすごいんだなあってのが濃くなっていくんですよねえ。
 最後の脱出シーンは恐ろしいほどぞくっとするなあ。

 時代の移り変わりってのも哀愁っていうか、もの哀しいよね。
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2007年11月26日

★『彩乃ちゃんのお告げ』(※不思議な力)


★『彩乃ちゃんのお告げ』(※教主、教祖、祖母、居候、家族、学校、小学生、化粧品、指輪、ペンダント、恋人、アルバイト、高校生、保護、友だち)
著者名:橋本紡
出版社:講談社
小説現代
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784062143288

“どこかの新興宗教の教主さまらしいよ。
 不思議な力があるんだと”


 不思議な力を持った女の子・彩乃を預かることになった人たちを描いた連作短編集。

 正直自分は教主さまの正体というか素性が全く分からないのでそこんとこを説明してほしかったな。
 なぜ逃げてるのかというのはなんとなくしか描いてないし、
 とはいっても追っ手が描かれているわけではないので別に危機感とかないし。
 しかもその<力>ってのも微妙で、
 占い師が迷っている人の肩を押してあげる的な力じゃん??

 帯の通りちょっとした幸せで優しいファンタジックストーリーではあるのだけど、ほぼ日常小説。
 まあ、奇蹟の物語ではありますが。
 あいまいすぎてそこが物足りなかったなあ。
 ラノベ出身の作者さんなのでちょっと期待はしていたのですが……。
 
 決して悪くはありませんよ。
 ほんわかしていて温かいです。
 好きなのは「石階段」。
 誰かの支え・同意があってこそ人は安心できるものですよ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年11月21日

☆『サイコスタッフ』(※超能力者)


☆『サイコスタッフ』(※宇宙人、スカウト、高校生、大学受験、努力、天才、才能、母親、父親、家族、先生、友だち、隕石、宇宙、惑星)
著者名:水上悟志
出版社:芳文社
まんがタイムきららフォワード
★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784832276635

“超能力なんかなくても、
 いつだっておれはおれってだけで特別な気分になれた”


 わりとコメディタッチな能力者モノなんだけど、
 ふつーにおもしろかったというか、
 新鮮な日常ファンタジーでした。

 主人公・光一の前に告ったのは、宇宙人の桜木梅子。
 宇宙戦争の特別防衛工作員(サイコスタッフ)にスカウトしにきた。
 光一は50億人に1人というBクラスのサイキッカーで、それを知ってのこと。
 だけど彼は拒否。
 それから、どうにかして光一を丸め込もうと梅子がまとわりつくという話。

 もっとも好感度が高かったのは光一の性格。
 超能力を持っていながらそれに頼らず生活しているということ。
 能力者モノにしては珍しくないですか?
 
 努力型の天才とか、天性的な才能とか、もともとの才能とか、
 そんなことも含まれている。
 自分が生まれて持ってきたものに対して、思わずちょっと振り返ってしまった。
 ラスト付近の過去話が妙に印象的だったもので。

 やや読みにくい部分もあるんだけど、これは読んでおいて損はないと思う。

 
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2007年11月17日

●『ツァラトゥストラへの階段』(※能力)


●『ツァラトゥストラへの階段』(※寄生、ゲーム、囚人ゲーム、マネーゲーム、感染、発症、高校生、ギャンブル、組織、ランキング、バトル、プレイヤー、金、銃、株)
著者名:土橋真二郎
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784840240727

“大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、
 パルスをコントロールしていた存在なのよ”


扉の外』の著者作品。
 
 主人公が囚われているシーンからこの話は始まる。
 どうしてこうなっているのかわからない。
 気づいたら鎖に繋がれていて、自分のほかにも何人か同じ状態にいる。
 しかも頭上では人が首をつって死んでいるではないかという緊迫した状況。

 あまりにも表紙とのギャップがあってびっくりした。
 ほんわかした話とばかり思っていましたんで。
 カバーのあらすじ読んでもそんなこと書いてないじゃんって。

 読めば、
 主人公福原は、得体の知れない存在<パルス>に寄生され感染していることが発覚したらしい。
 それを制御するために得体の知れないゲームをとある組織が行っているみたいです。
 最初の場面はそれだ。

 ゲーム自体はうまくできているなと思う。
 前作もそうだけど、ドキドキするものがあるから。
 でもなんていうか、自分にはやや合わない方向性だったな。
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2007年11月16日

☆『魔王』(※特殊能力)


☆『魔王 1〜2(続刊)』(※超能力、自警団、兄弟、弟、自警団、思考、高校生、先輩、クラスメート、彼女、両親、喫茶店、マスター、不良、新都心計画、宮沢賢治)
原作:伊坂幸太郎
大須賀めぐみ(画)
出版社:小学館
サンデー
★★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784091212245

“たとえでたらめでも自分を信じて対決していけば、
 世界だって変えられる。”


 ちょっと、ちょっとこれはいいんじゃないの??
 伊坂幸太郎作品2冊目のコミック化(1冊目は「陽気なギャング〜」)。
 1&2巻同時発売の『魔王』です。

 心に思ったことを人に言わせることができる能力を持ってしまった安藤。
 そして、自警団のリーダーで怪しい動きを見せる犬養。
 新都心計画で揺れる街で今何が起こっているのか。

 原作『魔王』を溺愛しているわたしですが、こちらも負けないくらいおもしろですね。
 なんせ『グラスホッパー』の蝉(人に雇われている殺し屋)まで登場しちゃってるじゃないですか!!
 しかもちょい役じゃないっ!
 蝉好きなもんで、かなりテンション上がってしまいました(笑)。
 んで同作に登場する鯨(自殺屋(人に自殺させる人))まで登場しちゃってるし。
 持っている本は「唾と蜜」(笑)だ。
 すげー伊坂さんらしいリンクです。
『魔王』というより、『グラスホッパー』とのコラボという感じがする。

 漫画版『魔王』では安藤兄弟が社会人から高校生になっていたり、
 犬養が政治家じゃなくて自警団のリーダーになっていたり、
 居酒屋じゃなくてカフェのマスターが超能力者っぽくなっていたりと、
 オリジナルとは微妙にに違う設定なんだけど、
 これはこれでいい味出してるんですよ。
 素晴らしいって。

 原作でマスターがいっているように、

 特別なのは自分だけではないのに

 という、まさにその世界が描かれています。
 今後も期待大ですね。

 ちなみに来月は『終末のフール』のコミック版が発売。
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2007年11月14日

●『ARISAチェンジリング』(※能力者)


●『ARISAチェンジリング』(※異能、学園、能力別、試験、病院、戦い、検査、妹、母親、過去、理事長、編入、異界、死、瞬間移動、生命、委員長)
著者名:中里融司
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★☆
出版年:2007.11
ISBN :9784840240703

“委員長……君は、本当に、委員長なの?”

 異能者が集まる学園モノというかなんとかいうか。
 正確にいうと違うんだけど、そんな感じで。

 主人公・小日向はとある学園に編入。
 そこは能力を持った生徒の集まりで、
 ランク付けもされてるとこ。
 戦いモノでもある。

 この学校には強い強い能力を持った女の子がいるんだけど、
 その彼女・亜里砂は紛争をとめようとして焼死。
 だけど普通に生きていて……。

 まあ、読者側からすれば明らかに偽者っていうのは説明されてるんでそこは不思議がるところじゃないんだけど、事件の真相ってのは気になるもんだよね。
 全体的には普通。
 ちょっとつめすぎかとも思う。
 
 ラストあたりは、少し哀しかったりはしたけどね。
 能力者の誕生や、
 能力者の運命、
 そして別世界との繋がり。
 そんな感じ。
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2007年11月11日

☆『とある科学の超電磁砲』(※能力者)


☆『とある科学の超電磁砲 1〜(続刊)』(※異能、中学生、才能、風紀委員、空間移動、テレポーテーション、雷、ルームメイト、努力)
著者名:鎌池和馬(原著)
冬川基(画)
出版社:メディアワークス
電撃大王
★★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784840241076

“あの方こそが学園都市230万人の頂点7人の超能力者の第3位、
<超電磁砲>御坂美琴お姉様。”


とある魔術の禁書目録』の外伝。
 作画はガンガンや小説の方とはまた別の人が担当してますけど、違和感なく楽しめました。
 こちらでの主人公は、レベル5という強力な能力を携えている美琴にスポットライトが当たっています。
 いくら強くても元は低能力者(レベル1)で、努力型の<天才>なのだということが強調されている。
 ただ、昔どう努力したかまでは描かれていないんですけど、そうとうの苦労があった様子。

 本編での主人公・当麻との絡みはもちろんあり。
 当麻のバカっぷりと美琴の正義感の強さというか気の強さがマッチしてます。
 掛け合いが面白い。

 主は、ルームメイトや別の学校の子たちとの交流、
 そして、学園都市で起こる事件解決ですね。

 美琴のツンなところがすごい好きだ!
 そしてはっきりとしたこの性格!
 女の子同士で戯れるシーンも。
 百合展開がされているところなんかも素敵だ(笑)
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年11月11日

☆『とある魔術の禁書目録』(※能力者)


☆『とある魔術の禁書目録 1〜(続刊)』(※超能力、魔術、高校生、中学生、シスター、ボーイミーツガール、魔道書、宗教、教会、修道服、記憶、不幸、異能)
著者名:鎌池和馬(原著)
近木野中哉(画)
出版社:スクウェア・エニックス
ガンガン
★★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784757521575

“誰が会ったばかりの赤の他人と地獄に落ちるって?
 だったら地獄の底から引きずり出すしかねーよなあ”


 電撃文庫で人気の作品。

 初めてこれに触れましたがおもしろいですね!
 電撃作品にこれほどはまるとは久しぶりかも。
 主人公の役割とか、先がすごい気になるのですよ。

 舞台はちょっと変わった学園都市。
 超能力を開発しているとこで、みんな何かしらの能力を持っているんだよね。
 都市内の人間はちゃんと管理されてて、外部での能力行使はもちろん禁止という世界。
 そんな能力者の町で暮らす主人公当麻は、能力ゼロ。
 ただし彼の右手には能力を無力化する力を秘めていて、その能力を持つのは彼一人しかいないという特殊な存在。
 学園都市でも7人しかいないレベル5という地位の人間からの攻撃でも無傷で入られるという強力さ。
 ただし、身体検査によるとレベル0(能力無し)らしい。

 そんな彼の元に、インデックスと名乗る少女が現われるのです。
 彼女は10万3000冊の魔道書を記憶している完全記憶能力者。
 ゆえに魔術者から狙われている。
 かなり危険と思われる。
 
 彼女に関わってしまった彼が、どのようにして今後敵を回避していくのかが見モノ。
 小説のコミカライズは大抵失敗したなと思うのですが、これは成功じゃないですか?
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2007年10月24日

★『モップガール』(※特殊能力)


★『モップガール』(※掃除会社、職場、ワケあり物件、血、謎解き、事件現場、事件、事故、難聴、五感、味覚、匂い、フラッシュバック、同僚、上司、社長、フリーター、面接、ミステリ、刑事、犬、アレルギー)
著者名:加藤実秋
出版社:小学館
きらら
ドラマ
★★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784093861922

“人間の体って、病気や事故で器官の1つが失われると、
 それを補うために別の器官の動きが敏感になったり活発になったりするんだって。”


 今期金曜深夜ドラマの原作本。
 
 特殊清掃会社×特殊能力者×謎解きミステリなけっこう豪華な内容になってます。
 ドラマでは主人公の桃ちゃんの能力がタイムリープになっていたり葬儀屋(の特殊清掃課)だったり他にもいろいろ違ってるのですが、原作の方が面白いんじゃないかと個人的には思う。

