2007年08月02日

●『イクライナの鬼』(※死神)


●『イクライナの鬼』(※魂、転生、任務、仕事、鬼神、未練、娘、家族、上司、閻魔、記憶、特異体質、友人、軍人、過去、一角獣、運命、過去)
著者名:崎谷真琴
出版社:集英社
コバルト文庫
2007年度ロマン大賞佳作
★★★★
出版年:2007.08
ISBN :9784086010634

“おれは、失えば何度でも傷つく。
 傷つくことになれてしまったらそこで終りだと思ってる。”


 受賞作というだけあっておもしろい。
 ラノベ全体から見るとまあまあなんだけど、
 コバルトとしては上位組。
 表紙は男性2人ですが、BL要素は一切ナシ。
 純粋に、男の生き様、友情、家族愛が描かれてます。
「生きる」というのがテーマで、命の話。

 主人公は死神のトール。
 シルという軍人の魂を転生させることが今回の仕事。
 彼は結婚してて妻子持ち。
 戦場で命を落すが魂が少年の姿となって地上に残っているのだ。
 
 傭兵時代からのシルの友だちセルシアに、
 元人間である死神のトールに、
 死神と人間という生活を繰り返している特異体質の持ち主・シャルマに。

 これはいいですね。
 死神を扱った作品っていくつもあるけど、
 これは命の重みが丁寧に描かれてる。
 一人一人ってのがしっかりと描かれてる。
 主な登場人物のみんなを愛せるよ、これは。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 死者・死神・魂
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