“死にたいことに理由なんてない。ただ、死にたいだけだ。
★『自殺同盟軍』(※罪、社会人、過去、同盟、ボクシング、マンガ、老人ホーム、生死、恋愛、詩、別荘、責任、痴呆症、手術、介護、死に場所、映画、墓、温泉、友人、アドバイス) 著者名:鈴木剛介
出版社:角川書店
★★★★
出版年:2005.11
ISBN :9784048736473
問題は、その死を、どう有効活用するかにある”
ただ死にたかった。
仕事をやめ、ボクシングをやり、それをやめてたどり着いた老人ホーム。
パートとして働く主人公啓介。
そこで出会った女性、千夏を彼は好きになる。
千夏が自殺志願者だと知った彼は、<自殺同盟軍>を結成。
冗談ではなく、真面目に。
さらにWebで自殺志願者達を募り、彼らも含めて6名が同盟を組む。
自殺のバイブル書とまではいかないけど、
いろんな死に方が書いてあったり、いろんな自殺志願動機が書いてあったりする。
主人公の方針は、誰にも迷惑をかけず、かつ楽に死ねる方法。
人は自ら死を選んでいいのか。
死ぬのは赦されるのか。
他人は? 遺族は?
そして自分は……。
人生は人それぞれ。
どれがいいなんていえない。
答えなんてない。