 ま、だけど映像化を前提に描かれたとはいえ、脳みそブシュー、血がドバーとか糞尿あたりまえな世界なもんで、限度ってのがありますからねえ。
 対して小説ってのはテレビほどよりかは描写できるからより深いよねと思う。

 フリーターである主人公桃子が次に働くことになったのは、清掃会社。
 しかも、普通のじゃなくて、特殊清掃の方。
 事件事故現場の後始末をする仕事をしている。
 血の処理とか。

 そんな桃子は、とあるわけあり物件の清掃中に奇妙なフラッシュバックを体験する。
 その真相を探るため、そこで起きた事件を捜査していくのです。
 桃子は片耳だけ難聴持ち。
 同僚の翔いわく、失った機能を補うために別の器官が敏感になるからそういうことが起こるのではないか。
 事件解決後は、フラッシュバックを見ることはなくなった。

 ところが次の清掃では味覚がおかしくなり、どんなものを食べてもカップ麺<赤いきつね>の味を感じてしまうのだった。
 桃子は同僚の翔とともに、身体の異変を治すため再び事件を紐解いていきます。
 他にも鼻が狂ったり体温が狂ったりと、桃子の身体には不思議が降りかかります。

 この本の魅力は、そういった何度も変わる数々の体の変化でしょうか。
 プラス、登場人物の人柄。
 アットホームな職場ってだけあり、キャラクターが特殊です。
 一番好きなのは社長。
 犬マニアなのにアレルギーで触れられないってのが悲劇。
 それをユーモラスに描いてるもんだから印象に残ってしまう。
 
 あとは上司の重男が頼もしくて好きだし、
 桃子と恋愛対象になるのかならないかの翔も好き。

 特掃の話はブログで読んでいたりするので初めて踏み込む世界じゃない。
 汚いものの後始末だし、そこにまとわりつくのは死だし、覚悟と勇気がいると思う。
 東京だけでも、毎年自殺者は2500人以上、殺人事件は100件以上、交通事故に至っては8000件、うち死亡者は300人もいるらしい。
 こんな世界で、彼らがいらないわけがない。
 驚くほどのこの数字。
 いろいろ考えてしまうよ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年10月24日

☆『ぷいぷい!』(※ランプの魔神)


☆『ぷいぷい! 1〜(続刊)』(※魔法のランプ、能力、家系、魔力、魔法書、レベル、ご主人様、高校生、お嬢様、父親、考古学、ソロモンの秘宝、寮、庶民、願い、本)
著者名:なもり(画)
夏緑(原著)
出版社:メディアファクトリー
アライブ
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784840119641

“理解できないわ!
 どうしてわたしがこんな庶民の召使いにならなくちゃいけないのよ!”


 MF文庫Jで出版中の『ぷいぷい!』のコミック版です。
 絵師さんが同じなので絵柄が一緒。
 原作とこっちを比べても全く違和感なく読めるのが嬉しいですね。
 まんまです。

 あらすじはここ参照ということで省略。

 主人公シエラのかわいさ・気の強さ・猫かぶりにほれぼれです。
 小説が苦手な方はこれでぜひその世界を堪能してみてください。
 お金じゃなくて、それ以外の大切なものってのが身にしみます。

 
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2007年10月18日

☆『マリンハンター』(※強力な力)


☆『マリンハンター 1〜(続刊)』(※海洋冒険、不思議世界、海、近未来、秘薬、海軍、人工島、食料、旅、拘束)
著者名:大塚志郎
出版社:小学館
サンデー
★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784091212061

“このハリの糸は、
 水平線に向かってつながってるんだ”


 舞台は21世紀末。
 大陸が全て海に沈んだ世界。
(なんかここでぞっとしますね)
 海に浮かぶ島は人工島のみ。
 食べ物も危機的な感じですね。

 キーワードの1つは、FH(フィッシュハーフ)。

 オーシャンドラッグという秘薬の毒に耐えれたものだけが手に入れられる海の神秘的な力。
 いろいろ実験とかで人間と魚のハーフがけっこう生まれたらしい。
 その中で最強といわれるのがサメのFH。
 他のとは比べ物にならないほどめちゃくちゃ強い。

 主人公のシャークはサメのFH.
 力を抑えるために、帝国軍に監視のための特殊な釣り針をつけられている。
 それがあると自由がきかない。帝国近海から外へ出られない。
 彼の旅の目的は、それを取り外して自由になること。
 海洋新世界を統治しているのは帝国海軍。
 彼らが一応、敵になるのかな。

 一緒に旅しているのは、途中で出会った女の子グッピー。
 偶然にも彼女と主従関係? が結ばれてしまい、離れることができなくなる。
 グッピーは、シャークの巨大な力を抑える役目を担うのですね。
『犬夜叉』でいう、犬夜叉とかごめの関係みたいなもん。

 サンデーってこんなにエロかったっけ? みたいな作画が非常に気になるし、なんかどこかでみたような設定ってのも気になるのですが、とりあえずは期待できそうな部類には入ってるので今後も詠み進めていこうかと。
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2007年09月29日

☆『WIZARDS NATION』(※能力者) 


☆『WIZARDS NATION 1〜(続刊)』(※不思議世界、運命、変貌、大爆発、力、子ども、大人、異能者、目覚め、覚醒、隔離、死、虹、数字、彫刻、封印、国家、古代)
著者名:相川有
出版社:幻冬舎コミックス
BIRZ
★★★☆
出版年:2007.09
ISBN :9784344810846

“しかしあのような異能……。
 この目で見てもまだ信じられん”


 これは期待できるかもなマンガ。

 古来より根付く巨大な力<ゆきどけ>が突如解放されてしまった街。
 大爆発とともに東京郊外の芦原市に降り注いだ<ゆきどけ>のかけら。
 この夜を境に、芦原しに住む少年少女に異変が起き始める。

 少年少女を検査して隔離するのです。
 テロによるウイルス汚染だといって。
 でも本当は、異能の力がばら撒かれている。
 力に目覚めた少年少女たちは……。

 国も絡んでの大事っぽいので、事の大きさがけっこうあるってのがわかる。
 総理大臣もでてきてるしね。
 今後日本がどう変わっていくか、気になりますね。

******
>爆発・隕石・ウイルスでの生態変化がある作品
☆『メテオド

 隕石が落ちたことにより化け物が発生。
●『Ai Death GUN
 隕石(ウイルスつき)により不死者が発生。
●『ペインキャプチャー
 昔戦争で使われたウイルスが突然変異。
 能力者を生み出すように。
posted by 未衣名 at 23:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年09月18日

●『ペイン・キャプチャー』(※能力者)


●『ペイン・キャプチャー』(※警官、同僚、世界大戦、感染者、ウイルス、拳銃、入院、怪我、事件、犯人、指名手配)
著者名:渡部狛
出版社:メディアワークス
電撃文庫
★★★
出版年:2007.09
ISBN :9784840239783

“俺も痛いけど、お前も痛い、そうだろ”

 個人的には、萌絵系の表紙とかそこらは不要だと思う。
 ハードボイルドでお願いしたかった……orz

 全体的はまあまあ。
 主人公・鉄は能力者。
 しかも、痛みを共有してしまうという要らない能力。
 相手が打たれたら自分も同じとこを怪我するってやつね。
 
 能力者が誕生するようになったのは、
 50年くらい前の世界大戦。武器で使われたウイルスが突然変異。
 何世代後かに発病で能力者へとなる感じ。

 能力者が、能力者が起こす事件を解決する話。
 5つの連作短編じゃなくて、長編で描いてほしかったな。
 シリーズ何冊か書いて、その後にこういうの出すのならいいけど。
 んー、まあ、主人公に憧れるとか、かっこいいなって思うシーンはちょいちょい出てきましたけどね。
 1つの事件をじっくり追う方が好きだ。

 ただ、4話目はおもしろかったな。
 犯人のおバカな話ってか、そういう系。
 どうする!? っていう選択肢がおもしろかった。
 ラストはわりとけっこうある手で締ったのがまた逆にウケました。
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2007年09月16日

☆『REVEREND D』(※特殊能力)


☆『REVEREND D 1〜(続刊)』(※高校生、事件、未来予知、死、警察、双子、エクソシスト、闇の力、ブタ、使い魔、神父、教会、組織、魂)
著者名:藤沢とおる
出版社:一迅社
REX
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784758060677

“あたしにはちょっとした人にはない能力がある。”

 藤沢とおるさんらしい作品だと思う。

 主人公の少女・泉は、人の死が視える力を持つ。
 世の中では人が赤い砂と化す現象が続発。
 隠れたところでは黒い砂の事件もある。

 黒い力・闇の力を利用して世の中を壊そうとする<ソロモンズチャイルド>と、
 それを防ごうとする者たちの戦い。
 泉は奴らを倒そうとしているエクソシストの双子の男たちやその仲間達と出会い、力を貸すことになる。

 今後のストーリーや真実ってのを知りたくなる作品ですね。
 まだまだ秘密がいっぱいですから。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2007年08月29日

☆『S線上のテナ』(※調律師)


☆『S線上のテナ 1〜(続刊)』(※特異、変異能力、音符、音楽、戦い、同業者、同棲)
著者名:岬下部せすな
出版社:芳文社
まんがタイムきららフォワード
★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784832276505

“この世のものには皆、
 この命の譜面があるわ”


 扱ってる素材はなかなか新しいものあるよなあ。
 けっこうおもしろいよ。
 だけど、やや男性向けなところが苦手。

〜あらすじ〜
 交通事故で死にかけた主人公・響。
 その日から、人を取り巻く音譜が見えるようになる。
 突然現われた女の子・テナーいわく、それは命の譜面。
 彼女は譜面の調律師。
 悪質な音符が世界に散ってしまったため、それを回収すべくここにきた。
 うち1つが響きの身体と事故のときに入り込んでしまったらしく、
 響のもとにいることに。
 それを取り除いたとき響は死ぬらしい。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年08月24日

☆『Re:Life』(※超能力)


☆『Re:Life 1〜(続刊)』(※サイコメトリー、記憶、自殺、死、死体、遺品整理会社、仕事、就職、虐待)
著者名:富田安紀子
出版社:少年画報社
ヤングキング
★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784785928377

“愛も友情も幻だ。
 命なんてゴミだ。
 死んだら燃やしちまって終わりだ。
 ……でも俺は、まだ生きていやがる”


 飛び降り自殺に巻き込まれ頭蓋骨が陥没してしまった主人公・爽。
 手術により助かったのだが、それから見えないものが視えるように。
 指に刻み込まれたヘンな印を通して物に触れると、
 その記憶が視れるようになったのだ。

 サイコメトリーがテーマ。
 物の記憶。
 死の記憶。
 他人の記憶。

 主人公はそれがゆえに遺品整理の仕事に携わるようになり、死の記憶を数多く見ていく感じ。
 テーマはいいんだけど、もう一歩かなと思う。
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2007年08月23日

●『赤朽葉家の伝説』(※未来予知)


●『赤朽葉家の伝説』(※千里眼、未来視、祖母、母、名家、婚約、結婚、家柄、ライバル、製鉄、家族、死、事故、レディース、漫画家、影武者、謎解き、鳥取、旧家、愛人、孤独、変人、出産、子ども、娘、息子、ぶくぷく茶)
著者名:桜庭一樹
出版社:東京創元社
本の雑誌「2007年上半期エンターテイメント・ベスト10」5位
第60回日本推理作家協会賞
第137回直木賞候補作
★★★★☆
出版年:2006.12
ISBN :9784488023935

“多田万葉、あんた、大きくなったらうちの嫁にきなさい。
 いいわねぇ?”

