“わっちは神と呼ばれて長いことこの土地に縛られていたがよ、
●『狼と香辛料 1〜3』(※賢狼、麦、行商人、商会、旅、林檎、契約、経済、市場、駆け引き、企み、町、狼、依り代、狼と人間、孤独、信頼) 著者名:支倉凍砂
出版社:メディアワークス
電撃文庫
第12回電撃小説大賞銀賞受賞
★★★★
出版年:2006.02
ISBN :4840233020
神なんてほど偉いもんじゃありんせん”
某所でやってるラノベ大賞2006上半期で2位を獲得した本。
(1位は本書2巻)。
評判が良いようなので読んでみた。
なるほど、ヒロインのホロ(表紙の彼女)に非常に魅力がある。
主人公の行商人・ロレンスは、ホロと名乗る少女に出会う。
耳としっぽを持った彼女の正体は、賢狼ホロ(豊作の神らしい)。
農業技術の向上で、神がいなくとも豊作になる時代。
しかし不作のときは神のきまぐれのせいだといわれる。
不満がたまった彼女は、ここを出ることを決意。
依り代を持つロレンスと、生まれ故郷の北をめざす。
いや〜。
知的な賢狼っぷりと、年寄りくさい言葉遣いと、たまにみせるかわいげなところ。
最強キャラなのに時々みせる弱い部分、
林檎が好きといった、普通の人間みたいなところ。
そういうシーンになると妙に親近感がわいてしまう。
もうこれ以上ないというかわいさかげん。
ロレンスも頭がいいし、対等に釣りあってるんですよ。
駆け引きもおもしろい。
いいなー、こういう関係。
信頼関係も強いしさ。
ラストも良かった。
もうくっついちゃっていいんじゃないですか?
機会があれば続きも読みたい。


