2006年05月30日

☆『らせつの花』(※除霊)


☆『らせつの花 1〜(続刊)』(※霊、言霊、図書館、期限、恋、甘い物)
著者名:潮見知佳
出版社:白泉社
別冊花とゆめ
出版年:2006.05
ISBN :4592183541

“たちなおるために たちむかうために 自分で自分をここまで変えるなんて”

 除霊を仕事にしている日向羅刹は妖怪に魅入られ1つの約束をさせられてしまう。
 自分の命はあと2年。
 命をつなぐにはとある条件を満たしていなければならない。

 時間制限つきっておもしろい。
 強い霊能力者に心魅かれる漫画です。
 絵は正直あんまり好きじゃないんだけど、物語には魅かれてます。
 今後が気になる。

 主人公を取り巻く除霊師たちも気になる男ばかりだしね。
 強力な言霊をあやつる男とかさ、なんかいろいろいるんだよ。
 強いやつらが。
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2006年05月29日

☆『神様家族』(※神さま)


☆『神様家族 1〜(続刊)』(※天使、女神、恋)
著者名:桑島由一
     たぱり
出版社:メディアファクトリー
 コミックフラッパー
 原作小説あり
出版年:2006.05
ISBN :4840113912

“だって佐間太郎は神様の息子、次期神様候補なんだから”

 ↑という彼の周りを囲むのは、天使のテンコ、神様である父親、女神である母親、女神候補である姉と妹。
 修行のため人間界で住んでいるっぽい。
 心で何か願えば神の父が何でも解決。
 やりたい放題でこれでいいんかいっってほど。
 とくに恋愛に関してがすごい。
 何でも臨み叶っちゃうんだからやりすぎだろー。

 小説の漫画版です。
 昔原作の1巻だけ読んだことあって、「こんなのありえん!」と思い2巻以降は読んでない。
 漫画になってもそれは変わらないんだけど、今後が気になるので次も読んじゃいそうです。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 神さま

2006年05月28日

☆『喰霊』(※悪霊)


☆『喰霊 1〜(続刊)』(※秘密組織、霊、悪霊退治、家系、霊獣)
著者名:瀬川はじめ
出版社:角川書店
 少年エース
出版年:2006.05
ISBN :404713824X

“それまではせいぜい俺の悩みなんて、ガキの頃から霊が視えることくらいだった”

↑という主人公剣輔が、神楽という少女と出会い生活が一変。
 悪霊を退治していくアクションもの。
 やや男性向き。
 まあまあ面白い。
 ちょっとリアリティに欠けるんだけど、
 今後の組織の活躍に期待してます。

 主人公の運命を変えた彼女は政府の極秘機関・環境省「超自然災害対策室」のメンバーで、いろいろと組織の人間が出てくるんですよ。
 コンビでの活やくっぷりとかキャラが好き。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(2) | 幽霊

2006年05月27日

◆『カラフルな闇』(※10代)


◆『カラフルな闇』(※青春、恋、中学生、万引き、魔女、ラジオ、友だち、先輩、絵)
著者名:まはら三桃
出版社:講談社
第46回講談社児童文学賞佳作受賞
★★★★★
出版年:2006.04
ISBN :4062133288

“きれいなものはきれい。おまえのきれいでいいじゃないか”

 胸がきゅんきゅんする児童書。
 めっちゃいいっすよ、これ。
 自分を不幸と思っちゃいけないとか、
 人は人、自分は自分。っていうメッセージが込められている。
 それに、スタジオジブリっぽいピュアが溢れてるんです。

 主人公は、親が離婚して母親と暮らしている中学生の少女。
 彼女は毎週土曜日のラジオが楽しみ。
 近所で噂になっている「闇魔女」の目撃情報が、リスナーから寄せられているため。
 公共の電波で話題になっている人物が自分の近くにいるんだから、気にならないはずない。
 真っ黒の格好をした黒魔女は、夕方から夜にかけて現れてる。
 闇魔女の話題は、学校でも絶えなかった。
 闇魔女を見たものは不幸か幸せ、ハッキリどっちかになる。
 確率は五分五分。