 
 噂には聞いていたけど、これほどのめり込めるものだとは思ってもみなかった。
 一人の人の一生を描くってのはいいよね。
 壮大な物語っていうのはいい過ぎかも知れないけど、歳月が流れるたびに、何度か涙した。
 自然と涙が出るのですよ。
 一番目は泪が生まれた瞬間。

 3つの章から成り立っている話。
 語り手は娘の瞳子で、千里眼を持つ祖母・万葉と、母親・毛毬と、自分の現在を描いてる。
 主人公は祖母の万葉といっていいですね。 
 この人から全てが始まったというか。

 万葉は、赤朽葉の人間じゃない。
 捨て子だ。それも変わった子だ。容姿からして異様だ。
 万葉は不思議な力を持っている。
 視力がいいし、遠くが見えるじゃなくて、見えないものまで視える。
 初めは、空を飛ぶ人間。
 だけど、視るほとんどは死の予言。
 誰かの死だ。
 映画の「ナルト 疾風伝」も人の死ばかり視てしまう巫女が出てきたけど、
 これはまた違う話。

 拾われて下町で育った彼女は、身分の違いすぎる赤朽葉家の権力者・タツにうちに来ないかと声をかけられる。
 のちにタツの息子と結婚することになるのだが、それがまた運命的といいますか。
 それを受け入れる未来の旦那の決心もすごいよな。

 万葉はもちろん貧乏で、変人で、女の子ってんじゃない。
 だけど、結婚しすることで女になっていくし、
 昔自分にはなかった家庭っていうのが生まれてくるし。

 時代とともにの変化がすごくおもしろかった。

 ちょっとしたことなんだけど、命名もおもしろかったな。
 苗字がない万葉からしてなんとなくそんな予感はしてたけど、
 命名が奇妙。
 常用漢字外のものを名前に付けてるんだよね。
 役所に出している名前と、本当に命名された名前が違うってのも、特殊な匂いをぷんぷんさせてます。
 
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2007年08月22日

☆『素敵ギルド』(※特殊能力)


☆『素敵ギルド 1〜3(続刊)』(※秘密、犯罪、仕事、仲間、住み込み、追手、脱出、過去、偽名、音楽、耳、漫画家、編集者、本、マンション、実家、タレント、両親の不在、事故)
著者名:遊知やよみ
出版社:集英社
クッキー
★★★★☆
出版年:2006.03
ISBN :9784088566771

“俺の力をなめるなよ。
 どこに隠れようと必ず見つけ出してみせる。”


 最近最新刊が出たミステリ。
 少女マンガのミステリといったら『真夜中のアリアドネ』なんだけど、これもおもしろいね。
 アリアドネと同じくらいぞっとする部分あるよ。

 主人公は家も仕事もない女の子・ふう。
 野宿しているところを男3人組に拾われ、そこの事務所で働くことに。
 仕事のことをいっさい語らない彼らだったが、
 ふうは部屋の中で拳銃を見つけてしまい、さらには殺人計画も盗み聞きしてしまう。

 という出だしなんだけど、危ないのはそこじゃない。
 ふうは追われている人だったんだよね。
 とある特殊能力が原因ってのは3巻で明かされる。
 日に日に迫ってくる追手ってのがじわじわと恐ろしいものを漂わせる。

 でも、ふうを助けようと力を貸してくれる仲間がそこにはいるんだよね。
 自分を拾ってくれた3人と、
 ほかに2人。
 1人の女の子を護るための云々が素晴らしすぎ。
 これがタイトルになっているのだなあと思った。
 人のためにこんなに尽くせるってすごいよ。
 彼らを取り巻く家族もいいし。

 個人的に好きなのがワニ。
 アホで素直なところが大好きな脇役です。
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2007年08月08日

◎「NARUTO−ナルト−疾風伝 劇場版」(※予知)


◎「NARUTO−ナルト−疾風伝 劇場版」(※運命、死、仲間、任務、護衛、巫女、兵、身代わり、一族、追手、敵、封印、封印解除、忍術、生きる、過去、真実、大切な人、犠牲者、世界の破滅)
原作:岸本斉史
監督:亀垣一
脚本:武上純希
★★★★
公開日:07.08.04

“これも運命か……”

 禁断のストーリーっていうんで映画を見てきた。
 アニメ映画全体と比べるとまあまあだけど、NARUTO作品としては上位にランクするのではないでしょうか。
 初めの方のグロテスクなシーンとか、ラストの下ネタ(あれに誰も突っ込まなかったというのは子ども向けという一応の配慮か?)とか、不要なものが多いけど、全体的なストーリーは○。
  
<運命><強い絆>ってのが強く出ててよかった。
 あと、世界が滅ぶならちょっとでも大切な人に生きてもらいたいだとか、
 いや、世界は滅んじゃいけない、お前は生きなくちゃいけないだとか、
 運命は変えられないんだとか、変えられるんだとか、
 そんな葛藤が終盤に数多く描かれている。
 哀しすぎて重すぎる巫女の役目については映画に相応しかった。
 
 物語は映画の予告編同様、ナルトの死から始まる。
 これはプロローグか? どうせこの後「それは数週間前に遡る……」とかって始まるのか?
 とけっこうドキドキだった。
 ナルトの死はホント。
 だけど、主人公(ナルト)は死んでないってのもホント。
 ある意味禁じ手だよね。
 ネタバレになるのでそこのキーワードは伏せているのですが、他作品にこういうのがないわけでもないので許容範囲の裏ワザです。 
 
 あ、あとDJ OZMAの主題歌「Lie-Lie-Lie」は最高でした。
 こればかりは似合いすぎです。
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2007年08月02日

●『繰り世界のエトランジェ』(※異能)


●『繰り世界のエトランジェ 1〜(続刊)』(※高校生、操糸術、母、異端、メイド、化け物、改造、探し人、戦い、人形遣い、作品名、刀、鞘、名家、家系、後継ぎ、薬、女子高生、蟲、実験)
著者名:赤月黎
出版社:角川書店
スニーカー文庫
第11回スニーカー大賞奨励賞
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784044731014

“私たちの力は、何のためにあるのか……
 透真はその答えを見つけなくてはいけない。
 それが、この力を受け継いだ者の宿命なんだ”


 スニーカー大賞の受賞作というだけあっておもしろかったにはおもしろい。
 だけど、エロ過ぎることが気になって気になってしょうがなかった。
 こんなとこまでいいの? ってところをさらっと描くところが逆にすごいというか。

 主人公・透真は、糸が視える。
 人を操っている糸が視える。
 そしてその糸を操ることもできる。

 そんな家系に生まれた主人公。
 ある日母さんが行方不明になったことから物語りは動く。
 山田太郎とかいういかにも偽名な男が現われ、<敵>を倒すことを依頼される。
 連続通り魔事件。

 事件を追っている時出会うのがヒロインの少女。
 彼女は人の姿をしているものの、化け物。
 自分を改造したやつを追っているらしい。

 非常に興味深いストーリーで、おもしろいです。
 謎解き楽しいです。
 だけど、どうもたまに嫌悪感も発生してきて微妙でもあります。
 とりあえず満足。
 だけど続刊は買わないでしょう。
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2007年07月30日

☆『狗ハンティング』(※力)


☆『狗ハンティング 1〜(続刊)』(※念呪者、人間科学、突然変異、生命体、DNA、殺人)
著者名:夢枕獏(原著)
野口賢
出版社:集英社
スーパージャンプ
★★★☆
出版年:2007.07
ISBN :9784088596457

“彼らがやろうとしていることは狗による人間支配よ。
 狗は駆除しなくてはならないの。絶対に!”


 遺伝子レベルの人間改造計画により生み出された突然変異。
 最初は宇宙開発の一環だったものの、それは人類に狩られる運命へと変化していく。
 見えざる手を持つ人の存在。
 人間の手により生み出された彼らだったが、
 それはやがて有害なものへ変化。
 殺すようになったが、狗たちは生き残るため人間に挑む。

 時が過ぎ、狗と人間が結婚することも珍しくなく、
 その間に生まれた子どもも力を持つように。

 狩られる存在である狗と、
 狩る存在である念呪者。
 勝手に作られ勝手に殺される彼らと、ハンター達。

 主人公は狗。
 ただし、念呪者。
 
 難しいこと書いてあるけど、理解するとけっこうおもしろい。
 人類の未来はどうなるのか、これは意外と注目しなくちゃいけないかも。
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2007年07月23日

★『SPEEDBOY!』(※特殊能力)


★『SPEEDBOY!』(※陸上、ケモノ、人間、コンプレックス、速さ、女の子、両親、塔、家、イルカ、DNA、姉、世界、愛、孤独、独り、仲間)
著者名:舞城王太郎
出版社:講談社
群像
講談社BOX
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :9784062836036

“僕は自分の人間性に自信がある。
 人間であることを疑ってない僕が、人間以外の何だっていうんだ”


 主人公の成雄は特殊な人物らしい。
 普通の人より毛深くて、
 普通の人より足が速いってこと。
 特殊な過去があるらしい彼は、陸上をやっているみたいだ。

 さすが舞城王太郎といいますか、飛躍した世界が広がってます。
 成雄は陸だけでなく、海も空も走る。
 それはヒミツとかじゃなくてみんな認識しているところがまた新しい世界。
 しかも話の時系列がめちゃくちゃときた。
 バラバラすぎて理解するのが難しい。

 成雄には名字が無い。
 一緒に暮らしている家族も、本当の家族じゃないっぽいし。
 成雄は楠夏という、同じく名字が無い女の子を好きになる。
 彼女は世界に捨てられたらしい。
 またこれが不思議な女の子でさあ。

 孤独の話。
 孤独の中で光り輝く愛。
 人と違って何が悪い。
 人と違ってても別にいいじゃないか。
 そんなメーセージがたくさんこめられていた。
 そこら辺が印象深かった。

 こういう小説を書ける舞城さんが素晴らしいですね。
 自由にかけてるって感じがする。

 最後に、これ、舞城さんの著書『山ん中の獅見朋成雄』に関係あるんですかね。
 読んだことが無いのですごい気になります。
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2007年07月11日

★『6時間後に君は死ぬ』(※未来予知)


★『6時間後に君は死ぬ』(※予言、連続殺人、ストーカー、デート嬢、事件、刑事、タイムスリップ、未来⇔過去、心理学、大学院、恋、占い師、プロットライター、夢、テレビ局、友だち、ダンサー、祖母、美術館、ドールハウス、就職、再会、日記、名前、偽名、式場、爆弾)
著者名:高野和明
出版社:講談社
小説現代
★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784062140720

“本当に自分は死ぬのだろうか。
 日付が二十五歳の誕生日になった瞬間に。”


 面白かった。
 このタイトルで読まない理由はない。
 6時間後に君は死ぬなんていわれたら、自分は果たしてどう行動するのだろう。
 そんな欲求から。
 だって気になるじゃん。
 そして6時間後にどうなっているかって。

「6時間後に君は死ぬ」そう予告されたのは主人公の美緒。
 未来を見る力を持っている男・圭史は、自分が刺されるところを視たという。
 二人は、思い当たる人物をマークするために、ストーカーの居場所を当たる。

 連作短編集です。
 共通した人は、未来予知能力を持っている圭史。
 預言者として、心理学を学ぶ学生として、占い師としてなど、いろんな形で登場する。
 彼の成長や過去が垣間見れるたびに喜んじゃいました。
 彼の能力はそこから来ているのかーとか。

 第二話「時の魔法使い」もいい。
 プロットライターの女性・未来が、子ども時代の自分と生活を共にする話。
 思い返せば過去に行方不明になったことがある自分。
 過去の自分が現在(未来)にタイムスリップしていることを悟る。
 記憶が失せていた神隠しの全貌が明らかに。

 第三話「恋をしてはいけない日」では、再び圭史の予言が登場。
 恋をしてはいけないといわれたのに限って恋をしてしまう少女が描かれている。

 第四話「ドールハウスのダンサー」は、圭史の祖母が登場。
 未来予知の能力がなぜあるのかについてほのめかされています。

 第五話は「3時間後に僕は死ぬ
 今まで自分の未来だけは絶対視られなかった圭史。
 その彼が初めてそれを視る。
 しかも自分の死を。
 数年後に美緒と再会し、死を防ごうと行動する。
 未来は変えられるのか。

