2008年06月15日

◆『リトル・リトル・プリンセス』(※月→地球)


◆『リトル・リトル・プリンセス 1〜(続刊)月夜のヒミツ』(※月の住人、お姫さま、女帝、試験、補佐役、小学生、年齢、月の都、かぐや姫、竹取の翁、子孫、皇女、協力者、通力、瞬間移動、月帝、ティアラ、友だち、共同生活)
著者名:三條星亜
出版社:理論社
フォア文庫
★★★☆
出版年:2008.06
ISBN :9784652074879

“試験? 協力者? 
 竹取の……子孫? わたしが手伝う?”


 いやー、おもしろかった!!
 自分が小学生だったら間違いなく★★★★☆と書いてたと思う(笑)
 大人の自分から見ても巧みに構成されているんですよね。
 や、見事な伏線。
 やられたという感じです。
(じゃあなんで評価が低いかというと、
 それはボリュームの問題)

 作者さんは児童文学作家ではなく、少女向けのラノベを描いている方。
 最近はフォア文庫に限らず青い鳥文庫とかカラフル文庫とか児童書でもけっこうラノベ作家を起用しているし、
 挿絵の方もラノベの絵を描いていたりするから、
 ラノベと児童文学の境界線が薄れる日も近いかもしれません(って、これはいいすぎですね)。

 んで、本書のこと。
 主人公の女の子さくらは、ある日かわいい人形を拾います。
 でもそれは人形ではなく、実は月からやってきたお姫さま・ひさや。
 ひさやは月の女帝になるための試験をクリアすべくやってきたみたいで、
 日本にいるという<協力者>探しを頼まれる。

 夢見る女の子のためのファンタジーに仕上がってます。
 ラノベ読みから見ると、
 ひさやが微妙にツンデレっていうか、正確にいうとそうじゃないんだけど、
 っぽいところがあって苦笑しました。
 友だち想いはいいもんですよ。

 あと、補佐役の夜光。
 こういうキャラはお姫さまには絶対的な存在ですよね〜。
 まるマでいうコンラッド。
 十二国記でいう景麒。
 彩雲国でいう静蘭とかになるんかな。
 
 これからも注目していきたいシリーズでした。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 異世界→現代
この記事へのコメント
ラノベと児童書...

境界線は現状維持しててほしいなぁ
あんまし薄れるのもちょっと。
Posted by koki at 2008年06月18日 23:56
文章のやさしさ難しさは高校生と小学生では全然違うので同じになるというのはないけれど、
似通ってきているかもというのは感じるんだよね。

境界線がなくなるのはないと思うけど。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年06月19日 15:19
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL

※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。