2005年10月31日

☆『もやしもん』(※特殊能力)


☆『もやしもん 1〜2(続刊)』(※菌、農大、酒)
著者名:石川雅之
出版社:講談社
 イブニング
出版年:2005.5〜
ISBN :4063521265

 農学部を舞台としたキャンパスライフ。
 農学部って本当にこんな感じなんですかね。
 もしそうだとしたら、ここメッチャ良いとこですよ。

“菌”が肉眼で見えるという大学生が主人公
 例えば、空気中の菌が見えたり、手についている菌が見えたり……。
 ヨーグルト菌、インフルエンザ、カビ……。
 いろんな菌がイメージ化されてます。
 しかし、これが全く汚くない。
 かわいくて楽しいのです。

 菌の声まで描かれていて、これまた良い。
“糖うめー”とか“こんちわー”とか“ぼくの家つくるぞー”とか、どっかのテレビCMみたいなことになってます。

 菌の登場人物紹介も毎回柱に描かれていて、心が和みます。
 ストラップにならんかなあ。

 統一感のない表紙にも注目。

朝日新聞の書評(05/06/12)


ト、トレビアーン、発酵食品対決!『もやしもん』vs『沼地のある森を抜けて』
posted by 未衣名 at 23:54| Comment(2) | TrackBack(1) | 力・特殊能力

2005年10月30日

◆『ステップファザー・ステップ』(※泥棒)


◆『ステップファザー・ステップ 屋根から落ちてきたお父さん』(※双子、謎解き)
著者名:宮部みゆき
出版社:講談社
 ノベルス'03
 文庫'96
 青い鳥文庫'05
出版年:2005.10
ISBN :4061487027

 他人の家に忍び込む最中にミスり、双子に拾われてしまった主人公。
 指紋取られて“お父さんになって”と脅されることから、
 奇妙な関係が続く。
 ステップファザー(英語)は、継父の意。

 おもしろいー。
 お父さんがいい!
 双子(中一の男の子)がかわいい!
 親父さんがいい性格してるし。
 泥棒の話なんだけど、こういう泥棒ならいてもいいよね、と思った。
 むしろ、いてほしい。
 続き読みたい。

※画像に出ている青い鳥文庫は、ノベルス・文庫版の再編集。
 1話(家庭訪問の話)だけ未収録なので注意。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(2) | 怪盗・ドロボウ

2005年10月29日

☆『ダブル・フェイス』(※組織)


☆『ダブル・フェイス 1〜8(続刊)』(※金融、金、マジック、悪退治)
著者名:細野不二彦
出版社:小学館
 ビックコミック
出版年:2003.03〜
ISBN :4091867812

 金がらみの悪退治の話。

 主人公は金融会社平社員春居筆美
 趣味はマジック(種明かしがいっぱいあってこれも楽しい)。
 しかし実は、その会社の社長さん。
 さらにDr.WHOOという裏の顔まで持っている。

 フーの姿では、金関係のトラブルを解決してます(悪退治)。
 最近よくあるカード詐欺とか、悪徳商法とか、
 けっこう勉強になることが多い。

 さらに彼は、なぞの組織など、いろんな人と通じているみたい。
 過去も含めてそれはまだ謎。
 彼の周りで動く組織にも注目。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 秘密組織・請負人

2005年10月28日

◆『クヌギ林のザワザワ荘』(※妖怪)


◆『クヌギ林のザワザワ荘』(※水の精、キツネ、魂、猫)
著者名:富安陽子
出版社:あかね書房
出版年:1990.06
ISBN :4251061454

 皆から嫌われてアパートを追い出された矢鳴先生(別に嫌な性格してないんだけどな。なぜ追い出されたんだ?)が、新しいアパートで暮らす話。
 そこがザワザワ荘
 管理人が猫で、住人が水の精アズキトギキツネの子。

 ある意味、妖怪アパート。

 住人たちがおもしろい。
 水の精は竜宮城でミスを犯してここへきてる。
 アズキトギはを集めてる。
 キツネは一人前になるために。
 皆がそれぞれいろんな人生送ってます。

 あたたかいお話。
posted by 未衣名 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2005年10月27日

●『空と月の王』(※死者)


