“おまえって本当に最低だな!”
★『陰陽屋へようこそ』(※謎解き、ミステリ、陰陽師、美青年、妖狐、中学生、受験生、両親、アルバイト、占い、悪霊払い、手相、名前、ご近所、商店街、神社、人探し、孤児、狐耳、クラスメート、仲間、友だち、遺産、群馬、委員長、新聞部、取材、ガンプラ、漫画、ビル、論文、学者、地下、家出、元ホスト、ナンバーワンホスト、家庭内暴力) 著者名:天野頌子
出版社:ポプラ社
asta*
★★★★☆
出版年:2007.09
ISBN :9784591099179
最強コンビ登場じゃないでしょうか。
ポプラ社で創刊された本情報の無料冊子『asta*』で連載されていたもの。
「警視庁幽霊係シリーズ」書いた人の著書。
ポプラ社とあってか、ヤングアダルトでも通用しそうな感じですね。
主人公は中学生だし。
あとやや匂い系かも。エセ陰陽師と妖狐の男子中学生のぺっぽこコンビだし。
この主従関係は笑えます。
物語の始まりは、主人公の瞬太が母親とともに新しくできた陰陽屋を訪れることから始まる。
お金がなくて困ってて、どうすればいいのか占ってもらいにいくのです。
母親は信じる派ですが、瞬太は占いをバカらしく思っている。
出てきた陰陽屋の占い&悪霊払いが偽物と判断した瞬太は、そのいいかげんさにプッツン。
彼に自分が妖狐であることを明かします。
悪霊のせいじゃねーよ。悪霊がいたら妖狐の自分が気づかないわけないじゃないかと。
だけどあまりにものヘタレぶりに、逆に式神としてアルバイトさせられるハメに。
本物の悪霊が出てきた時は、瞬太に察知してもらって、さっさとプロの霊能者のもとに客を送りつけてやるといういいかげんさ。
逆らうことができない瞬太は、安倍祥明というあからさまな安倍晴明の模倣のニセ陰陽師についていくことになる。
かなりの萌えがありますねー。
一般書なのに珍しい!
妖怪の中では最強といわれる妖狐? のくせにへっぽこっていう瞬太、
偽物だと思っていたけど実は最強だったという祥明の正体・過去
そこらへんのギャップ萌えですよ。
祥明は元ホストだし。カリスマホストだし。伝説のホストだし。
どうりで美青年。口がうまいわけだ(笑)
あとは、血が繋がらないも暖かく迎え入れてくれる瞬太のご両親や、
瞬太のクラスメートのあたたかさですよねー。
一部の親しい人だけじゃなくクラスメート全員っていうのが、また暖かいです。
それに全く気づいていない瞬太がまた(笑)
こんな至福、それ以上ありませんよ。
続編はないのかなー。
瞬太の出生の秘密、すっごく知りたい。


