“親子のあいだで、しちゃいけないことなんて、この世にあるの?
★『私の男』(※養父、結婚、父親、大震災、北海道、東京、仕事、海、恋人、披露宴、家族、家庭、拘置所、罪、殺人、過去、親戚、流氷、紋別、カメラ、巡視船、保安官、禁忌) 著者名:桜庭一樹
出版社:文藝春秋
別册文藝春秋
★★★★
出版年:2007.10
ISBN :9784163264301
誰よりも、大切なのに。
だって、血が繋がってる。ほかの誰とも違う。
しちゃいけないことなんて、なにもない。
父と娘のあいだには”
素晴らしかった!
簡単にいうと父親(養父)と娘の近親相姦モノなんだけど、これが奥深いのです!
説得力があるというか、帯に書かれている<衝撃の問題作!>ってのは嘘じゃない。
花は小さい頃震災に遭い家族を皆失った過去がある。
彼女を引き取ったのは、血の繋がりのある親戚・淳悟で、彼は彼女と養子縁組することに。
花が9歳のころからすでに体の関係を持つというある意味素晴らしい関係で、
淳悟の年は花より16歳年上。
確かはっきりとは書かれていないと思うのだけど、彼女らの本当の関係って非常にインパクトあるんだよね。
『少女七竈と七人の可愛そうな大人』でも同じだったけど、2人の関係はすごい。
相思相愛。
ゆるがない愛情がそこにはある。
その花が、第一話で結婚。
父親との別れを決断するのです。
父親もまた、花が離れることを可とする。
物語は、彼女らの過去が遡るようにして描かれています。
どうして恋人ができたのかとか、
彼女は昔どのようなところに住んでいて、どのような人たちと関わってきて、
淳悟とはどのような出会いをしたのかとか。
視点は花、花の恋人、淳悟、淳悟を想っていた女性といろいろ変わる。
これ読むと、結婚を決断したのがすごいことだ。
絶対に誰とも結婚しないっていってたのにっ。
シンプルなタイトルでありながら、読了すると「私の男」っていうタイトルがどれほどの意味を含んでいるかがわかる。
未読時は正直センスないなあと思っていましたが、
読了後はものすごいセンスを感じました。
これ以上のタイトルはないよ。
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>桜庭一樹『私の男』がすごい。(All About)



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二回も送っててごめんなさい(汗)。
シンプルなタイトルに奥深い物語が描かれていましたね。
トラックバックやコメントなどいただけたらうれしいです。
初めまして。
TBいただいた後かなり返事が遅れてしまってすみません……。
両方さっき送りました(^^)
藍色さんもいろんな本を読んでいるんですねえ。
いろいろ参考にします♪
すげー!!
私は祝福する!!
直木賞受賞、驚きましたよね〜。
好きな作家さんなので上記を見てうれしくて、また書き込みしちゃいました。
また別の記事でも、うかがわせてくださいね。
コメントありがとうございます☆
受賞って聞いたときはまさかと思いました。
でもいろいろと話し聞けると思いきや、意外に扱いが薄かったように思います。
芥川賞の方が注目浴びてたよね。
桜庭さん、3月上旬にNHKのトップランナーに出演予定だそうです。
楽しみだなあ。