●『空と月の王』(※霊、職業、召喚)
著者名:霜島ケイ
出版社:メディアファクトリー
 MF文庫J
出版年:2005.09
ISBN :4840114188

 タイトルがちょっとおかしいとか、帯はあれであっているのか? とか、キィラの登場シーンはそれだけ? とか、主人公の影が薄いとか、けっこういいたいことが多い。
 でも、現実世界にはないいろんな仕事が見れたり、死者の町を見れたり、おもしろい要素はたくさんあるんだよね。

 この小説でメインにくる召喚師
 個人的にはファイナルファンタジーのイメージしかないんですが、ここの召喚士は新しい解釈で、それがよかった。
 そういう召喚の使い方もあるんだー、って感じで。

 この本、イラストレーターさんの起用が成功したね。
 すごく合ってる。

 あらすじは、鎮魂屋(霊を鎮める職業)の主人公トキが、禁制とされる生業とされる召喚師マユと出合う。
 召喚師はなぜいけないのか。
 そこが読みどころ。
posted by 未衣名 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 死者・死神・魂

2005年10月26日

☆『少年はその時群青の風を見たか?』(※ホームズ&ルパン)


☆『少年はその時群青の風を見たか?』
著者名:酒井美詠子
出版社:白泉社
 花とゆめコミック
出版年:1996.07
ISBN :4592116275

 同じ時代、同じ場所でホームズとルパンが生きていたら……という話。
 もちろんあの、名探偵シャーロック・ホームズと怪盗アルセーヌ・ルパンですよ?
 昼間は同じ学校で同級生やりながら、夜はそっちのお仕事。
 ライバル同士。
 年が若いと、青春だなあって感じがします。
 なんでも自由にやれていいよね。

 レストレード警部やモーリス・ルブランなど、どこかで聞いたことある名前もけっこう登場。

 絶版の本ですが、古本屋にはけっこうあります。
 
posted by 未衣名 at 21:11| Comment(4) | TrackBack(1) | ベースあり

2005年10月25日

★『氷菓』(※部活)


★『氷菓』(※日常ミステリ、古典部、高校生活、部誌、姉、謎解き)
著者名:米澤穂信
出版社:角川書店
スニーカー文庫
角川文庫
★★★★
出版年:2001.10
ISBN :4044271011

 第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作!
 スニーカー文庫で出たのが角川文庫に。

 高校の古典部の活動記録……というか、学園生活。
 部員0人廃の古典部。
 新入生が入部しなかったら廃部決定。
 それを阻止せよというOBの姉ちゃんの命令で、無理やり主人公折木奉太郎が入部させられる。
 風変わりな男子高校生です。
 
 鍵を持ってさっそく部室の鍵をあけると、中には新入部員の女の子が。
 え? 鍵かかっていたよ? 何で中にいるの?
 これが第一の謎解き。

 そんな日常ミステリの連続短編で、文化祭に発行する文集「氷菓」探しやらなんやら。
 三十三年前にひめられた謎解きが、最終目的。
“古典部”という活動は一切ないのですが、おもしろかったです。
 登場人物すべてに魅力があり、ストーリー展開も良し。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 部活・サークル

2005年10月24日

☆『暴れん坊本屋さん』(※書店)


☆『暴れん坊本屋さん 全3巻』(※本)
著者名:久世番子
出版社:新書館
ウンポコ
★★★★★
出版年:2005.09〜06/10
ISBN :4403670199

 漫画家兼書店員の著者による、書店仕事のまんがエッセイ
 漫画家さんが書店で働いているってことは、自分の本を好き放題売ることができるってわけで……?

 めちゃくちゃおもしろい!!(カバー裏も必見)
 本屋の裏事情とか愚痴とかいろいろ書いてあります。
 実はわたし、書店でバイト中なんです。

 だから、
 「まぶらほ」「まほらば」「マブラヴ」……似たようなタイトルがたくさんあって……とか、お客がいってくるタイトルが間違っていることがあるとか、万引きとか、ときどき常識はずれの客が来る、ジュースがこぼれてる時がある、児童書売り場がめちゃくちゃにされる、読んでないのにPOPを書くことがある、文庫本は文庫本でも出版社ごとにサイズが微妙に違ってカバーかけに困るとか、上げ底とか、その他もろもろ、“わかる! そのとおり!”ってことばかりでした。