 ラストは「未来の日記帳」
 マンガ『未来日記』の日記と同じ。
 自分の未来が書かれた日記を手にした人の話。
 ドロ沼系じゃないです。
 明るく終わってます。

13階段』、『幽霊人命救助隊』も面白かったけど、これもよかった。
 高野和明さんは良いですよ。
 圭史がかっこいいー。
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2007年06月29日

☆『ヒミツのわんタッチ』(※子ども⇔大人)


☆『ヒミツのわんタッチ 1〜(続刊)』(※小学生、高校生、ご近所、お兄さん、犬、研究所、脱走、秘密組織、悪の組織、
著者名:兄崎ゆな
出版社:小学館
小学五年生('06)
★★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784091403599

“もし大人になれたら、恋が上手くいくのかな”

 10歳のまおが大好きなのは、近所のイケメン高校生の仁君。
 好きな気持ちを伝えたいのに、いつも子ども扱いされるばかり。
 そんなまおが手に入れたのは、7歳だけ大人になる力。
 瀕死のしゃべる犬を助けたことで得たやつ。

 7分だけだとか1日1回だけだとか制限あるけど、あるからこそじれったくて楽しい。
 まおが好きな同級生の男の子も登場でますます面白いです。

 とはいっても、掲載誌は「小学五年生」ってこともあってけっこう子ども向けになってます。
 だけどさ、「なぜ子どもが大人になることを夢見るのか」っていうテーマがうまく描かれているんだよね。
 大人から見れば子どもは子ども。
 だけど、子どもから見れば、子どもって意外に大人なんだよね。
 自分の子ども時代を振り返ってました。
 
 組織については突っ込みどころは満載なんだけど、
 それは許す。
 面白いから許しておく。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年06月27日

☆『ラビダビスター!』(※不思議な力)


☆『ラビダビスター! 1〜(続刊)』(※携帯電話、ぬいぐるみ、相性、友だち、愛、恋、敵)
著者名:三条陸
亜月亮(著)
出版社:集英社
マーガレット
★★★☆
出版年:2007.06
ISBN :9784088461816

“まばゆ……私たちは他人ではないんだ……”

 人の心にある恋する気持ち。
 胸に宿る<星>が見える少女・まばゆ。
(星をハートとしないことは『シュガシュガルーン』と被るからでしょうな……)
 それを利用して学校でやっているのが顧問恋愛士。
 依頼を受けては男女をくっつけてます。
 その仲間には、情報収集能力のある梨花と、頭脳のある音々、そしてIT能力のある涼介も。

 楽しい日常に変化が起こったのは、見知らぬ美少女と出会ってから。
 しばらくして黒い星を持った男が現われ危うくなるが、
 いつかの美少女に助けられる。
 が、その彼女はその戦いで身体を失い、たまたま涼介からもらったぬいぐるみに乗り移り。

 形が変わり不思議な能力を得た自分の携帯とぬいぐるみを味方に、
 人を愛する心を狙う奴らと戦います。
 地球規模の戦いです。

 なんとなくワケありそうな敵の動きも意味深でミステリアスな感じ。
 期待できそうな作品です。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年06月03日

☆『NIGHT HEAD GENESIS』(※超能力)


☆『NIGHT HEAD GENESIS 1〜(続刊)』(※サイキック、兄弟、隔離、未来予知、人類滅亡、研究所、結界、予言、運命、ウイルス)
著者名:氷栗優(著)
飯田譲治(著)
出版社:講談社
原作あり
アニメ・実写
マガジンZ
★★★☆
出版年:2007.05
ISBN :9784063492866

“霧原直人と霧原直也、この二人は危険だ――”

 強力な能力を持ったゆえ恐れられ、両親に捨てられた兄弟・直人と直也。
 彼らは研究所で隔離されるが脱出。
 しかし、能力を持っているため平穏な日々は続かない。
 ちょっとつらいストーリー展開。

 サイコメトリーというか、触れると未来が見えてしまう能力らしい。
 で、自分らが人類を滅亡さてしまうとかなんとかいわれ、
 自分らでもその未来を視てしまう。

 青年誌掲載のマンガなのに、なぜか自分には女性向けに見えて微妙なところ。
 一応次も読んでみようかとは思う。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年05月31日

■『S力人情商店街』(※超能力)


■『S力人情商店街 1〜(※続刊)』(※商店街、神社、神、力、中学生、テレパシー、町内会、未来予知、念写、念動力、瞬間移動、くじ、建て直し、靴下屋、喫茶店、花屋、布団屋、友だち、友情、愛情、銭湯、カメラ、写真、将来、不安、祭り、雷、進路)
著者名:令丈ヒロ子
岡本正樹(画)
出版社:岩崎書店
YA!フロンティア
★★★★☆
出版年:2007.05
ISBN :9784265072019

“すてきだ……。
 神さまに選ばれた少女なんて……。
 まさに伝説の少女……”


 児童文学の新レーベル創刊です。
 この前理論社から<ミステリーYA!>が出たと思ったら、
 今度は岩崎書店から<YA!フロンティア>です。
 ちなみに講談社は<YA! ENTERTAINMENT>。
 
 どれも略すと<YA!>。
 ヤングアダルト層がターゲットですかね。
 本を読まない子どもが増えているらしいし。

 第一弾の一冊は、青い鳥文庫で連載中の「若おかみシリーズ(超・超おもしろいです)」で大人気の令丈ヒロ子さんの作品。
 これも一押し!!
 2巻からの展開がよりパワフルになることまちがいナシですね。

 土地神? から力を授かった少年少女の物語。

 1巻ではかなりの部分で笑わせてもらいましたから。
 吾郎の行動にウケまくりです。


 話が長くなるので続きが気になる方はここをクリック。
posted by 未衣名 at 00:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年05月18日

☆『シバトラ』(※視える眼)


☆『シバトラ 1〜(続刊)』(※警察、刑事、親友、婦警、少年課、少年少女、犯罪、父親、覚せい剤、殺人、家庭内暴力、虐待、傷、万引き、古着屋、事件、少年犯罪、少年事件)
著者名:安童夕馬(原著)
朝基まさし(画)
出版社:講談社
マガジン
★★★★
出版年:2007.05
ISBN :9784063638349

“視えちゃうんだよ。
 ふとしたきっかけで……”


『サイコメトラーEIJI』『クニミツの政』のコンビの最新作。

 見た目は中学生。でも警官な主人公の竹虎。
 そして彼の親友である小次郎。
 小次郎はかつて"杉並最悪"と言われた"へルタースケルター"の元リーダー。
 今は古着ショップの店長をしている。

 で、ちょっとしたことが視える交番勤務の竹虎は、ある日小次郎のショップで万引きを働いた少女・美月に出会う。
 この1巻は、父親から酷い虐待に遭っている彼女を救う話。
 &竹虎の地域課から念願の生活安全課少年係へと配属までを描いている。

 1つの事件の始まりから終りまでを丁寧に描いてあって、なかなかいいです。
 心の闇というか、なんというかね。
 重いものがあります。

 2巻からの方向としては、少年犯罪が中心になるっぽい。
 次は早くも6月に発売予定。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(11) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2007年04月27日

☆「コスモス」(※不思議な力)


☆「コスモス」(※特殊能力、友だち、恋、花、嫉妬、事故、ケガ、病院、見舞い)
著者名:八寿子
出版社:小学館
←『たとえこの花が咲かなくても』収録作品
ベツコミ
★★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784091308962

“能力があったってなくたって関係ないよ”

 3つの短編集。
 一番よかった「コスモス」を紹介。

 不思議な力を持つ女の子・華弥が、能力により好きな男の子・洋ちゃんの彼女・玲子を怪我させてしまう。
 心に念じたら思い通りになる系の力っぽい。
「いなくなばいい」と願ったら、嫉妬相手に大怪我させちゃったわけです。

 自分のせいだと華弥は悩む。
 自分の能力を知っている男友達・隆之に相談すると、
「だったらその力で玲子を目覚めさせればいい」という。
 
 しかし心は正直。
 どんなに願っても治ってほしくないという気持ちが強く、容態を悪化させてしまう。

 目覚めぬ彼女に哀しむ洋ちゃん。
 自分を責め続ける華弥。
 華弥の痛いほどの気持ちを受け止める隆之。

 微妙な三角関係。

 この話の好きなところは、特殊な人は自分だけじゃないってとこ。
 伊坂幸太郎の『魔王』もそうだったように、特別な力を持っている人物が、実は他にもいるのです。
 この扱いがうまいなーと思う。
 
 あとは、能力を人に移せるところ。
 ちこっとだけっていうのがまたいいじゃないですか。
posted by 未衣名 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年04月22日

☆『とある空言、ボクの秘密』(※視える)


☆『とある空言、ボクの秘密 1〜(続刊)』(※心理学、もう一人の自分、サイキック、親友、二重人格、心の闇、家族、母親、高校生、居場所、本音)
著者名:鳩也直
出版社:角川書店
ASUKA
★★★★
出版年:2007.04
ISBN :9784049250428

“俺には生まれつき変な力があった。
 人間の本心が見えるのだ”


 非常に痛々しい話。

 人が思っている心が見える、サトラレといいますか。
 心の声が聞こえる人間・瀬崎翔太が主人公。
 彼は<パラドックス>といわれる<本当の自分>というものが見える。
 人間の本体というか本音というか、それが具象化した姿。

 親友の真下とともに、人の心の闇を解き明かす。
 真下は性格に裏表がなく、かつ翔太の能力を知っている良き理解者。
 時々見える、変わりすぎたパラドックスたちを解放していきます。

 一人目は、顔に仮面をつけた少女。
 二人目は、いろんな姿を持った男の子。
ホムンクルス』に近いかな。
 あとは心の解放の『ソウルレスキュー』か。
 
 それぞれがつらい現実や哀しい過去を持ってます。
 それと対面することになる。
 人の心が見えると、見たくない現実まで見ることになる。
 人の心が読めたらいいなって思うけど、知りすぎるても怖い。

 知らないからこそ、ある程度良い関係が続けられる。
 本音が露にされたら人間、誰もが孤立しちゃいますよ。
 
 隠したいものは隠せる。
 心ってのはよくできていると思う。
 
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2007年03月23日

☆『GRANDEEK ReeL』(※能力)


☆『GRANDEEK ReeL 1』(※妖刀、オークション、声、殺し屋、精霊、相棒、仲間、氷、鎧、魔剣、狼、封印、母)
著者名:桜瀬琥姫
出版社:集英社
ウルトラジャンプ
★★★
出版年:2007.03
ISBN :9784088772431

“父にこれぞ世界一だという武器をひとつ
 自分の力で探し出して持ち帰るよういわれて旅しているの”


 武器や鎧に宿る精霊の姿を見、話できる少女ティーア。
 旅先で<声>を聞き、持ち主たちを助けていくというストーリー。
 初めは『KATANA』系かなーと思ったのだけど、そうでもない。

 主人公が持つのは伝説の妖刀グランディーク。
 その精霊のジイと道を歩んでいる。
 少女と老人という図式が好きです。
 この二人に、青年が加わってくるというのが初めの話。
 殺し屋の剣を助けるというもの。

 傷ついた心からの解放とか、そんな感じですかね。
 人間が結構描かれているので、次巻も期待できそうな感じ。
 次からですよ。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年03月10日

●『桜の國の物語』(※人ならざる者)


●『桜の國の物語 ひのこだま』(※異能、火、見世物小屋、誘い、天狗、魔境、名前、元人間、母、祖母、出生、魔物、化け物、寿命、座長、子鬼、刺青、羽団扇、七つ道具、恨み、姉、殺し)
著者名:カガミコ
出版社:エンターブレイン
B's‐LOG文庫
★★★☆
出版年:2007.02
ISBN :9784757733633

“みんな本当は自分がなんなのかなんて分かっちゃいないんだ。
 だから確かめたがるし、知りたがる”


 主人公の篝(カガリ)には炎を操ることができた。
 しかし母親は罪人で、自分はその娘。
 つらい奉公生活を強いられていた。
 そんな彼女を毎夏訪ねてくるのが長髪の美青年・流星。
 見世物屋の座長をしている彼は篝に興味があるらしい。

 異能というより化け物系といった方がいいのかもしれない。
ダレンシャン』や『妖怪サーカス団がやってくる』系の見世物小屋です。
 異能者の集まりというか化け物の集まりというか。
 自分探しとか、自分と似ている人に出会うとか、
 安楽の地を得るとか、そんな感じでしょうか。

 流星の過去のあたりもよかったけど、
 一番は篝の祖母の最期ですね。
 ちょい鳥肌が立ってしまいました。
 
posted by 未衣名 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年03月09日

●『学校を出よう!』(※能力者)


●『学校を出よう!』(※幽霊、双子、異能者、学園、友だち、寮、シスコン、ブラコン、魔物、思念体、想念体、妖獣、会長、偶然、不思議、世界、テレパス、防御)
著者名:谷川流
出版社:メディアワークス
電撃文庫1〜6
★★★☆
出版年:2003.06
ISBN :9784840223553

“我々が世界からズレているのではなく、
 世界が我々について行き損ねているのではないかと思いませんか?”


