“動物園全体にエンジンがかかった感じになるんだよ。
★『フィッシュストーリー』(※動物園、泥棒、ミステリ、山奥、洞窟、村、生贄、儀式、副業、マンション、空き巣、万有引力、三角形、探偵、狼、市長、飛行機、嘘、ロック、音楽) 著者名:伊坂幸太郎
出版社:新潮社
★★★☆
出版年:2007.01
ISBN :9784104596027
空気が震えて。嬉しそうで”
伊坂幸太郎初短編集。
「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4作が収録されてます。
自分にとってはへ〜という謎ときもの。
伊坂さん頭冴えてるなあという感じ。
今回は、この前伊坂特集をしていた『ダ・ヴィンチ』片手に読んでました。
今までの作品と登場人物がリンクしてるっていうんでね。
自分泥棒の黒澤さんしか覚えてないもんだから『ダ・ヴィンチ』は必需品でした。
黒澤さん大好きなモンで「サクリファイス」が楽しかったです。
泥棒じゃなくて探偵として山間の村に行方不明の男を探しに行くのですが、
そこで奇妙な風習に出会うんですよね。
生贄とか関係するやつね。
黒澤さんのキレをまた魅せられました。
「動物園のエンジン」もオススメ。
これも素晴らしいね。
表題作の「フィッシュストーリー」にはうなされました。
「ポテチ」は、三角形の法則に感動。
学校で習ってるんだけどさ、
それを知るってヤッパすごいことだと思う。
ピンポン玉の上では180度にならないってことも重要だと思う。
しかしまあ、全体的にはちょっと物足りない感があります。
だって、その世界に入り込んだかと思えばすぐに終わっちゃうんだもん。
新しい話に頭が切り替えられません。
やっぱ伊坂作品は長編が好きだなあ。