 増刷された分の帯には“「新聞に載ってたアレです」”みたいなことが。
 実際に紹介されてましたしね。
 このおかげで一気に本が売れたとか。

 わたしの場合本屋での一番の幸せは、1割引で本が買えることより、休憩時間に書店の本が読めることより、誰もいない本屋で本が読めること
(閉店後)

朝日新聞書評 10/2

読売新聞
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(3) | 図書館・本・書店

2005年10月23日

◆「インクヴァンパイヤシリーズ 1〜4」(※本)


◆『ぼく見ちゃったんだ!(第1巻)』(※吸血鬼、インク、世界図書館)
著者名:エリック・サンヴォワザン
翻訳:角田光代
出版社:ソニーマガジンズ
出版年:2004.08
ISBN :4789723429

 ぼく、見ちゃったんだよ。
 ぼくのうちの本屋で。
 怪しい客が本にストローをさして、インクを飲んじゃってるんだ
(表紙参照)
 あわてて追いかけたら、やつは墓場に行って、秘密の地下にいた。
 そこには本がたっくさん。
 やつに見つかりやつの正体を知ってしまったぼくは、インクヴァンパイヤになる。


 ↑ざっとのあらすじ。
 どうして血ではなくインクを飲むのかとか、詳しいことは本書にて。
 本好きにはたまらないことがたっぷり書いてあります。
 主人公は咬まれてヴァンパイヤになるのですが、「ダレン・シャン」のような恐怖や不安はあまりありません。
 2巻で少しその辺語られますが、仲間ができことで元気になります。
 


1巻:ぼく見ちゃったんだ!
2巻:ひとりぼっちはつまらない
  仲間ができる話。
3巻:ぼくらの住みかがなくなっちゃう
  墓場がなくなってしまうことに。
4巻:ぼく、飲みこまれちゃった!
 「赤ずきんちゃん」の世界へ
 
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館・本・書店

2005年10月22日

◆『ドラゴン学』(※竜)


◆『ドラゴン学』(※知識)
著者名:ドゥガルドA.スティール
出版社:今人舎
出版年:2005.10
ISBN :4901088343

 ドラゴンのことがたっくさん。
 ドラゴンについての解説書
 小説ではありません。
 子どもも楽しめるように仕掛けがたくさんある。
 封筒がついていたり、小窓がついていたり、皮膚(!?)にも触れちゃうし。
 
ドラゴン学を学ぶのは、偉大なドラゴンを未来に残すため

 これが詳しいのなんの。
 ドラゴン博士になった気分です。
 竜好きにはたまりません。
 
posted by 未衣名 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 竜(龍)

◎物語の中の作家・小説たち

◎物語の中の作家・小説たち
※紹介していないもの中心に。

>主人公が小説書いてる
◆『ぼくと未来屋の夏』はやみねかおる 講談社 ミステリーランド
 謎解きのとこで紹介してあります。
 主人公は自分をモデルにした推理小説を書いています。
 その一部が載っています。

★「アミ シリーズ」全3巻+α」エンリケ・バイオス 徳間書店
 宇宙のとこで紹介してあります。
 主人公は、自分の体験を本に残しています。

■『十一月の扉』高楼方子 リブリオ出版 99/9
 主人公は『ドードー森の物語』という小説を書く。
 物語の中の物語。

★『ロマンス小説の七日間』三浦しをん 角川書店 角川文庫 03/11 
 主人公は翻訳家。
 彼女の日常と、翻訳している小説が載っている。

★☆「覆面作家シリーズ」北村薫 角川書店
 ペンネームが“覆面作家”のミステリ作家と、その編集者の話。
 NHKでドラマ化もされている。
 
>主人公の周りの人が作家
◆『テレパシー少女「蘭」事件ノートシリーズ」あさのあつこ 講談社 青い鳥文庫
 主人公のお母さんがホラー作家。

◆『天空のミラクル』村山早紀 ポプラ社 Dream スマッシュ! 05/4
 主人公のお母さんが小説家。
 編集者も登場。

★『グッドニュース』君塚良一 日本文芸社  99/6 
 小説家の大先生と、編集者が登場。

※とりあえずここまで

2005年10月21日

◆『幽霊屋敷貸します』(※幽霊)


