“不死を知ってはならない。
●『Ai Death GUN 古より愛を込めて』(※近未来、月、警察、組織、銃、死、弟、刑務所、死者、魂、犯罪、戦争) 著者名:夜木まゆ
出版社:エンターブレイン
B's-LOG文庫
★★★★
出版年:2006.12
ISBN :4757730683
不死を人に知らしめてはいけない。
……不死を知った人間は、もはや人間ではない。”
BLにも似た表紙絵ですが、決してそれ系ではない。
あくまで男の友情物語。
なかなか面白い世界が描かれています。
舞台は近未来。
百年ほど前、月に大きな隕石がぶつかる。
破片が地球に降り注いだおかげで多くの人が亡くなるわけだけど、他の影響が出始める。
月の破片に未知の物体<ネクタル>が含まれていて、その影響で多くの人の老化が止まり、キズや怪我の回復力が早くなる。
月の奇跡で不死を得た人=<アルテミス>たちに、やがて人間を支配しようという感情が芽生える。
人は殺しても構わないという価値観が生まれる。
戦争が起こったくらい。
で、アルテミスの監視目的で<不死管理警察>という組織が作られる。
人であったものが人を殺すようになる。
100年前は人もアルテミスも同じ人間だったのにねー。
不死のアルテミスを殺せる唯一の武器が<デス・ガン>。
管理警察に所属しているレイジ&ヤシキのコンビが活躍。
この巻のあらすじとは、不死になるための物質<ネクタル>を余分に持っているアルテミスが現われ、そいつを追う話です。
自分の仲間を増やそうという感じです。
限りある命、永遠の命。
月に選ばれた神。
描き方、うまいです。



でもこっちはまあまあ。