2007年01月14日

☆『真夜中のアリアドネ』(※高級秘密クラブ)


☆『真夜中のアリアドネ 1〜2(続刊)』(※地上⇔地下世界、学校、幼馴染み、身長、過去、再会、殺人、殺し、女装、両親の不在、迷宮、ミステリアス、病院)
著者名:霜月かよ子
出版社:講談社
別冊フレンド
★★★★
出版年:2006.09
ISBN :4063414884

“変なところに迷い込んで、今日一日なんだったのだろう。
 知治くんはあそこでなにしてるの?”


 何気に超面白い。
 少女漫画にしては珍しいサスペンス的な感じ。
 
 高校生になった主人公・千代子は幼馴染みの知治に再会する。
 彼が気になり跡をつけたことでたどり着いた不思議な地下世界。
 クラブの話だから、
<実は知治、ホストやってました>という設定かと思いきや、これが違う。
 仕事的にはそんな高給遊戯なんだけど、危ない職。
 とにかく店は謎だらけ。

 一度入ったら二度と地上には戻れないらしいとか、
 使い物にならなくなったら売り払われるとか、
 もしくは殺されるとか……。
 そんなことが言われている店。
 殺されても詮索されることのない、身寄りが無い者たちだけが集められている。
 
 知治はそこで姉を殺されたらしく、その真相を確かめるために働いているっぽい。
 学校と店を行き来しているけれど、奴隷扱いで店からは逃げられない。
 仕事はしているけど、日々脅されてる。
 主人公の女の子は彼の危機を悟り、どうにか助けようと弱いながらも潜入。
 その秘密クラブで働いていて知治と知り合いの野上の協力を得て、救い出そうとする。

 殴る蹴る、縛る、監禁、殺し。
 噂だけかと思っていたら実際に描かれていた。
 いったいなんなのさー、そのクラブの秘密って。
 日常であって非日常世界。
 怖いです。
 コワイけど、隠された秘密が気になるので読まずにはいられない。

 さて、3巻の発売は5月。
 待ちきれない。
posted by 未衣名 at 01:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 喫茶店・お店
この記事へのコメント
3巻読了。
相変わらず恐ろしいアンダーグラウンド。
女(秘密)を処分するってとこが怖い。
お姉さんどうなっちゃうんだろ。

そして捕まってしまったチヨ。
思わぬ自然現象のおかげで助かるのかは知りませんが、まだまだ目が離せません。
Posted by 未衣名(管理人) at 2007年05月14日 21:13
4巻(最終巻)読了。
思ったよりもずっと早い完結。

セリフのない数ページが効果的。
スラムダンクの最終巻みたいでいいじゃないですか。

でもさー、これで完結って逃げてるよなと思う。
だって、全貌が明らかにされてないじゃないですか。
水没して終りじゃないですか。

<最初からそんなものは存在していなかったかのように>

っていう一言で締めくくられてるし。
警察沙汰になるとかじゃくて埋没ってのが悲しいな。
好きだっただけにこれはショックだ。
Posted by 未衣名(管理人) at 2007年09月26日 02:01
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