◆『幽霊屋敷貸します』(※謎解き、名前、家族)
著者名:富安陽子
出版社:新日本出版社
出版年:2001.07
ISBN :4406028269

 幽霊屋敷とは知らずにお屋敷を借りてしまった季子の家族。
 お金払って契約したのに、屋敷に住むならわたしの許可がないとダメ、と、幽霊に追い出されそうになる。
 住むための条件は、彼女の出す問題を3問すべて解くこと。
 3問すべて正解しないとだめ。
 時間切れもアウト。

 まず初めは幽霊の名前当て
「○○○○○ん」らしい(全6文字、最後が“ん”)。

 謎解き、大満足でした。
 
posted by 未衣名 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

2005年10月20日

☆『夏目友人帳』(※妖怪)


☆『夏目友人帳 1〜(続刊)』(※神社、祖母、神、猫、名前、解放)
著者名:緑川ゆき
出版社:白泉社
 LaLaDX
出版年:2005.10
ISBN :4592171586

 妖怪モノ。
 主人公が妖怪に、名前を返していくというストーリー。
 どこかなつかしいような、切ないような……。
 若い頃孤独だった祖母の話でもありますので。

 学校生活を送りつつ、
 裏で妖怪とのつながりがあるっていうのは大好き。
 絵も綺麗だしvv
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(1) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2005年10月19日

●『戦う司書と恋する爆弾』(※本)


●『戦う司書と恋する爆弾』(※死者・司書・図書館・本屋)
著者名:山形石雄
出版社:集英社
 スーパーダッシュ文庫
出版年:2005.09
ISBN :4086302578

 第4回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞受賞作
 ハミュッツ・メセタという、司書を殺すために生きてる主人公
 主人公は、記憶を消され爆弾を埋め込まれている。
 それがタイトルにある“恋する爆弾”です。
“戦う司書”ってのは標的のハミュッツ・メセタ。
 とはいっても、その表紙にもなっている2人が恋に落ちる話ではありません。

 内容はまあまあ。
 司書は武装してほしくないから。

 しかし、死んだ魂が「本」になる点、“本屋さん”の話、そういう本に関する設定に関しては新鮮でよかったです。
 タイトルに“司書”ってあったからどうしても買わずにいられなった本なので、このくらいはないと。
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書館・本・書店

2005年10月18日

★『花まんま』(※死者)


★『花まんま』(※幽霊、妖怪、輪廻転生)
著者名:朱川 湊人
出版社:文藝春秋
出版年:2005.4
ISBN :4163238409

 第133回直木賞受賞作
 長編かと思ったら、6つの短編が収録されていました。
 どの小説も、舞台は昭和時代の大阪。
 しかも、必ず死人が関係してくるややホラー。
 幽霊出てきたり、ヘンな生き物出てきたり、生まれ変わりの話だったり……。
 こういう話は、昔を舞台にしているからこそ、うまく書けているのだと思う。
 現代だったら、できなさそう。

 6つの話、どれも暗さを感じるのですが、おもしろかったです。

>レビュー
話題の本
インタビュー記事
 
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 幽霊

◎物語の中の怪盗・どろぼうたち

◎わたしの好きな怪盗(レビューしてないもの主に)
 怪盗モノにハマって一番影響強かったのは、『名探偵コナン』(青山剛昌、小学館)の怪盗キッド
 のちに『まじっく快斗』(青山剛昌、小学館)の主人公黒羽快斗だということを知り、当時めちゃくちゃはまりました。
 その前にハマっていた『怪盗セイントテール』の羽丘芽美もマジック使って予告状出す怪盗だし。
 原点はもちろん『ルパン三世』(モンキー・パンチ、双葉社)です。
 ちなみに、モーリス・ルブランは読んだことない。
 
 古いので挙げると、『キャッツアイ』(北条司、集英社)ですね。
 かっこよすぎます。
怪盗アマリリス』(和田慎二、白泉社)も。

 で、それから怪盗クイーン(はやみねかおる、講談社)も忘れられない。
 って、これは以前書きました。
 同じ著者の『怪盗道化師』もおすすめ。
 書店のおじさんってところが面白い。
 
