2008年02月29日

☆『緑のリオ』(※侵略宇宙人)


☆『緑のリオ』(※下宿屋、同居、住人、管理人、高校生、飛行物体、王族、姉妹、召喚、使い魔、力、緑、銀河、侵略目的、絵本作家、宇宙マニア、族、総長、バンド、地球)
著者名:福盛田藍子
出版社:スクウェア・エニックス
Gファンタジー
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784757522312

“余は緑エレメント…
 つまり植物の中の王族という一種族だ”


 宇宙人と地球人の同居モノです。

 簡単にいえば、『ケロロ軍曹』みたいな。
 侵略宇宙人が逆に地球人に捕らえられ、なんか家事させられてるよ。
 宇宙人はおとなしくしてるけど、腹の中では日々侵略計画立ててるよ。
 実行するけどいつも失敗するよ。
 っていうコメディ。

 みんなキャラ立ちしてるので個人的にはすんごくおもしろいのですが、
 これ続き物じゃないんですね。
 続いてもいいのに1巻完結本なんですね……。
 もったいない。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙・星・惑星

☆『春期限定いちごタルト事件』(※謎解き)


☆『春期限定いちごタルト事件 (前)』(※日常ミステリ、高校生、友だち、同級生、小市民、スイーツ、紛失事件、絵、才能、ココア)
著者名:米澤穂信(著)
饅頭屋餡子(画)
出版社:スクウェア・エニックス
Gファンタジー
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784757522305

“小市民たれ。
 日々の平穏と安定のため
 ぼくと小佐内さんは断固として小市民なのだ”


 小市民シリーズ第一作『春期限定いちごタルト事件』のコミック版。
 原作はめちゃくちゃおもしろいので期待してたけど、
 こっちはまあまあかな。
 小説だと想像しまくり放題だからかな(笑)

 小説の前半部分
・「羊の着ぐるみ」
・「Your eyes only」
・「おいしいココアの溶き方」
 が収録されてます。

 かつては名探偵っぽく目立っていた主人公の常悟朗。
 だけど、今は静かに小市民を目指すただの高校生。
 同じく小市民を目指す小佐内ゆきとともに、
 静かな日常を過ごしていく。
 しかし普段の生活でも謎は出てくる。
 いつのまにか探偵めいたことをしてしまうという内容。

 小佐内さんがラブリーすぎて萌えまくりです。
 いいなー、こういう性格。
 大好きだよ。
 2人の関係も素敵すぎます。

 ちなみに原作はまだ2巻までしか出ていないので
 はやく『秋期限定栗きんとん事件』を読みたいものですが、
 どうやら今年中には適わぬようです。
posted by 未衣名 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 謎とき

☆『うそつきなジェミニ』(※姉弟)


☆『うそつきなジェミニ 1〜(続刊)』(※双子、記憶、過去、恋、剣道部、他校生、友だち、告白、写真)
著者名:宮脇ゆきの
出版社:小学館
ちゅちゅ
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784091315359

“ねえ……私たち本当に双子なの?
 もしかして私が失くした記憶に関係あるの?”


 双子の男女の恋モノです。

 いつも一緒に過ごしてきた二人だけど、
 いつのまにか2人は相手を特別な人として意識し始めてしまうのです。

 ここで重要になってくるのは、
 双子といわれているけれど、
 本当に双子だとわからない事実。
 幼い頃の写真が蒼衣にはなく、
 凛ばかりが映っている。
 
 蒼衣は6歳までの記憶がなく、本当のところを知らない。
 ただ、凛だけは知っている感じ。

 ふつーにおもしろい。
 真相を知りたいですね。
posted by 未衣名 at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 人物、家族、家庭

2008年02月28日

☆『とらドラ!』(※恋)


☆『とらドラ! 1〜(続刊)』(※片想い、同級生、ラブレター、秘密、同盟、共同戦線、マンション、弁当、母親、好きな人)
著者名:竹宮ゆゆこ(原作)
絶叫(画)
出版社:メディアワークス
コミックガオ!
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784840242196

“…協力…してくれるの?
 なんでも?”


 電撃文庫『とらドラ!』のコミック版。
 マンガになっても相変わらず楽しいラブコメであることが非常に嬉しいです。

 高須竜児と逢坂大河。
 目つきが恐いことで有名な竜児と手乗りタイガーとして恐れられている大河の2人は、
 お互いに互いのヒミツを知ってしまいます。
 それは、相手が自分のそれぞれの親友のことを想っている事。
 
 2人は同盟を築くのですが、
 大河は竜児を妨害。
 好きな人とくっつけようとしてもなかなかうまくいかない。
 いつのまにか竜児と大河は行動するようになり……。

 何て素敵な関係♪。
 うらやましい限りです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋愛・愛

2008年02月27日

☆『ろりーた絶対王政』(※同居)


☆『ろりーた絶対王政 1〜(続刊)』(※双子、女の子、高校生、転校、美少女姉妹、友だち、クラスメート、いじめ)
著者名:三嶋くるみ
出版社:芳文社
きららフォワード
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784832276857

“大丈夫!
 りりお勉強できるし高校生になりすませるよ!”