涼宮ハルヒの憂鬱』作者の別シリーズ。
 ハルヒを8巻まで読破したので(めちゃ面白かった)、他作品にも手を出してみた。

 話の舞台は、能力者だけが集められた学園。
 異能者が集められた学園といえば、『学園アリス』や『ソラにウサギがのぼるころ』ですが、また違った感じ。
 この世界の定理によるとその能力ってのは、10代の初めに発症し10年と保たず消失するこの世ならざるもの。
 微々の子どもだけに発現し、しかし大人になるとその能力は消えると、そういうひと時の能力。

 主人公の佳由季は特に能力はないんだけど、双子の妹・春奈の幽霊が憑いてるということで入学している。
 能力者は超常現象を引き起こす人物。
 能力者たちの余波が人ならざる魔物というかを生み出してしまう。
 それを退治するのも能力者の仕事。

 この世の定理というか、偶然の話というか、ハルヒシリーズでいう古泉的存在である優弥の話が印象的。
 すべてを見透かしているかのような口調の、実は最強キャラ。
 不思議を語っていく。
 面白い理論。
 能力の云々はハルヒっぽい。
 
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年03月07日

☆『ビーストマスター』(※力)


☆『ビーストマスター 1〜(続刊)』(※変身、血、傷、ケガ、獣、動物、恋愛、恋、人助け、凶暴、番長、転入生、高校生、委員長)
著者名:最富キョウスケ
出版社:小学館
ベツコミ
★★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784091308542

“礼央は私の知らない厳しい世界の
 とても難しい何かを知っている”


 動物が大好きなのになぜか嫌われっぱなしの主人公結子。
 彼女の前に現われたのは、獣のような恐ろしい目つきの男子・礼央。
 彼は彼女の学校に転入してくるのだが、クラスの皆は引きまくり。
 しかし結子だけは彼に近づいていった。

 彼はさ、悪い顔して実はいい奴ってキャラなんだけど、
 秘密があるんだよね。
 襲われて血を見ると凶暴化する。
 それでも結子は彼を恐れず近くにいるのです。
 自分を恐れない結子に、礼央は心を許す。

 礼央の守り役のトキには、

 あなたは礼央様の特別な人です。

 といわれるしね。
 彼っていったい何者だろ。
 なんかこの恋っていうかもちょっと憧れかもしれない。

 あ、あとジブリ映画「風の谷のナウシカ」で、キツネリスにナウシカが噛まれる、
ほら、痛くない。怯えていただけなんだよね?」
 というシーン。これが好きな人にはオススメ!
 そんなお話です。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年03月06日

★『魔王』(※特殊能力)


★『魔王』(※超能力、兄弟、考察、マクガイバー、群像心理、心、政治家、総理大臣、居酒屋、マスター、アメリカ、外国人、猿、映画、同僚、彼女、選挙、火事、セリフ、ムッソリーニ、ファシズム、シューベルト、宮沢賢治、じゃんけん、確率、競馬)
著者名:伊坂幸太郎
出版社:講談社
2006年本屋大賞ノミネート
★★★★
出版年:2005.10
ISBN :9784062131469

“自分に特別な能力があったらどう思う?”

 本日発売の「ダ・ヴィンチ 4月号」が伊坂幸太郎特集ということで積読中の本に手を出してみた。
 繋がってる伊坂ワールドはやはりすごい。
死神の精度』の主人公・千葉が調査中だとかいい、『魔王』の主人公・安藤の前に現われたのはかなり印象的。
グラスホッパー』というカクテルが出てきたときもビクっときた。

 自分が思ったことを相手にいわせることが出来る能力。
 それを持っていることに気づいてしまった主人公の安藤。
 ちまたを騒がすカリスマ性の持ち主・犬養(政治家)に多くの国民の心が動いていた。
 それはちょっと違うんじゃないかと安藤は考える。

 わたしは考えることが好き。
 安藤に似ているかもしれないと親近感持ちました。

 群像心理というか、多くの人がイエスといえばそれはイエスなのかと問う感じ。
 タイトルの「魔王」は、シューベルトの魔王から。
 見えない力や敵、という比喩でしょうか。

「注文の多い料理店」の心理に関しては納得。
 そういうふうに世界は形成していると思う。
 流されちゃいけないなと思う。

 特殊能力の話。
 主人公は不思議な力があることに気づかされるのだけど、
 はたしてそれは自分だけに与えられたものなのかっていうのもテーマに込み。

 特別なのは自分だけではないのに

 というマスターの言葉が真実であるかのように、
 犬養のこと、そして5年後に繋がる弟の話へと切り替わっていく。

>「呼吸」
 同時収録の短編「呼吸」が「魔王」から5年後の話。
 弟の彼女が語り部になって、今度は弟の能力が明かされる。
 これまた良い話。

 さて、積読中の『砂漠』と『フィッシュストーリー』も早急に読まねば。

>余談
 一枚の紙を25回折ると富士山くらいになるっていう話。
 いまだに信じられない。
 ぺらい紙が本当に3000メートルにもなるのだろうか。  
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2007年02月13日

●『世界平和は一家団欒のあとに』(※能力者)


●『世界平和は一家団欒のあとに』(※家族、家庭、姫、元勇者、魔法、宇宙、回復、治癒能力、ミサイル、学校、ケンカ、過去、占い、双子、ナイフ、殺人、罪、命日、姉、妹、弟、兄、父、母、神、魔王、異世界)
著者名:橋本和也
出版社:メディアワークス
電撃文庫
第13回電撃小説大賞金賞受賞作
★★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784840237161

“俺は俺の家族が好きだ。
 愛している。愛しすぎて、寄りかかってすらいるのだ。
 申し訳ないくらいに”


 公募ガイドの今月号がラノベ特集で、そこで<この本ができるまで>が書かれているのを見て興味を持った。
 まあ、もともと受賞作は全て読もうと思ってましたがね。

 高校生時代、救世主として異国に招かれた元勇者の父。
 そしてその国の姫さんである母。
 ラスボスの魔王により地球に飛ばされ、ここで暮らし始めた彼ら。
 彼らの子どもたちはみな特殊な能力を持ち、
 みなが世界平和のため、日々戦いに勤しんでいる。

 家族全員が正義の味方でヒーローでヒロイン。
 主人公を含む兄弟たちは不思議な能力に目覚めている。
 6人兄弟の詳しい能力はいろんなトコに書いてあるあらすじでも見てください。
 地球の危機を救うのが日常茶飯事。
 宇宙へ出かけるなんて当たり前の世界。
 スケールでかすぎ。
 でも、他の小説にはない破天荒さが好きだったりする。

 家族全員が関わるヒーローモノって「魔法戦隊マジレンジャー」以来かも……、
 とか思いながら読んでました。
 いや〜、楽しい家族でした。
 家族っていいなって思いました。

 なんつーか、自分の萌えポイントもいっぱい入ってるし。
 妹とか、お兄ちゃんとか(笑)、
 本気の兄弟ケンカとか、
 絶対涙を見せない七姉が泣いたとか、
 主人公は妹を殺した過去があるとか……。

 人間が良く描かれてます。
 登場人物たくさんいるのにきっちり分けられているってのがすごい。
posted by 未衣名 at 23:57| Comment(1) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2007年01月27日

★『光の帝国』(※異能者)


★『光の帝国』(※能力者、常野、遠野、記憶能力、草、事故、タイムスリップ、声、事故、山、一族、神隠し、東北、殺し、予知能力、引越し、転校、聖地、共存)
著者名:恩田陸
出版社:集英社
単行本('97)
集英社文庫
ドラマ
★★★☆
出版年:2000.09
ISBN :9784087472424

“俺にもよくは判らない。
 うちの一族がどういう一族なのか”


 自分の能力を隠しながら、ひっそりと現代を生きる<常野>と呼ばれる異能者たち。
 穏やかで知的で、権力を持たず、群れず、普通の人の中に隠れて過ごす。
 そんな常野の人たちを描く連作短編集。
 能力を持つことの苦悩、
 一般人と自分らの違い、
 能力があることで幸せだと思うこと。
 いろいろが描かれてます。
  
 記憶力にすぐれている者、
 長命な者、
 未来を視れる者、
<音>が聞こえる者……。

 不思議な話が多いです。
 個人的には「草取り」が好き。
 ひっそりと世界を護るお話です。
posted by 未衣名 at 02:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2007年01月12日

●『疾走する思春期のパラベラム』(※能力者)


●『疾走する思春期のパラベラム』(※高校生、映画部、映画、部員、部長、銃、思念、薬、戦い、戦闘集団、家族、家庭、心の闇、心理学)
著者名:深見真
出版社:エンターブレイン
ファミ通文庫
★★★☆
出版年:2006.09
ISBN :4757729863

“<パラベラム>が生まれたのはここ数年の話なんだって”

 主人公・一兎は、楽そうだからという理由で映画部に入部。
 しかしこの映画部は秘密があって……という感じで展開されていく。

 映画部の共通点は、みんな何かしらの心の傷を負っていて、みんなが<パラベラム>。
 パラベラムとは、人間の心が作り出す銃器。
 人間の精神が実体化したものらしい。
 とあることで自分もパラベラムに目覚めてしまった一兎。
 正式に映画部に入る。
 で、パラベラムが関わる奇妙な事件の捜査をすることになり、もっともっと巻き込まれていく。

 心の闇を描くのならもっともっと過去を掘り起こしてほしいのだけどちょっと浅いかなー。
 あんまり哀しいとは思えない。
 哀しいけど、よくあるパターンという感じで終わったしまった感じがする。

 でもまあ、扱ってる素材はいい。
 全体的にまあまあ楽しめました。
 こういう戦いモノは嫌いじゃない。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年12月28日

★『僕と先輩のマジカル・ライフ』(※霊能者)


★『僕と先輩のマジカル・ライフ』(※力、アパート、大学、三重、オカルト、河童、日常ミステリ、幼馴染み、自縛霊、プール、下宿、先輩、オカルトグッズ、桜、掲示板、変人、ジンクス、呪い、酒)
著者名:はやみねかおる
出版社:角川書店
角川文庫
ソフト(03/12)
★★★★
出版年:2006.12
ISBN :4043839014