 あとは、『D・N・ANGEL』(杉崎ゆきる、角川書店)の怪盗ダーク
 やや女性向けのもの。
 第一話の自宅のトラップを乗り越えていくとこで好きになりました。

 アニメ「明日のナージャ」の怪盗黒バラも好き。
 これ、一応コミックも出てます。
 同じくアニメで「モンタナ・ジョーンズ」(「モンタナ」)。
 遺跡発掘や宝探しの話(世界規模)。
 敵のゼロ卿(泥棒。かっこよくいうとトレジャーハンター)が好きです。

 児童書の『どろぼうの神さま』や『盗神伝』も良い。

20面相におねがい!!』(CLAMP、角川書店)はまあまあ好き。

 最近のものだとジャンプでやってた『神撫手』、すぐに打ち切られたけどアイディアはおもしろかった。

 少女小説だと、『怪盗シルバーアイ幽霊事件』(風見潤 講談社)のシルバーアイや『Dokkin☆パラダイス』(折原みと 講談社)のお兄ちゃん方が好きです。
 

続きを読む
posted by 未衣名 at 22:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2005年10月17日

◆『もしも数字がしゃべったら』(※雑学)


◆『もしも数字がしゃべったら』(※数字の雑学)
著者名:高岡 昌江
出版社:アリス館
出版年:2004.08
ISBN :4752002698

 数字誕生や、数字の意味の秘密。
 児童書なのに、大人も納得のトリビア満載
 児童書にしておくのがもったいない。

 例えば、
」……ものごとの最初、全体、
     ただ1つ、いくつかの中の1つ、
     わずか、もっともすぐれている。
」……西洋では感性や安定を表す。
     正義の数字。

 など。
 1つの数字を、各6ページに渡って解説されているので、雑学はまだまだいっぱい。
 なんていったって、語っているのは数字そのものですから。

博士の愛した数式』がお好きな人は、ぜひ。
posted by 未衣名 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識

2005年10月16日

◆『都会のトム&ソーヤ』(※謎解き)


◆『都会のトム&ソーヤ 1〜3(続刊)』(※知識、天才、プログラマー、ゲーム、謎の人物)
著者名:はやみね かおる
出版社:講談社
 YA!ENTERTAINMENT
出版年:2003.10〜
ISBN :4062120631

 二人の中学生が、命がけの冒険をする話です。
 クラスメイトを追いかけていた主人公内人は、創也の秘密を知ってしまったことで生活が変わる。
 そして、謎のゲームクリエイター、栗田栄太を探す冒険へ。

 ・トム→内藤内人(一般人)
 ・ソーヤ→竜王創也(竜王グループの御曹司)

 舞台は普通の都市。
 まずはマンホールの中から。
 面白い知識が豊富です。
 簡易たいまつや靴紐の槍の作り方などなど。

 テンポがよく,とてもすらすらと読めます。
 だれもがこんな冒険してみたい! と思うはず。
 書籍の定価以上の価値はあると,わたしは思っています。
 読書に熱くなってしまいました。  


>感想などありましたら↓
 http://39121.webspace.ne.jp/rental/tree_bbs/bbs.php?pid=39121&mode=topic&page=&WORD=
 こちらのBBSもご利用くださいませ。
 もちろんコメント欄に書き込んでくださってもオッケーです。

>ファンクラブできました(06/05/26)
 http://www.geocities.jp/mati00tom/
 よかったら参加してみてください。
posted by 未衣名 at 23:48| Comment(469) | TrackBack(1) | 謎とき

2005年10月15日

☆『バーテンダー』(※プロ)


☆『バーテンダー 1〜3(続刊)』(バーテンダー、カクテル、人間世界)
著者名:城 アラキ
出版社:集英社
 スーパージャンプ
出版年:2004.12〜
ISBN :4088594541

 バーテンダーの話。
 パリから帰国してきた主人公、佐々倉溜が、日本のバーで働き始める。
 カクテルのウンチクがたくさん。
 これを読んだらバーに行かずにはいられない?
 マティーニ、ハネムーン、ダイキリ、エンジェル・キッス
 ホント、飲みたくなってきました。
 