 書店で一気読みしてきました。
 普段はこんなことしませんが、一度読み始めたら本閉じられなかったのですよ。
 闇魔女の正体が気になって気になって。
 あと、クリシュー先輩と主人公の関係もねー。

 最後のシーンはホントよかった。
 映画「耳をすませば」の告白シーン思い出した。
 同作者の『星の瞳のシルエット』も。
 
 これは読むべき。

 あ、あとこういう魔法使いじゃない「魔女」がでてくる作品として、
『はるがいったら』っていう、昨年集英社のすばる新人賞を受賞した本もあるのでよかったらこちらもどうぞ。
 全身ピンクの「魔女」がでてきます。
posted by 未衣名 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 10代・若者

2006年05月26日

◆『星をかった日』(※惑星)


◆『星をかった日』
著者名:井上直久
出版社:架空社
出版年:2006.04
ISBN :4877521399

“星はぐんぐん大きくなります”


 ジブリ美術館の土星座で上映されている作品の原作。
 元になったもの。
 少女が買った小さな星が大きくなるまでのことが描かれてます。
 わたしも星を育ててみたい。
 惑星を持てるなんて素敵です。

 いつか空を見上げて、
「あれわたしが育てたんだよ」っていってみたい。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙・星・惑星

2006年05月25日

☆『空色缶づめ』(※天界→下界)


☆『空色缶づめ』(※修行、恋、掟、友達、試験)
著者名:黒羽成
出版社:角川書店
ASUKA
出版年:2006.05
ISBN :404925025X

“人間界で己の正体を明かさぬこと。
 人を恋い慕ってはならぬぞ――”


 雲作りが仕事の主人公沙央。
 彼は雲使いの見習いで、修行のため人間界に降りることに。
 パートナーは風使いの響樹。
 そんでとある学校に転校して、とある女の子とよく話すようになって……。
 って、まあありきたりといいますか、恋をして約束を破ります。
 一巻で完結という短い話なので内容は薄いです。
 物足りない。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 異世界→現代

2006年05月22日

☆『シノビライフ』(※タイムスリップ)


☆『シノビライフ 1〜(続刊)』(※現在⇔過去、恋、忍者、侍、恋、掟、ボディーガード)
著者名:こなみ詔子
出版社:秋田書店
 月刊プリンセス
出版年:2006.05
ISBN :4253193773

“たとえこの身が滅びようとも、あなたを守ってみせます”

 金持ちのお嬢様である主人公、紅。
 父を恨み死のうとしていた彼女を救ったのは、空から降ってきた景虎。

 彼は一国の姫、紅姫を守る使命を持つ忍者。
 突然タイムスリップしてきたらしい(原因は不明。本人は気づいていない)。
 景虎は紅姫に恋心をもっていて、紅を紅姫と勘違い
 (家系がいっしょだから似ている)。
 一方で紅は景虎に恋心。
 しかし、彼が自分でなく紅姫を好きなことはわかっている。
 もし自分が紅姫でないと打ち明けてしまったら景虎はいなくなる……?

 おもしろいです。
 特に忍者の掟の話。
 掟に縛られて云々っていうストーリー大好き♪
 そういや、映画の忍者ハットリくんにもあったのよね。
 忍びの掟がさ。

鈍色幻視行』もよかったけれど、これも同等かそれ以上の期待があります。
 どうなるのかな、二人の関係は。
posted by 未衣名 at 11:57| Comment(4) | TrackBack(1) | タイムスリップ・時間

2006年05月21日

■『カレンダー』(※家族)


■『カレンダー』(※祖母、家庭、10代、手紙、日記)
カレンダー著者名:ひこ田中
出版社:講談社
 講談社文庫
出版年:1997.01
ISBN :4062634260

