2007年05月20日

☆『IS』(※インターセクシャル)


☆『IS 〜男でも女でもない性〜 1〜8(続刊)』(※半陰陽、性別、男と女、男女社会、理解者、社会、家族、友だち、恋、悩み、苦悩、学校、妊娠、出産、病院、ホルモン剤、手術、ネット、手紙、髪、支え、兄弟、男友達、女友達、パティシエ、戸籍)
著者名:六花チヨ
出版社:講談社
Kiss
第31回講談社漫画賞
★★★★★
出版年:03.11〜2007.03
ISBN :9784063406368

“知らなければ存在しないことと同じだわ”

 2000人に1人。
 この世の中には男でも女でもない性の人間が存在するらしい。
 作り話ではなく、現実の話。
 性同一性障害とはまた別の性問題。
 ISは、心にも体にも、男と女が両方混じっている。
 両性具有なんていうファンタジックなものではなく、めちゃくちゃつらい現実がそこには待っているのです。

 最新の講談社漫画賞少女マンガ部門で賞を獲った作品。
 気になって読んでみたらマジ泣きした。
 自分の悩みがめちゃくちゃちっぽけに思えた。
 
 同時に、片方の性を持って生まれてきた自分はとても幸せなんだと思った。
 当たり前だと思っていたけど、世の中には多くのISが苦しんでいるのです。
 2000人に1人っていうけど、多くの存在は隠されてるから、本当はもっともっと多くの人が苦しんでいるかもしれない。
 そんなとてつもない問題を、自分は今日まで全く、その存在さえ知らなかった。

 性の問題って同一性障害だけかと思っていたから。
 男と女を同時に抱えるってどんなことなのか、ぜひ知ってもらいたいと思う。

******
>性別を扱った不思議世界
★『紫の砂漠』松村栄子

 生まれながらに性別がない世界。
 真実の恋をしたとき、いわゆる<男>と<女>に分かれる。
●『月の人魚姫』『海賊と人魚姫』榎木洋子 角川書店 ビーンズ文庫
 生まれたときは性別のない人魚。
 成人した時性別を決める。
 やや女性向けコメディ。
●『世界で一番不思議なあの子』森山侑紀 講談社 ホワイトハート
 血のせいで男から女になったりする男の子。
 力を制御する指輪がなければ性別が定まらない。
 やや女性向けのコメディ。
この記事へのコメント
9巻読了。
春は男になりたい。
伊吹は、春が女でいることをたぶん望んでいる。
したくてもやれない現実。
中途半端ってホントいやだよね。
Posted by 未衣名(管理人) at 2007年07月24日 23:19
10巻読了。

少しずつ女の自分と向き合って行こうとする春。
わたしは、ただただ幸せを願うのみ。
Posted by 未衣名(管理人) at 2007年10月31日 01:32
11巻読了。

伊吹との仲が学校全体に知れ渡り、苦しむ二人。
お互い傷つける結果になったのがすげー哀しい。
どんなことがあっても、離れ離れになんてなってほしくないと思った。

もう1つ、バイトでの話が印象に残ってる。
明るかった教育係の小林さんが、辞めてしまったこと。
接客業やってると、こう思うのもわたしも同じで

生きるって難しいなあと思った。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年02月21日 12:54
本当にこの作品はいろんな人に読んでもらうべきだと思う。
漫画だからダメっていう学校が多いけど、私は学校にこそ置くべきだと思います。

Posted by ゆか at 2008年04月11日 18:42
>ゆかさん
いろんな人に読んでもらいたいですよねえ。
ISを知らなかったことに恥じたもん。
無知っていうのはよくない。
少しでも知らなきゃ理解無理だもん。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年04月12日 09:45
12巻読了。

ハルと伊吹の関係が切なすぎ。
どうして世界は男と女で出来ているのだろうと思う。
ラストは、伊吹の家庭事情。
ハルとの関係を認めないわけで、
伊吹は東京へ行くことに。
悲しいけれど、それが幸せへの通じてくれればいいなと思います。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年05月23日 13:06
IS.初めて聞いた言葉でした。私は子供がいますが、どの育児書を読んでもISの事は書いてありません。自分の子供がISだったら・・そう考えたら
ISの子供が2000人に一人という確率で生まれている現実をもっと世の中の人が理解して、そしてその人のその人らしさを守ってあげなくてはいけないと思いました。私の周りにも、もしかしたらISの子がいて、悩んでいるかもしれない・・私も気がつかないで傷つけてしまっているかも知れない・・ISの人達が隠さなくても生活していける・・そんな世の中になる様応援しています。
Posted by めぐ at 2008年06月29日 21:52
>めぐさん
いわれてみれば、育児書にISはないかも……。
性同一性障害はテレビで何度もやっているし、そういう人がタレントやモデルにいるから広く知られているけど、ISはまだ見ません。

隠されているんですかね……。

わたしももっともっと多くの人に知ってもらえたらなあって思います。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年07月01日 01:32
13巻読了。
春の高校生編のフィナーレです。

つらいこといっぱいあったけど、
最後に洋菓子店に受け入れられて、
そこがめちゃあたたかかった。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年08月20日 11:40
私もこの本大好きです。
春もすごいと思うし春の家族もすごいと思います。
ISで家族ともめてしまう人もいる。
っていうのにオープンに・・・すごいです。
Posted by ゆみ at 2008年10月18日 20:34
>ゆみさん
春の家族あっての春だよね。
世間体を気にする親っていっぱいいるから。
オープンって勇気いるしリスク大きいけど、
これからも負けないでいてほしいな。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年10月18日 21:24
14巻読了。

舞台は一気に4年後ってことですか??
仲間と暮らす春。
伊吹との再会を楽しみにしてみれば

ええ!?

ですよ。
伊吹に彼女って超びっくり。
春一筋って思っていただけにショック。

でも一方であたたかい家族がいるっていうのに安心。
IS同士ならいいよね。
気持ちわかるし。
またいろんなISと出会い、ISの辛さを再認識。
そして、大人になるってことは子孫を残すことにまた新たな問題が降りかかるのかなーとか思った。

微妙に伊吹と光輝の間にある溝。
これからどうなるんでしょ。
なにやら不穏な空気が流れております。
Posted by 未衣名(管理人) at 2008年11月19日 00:52
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