 ロリマンガかと思ったら、そうなんだけどただのロリータじゃありませんでした。
 ワケありなところにまた萌えるんです(笑)

 主人公鷹彦の家に突然住むことになったのは、同い年の双子の女の子・るるとりり。
 双子なので当然2人は同じ年齢なのだけど、
 りりは子どもでどう見ても小学生!

 実力試験で化けの皮がはがれると思いきや、
 今までトップだった自分を抜き、ほぼ満点の成績を修めるのだった。

 でもでも、行動はどう見ても子ども。
 りりは本当に高校生なのか?
 成りすましているとしたら、どうしてこんなことをしているのか。
 
 まさに<かわいいは正義>なコミックで、
 しかもミステリアスなものもあり。

 かわいい女の子好きにオススメです。
posted by 未衣名 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 人物、家族、家庭

★『赤×ピンク』(※非合法ガールファイト)


★『赤×ピンク』(※廃校、六本木、小学校、夜、アルバイト、社長、客、10代、若者、格闘、戦い、都会、成長物語、恋、男、過去、虐待、空手、SM、女王様、フリーター、結婚、ショー)
著者名:桜庭一樹
出版社:角川書店
角川文庫
ファミ通文庫(03/2)
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784044281021

“わたしは生命力が弱い。
 生きることそのものに偏差値をつけたら
 42ぐらいなんじゃないかと思うんだ”


 直木賞作家になった桜庭さんのラノベ。
 を一般向けに出版されたもの。
 ファミ通文庫として出された当時は、自分の中では『最終兵器彼女』ブームが起きていたのでこの本の存在は知っていたけれど、桜庭さんにはまだ興味なくて読んでいなかった。
 ただなんとなくタイトルで敬遠してた。

 改定されたものをこの期に読んで見ると、
 見逃さなくて良かったなと思った。
 さすが桜庭さん。おもしろかったです。

 若い女の子の心の闇というか悩みっていうか、そんな繊細のものを扱いつつ、
 ガールズブラッドだかっていう、夜の廃校で行われている非合法バトルを描いているの。
 普通の女の子なら無縁の世界だからこそ、
 彼女らはどんな人生を歩んでこの世界に辿り着いたのかとか、
 そういうのって気になる。
 物語に惹きつけられてしまう。

 21歳でありながら14歳キャラとしてショーをこなすまゆ。
 SMの女王様ミーコ、
 空手少女皐月。

 一部表記に誤りがあったりはしますが、
 戦う3人の女の子の連作短編。

 こういうのは、いつか辞めないといけないと思う。
 いけないことだと思うのね。
 でも、こういう場所も必要なんだと思う。
 成長する場として、必要なんだと思う。

 好きだなあ、こういうの。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(2) | TrackBack(1) | 不思議世界

2008年02月26日

☆『サムライと私』(※タイムスリップ)


☆『サムライと私』(※現代←江戸、兄弟、お笑い、夢、仲間、侍、劇団、高校生、ラーメン屋、御前試合、算額、公演)
著者名:久我有加(著)
川添真理子(著)
出版社:新書館
Wings
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784403618925

“やっぱりタイムスリップというのは信じられなくて
 受け入れられないっていうか”


 サムライが現代にタイムスリップというもの。

 それを受け入れるのは、自称コメディアンの兄を持つ和樹。
 変わり者の友だちをいっぱいつれてくる兄がいるものだから、
 このサムライも友だちかと思いきやそうではないらしい。

 ほかのタイムスリップモノと違うのは、
 この状況をなかなか受け入れられない主人公設定かな。
 だいたいの話ってのは嘘だろと思ってもそういうことにして話が進んでいくのだけど、和樹はなかなか信じない。

 周りにコメディアンが多いせいか、楽しく描かれている本。
 さわやか系です。
 人として大切なことも盛り込まれているので、読んで損はないかと。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

☆『3月のライオン』(※プロ棋士)


☆『3月のライオン 1〜(続刊)』(※将棋、中学生、過去、交通事故、家族、死、高校生、孤独、三姉妹、下町、将棋会館、対局、罪意識、同居、過去)
著者名:羽海野チカ
出版社:白泉社
ヤングアニマル
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784592145110

“これが契約の瞬間だった。
 将棋の神様と僕の”


 なんとも哀しい物語というか、
 どうしようもない罪意識を背負っての……というか。

 池袋駅を埋め尽くしていた無数の『3月のライオン』ポスターを見て、
「人気作家だからこう大きく宣伝してるけど実際はそこまでおもしろくない」と友人がもらしていた。
 でもわたしは「ハチクロ」より好きだったりする。

