“たとえでたらめでも自分を信じて対決していけば、
☆『魔王 1〜2(続刊)』(※超能力、自警団、兄弟、弟、自警団、思考、高校生、先輩、クラスメート、彼女、両親、喫茶店、マスター、不良、新都心計画、宮沢賢治) 原作:伊坂幸太郎
大須賀めぐみ(画)
出版社:小学館
サンデー
★★★★
出版年:2007.11
ISBN :9784091212245
世界だって変えられる。”
ちょっと、ちょっとこれはいいんじゃないの??
伊坂幸太郎作品2冊目のコミック化(1冊目は「陽気なギャング〜」)。
1&2巻同時発売の『魔王』です。
心に思ったことを人に言わせることができる能力を持ってしまった安藤。
そして、自警団のリーダーで怪しい動きを見せる犬養。
新都心計画で揺れる街で今何が起こっているのか。
原作『魔王』を溺愛しているわたしですが、こちらも負けないくらいおもしろですね。
なんせ『グラスホッパー』の蝉(人に雇われている殺し屋)まで登場しちゃってるじゃないですか!!
しかもちょい役じゃないっ!
蝉好きなもんで、かなりテンション上がってしまいました(笑)。
んで同作に登場する鯨(自殺屋(人に自殺させる人))まで登場しちゃってるし。
持っている本は「唾と蜜」(笑)だ。
すげー伊坂さんらしいリンクです。
『魔王』というより、『グラスホッパー』とのコラボという感じがする。
漫画版『魔王』では安藤兄弟が社会人から高校生になっていたり、
犬養が政治家じゃなくて自警団のリーダーになっていたり、
居酒屋じゃなくてカフェのマスターが超能力者っぽくなっていたりと、
オリジナルとは微妙にに違う設定なんだけど、
これはこれでいい味出してるんですよ。
素晴らしいって。
原作でマスターがいっているように、
特別なのは自分だけではないのに
という、まさにその世界が描かれています。
今後も期待大ですね。
ちなみに来月は『終末のフール』のコミック版が発売。



「ふっ」が印象的でした。
犬養の協力者であるマスター。
犬養を止める存在? である安藤。
世界を変えようとする犬養。
新キャラはアンダーソン。
原作は高校生ではありませんが、キャラはそんな感じだった気がします。
新都心計画をしているのが、このアンダーソンの父親の会社アンダーソングループ。
犬養が狙う組織のボス。
ただ、アンダーソンに次ぐ意志はない。
もう1人、蜂の刺青の女の子が気になる存在。
いろんな人がいろんな人と戦っている。
安藤弟がちょっとかっこよく思えたこの巻。
この世界は敵対ばかりだ。
アンダーソンの家が火事。
自殺屋は人を自殺に追い込み、
蝉は自分の存在意義にいろいろ思ったり。
(最後の微妙にツンデレなところがツボだった)
次回は犬養との決戦か。
マスター対安藤。
犬飼との決戦も次が最後か。
第一章完結らしい。