“俺は俺の家族が好きだ。
●『世界平和は一家団欒のあとに』(※家族、家庭、姫、元勇者、魔法、宇宙、回復、治癒能力、ミサイル、学校、ケンカ、過去、占い、双子、ナイフ、殺人、罪、命日、姉、妹、弟、兄、父、母、神、魔王、異世界) 著者名:橋本和也
出版社:メディアワークス
電撃文庫
第13回電撃小説大賞金賞受賞作
★★★★
出版年:2007.02
ISBN :9784840237161
愛している。愛しすぎて、寄りかかってすらいるのだ。
申し訳ないくらいに”
公募ガイドの今月号がラノベ特集で、そこで<この本ができるまで>が書かれているのを見て興味を持った。
まあ、もともと受賞作は全て読もうと思ってましたがね。
高校生時代、救世主として異国に招かれた元勇者の父。
そしてその国の姫さんである母。
ラスボスの魔王により地球に飛ばされ、ここで暮らし始めた彼ら。
彼らの子どもたちはみな特殊な能力を持ち、
みなが世界平和のため、日々戦いに勤しんでいる。
家族全員が正義の味方でヒーローでヒロイン。
主人公を含む兄弟たちは不思議な能力に目覚めている。
6人兄弟の詳しい能力はいろんなトコに書いてあるあらすじでも見てください。
地球の危機を救うのが日常茶飯事。
宇宙へ出かけるなんて当たり前の世界。
スケールでかすぎ。
でも、他の小説にはない破天荒さが好きだったりする。
家族全員が関わるヒーローモノって「魔法戦隊マジレンジャー」以来かも……、
とか思いながら読んでました。
いや〜、楽しい家族でした。
家族っていいなって思いました。
なんつーか、自分の萌えポイントもいっぱい入ってるし。
妹とか、お兄ちゃんとか(笑)、
本気の兄弟ケンカとか、
絶対涙を見せない七姉が泣いたとか、
主人公は妹を殺した過去があるとか……。
人間が良く描かれてます。
登場人物たくさんいるのにきっちり分けられているってのがすごい。



長男の軋人がかつて滅ぼしたことのある組織と再会。
悪の組織のその後。
悪にも家族がいたとか、温かい家庭があった、という内容。
微妙に泣けますな。
銀子を愛すおっさんがかっこよすぎるっ。