 中学生で将棋のプロ棋士になった17歳の男の子・零の孤独と、
 彼の心を溶かす三人姉妹たちなどの交流・人間模様を描いたもの。

 零は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くすのです。
 生きるために嘘をつき将棋が好きだといい、父の友人の家に引き取られる。
 将棋の家に住むことになった零。
 義姉と義弟も将棋をやっていて棋士を目指していたのだけど、
 零がとてつもなく強いことで2人は挫折。
 家庭崩壊というか、そのくらい義姉弟を狂わせてしまう。
 
 養父はそれでも優しく接してくれるが、
 零はお世話になった家を出る。

 将棋の話だけどメインはそっちじゃないので、ハチワンとか月下とかしおんとか、そこまで
詳しく対局シーンは描かれてません。

 人に触れることの大切さというか、
 人の温かさというものを取り戻してくれます。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ・天才・専門職

2008年02月25日

★『夢をかなえるゾウ』(※成功指南)


★『夢をかなえるゾウ』(※サラリーマン、神様、インド、願い、夢、成功術、ビジネス、秘訣、仕事、お金、将来、人生、天才、有名人、成功者)
著者名:水野敬也
出版社:飛鳥新社
★★★☆
出版年:2007.08
ISBN :9784870318052

“ワシ、希望集めてんねん。
 全然モノにならんやつから希望集めて、
 筋のええ子に全部あげてんねん”


 小説です。

 夢を失ったサラリーマンの男性が、ゾウの姿をしたインドの神様に出会います。
 2人は契約を交わし、
 男は神様から出される簡単な課題を1日1つずつ実行していきます。

 その課題こそが、人生を大きく変えるほどの効果を持つものなんだと。
 才能を発揮したいとか成功したいとか、それが叶うんだと。
 ニュートンとかビル・ゲイツとかいっぱい有名人が出てくるのですが、
 彼らはみなこのゾウと出会って成功を収めたのだと。

 人間として大切なことが描かれていた。
 バカみたいとまでは思わなかったけど、
 そういうことができての成功者なんだと思う。

 自分とは別の考え方を発見するためにも、
 読んで損はない。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 考える

◎「PASSPORT TO THE UNIVERSE」(※宇宙)


◎「PASSPORT TO THE UNIVERSE いま、遥かなる銀河へ!」(※星、宇宙、銀河系、地球、ブラックホール、オリオン星雲、光年、太陽系、星座)
場所:コニカミノルタプラネタリウム
満天
★★★☆
上映時間約40分
上映期間:07/10/13〜08/3/9



 珍しくプラネタリウムの番組感想。
 東京池袋サンシャインにある「満天」というプラネタリウムのCG番組です。
 けっこうおもしろかったので感想書いときます。
 プラネタリウムなんて実に約15年ぶり。
 現代はこういう風になってるのかと。

>同時上映:冬の星座
 まずはこれから始まります。
 オリオン座を中心とした星座案内。
 実際の大きさとはずいぶん小さいのでリアリティにうんと欠けますが(ここが残念なとこ)、勉強して本物の夜空を見上げることに意味があるんじゃないかと思いました。
 オリオンは蠍の毒で死んだから、嫌いだから夏の代表格さそり座と反対にあり
 一緒に姿を見せることがないんだとか。
 へー、そこまでは知らなかった。

 あと、プレアデス星団は約400光年先にあり、
 今見えている光は関が原の戦い(1600年)のとき光ったものという解説が心に残ってる。
 そう考えると誰でも手に入るアンティークっていうか、
 ものすごいものを無償で与えられているということ。
 これってすごい。


>本編:PASSPORT TO THE UNIVERSE
 人はどうして星を見上げるのだろうとか、そんな話から始まる。
 地球の外はどうなっているのか、
 太陽系の奥は??
 そしてそのもっと奥は???

 宇宙がどれだけ壮大でどれだけ広いものなのかという解説番組。
 想像をはるかに超えていて、
 宇宙規模で見ると大きな太陽でさえ、
 水金地火木土天界冥という太陽系でさえ塵やゴミに過ぎない。

 どれだけでかいんだよ。
 それを調べあげたNASAもすげーよ。

 宇宙広すぎで、宇宙人がいても全然おかしくない世界でした。
 火星人とかそんな近いとこからじゃなくても、
 別の銀河系から来る可能性だって十分にある。
 これは一度見るべき番組。
(とかいいつつ評価が低めなのは、迫力が薄いからということだけです)

 上映期間は来月9日まで。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙・星・惑星

2008年02月24日

●『ベン・トー』(※ハーフプライサー同好会)


●『ベン・トー サバの味噌煮込290円』(※高校生、スーパー、半額弁当、戦い、争奪戦、寮、同級生、ライトノベル研究会、小説、先生、二つ名、先輩、ルール、ボーイミーツガール)
著者名:アサウラ
出版社:集英社
スーパーダッシュ文庫
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784086304054

