“死んだ猫を見つけると、家に持って帰る。
★『猫泥棒と木曜日のキッチン』(※母親の家出、父親、異父姉弟、高校生、友だち、片想い、先生、相談、猫、捨て猫、死骸、交通事故、弔い、墓、泥棒、猫屋敷、家族、料理、不妊手術、子猫、サッカー、スーパー) 著者名:橋本紡
出版社:新潮社
新潮文庫
メディアワークス
単行本(05/8)
★★★★
出版年:2008.11
ISBN :9784101351827
庭に埋める。
そんなことをして叱る大人は、もういない”
電撃から単行本で出ていたのが
新潮文庫で登場。
歪んだ物語っていえばそうだけど、けっこう好きだ。
自分も外れた人生送っているので……。
ある日お母さんが家出した。
父親はもともといない。
父親違いの弟コウちゃん(5歳)と2人暮らしの高校生のみずき。
そして彼女に片想い中の健一くんたちの物語。
健一くんっていうのはみずきと学校は違うんだけど、
彼女が猫の死骸を持ち去ろうとしているところを目撃し、
それから親しい間柄になっている。
親の家出を何とも思わない彼女。
庭に大量の猫を埋めている彼女。
妻子持ちの先生に恋をする彼女。
そしてある日地獄を見た彼女は、最後に犯罪へ走る――。
猫を飼っていた自分としてはかなり共感できる猫事情。
生き物を捨てちゃいけないよ。
そして、みずきにも健一にも、わかるわかるってところが多かった。
二人の関係も好きだ。
あとどうでもいい? 話、
解説のネタバレ率が高すぎて驚いた。
こんなにバラしてしまっていいのだろうか。
これだけ読めば十分に読書感想文かける勢い。



何冊か読んだなぁ
空色ヒッチハイカーとか。
この方、最初電撃文庫でいろいろ書いていたんだけど今はいろんな出版社で一般文芸を書いているみたい。
ぽつぽつと読んでいるけど、
強いようでいて壊れやすい感情とか、女の子の繊細な部分とか以外に自分の感性とマッチして好きです。
男性作家では珍しい方。個人的に。