“人間を拾ったのは私。
 拾ったっていうのもヘンやけど……。
 いや、道に落ちていたから、ヤッパ拾ったの。”


 児童書が文庫になったもの。
 京都のなまりがなんかステキ。
 苗字が全員違う不思議な家族の物語。
 血縁関係にあるのは主人公の翼とその祖母で、男女の同居人というかなんというかが二人。
 青春物語であり成長物語であり。
 あたたかくていい話だった。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人物、家族、家庭

2006年05月20日

★『夏期限定トロピカルパフェ事件』(※謎解き)


★『夏期限定トロピカルパフェ事件』(※スイーツ、誘拐、日常ミステリ)
著者名:米澤穂信
出版社:東京創元社
 創元推理文庫
出版年:2006.04
ISBN :4488451020

“わたしの、この夏の運命を左右する
<小佐内スイーツセレクション・夏>”


 めちゃんこおもしろい!
 これは今年一番に、今まで読んだ本の中で一番面白いというくらい上位にランクインできる本。
 私の永遠の本「妖怪アパートシリーズ」にも負けず劣らず。
 シリーズモノは1巻の感想しかかかないんだけど、あまりにも絶賛しちゃったので感想書きます。
 2巻ですが、ここから読み始めてもなんら問題はない、日常ミステリです。
 ⇒1巻の『春期限定いちごタルト事件』の感想はこちら

 小市民を目指す高校生小鳩常悟朗と、その同級生小佐内ゆきの物語。
 今回は、夏休みにスイーツめぐりに付き合わされたことから始まる事件。

 これがほんとすごいんですよ。
 君たち頭よすぎです。だから対等につり合えるんだよ。
 最強カップルです。
 小佐内さんすてきっ。
 常悟朗最高っ。

 そういう友だちがいたら一生飽きなさそうです。
 ミステリ好きでなくとも、甘いものデザート好きにもオススメ。
 笑い所もいっぱいあり。

 つぎの『秋期限定モンブラン事件』も気になる!
posted by 未衣名 at 18:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 謎とき

2006年05月16日

☆『トリバコハウス』(※アパート)


☆『トリバコハウス 1〜2』(※恋愛、専門生)
著者名:宇仁田ゆみ
出版社:祥伝社
フィールコミックス
出版年:2004.04〜
ISBN :4396763298

 彼氏の藤田さんのコネで就職し、暮らしているマンションは彼氏にお金払ってもらっている。
 彼氏に飼われている、そんな女性ミキが主人公。

 勤め先の専門学校で出会った緑髪の男の子、鎌田。
 彼女はその子に振り回され、男子学生のアパートに泊まってしまう。
 それが原因で7年も付き合った藤田さんとケンカしてしまい、藤田さんを嫌いになる。
 そんで、鎌田と同棲を始める。
 鳥かごを抜けて自由な人生へ?

 めちゃおもしろかった。
 すごい共感できる内容で、久しぶりに純愛っぽい人生マンガ? を読んだ気がした。
 だんだんと芽生える恋心に胸キュン。

 ぼろアパートに住む面々も個性的で面白い。
 とくに、本好きな男の子に魅かれました。
 本を溜め込み泣く泣く売り払ったり、将来の夢は本をおく倉庫を作ることなんて、わたしと同じだ・・・。

 これはオススメ。

2006年05月15日

★『13階段』(※罪と罰)


★『13階段』(※刑務官、囚人、死刑囚、弁護士、検察官、前科、冤罪)
著者名:高野和明
出版社:講談社
 ハード
 講談社文庫
 江戸川乱歩賞受賞
出版年:2001.08
ISBN :4062108569

“日本人はな、悪人を死刑にしようと心の中では思いながら、
 それを口にする人間を白い目で見るんだ”