“まあこれに懲りたなら、もう半額になる弁当に触れようとは思わないことだ。
 もしくは、おとなしく半額になる前の弁当を買っていけ。
 次は、死ぬぞ。”


 夕方のスーパーで売られる半額弁当の争奪戦。
 それがこの小説。
 タイトルの『ベン・トー』は、弁当のことです。

 自分にも身に覚えがあるので、けっこうおもしろかったです。
 よく半額弁当でここまで……。
 
 主人公の佐藤洋は、スーパーの半額弁当を手に取った瞬間何かに巻き込まれ、
 気づいたら床に倒れてて、
 何が起こったのかを確かめるためにたまたま居合わせた同級生の女の子と謎を探っていくというか。
 すごいバトルです。

 主人公はそのあとで、ハーフプライサー同好会という、半額弁当を如何にすれば手に入るか研究するとこに入ります。
 部員は氷結の魔女の異名を持つ槍水仙。

 いろいろとすっ飛ばしたあらすじですが、
 そんな感じです。

 豚、狼、魔導士とか。
 おもしろいミカタするなあ。
 非常に興味深いです。

 あと、妙にスーパーの描写がおもしろかったです。
 たかがスーパー。
 されどスーパー。

 スーパーに行きたくなります。
 店員さんが半額シールを張りバックヤードに消えた瞬間
 これが始まるのかと思うと、買い物が楽しくなりそうです。
 現実はそんな想像だけですが。

 でもでも、もしかしたらそんな現場もあるかもしれないと思っちゃいます!
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

☆『友達ごっこ』(※仲良し3人組)


☆『友達ごっこ 1〜(続刊)』(※高校生、クラスメート、同級生、いじめ、ハブ、携帯電話、ネット、過去)
著者名:竹内文香
出版社:集英社
マーガレット
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784088462653

“……なんだろう。
 胸がざわざわする”


 ある日突然ハブられてしまう(仲間はずれにされてしまう)女の子の話。

 いわゆるいじめマンガ。
 あーあ、心が痛いなあ。
 こういうのは苦手なんだよ。

 携帯からのWEB・ネットを使ったいじめ。
 見えない犯人。
 でも、犯人は仲の良い友だちっぽいという心の痛さ。

 友人の裏切りが腹立たしくて心がスッキリしない。
 ただ、こういうのがリアルな現実問題なのだと思う。
 その点においてよく描かれてます。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 10代・若者

2008年02月23日

●『竜宮奇恋譚』(※浦島太郎)


●『竜宮奇恋譚 サンゴ畑でつかまえて』(※海、名前、転校生、海底都市、乙姫、候補、恋、両親、試験、不老不死、王座争奪戦、使命、護衛、結婚、性別)
著者名:綾部いちい
出版社:エンターブレイン
ビーズログ文庫
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784757740167

“あんたが第九十三代乙姫、
 つまり次代の女王様候補の1人だよ”


 浦島太郎をベースにした物語。

 海辺の町で育った主人公サワラは、ある日海へ突き落とされる。
 絶体絶命を救ったのはかつてのクラスメートの男の子・メバル。
 彼に連れて行かれたのは海の底で、先には海底都市リュウグウがあった。

 サワラはこの都市を統治する乙姫候補になっており、
 しかもほかに2人の候補が。
 時期女王をめぐりの試験が始まる。

 え、何これ、水着審査?
 少女向け文庫ではなかったか? 少年向けみたいだな……。

 非常に先行きが不安だったのですが、
 けっこうおもしろかったです。
 まともな本でした。

 乙姫のこと、ウラシマのこと、リュウグウのこと、
 そして候補者達のこと……。
 なんだ、けっこういけてるじゃん。
 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ベースあり

☆『配達あかずきん』(※書店)


☆『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ 1〜(続刊)』(※謎解き、ミステリ、暗号、推理、本、案内、書店員、配達、事件、お客、作者)
著者名:久世番子(著)
大崎梢(原著)
出版社:新書館
Wings
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784403618918

“心にほのかにな明かりを灯した本。
 その人はどんな気持ちで一点ずつ選び取ったのだろう”


配達あかずきん』のコミック版。
 原作1巻の短編全5編がそのままコミックになってます。
 ストーリーは同じなのでコメントはしません。

 ただやはり原作の方が好きだなあ感はありますが、
 おもしろいのは変わりません。
 盗作疑惑で事件が起こった第五話の真実なんていいじゃないですか。

 あと、実際にある本がいっぱい出てきたので
 コミックに描かれるのか気になっていたんですけど、けっこう載ってましたね。
『夏への扉』が一番読みたいです。

 原作は2巻以降が未読なので、次のコミックが非常に楽しみです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館・本・書店

2008年02月22日

☆『まじもじるるも』(※魔女)