 痛快マンガかつ、癒し系。
 バーテンダーの心得に、自分の心が優しくなってしまった。
 お客を裏切らない人かあ。
 シンデレラの話や、3巻の詐欺師との対決が好きです。

 バーってなんであんなに入りにくくなってるんだろうって前から思っていたんですが、やっと謎が解けました。
 奥深い、なるほどっ。
 一度でいいからどこかのバー行ってみたいです。
posted by 未衣名 at 23:51| Comment(5) | TrackBack(3) | プロ・天才・専門職

2005年10月14日

◆『オリエント急行とパンドラの匣』(※怪盗)


◆『オリエント急行とパンドラの匣』(※怪盗vs名探偵、探偵卿、海賊)
著者名:はやみね かおる
出版社:講談社
 青い鳥文庫
出版年:2005.07
ISBN :4061486934

 夢水清志郎シリーズと怪盗クイーンシリーズの2回目の共演。
(※1度目は『いつも心に好奇心(ミステリー)! 名探偵夢水清志郎VS.パソコン通信探偵団 』にて)

 夢水さんとクイーンの2人、両方凄腕なんだけど、とぼけているところ(独特のこだわり)があり、そこがユーモア。
 夢水さん→自分は名探偵だと言い張る。
 クイーン→怪盗の美学にこだわる。

 今回はクイーンがパンドラを盗もうとするんだけど、怪盗に必要なのは名探偵が必要だといい(怪盗の美学)、変装して夢水さんを誘う。
 敵同士なのに2人で会話しちゃったり、旅行しちゃったり、お好み焼き食べたり……。
 おもしろい組み合わせです。


クイーン:「どうして今度は、わたしの正体を明かさなかったんだい?」
夢水:「だって、二度も変装を見破られたら、あなたの立場がないじゃないですか。だから配慮したんです」
クイーン:「君の配慮に感謝するよ」
posted by 未衣名 at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 怪盗・ドロボウ

2005年10月13日

●『光降る精霊の森』(※精霊)


●『光降る精霊の森』(※旅、猫、罪、王国、双子兄弟)
著者名:藤原 瑞記
出版社:中央公論新社
出版年:2005.07
ISBN :4125009104

 第一回C・NOVELS大賞受賞作
 ↑とだけあって、おもしろかったです。
 オーソドックスといえばそうだろうけど、わたしはこういうの好き。

 精霊憑きの青年エリと、半精霊のファティ、猫の姿をした精霊ゼッテの旅。
 エリがたまたま半精霊のファティを拾ってしまったため、精霊の女王を訪ねる旅に巻き込まれるという感じ。

 この世界の精霊の定義がけっこう新鮮
 文章がしっかりしていて、この世界にすぐ引き込まれた。
 イラストもきれいだし(微妙に主人公がハガレンのエドっぽいけど)。
 読みやすかった。
 
posted by 未衣名 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪・妖精・悪魔・化物

2005年10月12日

※不思議なもの・人タチ

 ※まとめて書きます。
  クラフト・エヴィング商會さんの作品は、
  どれもこれも不思議なものばかりで大好きなのです。

★『ないもの、あります』
著者名:クラフト・エヴィング商會
出版社:筑摩書房
出版年:2001.12
ISBN :4480873325
※堪忍袋の緒、口車、針千本など。

 

★『すぐそこの遠い場所』
著者名:クラフト・エヴィング商會
出版社:晶文社
出版年:1998.12
ISBN :4794963815
 ※雲母でできた本、忘却事象閲覧塔、星屑膏薬など。
 ※文庫化。



★『どこかにいってしまったものたち』
著者名:クラフト・エヴィング商會
出版社:筑摩書房
出版年:1997.06
ISBN :4480872922
※架空の書物や地図、機械など。
posted by 未衣名 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 不思議なモノ

2005年10月11日

◆『永遠の夏休み』(※罪)


◆『永遠の夏休み』(※願い、謎解き、登山、親友)
著者名:折原 みと
出版社:ポプラ社
出版年:2003.07
ISBN :4591077454

 ある日突然、遠くに引っ越してしまった友人が、死体となって発見された。
 昔登った山で。
 理由はわからないけど、友人は一人で山に入ったらしい。
 主人公たちは、その事件が自分たちのせいだと思い、その償いとしてその山へ登る。
 なんでも願いがかなうという、天命水を探しに。

