“人間は皆、心に音楽を奏でている……
◎「仮面ライダーキバ(全48話)」(※運命、人間と化け物、過去と現在、変身、仲間、王、女王、異父兄弟、タイムスリップ、母、父、息子、混血、生き残り、一族、バイオリン、音楽、力、結婚、片想い) 原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹
米村正二
テレビ朝日
★★★★★
08/1/27〜09/1/18
おれはその音楽を守りたい……”
昨日最終回を迎えた仮面ライダーキバの全体感想をば。
これはよかった。
キャラ的には電王のほうがいいんだけど、
キバははストーリー構成が素晴らしい。ネ申。
物語の構成って、今を語って過去を語ってまた今を語るっていうのが普通だと思うんですよ。
でもこれは常に現在と過去を語っているのです。
どうすればそんなことが可能なものかってわけですが、
見事にやってくれました。
今の話には常に過去が絡んできており、
過去の話もまた常に未来に絡んでいる。
それがより物語を盛り上げている。
第一話こそこんなつまらない話はないと思いましたが、
見捨てなくてよかったと思う。
二話三話もわけがわからなくて見捨てようと思ったんだけど、
見続けてよかった!
わけがわかってくるとこんなに面白いドラマはない。
母娘愛、父息子愛、母息子愛、そして兄弟愛。
とにかく<絆>が強かった。
大切な人を守るため……
どれだけ感動させられたことか。
過去と現在の螺旋構造がそれをより素晴らしく魅せている。
――でも。
残念なところもある。
あえて挙げるならラストのオチと、
伏線回収がイマイチだったこと。
ゆりの夫は誰なんだとか一番はこれなんですが、
他にも第一話の渡のわけのわからないアレルギーとか、
渡は誰と結婚したのとか、野村静香の存在って結局何? とか。
なんていうか、結局なぞを残したままの終わり。
あれだけ盛り上げておきながら麻生ゆりをスルーとはひどすぎる。
でもまあ……。
特撮で仮面ライダーという括りから一定のファンしか見ないと思うのですが、
マンガやラノベ好きな人にはぜひお薦めしたい作品です。
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>前作の感想
◎『仮面ライダー電王』


