“人によってや憐れまれたり逆に蔑まれたりすることもある。
☆『デス・スウィーパー 1〜(続刊)』(※死者、自殺、仕事、生死、死体、遺体、遺族、同僚、兄、バイト) 著者名:きたがわ翔
出版社:角川書店
コミックチャージ
★★★★☆
出版年:2007.12
ISBN :9784047250024
けどこの仕事は、誰かがやらなきゃならないんだ――”
事故や事件現場の清掃をする特殊清掃の仕事が描かれているコミック。
腐敗した遺体や現場の後始末です。
わたしも含めて、多くの人は死体はきれいなものと思っていると思う。
原形をとどめていないだとか、腐り果てているものなんて見たことがないので考えられないのだと思う。
本当はこんなにも汚く醜いものとリアルを語っているのがこのマンガ。
特殊清掃の現場が描かれています。
この巻は、自殺者がメイン。
この前石田衣良がNHKの仕事で「自殺願望のある少女に自殺を思いとどまらせるための童話というのを書いてくれ」みたいなことを引き受けてやっていたけど、
本書はまさしく、自殺志願者に自殺を思いとどまる本ではないかと思う。
ミイラになればいいですけど、こう醜く変貌したり周りの人に迷惑をかけるのかと思うと普通はやめるよ。
見るものじゃないけど、人間なのだからこういうとこも知ってなきゃならんのだなあと思った。
心臓が止まると人間はどう朽ちていくのか。
後始末とはどんなに過酷なものなのか、軽くでも知ってほしいと思う。
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>関連図書
★『モップガール』
同じく特殊清掃の現場を描いた、こちらは小説。
☆『死化粧師』
死体を腐らせないためにキレイにするエンバーマー。
死体と向き合う職業に就く青年が描かれている。



今回もすばらしい。
マンションやアパートにまぎれるゴミ屋敷の話と、遺品供養、孤独死、動物虐待。
緊迫するのは三輪さんのこと。
人の死体は平気なくせに猫の死骸はダメという伏線をちらつかせ、過去の話へ。
6年間ずーと病院で眠り続けていたらしい。
秘密の地下室で倒れてしまう玲児に、主人公はこの場をどうクリアするんでしょう。
猫の続きとミイラと奇妙な自殺志願者のこと。
死は、死は、死とは……。
なんかいろいろありすぎてここに書ききれん。
死は人を狂わせるんだなあ……。