 日本の死刑制度を改めて考えさせられる作品。
 最後はうるっときてしまった。
 人の死以外で泣かせられた小説。
 めちゃいい話。

 殺人罪で死刑にさせられそうな男性を助けるべく、刑務官の南郷は調査を開始。
 彼が相棒にしたのは、前科を背負った青年三上。
 手がかりは「階段」。
 残された時間はわずか。
 二人は無実の男の命を救うことが出来るのか。

 刑務所の様子とか、刑務官の仕事とか、死刑執行の話とかね、重いことばっかりなんだよ。でてくることは。
 でも、いつ自分に降りかかるかもわからない出来事だから、他人事だと思っちゃいけないと感じた。
 
 これは読んでおいたほうがいい。
 死刑執行っていうのは、やられる側も苦痛だけど、それを執行する刑務官だって苦痛なんだよ。
 ある意味、殺人を犯してしまうのですから。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 罪・罰

2006年05月14日

★『東京少女』(※デート嬢)


『東京少女 ぼくとオタとお姫様の物語 』(※恋、デートクラブ、ネット、ひきこもり、フロッピー、偽名)
著者名:七重 俊
出版社:アメーバブックス
出版年:2005.8
ISBN :4344990129

“ぼくといることに、どんな意味があるのだろう”

 ネット小説。
 デートクラブで知り合ったとびきりの美人とデートする主人公のヒロ。
 ちょっと無理なお願いしても喜んできてくれる彼女。
 そんなある日、ヒロは彼女のバックからとあるフロッピーを発見し、友人のオタ(太田)に調べてもらうとそれが危ないものだとわかる。
 さらに彼女は偽名を使い、年もごまかしていることがわかって……。

 切なくて悲しくてふつーにおもしろかったです。
posted by 未衣名 at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋愛・愛

2006年05月13日

★『極限推理コロシアム』(※謎解き)


★『極限推理コロシアム』(※閉じられた空間、館、殺人、ゲーム)
著者名:矢野龍王
出版社:講談社
講談社ノベルス
第30回メフィスト賞受賞作
ドラマ化
出版年:2004.04
ISBN :4061823663

“これはゲームだ。
 それも、極上の推理ゲームとなっている”


 気が付くと館に閉じ込められていた7人の男女。
 彼らは「主催者」から「今からおきる殺人事件の犯人を当てよ」といわれ、
 同時に、対となる館でも7人の男女が閉じ込められ、同じゲームを強いられていることを知る。
 2つの館で起こる事件をもう一つの館より早く解決しなければ、命の保証がない。
 閉じられた空間での殺人事件って、クリスティーの『そして誰もいなくなった』を初め、実は殺されたやつが犯人だった――的なトリックが多いじゃないですか。
 それを踏まえて読んでいたら、うまくやられました(笑)
 先入観で推理しちゃいけませんな。

 ↑とまあ、けっこう楽しめたわけですが、主催者の意図がまったくわかりません。
 どうして彼らを集めたのか、どうやって集めたのか、どう開放したのか。
 お金はどこから持ってきたのか……
 意味不明だ。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎とき

2006年05月12日

★『警視庁幽霊係』(※幽霊)


★『警視庁幽霊係 1〜2』(※刑事、霊媒師、謎解き)
著者名:天野頌子
出版社:祥伝社
ノン・ノベル
出版年:2005.10〜
ISBN :4396208081

“そんな都合のいい奇病、聞いたことないな”

 警察官になったことから、事件関係の幽霊だけが見える職業病を持つ柏木雅彦32歳。
 彼は自分の守護霊(女子高校生の幽霊)や友だち、霊媒師の力を借りながら事件を解く。
 幽霊が普通に存在している小説。
 まあまあおもしろかった。

 今月新刊が出たらしいんだけど、わたしは三谷さんのこともっと知りたい。
 彼は柏木さんの同僚清水の同級生。プロらしい。
 ちょっと変わった方。
 それともう一つ気になるのは、特殊捜査を担当している他の面々。
 ・物の記憶を読む女高島佳帆。
 ・警視庁の最終兵器の異名を持つ伊集院馨。
 ・写真に写っている人間の生死を透視できる桜井文也。
 彼ら一度も出てこなかったぞ?

