“わたしは生命力が弱い。
★『赤×ピンク』(※廃校、六本木、小学校、夜、アルバイト、社長、客、10代、若者、格闘、戦い、都会、成長物語、恋、男、過去、虐待、空手、SM、女王様、フリーター、結婚、ショー) 著者名:桜庭一樹
出版社:角川書店
角川文庫
ファミ通文庫(03/2)
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784044281021
生きることそのものに偏差値をつけたら
42ぐらいなんじゃないかと思うんだ”
直木賞作家になった桜庭さんのラノベ。
を一般向けに出版されたもの。
ファミ通文庫として出された当時は、自分の中では『最終兵器彼女』ブームが起きていたのでこの本の存在は知っていたけれど、桜庭さんにはまだ興味なくて読んでいなかった。
ただなんとなくタイトルで敬遠してた。
改定されたものをこの期に読んで見ると、
見逃さなくて良かったなと思った。
さすが桜庭さん。おもしろかったです。
若い女の子の心の闇というか悩みっていうか、そんな繊細のものを扱いつつ、
ガールズブラッドだかっていう、夜の廃校で行われている非合法バトルを描いているの。
普通の女の子なら無縁の世界だからこそ、
彼女らはどんな人生を歩んでこの世界に辿り着いたのかとか、
そういうのって気になる。
物語に惹きつけられてしまう。
21歳でありながら14歳キャラとしてショーをこなすまゆ。
SMの女王様ミーコ、
空手少女皐月。
一部表記に誤りがあったりはしますが、
戦う3人の女の子の連作短編。
こういうのは、いつか辞めないといけないと思う。
いけないことだと思うのね。
でも、こういう場所も必要なんだと思う。
成長する場として、必要なんだと思う。
好きだなあ、こういうの。



面白かったですね。
昔の作品でも桜庭さんらしい味わいで引き込まれました。
トラックバックさせていただきました。
わかるわかるっていう女の子の気持ちがたくさんあってすぐに世界に引き込まれてしまいました。
非日常って部分もよかったのかもしれません。