“なんでこんなことに巻き込まれちゃたんだろう”
☆『縛り屋小町 1〜(続刊)』(※陰陽師、五色の糸、神、結び屋、代償、大人⇔子ども、縁、未練、属性、家庭) 著者名:竹内未来
出版社:秋田書店
プリンセス
★★★★
出版年:2006.11
ISBN :4253195318
大人になりたいと願う主人公・チコは、幼い時に巻き込まれた火事以来、「赤い糸」が見えるようになった。
運命の赤い糸。
で、いろいろの後、神器である「五色の糸」の一本、白銀に選ばれ、繰り手になることに。
五色の糸の繰り手は、神の霊力を紡ぐ者。
彼女はその曲者が集まる陰陽師集団「結び屋」に加わることになる。
他者の縁を結ぶ力を得たというわけ。
未練、怨念、残留思念……まあそれ系の云々を解決していく感じ。
縁の話といえばこの前読んだ『玻璃月蜉蝣縁物語』ですが、それとは全く別の話。
一番の見所は、力の代償について。
能力を得た代わりに、自分の一番大切な縁を絶たれることになるのです。
チコの場合は見た目でぱっとわかる代償ですが、ほかの繰り手の代償については伏せられたまま。
彼らが引き換えに奪われたものとか気になりますね。
あとは、家庭のことですかね。



他の使い手の代償が少しずつ明らかに。
綾さんは感情・心を失ったみたいです。
後半はチコの白金の能力について。
奪おうとするものも出てくるし、
力を使ったことで痛める話もある。
次も必読。
御前さまから与えられた試験をクリアしたチコ。
小さい頃の火事がフラッシュバックで師範も映りこみ、謎は深まるばかり。
師範への告白や、師範が切った運命の赤い糸の話など、今回も楽しめた。
9年前の出来事。
五色の秘密。
人柱ってところに鳥肌がたった。