“あなた、貴方様は、縁結びの神一位の、姫乃守時雨尊じゃないですか?”
●『イチゴ色禁区 1〜(続刊)』(※神社、霊、飴、ご神体、許婚、家系、神子、縁結び、女神、本部、人魚姫) 著者名:神崎リン
出版社:角川書店
スニーカー文庫
第10回スニーカー大賞奨励賞受賞
★★★★☆
出版年:2006.08
ISBN :4044725012
日本の神社を管轄する玉城一族の主人公が、霊の「道」が乱れているという理由から、とある神社に派遣される。
妖怪を退治して一件落着かと思いきや、記憶を失くした少女を発見。
彼女は「道」を塞いでいた原因であることがわかる。
しかもその子は記憶を失くした女神で……。
タイトルが意味不明なんですけど、話は面白かった。
主人公の正樹(19歳)と従妹亜美(11歳)のやり取りが。
主人公にたぶん淡い恋心を描いているだろうロリでゴスでスネデレ属性の彼女に、
22歳の許婚、こま(怖い存在)に、
おとなしめの梓に、
記憶を失くした女神様の姫乃(みため小学生)に。
一人の男子の周りには女の子がいっぱいです。
ハイテンションで冗談満載で、おいしいシーン(お風呂・お洋服選び・夏祭りとか)いっぱいで、飽きませんでした。
主人公には強大な力が封印されていて、お盆の夜は悪夢にうなされてしまうとかそういう弱いところもあるしね。
王道っていえばそうなんだけど、好きです。
こういうの。
登場人物たちの心情もうまく描かれているし。
でも、ややえろい。
特にイチゴミルク味の飴の云々は。
『謎の彼女X』に比べればマシだけど、ちょっと汚さを感じるといいますか……。
そこはマイナスだなー。



ってか、完結ー!?
まさかこんなに早く終わりがくるとは思わなかったよ。
冬は何処へ?
ああ、でもまあ許すか。
亜美がすげー可愛かったから。
こんな従妹嫁になんてやれないよね。
一人になんてできないよね。
一応満足。
何はともあれおもしろかった。
あまりにも早い最終回は不服だけど、次回作に期待。