 続編はのちのちチェックしようと思います。
posted by 未衣名 at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2006年05月11日

★『時間不動産』(※タイムスリップ)


★『時間不動産』(※不動産屋、土地、未来)
著者名:草上仁
出版社:早川書房
 ハヤカワ文庫
出版年:1988.11
ISBN :4150302804

“3100年代のサハラは、なかなかいいところですぞ。
 2900年代なんて、ひどいものです”


 土地も時間も、年代までも指定して土地を売るという時代。
 1995年から病気治療のため人工冬眠に入り、13世紀後に目覚めた主人公の男。
 タイムマシンができてて、いろんな時代の土地が買える世界。
 勧められて買った、期限付きの安い土地。
 そこにはとんでもない秘密が隠されていて……。
 ひどい話ですけど、耐震偽装と騒がれている今にして読めば、こういう話も飲み込める。
 オチもおもしろい。

 ほかに収録の「嫌煙権」もよい。
 タバコ吸わなきゃこの世で生きていけない世界が描かれている。
posted by 未衣名 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2006年05月10日

★『満月物語』(※竹取物語)


★『満月物語』(※かぐや姫、月、恋、別れ、老人)
著者名:薄井ゆうじ
出版社:角川春樹事務所
出版年:2000.03
 ハルキ文庫
ISBN :4894566575

“もうすぐ月からの使者が小夜子を迎えに来る。
 私の大事な小夜子は、月に取られてしまうんだ”


「かぐや姫」をベースに置いたもの。
 20年以上も会ってない祖父から、「遊びに来ないか」という突然の手紙。
 島に住む祖父の元へ行くとそこには、養女と名乗る小夜子がいた。
 祖父の話によると、彼女は竹から生まれた子で、近いうちに月に帰ってしまうらしい。

「かぐや姫」と違うところは、成長の度合い。
 元の話だとすぐに大人になりましたが、本書の女性は人間と同じ成長をしていたという感じ。
 裏書きは「幻想的な恋愛小説」となっていたけれど、個人的には微妙。
 まあ、たしかに幻想的ではありましたし、
 祖父と小夜子の関係好きだったし。

 ・・・大人シーンがなきゃよかったのに。
 処女のほうがきれいじゃん。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ベースあり

★『竜宮の乙姫の元結りの切りはずし』(※浦島太郎)


★『竜宮の乙姫の元結いの切りはずし』(※竜宮城、海、ダイビング、老人)
著者名:薄井ゆうじ
出版社:講談社
 講談社文庫
出版年:1996.10
ISBN :4062633531

“私のために、竜宮城を捜してはもらえないだろうか”

 昔話の「浦島太郎」をベースにしている作品。
 会社をやめ旅に出ていた主人公は、電車でとある新聞広告を見る。
「潜水夫募集」
 スキューバができる彼はさっそく主の老人「太郎」さんと連絡をとり、海へ潜る仕事をする。
 老人はかつて竜宮へいったことがあるらしく、それを捜してほしいというのだ。
 老人の近くには美しい女性もいて、彼は彼女にも引かれていく。

 面白いには面白いんだけど、うーん。
 大人シーンはいらんかなー。
 でもね、幻想的なシーンはいくつかあるので、そこはきれいです。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ベースあり

2006年05月09日

★『凍りのくじら』(※ドラえもん)


★『凍りのくじら』(※高校生、失踪、父親、写真)
著者名:辻村深月
出版社:講談社
 講談社ノベルス
出版年:2005.11
ISBN :4061824589

“ぼくにとっての「SF」は「サイエンスフィクション」ではなくて、
 「少し不思議な物語(すこし・ふしぎ)」なのです”


