2007年10月25日

☆『放課後保健室』(※現実⇔仮想空間)


☆『放課後保健室 1〜9(続刊)』(※学校、IS、願い、もう一人の自分、卒業、友だち、仲間、保健室、授業、好きな人、告白、想い、過去、姉、クラスメート、両親、離婚、鍵)
著者名:水城せとな
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★★
出版年:2004.12〜
ISBN :9784253194419

“この夢の中では、
 みんな本当の姿になれる。”


 今月最新刊9巻が出た『放課後保健室』。
 この際に全部読んでみた。
 表紙とタイトルからずーっとBLだと思っていたのですが、
 全く違いました。
 そうだよね、掲載誌「プリンセス」だもん。

 主人公の一条真白が通う高校は、気がつけば誰かがいなくなっている。
 でも、そこに誰がいたのかは思い出せない。
 そんな彼はある日、白衣を着た女性に<地下の保健室>に招かれる。
 保健室にはたくさんのベッドがずらり。

 ベッドで寝ることにより、主人公は異空間へ飛ぶ。
 そこにはもう一つの姿をした自分に体が変化しており、
 他の生徒と鍵を奪い合うバトルが始まる。

 学校には卒業式はなく、来るべき時に保健室で「夢」の中で自分だけの「特別授業」を受け、それぞれが抱える課題をクリアすれば「卒業」できる。

 卒業するには他人の<鍵>を奪うこと。
 そしたら自分の願いが叶う。で、学校は卒業。
 そうした人たちが、学校から消えていってるんだと知る。


とある空言、ボクの秘密』みたいに存在するもう一つの自分。
 心の闇とかが関わっている。
 主人公にもそれがあって、招かれた。
 インターシェクシャルなんだよね。
 男でも女でもない性。
 主人公は、男になることを願っているのです。

 ここで『IS』みたいに、自分の心は男なのに、男の子を好きになるのはどうなんだろうかという問題も出てくる。
 そこが表紙絵に表れてきているのです!
 男×男じゃないんだよ。

 すごく奥深い本。
 人間の心理を上手く描いてると思う。
 表紙で敬遠されてるかたはぜひ手に取ってみてください。
 頭で描いている内容では決してありませんから。

******
>ISを知る本

☆『IS』六花チヨ
☆『性別が、ない!』新井祥
★『ピーターパン・エンドロール』日日日
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 現代⇔異世界
この記事へのコメント
10巻読了。
最終巻です。

何気にISじゃなかった展開が素敵すぎる。
そうくるかっっ!
カラクリに感動したよ。
すごすぎる〜vv

こういうのあると、
自分はどうだったっけと思い出さずにはいられないよ。
記憶ないけどね。
あったらいいなと思う。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年01月18日 23:45
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※半角英数字のみのコメントは書き込みができないようになっています。

この記事へのTrackBack URL

※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。