☆『まじもじるるも 1〜(続刊)』(※→人間界、魂、命、回収、代償、対価、魔法、同居、高校生、先輩、契約、チケット、寿命、召喚、罰、罪、刑、願い、修行、使い魔、猫)
著者名:渡辺航
出版社:講談社
シリウス
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784063731040

“おまえには関係ない。
 これはわたしの罰”


 何気にすげー萌えました(笑)
 まさかシリウスにこんなのがあるとは思ってもいませんでしたよ。

 人間の男の子と彼に召喚された魔女の女の子の同居モノなんですけど、
 すごくオーソドックスな話なんですけど、
 これが巧い。
 果てしなくな王道路線なのに、それでいてどこか新鮮でおもしろい。

 人間の男の子が自分の命と引き換えに魔法を使っていくのね。
 それが魔女るるもの修行でもある。
 この背景ってのがものすごい深くてね。
 彼女は感情を表に出さないし不器用だし表情も変わらないから分かりにくいんだけど、
 でもきっとどこかに辛かったんだろうなとか寂しかったんだろうなというものがあって、
 守ってあげたくなっちゃうというか、そんな感じ。
 
 るるもがすごーくかわいいです♪
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 魔法・魔女・魔法使い

☆『マーメイドライン』(※同性愛)


☆『マーメイドライン』(※女の子、百合、恋、同級生、仲良し、性同一性障害)
著者名:金田一蓮十郎
出版社:一迅社
百合姫
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784758070256

“同性愛のほとんどは伝えてしまったらおしまいなのよ。
 ずっと側にいたいのならずっと友だちでいなくちゃいけないのよ”


 女の子同士の恋。
 いわゆる<百合>をテーマにした短編集です。

 タイトルの『マーメイドライン』は一作目の「めぐみとあおい」から。
 自分が人魚だという変わり者のめぐみと、同級生のあおいの恋模様を描いたものです。
 そういや桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』も自分を人魚と信じる女の子が出てきたよなあと思いながら読んでいましたが、全く別物の解釈が出てきておもしろかったです。
「人魚姫」は同性愛のお話でしたか(笑)

 本書にはいろんな女の子が女の子に恋をしています。
 わたしは別に、百合は悪くないと思います!

******
>一般書扱いの百合系
 いろいろありますが。
 直接的でないものをあげれば、あさのあつこのテレパシー少女シリーズが好きだったりする。

★『雨の塔
■『満ち潮の夜、彼女は
★『西城秀樹のおかげです
☆『ささめきこと
☆『ワールズ・エンド
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 恋愛・愛

2008年02月21日

☆『花と悪魔』(※悪魔)


☆『花と悪魔 1〜(続刊)』(※魔界→人間界、孤児、赤ん坊、世話、人間、捨て子、名前、屋敷、使用人、同居、血、寿命)
著者名:音久無
出版社:白泉社
花とゆめ
★★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784592185512

“俺はお前を失うことが
 たまらなく恐ろしいのだ”


 これはのちのちの大ヒット作になるのでは予感がします。
 すげー萌えました(笑)

 悪魔に拾われ育てられた女の子・花と、その悪魔ビビ。
 もうすげー切ないというかはかないというか、
 今この時間がどれだけ貴重なものであることか……。
 守ってやりたい存在ってのが最高です。

 余談になりますが、
 これに萌えた人は『うさぎドロップ』もオススメです。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

☆『お嬢様ご命令を』(※執事)


☆『お嬢様ご命令を』(※主従関係、お金持ち、家柄、幼馴染み、過去、セレブ、使用人、高校生、公立学校、転入、同級生)
著者名:古都和子
出版社:白泉社
花とゆめ
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784592182191

“オレは使用人だけど、ガキの時からあの夜からずっと
 お前を守って行こうって決めてんだよ。”


 いわゆる執事とお嬢様のラブコメです。
 
 わがままお嬢様と、冷たいけれど実はお嬢様一筋な使用人の男の子。
 お嬢様と使用人ではなく、昔のころの関係を望む二人の行く末は。

<命令>という言葉が好きです。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋愛・愛

2008年02月20日

★『聖少女』(※娘父)


★『聖少女』(※近親相姦、婚約者、事故、記憶喪失、日記、姉弟、作家、異性、罪、病気)
著者名:倉橋由美子
出版社:新潮社
新潮社文庫(S56)
改訂版
★★★★
出版年:2008.01
ISBN :9784101113098

“近親相姦は悪だとぼくは信じているに違いない。
 しかしなぜ悪なのか、それを考えだすとぼくはますますわからなくなる……”


 わたしが生まれたときは、すでにこの本は生まれていた。
 それだけで、すごいなと思った。
 昔の本の復刻版が新潮文庫から発売。
 読んでみて、復刊理由がちょっとわかった気がした。

 主人公はKという男性。
 婚約者の未紀が事故で記憶喪失になり、自分すら覚えていない状況に。
 そんな彼女から、1冊のノートを渡される。
 それは未紀が記憶を失くす前に綴っていた日記で、
 それは<パパ>を異性として恋した少女の日記であった。