 ドラえもんをこよなく愛する父が失踪した。
 主人公理帆子は、同じく失踪した父を持つ別所あきらと出会い、心を癒していく。
 ところが、昔の恋人との縁が切れなくて……。

 各所満載に「ドラえもん」が語られていた。
 わたしは弟に影響してかなりドラえもん読んでいたので楽しく読めました。
 改めてドラえもんの良さを知る。
 
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | ベースあり

★『スウィート・ブラッド』(※吸血鬼)


★『スウィート・ブラッド』(※仲間、恋)
著者名:高瀬美恵
出版社:祥伝社
400円文庫
出版年:2001.10
ISBN :4396328931

“仲間は7人。それが掟だ。
 一人死ねば、一人加えなくてはならない”


 ↑という決まりがある吸血鬼ホラー。
 最近は近所で残虐な殺人事件があったらしくてあやしい男が歩いていたりというこのごろ。
 主人公である27歳の主婦佐代子は、ちょいかっこいいコンビニ店員真柴をいいなと思うようになる。
 ある日知らない男が主人公の所に来て、殺人事件の犯人は真柴で、真柴は吸血鬼で、自分も吸血鬼だという。
 吸血鬼にされてしまった佐代子の運命は……。

 なんつうか、気持ちはわかるんだけど感情移入が全く出来ない作品でした。
 うーん。まあ最後は結局そうなるよね。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 吸血鬼

2006年05月08日

■『ファンム・アレース』(※仲間)


■『ファンム・アレース 1〜(続刊)』(※旅、魔法、出生の秘密、王族、魔法使い、指輪、死者、魂、名前、刺青)
著者名:香月日輪
出版社:講談社
YA!ENTERTAINMENT
出版年:2006.02
ISBN :4062693534

“あのマリンカの花が散ってた昼下がりに、あの場所で、
 俺たちは出会う運命だったんだよ。
 どこまでも一緒に行こう。
 俺たちはきっと、生きるのも死ぬのも……一緒なんだよ”


 さすが香月日輪さん。話がうまい。
 新作では、妖怪アパートや地獄堂とは違い、今度は異性のカップリング。
 ただし、100歳以上の年の差カップルでございますが。
 しかししかし、めちゃいいコンビです。

 甘いセリフがいっぱいあるので黙って読まずにはいられない(恋愛関係ではない)。。
 笑えるしニヤけるし、でも、ストーリーもキャラクターもしっかりしているのでめちゃおもしろい。

「犬夜叉」や「エル・シオン」といった作品に出てくるように、
 心臓が相手に握られているという(のに近い)状況なんですよ、その2人の関係は。

 話の筋としては、青い目をした女の子ララを助けるため、主人公の青年バビロンが無理やり旅を共にさせられるというもの。
 二人の関係は、最初から甘かったわけじゃありません。
 何せバビロンは、酒場で謎の美女に逆ナンされ、
「契約の魔術」で奴隷のような身分にされてしまったのですから。
 しかもそいつは○○で、ララの○○であることがわかって。
 自分の命(ある意味心臓)は、ララに握られているんです。
 彼ら二人の出生の秘密など、見所も多々ありです。

 2人がどうして良い仲になれたかというのは、
 本を読んでのお楽しみということで。
posted by 未衣名 at 11:33| Comment(11) | TrackBack(0) | 仲間

2006年05月07日

☆『電波の城』(※アナウンサー)


☆『電波の城 1〜(続刊)』(※お天気お姉さん、テレビ局、FM局、芸能事務所、謎の人物)
著者名:細野不二彦
出版社:小学館
 スピリッツ
出版年:2006.04
ISBN :4091803199

“私、気象予報士の資格も持っていますのよ。
 気象庁のうすらバカどもときたら、今日もしっかりはずしましたね”


 倒産寸前の芸能事務所に現れた謎の女。
 彼女は社長もろとも事務所を買い取り、アナウンサーを目指す。
 以前は北海道のFM局でパーソナリティーをやっていたらしいのですが、
 過去にそこで何かやらかしたらしいです。
 ある意味クールな毒舌スナイパー(笑)。

