“この時ぼくは考えもしなかった。
☆『モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚の物語 全7巻』(※罪と罰、刑務官、拘置所、囚人、犯罪、人殺し、過去、死刑囚の子ども、冤罪、家族、兄妹、養子、父親、母親、弁護士、復讐、絆、信頼、絞首刑、死刑、償い、恋人、面会、手紙、反省、恐怖、保護房、自殺、上司、運命、施設、犯罪被害者) 著者名:郷田マモラ
出版社:双葉社
アクション
平成19年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞
映画化決定
★★★★★
出版年:04/12〜07/7
ISBN :9784575830408
いつか自分も誰かを処刑する日がやってくることも”
現代の死刑制度のあり方を問う漫画。
光市母子殺害事件の判決に死刑が出たので、それ関連でちょっと。
死刑判決が下った囚人が余生を送る拘置所で、
そこにいる死刑囚と新人刑務官・及川直樹との魂のやり取りを描いたもの。
囚人はただの犯罪者というわけではなく、
全員が死刑判決下っている死刑囚というのがポイント。
全員が凶悪犯というわけです。
これを読むと裁判の見方とかが変わるかもしれません。
裁判ではわからなかった本当の犯行理由や本当の想いというのが徐々に明らかになっていくのですが、そこには深い深いわけがあったりして、
いろいろと考えてしまいます。
今回の光市の元少年も、嘘をたくさん積み重ねているのかなあとか。
本書の渡瀬満という犯罪者に関してはもう本当に考えさせられることが多く、正直いって後半のほうは号泣しぱなっしでした。
犯罪者はいろいろと黙秘するけど、その裏には自分にとって大切な過去があり、大切な人物がいて、守りたいものがあって、凶悪犯といいながらやはり人間だなあって感じる。
同情ってわけでも死刑制度に反対ってわけじゃないけど、
知っておいてほしいことが非常に多く詰まっているコミックです。
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