 ラノベやコミックで近親相姦を読むのと、
 一般文芸モノで近親相姦を読むとのとでは、濃密さが違うというか、
 こっちのほうが深いものがある気がする。
 わたしの身内では近親相姦なんて考えられないけれど、
 ある人にはあるのかなって考えてしまう。
 そして、それの何処が悪いのか、考える。
 なんで近親相姦がいけないのだろうかと(まあ、わかってはいるのですが)。

 娘と父の話だけではなく、
 婚約者Kとその姉Lの近親相姦話もあり。
 多少にレズビアンというか同性愛めいたものもあり、非常に興味深いものがあります。

******
>父と娘の近親相姦

★『私の男
★『届かぬ想い
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 人物、家族、家庭

☆『霊能力者小田霧響子の嘘』(※霊能力者)


☆『霊能力者小田霧響子の嘘 1〜(続刊)』(※仕事、事件、依頼、就職、解決、謎解き、ミステリ、詐欺、テレビ局、容疑者、犯人)
著者名:甲斐谷忍
出版社:集英社
ビジネスジャンプ
★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784088774022

“よかったら、私のトコで働かない?”

ライアーゲーム』作者の新作。
 フジでドラマ化になったせいか、
 第一話がとってもフジびいきになっています。

 主人公・谷口は、今人気の霊能力者・小田霧響子の大ファン。
 それがちょっとしたきっかけとなって彼女のマネージャーに就職することに。
 テレビで見る彼女とはまったく別の姿を持つ彼女。
 本当は霊能力なんて欠片も持ち合わせてない彼女がどうして<霊能力者>として騒がれているのか。
 その舞台裏を綴ったものです。
 
 要はインチキで商売が成り立っているということです。
 現実の霊能力者の真相は知りませんが、同じような感じなのかなあ。
 と思わせる内容。
 相手を騙す心理トリックというかそういうことに関しては、前作同様本作にも描かれています。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ・天才・専門職

2008年02月19日

☆「カエル裁判」(※カエル)


☆「カエル裁判」(※変身、魔女、魔法、王女、王子、王国、恋、好きな人、代償)
著者名:斉藤けん
出版社:白泉社
LaLa
←『月光スパイス』収録作品
★★★★☆
出版年:2008.02
ISBN :9784592181828

“私、あなたと恋がしたいわ。
 嬉しくて楽しくて幸せで、もうどうにかなっちゃうってくらい……!
 ……あなたを好きになりたいわ……”


 短編集の中の1作品なのですが、短いお話なのにすごいな、と思いまして。
 カエルと人間の恋話。

 主人公は魔女を助けたカエル。
 お礼にかわいい人間の女の子にしてもらい、
 そこで出会った男の子に恋をします。
 実は彼は王子。
 お城にまで入れてもらうのですが、カエルと知られたら追い出されてしまう。
 そんなとき自分にカエル疑惑が降りかかり、
 自分を人間にしてくれた魔女はそのことをばらしてしまう。
 女の子はカエルであることを知られてしまうのです。

 人魚姫といいますか、哀しい結末が予想されていたのにこの逆転劇は見事。
 魔女のドス黒さがいい意味で裏目に出ました。
 これ以上の幸せはありません。
 夢見る女の子はこういうのが理想なのですよ。
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物に変身・動物世界

☆「愛してない」(※男友だち)


☆「愛してない」(※恋愛、告白、デート、付き合い、好きな人、彼氏、彼女、同級生)
著者名:槙ようこ(著)
出版社:集英社
りぼん
←『山本善次朗と申します 3』収録作品
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784088568010

“自分のことはやめられないんだから、自分のこと信じろって。
 それからずっと大心と友達っ”


 これは新しい恋愛観というか。
 最後の言葉にはぐぐっとくるなあ!
 オチというかが、素敵すぎますvv
 かっけ〜。
 かっけーよ、大心!

 主人公のちゃかは、告白されることが多い女の子。
 でも、必ずその男の子から振られてしまうという女の子。
 彼女には、とっても大事な男友だち・大心がいて、
 彼といっつも一緒にいるのです。
 彼と彼女の関係は最強で、ちゃかに彼氏ができてもちゃかと大心が離れることはない。
 だから彼氏があきらめて振ってしまうというわけなのだけど。

 実は一番身近にいる男が一番好きなんだよ。
 彼氏ができたとしても、結局は一緒なるんだよ。

 というマンガは多いですが、
 これはまた別角度からというか、
 男の子目線のラストが衝撃的だったといいますか、
 実はそんな企みが……とか、
 どこかやられた感がありました。

 傍から見ると主人公の女の子がチャラチャラしてて
 脇役だったら絶対に<わがままで嫌な女>なのですが、
 ラスト一言が、彼女を見事な女の子に変身させています。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋愛・愛