 主人公はもう一人男性がいて、彼は一つに事件を追っている。
 二人が今後どう絡み合うのかも気になるところです。
posted by 未衣名 at 12:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 芸能・アイドル

2006年05月03日

●『“文学少女”と死にたがりの道化』(※文芸部)


●『“文学少女”と死にたがりの道化』(※妖怪、高校生、元作家、太宰治、三題話、恋文、先輩、自殺、謎解き)
著者名:野村美月
出版社:エンターブレイン
 ファミ通文庫
出版年:2006.04
ISBN :4757728069

“ほらほら、残り時間はあと五分よ。
 尊敬する先輩のために、とびきり美味しいおやつを書いてね”

 遠子先輩にめっさ萌えました(笑)。
 ほしいよ、そういう先輩。
 すげーおもろい。

 主人公は元美少女作家の男子高校生、井上心葉(経歴がおもしろい)。
 彼は文芸部で、同じ部の天野遠子先輩のために日々小説を書いてます。
 彼女は本を食べちゃう妖怪で、本の味はおもしろければおもしろいほど味がうまいらしい(食ってみたいっ)。
 本のうまさを語りながら食う場面が好きなんですよ。
 既存作家ではポール・ギャリコが好みらしい。
 ちなみにわたしは『ジェニー』なら読んだことあります。

 事件は、女の子から文芸部にラブレターの代筆以来が来ることから始まる。
 相手の男を調べてみると、彼はこの学園には存在していないらしい。
 しかし依頼主の女の子は「います!」というし。
 その後その彼は主人公と瓜二つということがわかり……。

 太宰治『人間失格』を元にしてます。
 愛している方はぜひ。

 これ読んでたら、作者の性別わからんくなってきた。
 女だとは思うんだけど、実は主人公と同じ美少女作家ではないのかな、と。
 続き期待してます。
 遠子先輩がなぜここに来たのかとか、どういう妖怪なのかとか。
posted by 未衣名 at 23:55| Comment(3) | TrackBack(2) | 図書館・本・書店

2006年05月02日

☆『君とひみつの花園』(※女子寮)


☆『君とひみつの花園』(※青春、生き方、男の子女の子、ファッション、女装、恋)
著者名:林みかせ
出版社:白泉社
LaLaDX
出版年:2006.05
ISBN :4592188403

“オレも完璧じゃないよ。
 本当にほしいものがどうすれば手に入るのかわからなくてもどかしいよ。
 だから、ナツがみせてよ。がんばりが報われるってとこ、人は変われるってこと”

 これぞ少女漫画の王道(笑)。
「人」が描かれてる&ネタがおもしろい。

 男っぽい女の子が、「女の子」になろうとする物語。
 サポーター役は女装して生活しているルームメイトの男の子。
 がんばる女の子、がんばる男の子です。

 元気出ます!
 とにかく読んでみてくださいっ。

 最初は友だちだったものがやがて恋に発展するんだろうなあ……。
 先が見えるので安心して読めます。
 かわいすぎ&超おもしろい。

2006年05月01日

☆「歯車使い」(※異世界→現代)


☆「歯車使い」(※人生の歯車)
著者名:草川為
出版社:白泉社
←『龍の花わずらい 2』に収録
出版年:2006.05
ISBN :4592183347

“歯車の重みを知るためには、実際下に下りてみないとね”

 世界の出来事を歯車によって記録している歯車使い。
 その一人(男)が、遊び半分で下界に下りていき、一人の女性と出会う。
 恋モノじゃないんだけど、けっこういい話です。
 人生のパーツっていうか、ちょっとした事件の組み合わせをしているというか……。
 あの時ああしていればああならなかったのに……とか、
 あの時ああしていたから今があるんだ……とか、そういった歯車の組み合わせを扱ってます。
posted by 未衣名 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 異世界→現代