“ちくしょう、おれはなにもできないのか?
●『セキララ!!』(※高校生、小説のヒロイン、敵、ボーイミーツガール、同居、彼女、友だち、軽音楽、元オタク、脱オタク、ネット、ペンネーム、HN、掲示板、サイト、過去、事件、作者) 著者名:花谷敏嗣
出版社:エンターブレイン
ファミ通文庫
第9回エンターブレインえんため大賞小説部門奨励賞
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784757740112
どうすればいい! なにかあるはずだ。
この物語は、おれが書いたんだから――”
主人公・拓巳の目の前に現われたのは、
昔ネットで公開していた自作小説のヒロイン・火琉奈のコスプレ女?
しかしそれは<本物>。
しかも出会い方やストーリーの流れ・性格設定まで同じ。
どーなんってんだ。
おれはこの小説にトラウマがあり思い出したくもないというのに……
というのが流れ。
これはおもしろかった!!
火琉奈がかわいいし、
協力者として出てくる久実本も嫌いじゃないし、
ブタマルGTさんが出てきてまたおもしろくなってきたし、
彼女である桜さんもまた絡んできて、
いろいろありはしたけど、あの小説を書いてよかったと思えたんじゃないかなーと。
過去との対峙部分部分はよかったですよ。
ただ、どーしてこんなことが起こったんだろうっていうのが不明でそこが残念だったかなと思う。
火琉奈はどこへ帰ったの? とか思っちゃう。
小説での出来事が現実にということから『名探偵コナン』の同じような話を思い出し、「なぜ起きたのか」のラストを楽しみにしていたのに!