2008年02月18日

★『届かぬ想い』(※タイムマシン)


★『届かぬ想い』(※タイムスリップ、現在→未来、結婚、妻、娘、死、誘拐、運命の人、愛、博士、小説、製薬会社、薬、発明、タイムパラドックス)
著者名:蘇部健一
出版社:講談社
講談社文庫
ノベルス(04/4)
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784062759830

“信じる、信じないは君の自由だ”

 タイムマシンを使ってのタイムスリップモノです。

 以前読んだ『恋時雨』が劇中作として出てきていた。
『恋時雨』のあとがきでこの本の存在を知り目をつけていたら文庫化したので、
 ラッキーと思い読んでみました。
 主人公は、同じだったっけか。
 小早川嗣利という男。
 結婚していて、幼い娘・美香がいる。
 でも、美香が何者かに誘拐され殺され、
 それが原因で妻までも失ってしまう。

 そして出会ったのが百合子という女性。
 嗣利は次第に彼女にひかれていく。

 何がタイムスリップに続いていくかというと、彼女と結婚してできた子どもが死にそうになって、生きるためには薬がいるのだけど薬がない。
 だったら未来からもってくればいいじゃないかという流れで。

 おもしろいのだけど、生涯愛す人は1人だろと思うわたしが読むと、
 どうも主人公の気持ちが理解できない。
 浮気とはいわないけどさ、心移りしすぎじゃないのか?
 っていうか、近親相姦はヤバイだろと思います。
 
 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

☆『一瞬の風になれ』(※陸上部)


☆『一瞬の風になれ 1〜(続刊)』(※高校生、友だち、仲間、兄弟、元サッカー少年、過去、天才、青春、リレー、スプリンター、総合体育大会、先輩、選手、インターハイ、練習、トラック)
著者名:安田剛士(画)
佐藤多佳子(原著)
出版社:講談社
マガジン
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784063639582

“陸上はね、距離、時間、高さ。
 その見えない<強さ>を数字にするスポーツなんだよ。
 つまり、自分がどれだけ前に進んだかがわかる競技なんだよ”


 第28回吉川英治文学新人賞・第4回本屋大賞を受賞そしてドラマ化も決定している小説(全3巻)のコミック版。
『800』『ランナー』を読んできて、次はこれ。
 陸上やりたくなりますなあ(たぶん次は三浦しをんを読みそうだ)。

 元サッカー少年で、サッカーをやめても毎日欠かさず10キロを走っている主人公の神谷新二。
 共に走るのは、練習嫌いの天才スプリンター、一ノ瀬連。
 彼は、数字の神様に愛された男で、一度は陸上をやめたこともあった人。
 
 この2人が陸上部に入部し一緒に走ることから、
 かっこよくて、かつ爽やかな青春マンガが始まる。
 
 これはドラマ見てみたいなあ。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ

2008年02月17日

★『Fが通過します』(※デザイン)


★『Fが通過します 全2巻(←セット)』(※作品集)
著者名:佐藤雅彦
出版社:マガジンハウス
ウフ.
「はじっこジャック」
★★★★
出版年:2007.06
ISBN :9784838790098



 ピタゴラスイッチ、だんご三兄弟、ポリンキーでおなじみの佐藤雅彦氏の作品集。
 マガジンハウスの無料冊子の隅っこで連載されていたものがまとめられています。
 長細い本というのが特徴的。
 収納BOXが2センチ×24センチくらいじゃないかと。

 おもしろいアイディアばかりなのではっと感じることが多いです。
 軽く脳トレみたいな。
 作風としては、『四国はどこまで入れ換え可能か』『クリック』『プチ哲学』あたりが近いんだけど、
 文字をデザインしたりしているので新しい世界が広がります。

 新感覚のひらめきがあるかもしれません。
 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 考える

★『ツクツク図書館』(※図書館)


★『ツクツク図書館』(※図書館員、就職、職員、館長、語学屋、運び屋、戻し屋、本、部屋、小説、作家、伝説の本、幼稚園児、猫、本読み、閉館)
著者名:紺野キリフキ
出版社:メディアファクトリー
ダ・ヴィンチ
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784840121507

“うちにはおもしろい本が一冊もない。
 全部が全部つまらない。”


 ダメな図書館が舞台の図書館話。

 普通の図書館ならおもしろい本ばかり集めるのが常識なのに、ここの図書館は逆。
 着ぶくれた女が働くことになることからこの話は始まるんだけど、
 普通の小説とは一風変わってる。

 まずは登場人物に名前がないこと。
 役職で呼ばれることが多い。館長とか語学屋とか。
 次に、ショートコントがたくさん連なっている感のある小説。
 マンガでいうと四コマ。
 四コマなのにストーリーになっているというか。
 短く区切られた話がいっぱいあって、それが1つになっているという感じ。
 かといって連作短編という区切りではない。
 そんな奇妙な世界。