“きみと春奈君が、霊能力を秘密にしているのは、理解できる。
 誰だって、他人と違うことを畏れるからね”


 強力な霊能力を持った春奈と、彼女の幼馴染みで主人公の井上快人。
 大学も同じところに通うことになった二人。
 春奈は豪華なところに住み、快人はボロアパート・今川寮に住む。
 同じアパートに住む先輩・長曽我部先輩のおかげであやかし研究会に入部することに。
 いろんな謎を、この三人が解き明かしていきます。

 今川寮の幽霊出没疑惑と管理人さんの秘密、
 自縛霊の仕業と噂される自動車事故、
 学校のプールに出没する河童、
 桜の下に死体が埋まっているというネット情報。

 一応能力者モノではありますが、力を使いまくる話じゃないです。
 カードの透視とかいろんなことできますが、先輩に対してはあくまで秘密。
 力のことは快人と春奈だけの秘密。
 周りには広げない。

 はやみねさんは変人を書くのがうまい。
 可笑しな会話を描くのがうまい。
 とぼけるのがうまい。
 
posted by 未衣名 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年12月27日

☆『ホムンクルス』(※不思議な力)


☆『ホムンクルス 1〜7(続刊)』(※トレパネーション、シックスセンス、第六感、歪み、心の闇、人、深層心理、ホテル、ホームレス、車、自分探し、孤独、眼、頭蓋骨、傷)
著者名:山本英夫
出版社:小学館
スピリッツ
★★★★☆
出版年:2003.07〜
ISBN :4091870716

“アナタじゃなきゃダメなんです。
 ホームレスの集まる公園と、常識人の集う一流ホテル。
 ちょうどその狭間にいるってところがいいじゃないですか”


 銀行マンからホームレスになり車上暮らしを続ける主人公・名越。
 彼の前に現われたのは伊藤という医大生。
 70万円でとある手術を受けてほしいという。
 頭蓋骨に穴を開け第六感を目覚めさせる実験のようなもの。
 初めは断るが、大事な車を失ったことからそれを引き受けることに。

 術後は何も起こらなかったわけだけど、ふと左目を閉じてみると奇妙な生物が見えた。
 片目をつぶるたび、人が化け物に見えた。
 伊藤いわくそれはホムンクルスと呼ばれるもの。
 過去に囚われる何かや、今囚われている何かを象徴して見える化物っぽい。
 人間の心の奥底に眠る傷や痛み、歪みのようなもの。
 名越はそれら化物のようなものの正体を探るため、その人物と深く関わっていく。

 現代社会を問う非常に素晴らしい作品。
 人の心の歪みを深く深く扱っている。
 全身がロボットで鎌を持っている男が抱える過去。
 全身が乾ききった砂でできている女子高生。

 すらすらっと解決しないところがいい。
 気になるのは、名越の頭に穴を開けた男。
 名越の左目に映る彼は、水。
 続きは来年2月かー。
 早く出ないかな。

******
ダ・ヴィンチ:今月のプラチナ本
posted by 未衣名 at 01:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年12月03日

☆『超人ウタダ』(※超人)


☆『超人ウタダ 1〜(続刊)』(※前世、運命、魂、人生、後悔、殺人鬼、警察、刑事、正義、謎解き、対価、代償)
著者名:山本康人
出版社:小学館
スピリッツ
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :4091808034

“お前も俺のように『超人』として生き、その代償として35歳で死ぬんだ” 

 いやー、なんかすごい話が展開されてるものです。
 主人公歌田の前に現れたのは、彼の前世と名乗る男。
 彼の姿は歌田にしか見えない。
 彼は大正時代を生きた殺人鬼。

 どうやら歌田の魂は、35歳までしか生きられないという代償と引き換えに、己の欲望のままやりたいことをやり生きることを許された<超人>らしい。
 それは例え人殺しでも。

 歌田の職業は刑事。
 事件を自殺として処理しようとしたりする警察内部。
 上の命令に逆らえない職業。
 思うままにいかない人生。
 
 自分は今、何がしたいのか。
 それを問いている漫画でもある。

 うわー、これすごく考えさせられる話だわ。
 自分も人のいうことに逆らえず生きている人間なのでこれはちょっと共感してしまう。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年12月02日

☆『縛り屋小町』(※霊力)


☆『縛り屋小町 1〜(続刊)』(※陰陽師、五色の糸、神、結び屋、代償、大人⇔子ども、縁、未練、属性、家庭)
著者名:竹内未来
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :4253195318

“なんでこんなことに巻き込まれちゃたんだろう”

 大人になりたいと願う主人公・チコは、幼い時に巻き込まれた火事以来、「赤い糸」が見えるようになった。
 運命の赤い糸。
 で、いろいろの後、神器である「五色の糸」の一本、白銀に選ばれ、繰り手になることに。
 五色の糸の繰り手は、神の霊力を紡ぐ者。
 彼女はその曲者が集まる陰陽師集団「結び屋」に加わることになる。
 他者の縁を結ぶ力を得たというわけ。
 未練、怨念、残留思念……まあそれ系の云々を解決していく感じ。

 縁の話といえばこの前読んだ『玻璃月蜉蝣縁物語』ですが、それとは全く別の話。

 一番の見所は、力の代償について。
 能力を得た代わりに、自分の一番大切な縁を絶たれることになるのです。
 チコの場合は見た目でぱっとわかる代償ですが、ほかの繰り手の代償については伏せられたまま。
 彼らが引き換えに奪われたものとか気になりますね。
 あとは、家庭のことですかね。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年11月29日

☆「死神」(※視える目)


☆「死神」(※死、少年少女、天才少女、人の死、病気、父、祖父、病院)
06-11-28_20-26.jpg2006.11.25
発行サイクル:月刊
作者:臼井仁志
←アフタヌーン07/1月号付録 四季賞ポータブル収録
四季大賞
★★★★
出版社:講談社                 
雑誌コード:13871-01

“いつからだろう。
 人の死が見えるようになったのは……”


 06/11/25発売のコミック誌「月刊 アフタヌーン」の付録漫画より。
 大賞受賞作とあって読めるものだった。

 人の死が視えるようになった<死神>とあだ名される主人公(本名が少しポイント)。
 その人が死ぬことが、事前にわかるようになる。

 で、あることがきっかけで一ヶ月前に転校してきた1人の少女と付き合うことに。
 彼女は一週間後に死ぬ。
 彼にはそう見えていて、しかも自分にも死の宣告が出ていた。
 しかもそれはどうやら同じ時っぽい。
 彼女はめちゃくちゃ死にたがっている変な女。

 自分の眼に間違いはない。
 2人が死ぬことは確実。確実なのか?
 2人の運命が非常に気になる話。
 微妙に危ない系ではありますが、新しい作品であることは間違いなく、楽しめた作品です。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年11月27日

☆『マヒルの用心棒』(※特殊能力)


☆『マヒルの用心棒 1〜(続刊)』(※用心棒、組織、めがね、管理人、管理人代理、神社、行方不明、姉、暗号、マニア、恩人、名前、老子の書、不老不死、国際捜査官)
著者名:大岩ケンジ
出版社:角川書店
ビーンズエース
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :4047138762

“バケモノになったお前が選択できるのは二つ。
 ここで今すぐ死ぬか、それとも苦しみぬいて死ぬかだ”

 
 代償を伴う異能力者たちの物語。
<仙丹>というウイルスの結晶により化物になった人。
 能力を持っているのは主人公の命の恩人(行方不明)の妹・マヒル。
 彼女は姉からもらったものにより能力が発現してしまった。

 彼女を救うには行方不明の姉を探すしかない。
<仙丹>の力を狙って動く様々な組織。
 主人公・幸人(能力者ではない)は彼女の命を守るためボディーガードを務めることに。

 様々な力を異能者が敵としてたくさん登場してきます。
 一見<すごい力>だと思うけど、マヒルと同様彼らにも<代償>があるのかと思うとちょっと見方が違ってくる。
 
 面白かったです。
 続きも期待できます。

 

 
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年11月26日

☆『KATANA』(※力) 


☆『KATANA 1〜(続刊)』(※刀、刀の姿、妖刀、博物館、歴史)
著者名:かまたきみこ
出版社:ぶんか社
ホラーM
★★★☆
出版年:2006.10
ISBN :4821183455

“僕は、刀自身の姿が見えてしまうのだ”

 千年以上伝統がある刀鍛冶の名門の跡継ぎである主人公・成川。
 彼は鍛冶になる気は全くなかったが、刀自身の姿(人間の形)が昔から見えていたので関わらざるを得ない状況。
 今は<研ぐ>という技術まで身についていて、
 何だかんだいいながら刀とは縁が切れていない。
 刀の状態をちゃんと見る目も持っているわけだし。

 実際に存在する刀も色々出てきます。
 ムラマサとか。
 刀好きにはいいんじゃないかと。
 扱っている内容はおもしろいです。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年11月21日

☆『霊験お初捕物控』(※不思議な力)


☆『霊験お初捕物控 1〜(続刊)』(※時代物、江戸、眼、殺人事件、桜、妖刀、奉行、岡引、刀守り、守り刀、犬)
著者名:宮部みゆき
坂口よしを(画)
出版社:秋田書店
プリンセスGOLD
★★★
出版年:2006.11
ISBN :4253154018

“それに繋がる力を持ったことは恐ろしいことかもしれぬ。
 だが…他の者にはない力を持つということはそういうことだ”


 ある日から見えないものが見えたり聞こえたりするようになった主人公・お初。
 血まみれの着物、強い想いのこもる刀。
 ここで扱われている<力>はサイコメトリーというか残留思念というか、そんな感じでしょうかねー。
 力により見えてしまったものを頼りに、お初と2人の兄(庭師と岡引)が事件を解いていく。

 原作は『かまいたち』収録の「迷い鳩」&「騒ぐ刀」。
 自分、時代物がやや苦手なのでまあまあといった感じですが、
 お初の力については今後も注目していきたいところ。
posted by 未衣名 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年11月06日

★『鳩笛草』(※能力者)


『鳩笛草,燔祭,朽ちてゆくまで』(※予知、人の心、透視、火、報復)
著者名:宮部みゆき
出版社:光文社
光文社文庫
カッパノベルス(95/9)
★★★☆
出版年:2000.04
ISBN :4334729851

“あたしは透視能力者なの。
 ねえ、警察官にとっては、すごく便利なことよね”


 能力者を扱った3つの短編集。
・「朽ちてゆくまで」
 未来予知。
 両親がなくなり、祖母が亡くなり、
 主人公の女性は遺品から過去を知る。
・「播祭」
 念じただけで発火できる女性。
 能力を使い、第三者の報復を手伝おうとする。
『クロスファイア』につながる作品。
・「鳩笛草」
 表題作。
 婦警の女性は、人の心を読む能力を持つ。

 能力者モノは『龍は眠る』に見られるよう、描き方がうまい。
 心理描写が特にね。
 他人からみればうらやましい能力なんだけど、
 それですごく苦しんでいる様子がなんともいえなくよい。
 重みが感じてて。

 短編じゃなくて長編でもっともっと読みたかったなーと思う。
 2話目に関しては『クロスファイア』を昔読んだことがある。
 超面白くて夢中になってた記憶があります。
posted by 未衣名 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2006年10月17日

☆『超能力労働隊WILD COM』(※能力者)


☆『超能力労働隊WILD COM』(※組織、誘い、葛藤、過去、テレパシスト、火、水、火事)
著者名:田村由美
出版社:小学館
 フラワー
★★★☆
出版年:1999.12
ISBN :4091370268

“けっして特別じゃない自然の能力。
 それでいて一人一人が特別ともいえるのよ”


『7SEEDS』書いている作者の短編集。
 能力者モノ。
 主人公の女の子には、昔から自分の周りで火事が多く発生していた。
 それは自分に秘められた力のせいだとは思ってもみなかった。
 ある日彼女は、謎の男達に出会い、
「自分の力に気付いたらここにおいで」と誘われる。

 短編なのでプロローグ的なことで物語りは終わるが、
 これがなかなか。
 能力者の苦悩とか、仲間ができたことへの安心感、
 そして、これから自分がどう生きるのか。
 そんなことが描かれています。
posted by 未衣名 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年09月24日

☆『ヨザクラカルテット』(※能力者)


☆『夜桜四重奏 1〜(続刊)』(※仲間、妖怪、桜、町、言葉、町長)
著者名:ヤスダスズヒト
出版社:講談社
 シリウス
★★★★
出版年:2006.09
ISBN :4063730425

“桜新町に根付く7本の霊桜……「七郷」
……にまつわる事件に違いないわ”


 ↑っていう関係の事件から町を守っている人たちの話らしい。
 4人いるからタイトルが四重奏(カルテット)。
 1巻だからかあまりあらすじははっきりしないんだけど、期待できそうなコミック。
 なぜかというと、キャラに個性がある。

「一般人」に、
 常人離れした「町長」に、
 言葉を具現化する「言霊使い」に、
 人の心を読み取る妖怪「サトリ」に、
 その他いろいろ。

 ちょっと西尾維新をかすっているかもしれない。
 早く続刊でないかなー。
posted by 未衣名 at 23:03| Comment(5) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年08月21日

☆『小鳩邸異聞』(※視える目)


☆『小鳩邸異聞』(※霊、魂、分身、異世界の男)
著者名:高野宮子
出版社:ビブロス
 ZERO
★★★☆
出版年:2004.08
ISBN :4835216296

“たしかに、何でも話しかけたり話しかけられたり
 わずらわしいといえばわずらわしい。
 このままでいれば危ないことだってあるだろう。けど……”


 おっとりとした青年と、人ならぬものたちとの交流を描くもの。
 あとり硅子さんと雰囲気が似ている。
 異界のものとのやわらかい触れ合いというか。

 高校生のとき、体の中を光の球が走った。
 見えないものが見えるようになったのはそれから。
 一話一話が短い短編になっていて、その連作短編で一冊の本にまとまっているという感じ。

 死者を見たり鳥と話したり、
 自分の分身にあったり……。
 特に大きな事件はないけれど、やさしさが魅力的。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年08月18日

☆『サイコバスターズ』(※能力者)


☆『サイコバスターズ 1〜(続刊)』(※秘密組織、仲間、戦い)
著者名:青樹佑夜
出版社:講談社
 マガジン
 原作あり
★★★
出版年:2006.08
ISBN :4063637131

“カケルを探すんだ。
 オレ達の未来はカケルに懸かってる”


 ↑というわけで探されちゃった主人公カケルは、
 一人の少女と出会う。
 平凡な日々、妄想で退屈をしのぐ日々はここで終了。
 能力者同士のバトルに巻き込まれていく。
 関係ないと思っていた自分も、微妙に能力者の疑いが出てきて、
 これからどうなるんだろーねー、みたいな1巻です。

 原作は講談社のYA! ENTERTAINMENTで3巻まで刊行中。
 当然のことながら小説の方が面白かったなー。
 マンガは導入部分にすぎないので。
 とりあえず、小説の1巻のラストにはサプライズが用意されていたから、
 面白くなるのはこれからじゃないかな。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年08月18日

※能力者たち

『サイコバスターズ』に関係しまして、能力者同士のバトルもの。
 同作者の『ゲットバッカーズ』も能力者同士のバトルものです。
 有名どころでいくと、『うえきの法則』『ONE PIECE』『金色のガッシュ!!』『NARUTO』『BLEACH』あたりもここに含まれるかな。
 
☆『アライブ 最終進化的少年』あだち とか 講談社 マガジン
 いろんな能力者同士の戦い。
 いじめ・生と死・裏切りとか扱ってるので、内容がややダーク。

☆『東京アンダーグラウンド』ガンガン
 ボーイミーツガールモノ。
 主人公が一度殺されて、それから能力が目覚めて、
 能力者同士の戦いが始まるんだったよね。
 一人の少女を助けるために。

☆『学園アリス』白泉社
 バトルというかケンカというか……。
 能力者という理由で、能力者だけの学園に閉じ込められた生徒たちの云々。
 NHKでアニメ化している。
 たしか最近、教育テレビで放送がスタートした。

☆『E'S OTHERWISE』結賀さとる
 これも能力者だけが集められた組織の話だったよな。
 
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年08月17日

☆『涼宮ハルヒの憂鬱』(※力)


☆『涼宮ハルヒの憂鬱 1〜2(続刊)』(※学園、宇宙人、未来人、超能力者、平凡な日々、異空間、神、タイムスリップ、組織)
著者名:谷川流
     ツガノガク
コミックエース
アニメ化
原作あり
★★★★★
出版社:角川書店
出版年:2006.04
ISBN :4047138118

“面白いことは待っててもやってこない。
 あたしは自分を変えてやろうと思った。
 世界に訴えてやろうと思った。
 あたしは待ってるだけの女じゃないと”


 今最も売れているんじゃないかと思っているライトノベル……のコミック版。
 どこがおもしろいんだか……という、未読時の印象がふっとんだ。
 すげーおもしろい。
 
 平凡な日常を嫌う少女涼宮ハルヒが、
 この世に存在する宇宙人・未来人・超能力者を見つけるため、部を立ち上げる。
 主人公の少年キョンを無理やり誘い、一人だけの文芸部の部室を乗っ取り
「SOS団(界をいに盛り上げるための宮ハルヒの団)」を結成。
 文芸部の長門有希を巻き込み、
 萌えキャラというだけで、巨乳でかわいい容姿を持つ朝比奈みくるを拉致、勧誘。
 さらには、季節外れの転校生古泉一樹を、「謎の転校生」という理由で部に誘う。

 ところが長門有希・朝比奈みくる・古泉一樹の三人は、
 正真正銘の宇宙人・未来人・超能力者だったのだ。
 ハルヒはそのことを知らない。
 
 これは主人公キョンの一人称で話が語られている。
 キョンは彼らから彼らの正体を聞かされ、ハルヒが「世界を思い通りに改変し、望んだとおりの出来事を発生させる能力」を持っていることを知る。
 ただし、本人にその自覚はない。
「神」と呼べるハルヒに、選ばれた存在である自分は「鍵」であり、なんらかの関係があるらしい。
 彼らはハルヒの監視役。

「三年前」がキーワード。
 いろいろと笑えるネタが多いのであきません。
 すごく楽しい。
 続き知りしりたいよ、続き。
 これは原作読まないと、と思った。

 主人公キョンの本名はまだ明かされていない。
 とんでもないカラクリがあるのかなー。

作者インタビュー
posted by 未衣名 at 23:03| Comment(9) | TrackBack(7) | 力・特殊能力

2006年07月17日

☆『目隠しの国』(※視える目)


☆『目隠しの国(全9巻)』(※過去、未来、高校生、恋、家族、絆、友だち、犬)
著者名:筑波さくら
出版社:白泉社
 LaLa
★★★★★
出版年:2000.02〜04.4
ISBN :4592177541

“いやってほど知ってるはずだ。
 オレは普通じゃない。
 人と関わるとそれが際立つ。
 踏み込まないように、関わらないようにしてきたじゃないか”


 触れた人の未来が見える、かなでと並木。
 逆に過去が見える、あろう。
 一見すごい特殊能力のように見えるが、家族や友だちには「気持ち悪い」と見放されたりする哀しい過去を多々持っている。
 しかし同じ境遇を持つ3人が出会ったことで、それがだんだん癒えていく。

 とてもあたたかい話です。
 人に触れることが一種のトラウマになってたり、
 友だちに嫌われることが慣れになってしまったり、
 親に嫌がれながらも気に入られようとする純粋な子ども時代とか、
 とにかくいろんなことがあるのですよ。

 でもやっぱ、未来を見て事故に遭う危ない人を助けたり、
 過去を見て無くなったモノや行方不明の人を探したり、
 そういう人助けもできるのです。

 信じられる仲間がいるっていいですね。
 思いっきり笑顔を見せ合える仲間っていいですね。
 遠慮する必要がない仲間っていいですね。
 
 すげーいい話だった!
 細かいところも描ききれているし。
 と、古いマンガを一気読みした今日この頃。
posted by 未衣名 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年06月29日

●『覚醒少年』(※能力者)


●『覚醒少年』(※請負人)
著者名:北山大詩(著)
出版社:富士見書房
「エクスプローラー 1〜2(続刊)」
 富士見ミステリ文庫
富士見ヤングミステリー大賞奨励賞
★★★★
出版年:2006.01〜
ISBN :4829163364

“まさか、こんな近くに同業者がいるとは思わなかったよ”

 能力者モノ。
 その能力を使いネットに寄せられた依頼を解決、金を稼ぐ系。

 思ったよりぐっと面白かった。
 主人公は両親いなくて天外孤独の透。
『クロサギ』の黒崎みたいに、違う名義での銀行口座開設とかマンション借りたりとかしている。
(高校生のくせに)
 
 彼は数年前から透視ができるようになり、それを使って事件解決(金稼ぎ)をしていた。
 で、ネットで「人類に化けた宇宙人を探してほしい」という依頼に出会ったことからある事件へと繋がっていく。

 表紙に描かれている、一年先輩の響との関係(コンビ)が素敵です。
 女性にも男性にも受けそうな感じ。 
 あとは……
 ・能力にも限界がある
 ・能力が備わった理由がちゃんとある
 ・過去話がいい。
  ↑というのも面白い理由。
 今後も期待。
posted by 未衣名 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2006年04月15日

★『ぼくのメジャースプーン』(※不思議な力)


★『ぼくのメジャースプーン』(※小学生、幼なじみ、犯罪、罪、復讐、先生)
著者名:辻村深月
出版社:講談社
 講談社ノベルス
出版年:2006.04
ISBN :4061824783

“相手に危害を加えてしまった時点で、その人の負けです”

 ぼくの小学校で飼っていたうさぎが何者かによって殺された。
 大好きだったうさぎの死体を目撃してしまった幼なじみのふみちゃんは、感情を封じ込めたまま登校拒否してしまう。
 ふみちゃんを助けたいぼくは、自分が持っている不思議な力で犯人に復讐しようと先生に相談する。
 先生も、自分と同じ力を持っていた。

 主人公のぼくが持っている力は、言葉の力。
「○○しろ。そうしなければ……」
 という、条件をつけたゲームのような感じ。
 例えば、「もう学校へくるな。さもなければ、好きな子と口がきけない」とか。
 どちらに転んでも厳しい条件のものが多かった。
 
 復讐って難しいよね。
 やりたいけど、やっちゃいけないことだから。
 名探偵コナンとか、推理ものではよくあるテーマです。
 大切な人が傷つけられたら呪っちゃってよいのでしょか?
 奥が深かったです。
posted by 未衣名 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2006年04月14日

※声・言葉の力

『ぼくのメジャースプーン』に関連しまして、
「言葉の力」が出てくる本

『ガートルードのレシピ 全5巻』草川為 白泉社
 静物に息を吹き込む感じのもの。

『夏目友人帳』緑川ゆき 白泉社
 妖怪の解放系

『あかく咲く声 全3巻』緑川ゆき 白泉社
 声に出した命令や願望が暗示になってしまう能力を持つ男の子

☆『Romancers 全3巻』浅美裕子 集英社 ジャンプ 00/3〜00/10
 言った言葉が本当になる能力。
posted by 未衣名 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年02月17日

※眼に秘密を持った人

XXXHOLIC』最新8巻読みました。
 前巻からの続き、<眼>に関わった話のラストが好きです。
 そういう方法もありなんだあと、かなり不思議に酔いしれてました。
 というわけで、<眼>を扱った話を集めてみました。

