2008年05月31日

●『死神のキョウ』(※死神)


●『死神のキョウ』(※高校生、友だち、転入生、同居、護衛、過去、名前、事故、両親、記憶操作、同級生、恋心、告白、事件、死、仕事、命、従妹、役割、寿命、均衡、禁忌、魂、記憶喪失)
著者名:魁
出版社:一迅社
一迅社文庫
★★★★☆
出版年:2008.05
ISBN :9784758040020

“そういう力があるってことは、しても良いってことなんじゃないか?
 本当に駄目ならそんな力自体無いと思うんだ”


 これは是非多くの方々に読んでいただきたい。

 不器用な少年と、素直になれない死神の女の子の切ないストーリーが綴られてます。
 これはストーリーを多く語らない方がサプライズできるので、
 あらすじはあえて書きません。

 前半は同棲やお風呂とかツンなところとか王道な男性サービスが多く入っていてそこが楽しかったり、
 意外にも女性サービスも豊富で、ニヤニヤしっぱなしでした(笑)
 女性にもウケはいいんじゃないかな。
 少年向けのラノベとしては本当に意外ですよ、こういう匂い系を取り入れるっていうのは。

 そんで、後半は一転してシリアス展開へ。
 全く予想もしていないストーリーに度肝を抜かれました。
 いわれてみれば各所に伏線はあり、なんで気づかなかったんだと悔しかったです。
 
 タイトルからもわかるように死神の話なんですけど、
 死神の仕事(役割)っていうのが、こういう考え方もありだよなーという非常に納得できる内容で、
 さらに死神もフツーの女の子で、フツーに子ども時代があったとか、
 過去話が切なすぎで、年頃の女の子になった今の性格がツンツンなことを考えると、
 ますます切なさを引き立たせてくれます。

 なんていい話なんだ! 

 とか思ったのですが、しばらくして「あれ? でも根本的なこと終ってないよな?」
 ということに気づきました。
 機会があったら次も続くらしいです。

 久しぶりに心地良いラノベを読んだ。
posted by 未衣名 at 11:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 死者・死神・魂
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死神のキョウ/魁
Excerpt: 死神のキョウ (一迅社文庫 か 1-1)/魁¥670Amazon.co.jp【「はじめまして、死神です。あなたのことを守りにきました」「いや、殺しに来たんじゃねぇの?」笹倉恭也は不幸の神様に見込まれて
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