 いろんな本の部屋があってわくわくするというのに、
 ちょっと違う感があるのは、
 やはり登場人物の素材がいいのに名前がないこととか、
 長編という形じゃないからなんだろうなあと思う。
 新しい試みか??
 普通スタイルが良かった。

 おもしろかったのは、伝説の本のこと。
 コノハを隠すのは森の中が基本ですが、
 これもおもしろい。

 好きキャラは、運び屋。
 つまらない本を選んでいるのはこの人。
 彼のおバカっぷりが最高だったりする。

 なんだかんだいいながら、本好きにはオススメする。
posted by 未衣名 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館・本・書店

2008年02月16日

☆『ミリオン・ロード』(※ネット株)


☆『ミリオン・ロード 夢クリック・1億円ネット株 1〜(続刊)』(※新入社員、就職、会社、同期、同僚、先輩、営業、ホテル、ジャンケン、ネットトレード、広告代理店、可能性、お金、過去)
著者名:あいかわももこ(著)
森都りりこ(原作)
出版社:講談社
Kiss
★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784063406900

“わたしとタッグを組んで
 二人で一億円への道を切り拓いてみない?”


 ネット株を扱ったマンガ。
 株に興味ありませんな自分には対象外なんだけど、素人でもおもしろいなあと感じた作品。
 
 ジャンケンが非常に強い新入社員の女の子が、先輩上司と同期の男の子に目をつけられ、違う世界へどんどん入っていくという感じかな。

 お金は人を狂わせるというように、辛い過去が絡んでいたり、
 たぶんこれからもお金で引き起こされる事件に絡んでいくのだと思う。
 それを考えるとちょっといやだなあと感じる。
 どうか純粋に話がすすんでいってくれますように。

 

☆『中性風呂へようこそ!』(※性的少数派)


☆『中性風呂へようこそ!』(※セクシャルマイノリティ、インターセックス、中間性、半陰陽、性転換手術、オカマ、オナベ、MTF、FTM、悩み相談、改名)
著者名:新井祥
出版社:双葉社
アクション
★★★★
出版年:2008.02
ISBN :9784575941500

“性別は男・女2つではなくグラデーションのようなもの。
 人はみなその中のどこかに位置しているのです”


性別が、ない!』の作者最新作。
 半陰陽である著者が、性的少数派についてのいろいろを語るというか解説しているというか。
 エッセイみたいだけど、完全にいうとそうじゃないという感じのコミックです。

 普通の生活の中じゃその人の本当の性別というのは分からない。
 お風呂を舞台にしたのがうまいと思う。
 非常に良い作品でした。

2008年02月15日

★『L change the World』(※テロ事件)


★『L change the World』(※ウイルス、ハイジャック、FBI、自然保護、父親、教授、研究所、裏切り、デスノート、死、娘、アメリカ)
著者名:M
出版社:集英社
小説すばる
★★★★
出版年:2007.12
ISBN :9784087712100

“私は、最後の瞬間まで自分のやるべきことをやる。
 それだけです。”


 映画版の「L change the World」を見終わったので、小説のほうに手をつけてみた。
 原作なのかと思ったら、そうでもないみたい。
 全く違うとはいわないけれど、半分以上違うので映画とは別の話と思ったほうがいいでしょう。
 映画にもチラッと出てきたけど、西尾維新が描いた『ロサンゼルスBB連続殺人事件』の次と考えたほうがいいのかな。
 微妙に小説のネタバレっぽいことが書いてあってどきっとしました。

 話の流れとしては映画と同じで、ウイルスを使って多くの人を殺そうとしようとする犯罪グループ<ブルーシップ>との戦いなんですけど、なんだかいろいろと違いました。

 クレープのトラックの色が違うというのはどうでもいいんですが、
 ほぼお笑い役だったFBIの駿河がいっぱい動いていました。
 しかも、Lを裏切って敵側と手を組んでいたりしました。
 あと、映画では燃やして跡形もなくなったデスノートですが、
 小説ではそれで終わりではなく、デスノートに名前を書くとか書かないとかの心理戦というのがまた存在してきたりして、
 映画には出てこなかった松田さんが出てきたり、
 でも映画では重要な役割であったBOYの存在がなかったり、
(正確にいうと出てきてはいるのですが、もうワイミーズにいちゃったりするんで、完全に映画とはかけ離れた感がありました。)
 良かった部分、残念に思った部分が半々くらいかな。

 映画と小説2つを見て読んで、「L change the World」が成立するように感じた作品。
 読みどころとしては、L の内心だったりするのですが、ポテトチップスとかの原作ネタや、ミサグッズをたくさん持っているんだとか、替えの服を同じのいっぱい持っているんだとかのコネタもおもしろいし、
 アルファベットの名前の意味も深いです。
 Lの意味、Nの意味、Kの意味。
 
posted by 未衣名 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき