“働いているうちに見方が変わったんです。
★『シンデレラ・ティース』(※アルバイト、大学生、日常ミステリ、夏休み、受付嬢、事務、歯科衛生士、技工士、恋、お客、虫歯、ナンパ、告白、デート、留学、叔父、治療、口臭、難聴) 著者名:坂木司
出版社:光文社
ジャーロ
★★★★☆
出版年:2006.09
ISBN :9784334925154
確かに歯の治療はとてつもなく不快だけど、
ここの人たちなら信じられるかもしれないって”
すげーおもしろかった。
『ホテルジューシー』読了後だったため、よけいにテンション上がってしまったのです。
姉妹本というだけあって、素晴らしくリンクしているのですよ。
これ読んだら『ホテルジューシー』がかなりランクアップ。
同じくらいおもしろい。
どっちが上ってのがない。
友だち同士のサキとヒロ。
サキは歯医者さんでバイト。
ヒロは沖縄のホテルでバイト。
2人は普通の大学生でありながら、この夏に素晴らしい経験をするのです。
主人公として、脇役として、互いが両書に絡んで出てきます。
人の人生って、誰もが素晴らしい経験を積んでいるものですね。
自分だけが特別じゃないってこういうことをいうんだと思う。
さて、本書は大嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになったサキの話。
不条理な利用客に腹を立たせながら、
でもそこにはそれなりのちゃんとした理由があったみたいな日常ミステリ。
歯医者の受付やってみたい。
やってみたくなっちゃいました。
さらに、映画『耳をすばせば』を連想しそうな恋もあったりなんかして。
個人的には四谷さんとラブな関係になると睨んでましたよ。
いい感じになったときはやったと思いましたね。
憧れるなあ。こういう関係♪
シンデレラ・ティースって、こういう意味もありましたかっ。
他にお気に入りの話は、遊園地のお姫様。
お姫様の過去と今の話を聞いたらせつなくなった。
おじさんと若い子のカップルは「え!?」と思うことが多いけど、応援したくなっちゃう。