 能力系、人から譲り受けた系、秘密を持っている系……いろいろあって分類がむずかしい。

>視える能力系
『空の境界』奈須きのこ 講談社 講談社ノベルス
●『おーぷんハート ロケットライダーがいた日』鯨 晴久 角川スニーカー文庫 03/5

 とある目薬から能力を得た少女
☆『D.Gray-man』星野桂 集英社 ジャンプ 04/10〜

☆『ZOMBIE-LOAN』PEACH-PIT スクウェア・エニックス Gファンタジー 03/5〜
『魔法を信じるかい? 全3巻』谷川史子 集英社 クッキー 00/12〜01/12

 死神と関わることで、人の命が見えてしまう。

☆『ペンギン革命 1〜2(続刊)』筑波さくら 白泉社
『もやしもん』石川雅之 講談社 イブニング

 菌が見える大学生が主人公

>カギ系
☆『犬夜叉』高橋留美子 小学館 サンデー
☆「今日からマ王!」原作:喬林知 アニメ版>
(原作全部読んでないのでそっちは不明)

******
☆『Get backers―奪還屋―』青樹 佑夜, 綾峰 欄人 講談社 マガジン
 邪眼を持つ男が主人公
『幸福眼少女』麻田奈利 リーフ出版


☆『3×3 EYES 全40巻』高田裕三 講談社
☆『三つ目がとおる』手塚治虫
☆『幽遊白書』冨樫義博 集英社 ジャンプ


☆『BLACK CAT 全20巻』矢吹健太郎 集英社 ジャンプ 
 未来が見える目。眼帯系
☆『NARUTO』岸本斉史 集英社 ジャンプ
 技をコピーする目とか、バンドに隠された眼とかいろいろ
『ナイトメア☆チルドレン 全5巻』藤野もやむ
 ワケあってグラサンで目を隠している


『ガートルードのレシピ 全5巻』草川為 白泉社 LaLa 02/02〜03/10
☆『どろろ』手塚治虫


『妖怪アパートの幽雅な日常』
 左目に眼帯をした人物が出てくる。
 本人曰く、「妖精王に忠誠を誓うため捧げた」

>その他
『鋼の錬金術師』荒川弘 ガンガン スクウェア・エニックス
『蟲師』漆原友紀 講談社 アフタヌーン
『満月の涙の結晶は』水玲沙夜子 講談社 ホワイトハート
posted by 未衣名 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2006年01月06日

★『龍は眠る』(※能力者)


★『龍は眠る』(※サイコメトリー、事件、謎解き、罪、苦しみ、少年)
著者名:宮部みゆき
出版社:新潮社
 新潮文庫
 第45回日本推理作家協会賞
出版年:1995.01
ISBN :4101369143

信じる信じないの問題じゃない。
 それはそこにあるんです
。”


 現代世界に存在する、超常能力者の話。
 物や人に触れることで、それらが持っている記憶を辿ることができる。

 すっごいおもしろかった。
 500ページなんていう長さは関係なし。
 むしろ、もっと続いてほしいくらい。
 宮部みゆき作品で一番良かったです。
 リアルすぎて、わたしは心の中でずっと“慎司〜”と叫び続けていました(笑)。
 この子能力者なんですけど、哀しい少年なんですよ。

 超能力者の話って、何のリスクも伴わず使われている小説やマンガが多い。
 でもこれは、能力を持っていることの苦しみとか生きる辛さが
 これでもかってくらいに溢れていて、
 深く深くわたしの心に突き刺さりました。
“多少のリスク”というレベルじゃない。

 これ読んだら、能力者を“うらやましい”なんていえません。
 せつなすぎます。
posted by 未衣名 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2005年12月29日

●『幸福眼少女』(※力)


●『幸福眼少女』(※友だち、魔物、異世界からの使者、葛藤、罪、瞳、記憶、名前、動物、里、混血)
著者名:麻田奈利
出版社:リーフ出版
 ジグザグノベルズ
 ネットノベル
出版年:2005.12
ISBN :4434071920

“悠里に見つめられると、
 すごく幸せな気持ちになれるの。
 世界がすべて自分のものになった気分になって……”


 ネットから書籍化されたもの。

 普通の高校生伊藤悠里
 彼女の元にある日突然魔物が現れ、
 自分が反逆者だといわれ襲われる。
 簡単にいうと、彼女が持つ“幸福眼”による云々で秘められた過去があり、を犯し、
 その記憶を奪われこの世界に追放され、
 何年かして彼女の力を奪おうと敵が来たという感じ。

 全く記憶にない罪をどうしろっていうのか。
 当然彼女は戸惑います。
 現代に魔物なんてありえませんし。

 飼いカイザー
 信頼のおける友だち沙織(お嬢様)。
 幼なじみの一樹(実はあちらの世界の半能力者で……)。
 異世界からの、彼女を知る訪問者(昼は猫の姿)。
 ピンチのとき助けてくれる謎の騎士
 悠里は、仲間とともに自分の過去を紐解いていく。

“幸福眼”のことがあまり理解できないのですが、
 おもしろかったです。
 しっかりした描写だし、キャラクターもしっかりしているし。

 これってまだ続編ありってことなのかな。
 完全解決ってわけじゃなさそうだ。

参考HP
posted by 未衣名 at 20:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2005年12月28日

☆『テレパシー少女「蘭」』(※超能力)


☆『テレパシー少女「蘭」 1〜 ねらわれた街 前編』(※転校生、中学生、友だち、恋人、幼なじみ)
著者名:いーだ俊嗣
 あさのあつこ
出版社:講談社
 シリウス
 青い鳥文庫
出版年:2005.12
ISBN :4063730042

 “私にある力がどんなものかかまだわんないけど
 どんな力があってもなくても
 私は私だもの”


 青い鳥文庫で出版中のシリーズをコミック化したもの。 
 原作大好きなもので、かなりうれしかったです。
 原作の雰囲気壊してませんし、安心してます。

 超能力を持つ、二人の少女が主人公。
 普通とは違う力を持つことについてとか、
 人間同士のふれあいとか、
 あたたかいことがたくさん描かれています。
 ツンツンしている翠と、蘭のコンビは最高。
 
 一巻は、「ねらわれた街」。
 超能力を持つ二人の前に、謎の仮面人物が現れる。
 その謎解きをしていきます。


◎原作リスト
 第1巻:「ねらわれた街」 99/3
 第2巻:「闇からのささやき」 00/6
 第3巻:「私の中に何かがいる」01/6
 第4巻:「時を超えるSOS」 02/2
 第5巻:「髑髏は知っていた」 03/2
 第6巻:「人面瘡は夜笑う」04/2
 第7巻:「ゴースト館の謎」05/2
posted by 未衣名 at 01:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2005年12月15日

◆『プラネタリウム』(※不思議な力)


◆『プラネタリウム』(※中学生、学校生活、青春、恋、悩み、受験)
著者名:梨屋アリエ
出版社:講談社
出版年:2004.11
ISBN :4062126494

 4つの短編からなるストーリー。
 ファンタジーだけど、リアル!
 おもしろいっ。
 一人称だから、ついつい感情移入してしまうよ……。
 幻想的でうっとりしてしまいました。

第1話「あおぞらフレーク」
・どっちにするか判断がつかなくなると警告音が鳴る少女
 けっこうオタクちっくな小説家志望の友人も好きです。
第2話「飛べない翼」
背中に翼が生えていることは誰にも内緒、学級委員長(男)。
 秘密を知っているのは、ひきこもりの30代女性。趣味はアニメビデオ鑑賞。
第3話「水に棲む」
・宙に浮くセンパイ
 絵が素敵。
第4話「つきのこども」
に酔う少女と森に恋して木になる少女。
 かぐや姫に憧れている方は必見!

 別々の話でも、わずかにリンクしているのでそれも魅力です。
posted by 未衣名 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2005年12月13日

☆『あかく咲く声』(※不思議な力)


☆『あかく咲く声 全3巻』(※声、学校、請負人、組織、警察、狐)
著者名:緑川ゆき
出版社:白泉社
 LaLa
出版年:2000.01〜2001.4
ISBN :4592177517

 無口辛島君のことが気になり、秘密を探ろうとするクラスメートの国府さん。
 彼女は、彼が持つ“”の秘密を知ってしまう。
 それはとても心地よい声で、命令や願望が暗示をかけてしまう力があった。
 例えば、“動くな”といわれれば、絶対に動けなくなってしまう。

 そんな能力を買われて、辛島君は警察の特殊部隊の人と、日々悪いやつをやっつけています。

 ドロドロしくないさわやかな展開が大好き。
 
posted by 未衣名 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2005年11月02日

●『空の境界』(※能力)


●『空の境界 (上・下)』(※殺人、ほのかな恋)
著者名:奈須きのこ
出版社:講談社
 ノベルス
出版年:2004.06
ISBN :4061823612

 世のあらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”を手に入れた少女。
 表紙の彼女のことです。

 おもしろい!!
 章ごとに一人称だったり三人称だったり、主となる人物がころころと変わって読みずらいとのですが、一通り登場人物の性格などを理解するとこれもいいやり方だと思う。
 式がかっこよすぎ!
 クールなところがいい!
 男だと最初は思っていたけど、これが女の子っていうギャップもたまらなくよいです。
 後半から登場する臙条巴とのやりとりも最高にいい!
 西尾維新に負けないくらいです。

魂をゆさぶるラブストーリー
 これが新聞での宣伝文句。
 魂をゆさぶられるかは読者しだい。
 ちなみにわたしは、ゆさぶられてはいない。
 だけど、すごくいい!

私がほしかったのはナイフでもなんでもなくて、ただその手の平だったんだ。この先どんな事があったって、私はこの手を放すコトはないと思う
 殺人を繰り返している式と、幹也っていう男の子のことなんですけどね、同人小説をなめちゃいけないって思いました。
 初めは6部のコピー誌だったなんて信じられません。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 力・特殊能力

2005年10月31日

☆『もやしもん』(※特殊能力)


☆『もやしもん 1〜2(続刊)』(※菌、農大、酒)
著者名:石川雅之
出版社:講談社
 イブニング
出版年:2005.5〜
ISBN :4063521265

 農学部を舞台としたキャンパスライフ。
 農学部って本当にこんな感じなんですかね。
 もしそうだとしたら、ここメッチャ良いとこですよ。

“菌”が肉眼で見えるという大学生が主人公
 例えば、空気中の菌が見えたり、手についている菌が見えたり……。
 ヨーグルト菌、インフルエンザ、カビ……。
 いろんな菌がイメージ化されてます。
 しかし、これが全く汚くない。
 かわいくて楽しいのです。

 菌の声まで描かれていて、これまた良い。
“糖うめー”とか“こんちわー”とか“ぼくの家つくるぞー”とか、どっかのテレビCMみたいなことになってます。

 菌の登場人物紹介も毎回柱に描かれていて、心が和みます。
 ストラップにならんかなあ。

 統一感のない表紙にも注目。

朝日新聞の書評(05/06/12)


ト、トレビアーン、発酵食品対決!『もやしもん』vs『沼地のある森を抜けて』
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(3) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2005年09月05日

☆『うえきの法則 全16+α』(※能力)


☆『うえきの法則 全16+α』(神、バトル、仲間)
著者名:福地 翼
出版社:小学館
 サンデー
出版年:2005.01
ISBN :4091270360

 神様候補が中学生にチカラを与え、戦って一番になればみごと神サマに。
 ごみを木に変えることができる力を持つ、植木耕介の物語。
 特殊能力は、「○○を○○○に変える力」っていうのがお決まりのようです。
 正直すぎる主人公が笑える。

 現在、アニメが放送中。
 サンデーでは続編連載中。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 力・特殊能力