2008年07月02日

★『パークチルドレン』(※10代)


★『パークチルドレン』(※居場所、青春、遊園地、警備、子ども、夜、異世界、仲間、恋、クラスメート、同級生、事故、過去、新聞記事、傷、母親、父親、妊娠、兄弟、離婚、閉鎖、先生、星、月、名前、生きる、命、運命、ルール、孤独、川)
著者名:石野文香
出版社:小学館
第8回小学館文庫小説賞
★★★★☆
出版年:2007.10
ISBN :9784093861915

“家があるのにそこに居場所がない。
 だからここに集まるの。
 ここに、あなたの場所があるわ”


 最近読んだ小説の中では一番ピュアでそれこそ<青春っ!>と呼べるものだった。

 なんだろ。
 自分もそういう月の裏側みたいなもんがあるからだと思う。
 だからこそ共感する部分があったのだと思う。

 居場所・楽園ってなんだろなっていう物語です。

 主人公・水香は両親の離婚があったり学校に居場所のない女の子。
 ある日忍び込んだ遊園地(閉鎖されている)で同級生の女の子・千夏と出会います。
 しかしクラスメートといってもまともに言葉を交わしたのはこの日が初めて。
 水香はパークチルドレンの仲間に入り、
 1つ上の直澄や遊園地に住むキョージュに知り合う。

 生き方の話だったり、命の話だったり、見えない鎖とか運命みたいな話だったり。
 ストーリーが進行していくにつれいろんなことに理由が付けられていく。
 それが見事だった。

 プラス、
<なんで自殺しちゃいけないの?>っていう答えに説得力のある本。



 妊娠のやつはちょっと飛躍しすぎで「えっ?」って思うけど、
 それでも全体的には○。


 紹介してくれたkokiさんありがとうございました。
 やっと読了です。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(1) | 10代・若者
この記事へのコメント
面白いでしょ(ぉぃ
こういう「子供たちのためだけの居場所」とか...
Posted by koki at 2008年07月03日 18:59
>kokiさん
うん、面白かった。
ディズニーランドはもちろんのこと、遊園地って夢があるし住みたいって思うし、そういう意味でもいい舞台設定だよなーって思いました。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年07月03日 20:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL

※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。

『パークチルドレン』石野文香
Excerpt: 内容紹介閉鎖した遊園地を舞台にした少女の成長物語「第八回小学館文庫小説賞」を受賞した作品の単行本。家にも学校にも自分の居場所を??..
Weblog: Out of thin air
Tracked: 2008-08-12 09:48