 親友が山登りをした理由が判明したあたり、
 そこからのストーリーが泣かせられました。
 なんていい子なんだろうっていう感じ。
 友情に感動。
posted by 未衣名 at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 罪・罰

2005年10月10日

●『君がいる風景』(※タイムスリップ)


●『君がいる風景』(※中学時代)
著者名:平谷 美樹
出版社:朝日ソノラマ
 ソノラマ文庫
出版年:2002.07
ISBN :4257769726

 過去に自殺した大切な人を救うため、25歳の主人公が中学生にタイムスリップする。
 中学生時代に二人の主人公がいるっていうのではなく、中学生の自分の意識にタイムスリップするというもの。
 外形は中学生でも意識(中身)は25歳というものです。
 しかし、記憶の一部が抜け落ちていてなかなか……。
 しかも中学校生活の話だからいろいろあるんだよね。
 作家さんの職業が教師ということもあり、描写がけっこういきいきとしています。
 
 で、この作家の先生、男の方なんですね。
「美樹」っていうから女性かと思いきや、読み方は「よしき」でした。
posted by 未衣名 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | タイムスリップ・時間

2005年10月09日

☆『言の葉遊学』(※コトバ)


☆『言の葉遊学』(※異名・日本語・和・四季)
著者名:わかつき めぐみ
出版社:白泉社
出版年:1999.12
ISBN :4592131924

 作者が広辞苑をもとに、さまざまな言葉の別称(異名・いい換え言葉)を解説した本。
 日本語や日本文化、和に興味がある人にオススメ。
 言葉遊びが好きな人にもいいんじゃないかな。

 例えば季節関係で別称をいうと、

 ○……天の印金鏡しまぼし水鏡玉輪氷輪水精……。
 ○陰暦9月……色取月紅葉月菊秋菊月小田刈月

 ほかにも素敵な別称がいっぱい紹介されています。
 美人、星、虹、酒、雪……、
 コミックなので解説がわかりやすい。
 なんてすてきな本なんだろう。
 言葉の宝石箱っていう感じです。

 ※少女コミック。
  後半は学園モノなどの短編マンガ集です。
  羽衣伝説をモチーフにしたものなど。
posted by 未衣名 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 知識

2005年10月08日

★『博士の愛した数式』(※記憶障害)


★『博士の愛した数式』(※お手伝い、天才、博士、記憶、数式、阪神)
著者名:小川 洋子
出版社:新潮社
 新潮
 映画化(2006)
 コミック化(講談社)
★★★★☆
出版年:2003.08
ISBN :410401303X

 第1回本屋さん大賞1位を受賞した作品。
 映画化も決定している、芥川賞作家の作品。
 すばらしかった。

 障害者がなぜ博士? と不思議に思っていたのですが、そういうことでしたか。
 事故により80分しか記憶できない数学「博士」と、家事手伝いに派遣された「」、そして息子「ルート」の物語。
 よく考えたら本名出てきてない。
 でもこの話に名前は必要なし。
 どれもこれも美しい数式でまとめられている。

28」は、わたしもほれぼれしちゃいました。
 博士なら、どんな数字でも綺麗にまとめられるような気がする。
 そんなに頭のいい人が……。おしいなあ。
 記憶がストップしていなければもっともっと天才になっていったんだろうなあ。

 数学は嫌いだけどこういう数学は大好きなわたし。
 小川さんもそういう理由でこの世界に入ったのだろうか。
 大学は文学部だし。
 ちくまの「世にも美しい数学入門」読みたくなってきた。

2005年10月07日

◆『満月を忘れるな』(※猫に変身)


◆『満月を忘れるな!』(※猫人、中学生、秘密の共有、幼なじみ)
著者名:風野 潮
出版社:講談社
出版年:2003.10
ISBN :406212064X

 満月の夜はなぜか三毛猫に変身してしまう男の子、敏の物語。
 初めは満月の晩だけ変身するだけなんだけど、だんだん昼間も猫化し始めるのです。
 主人公は中学生だから学校もあって、猫耳がでたりしっぽが出たり、手まで変わっちゃったりして、だんだんエスカレートしていきます。
 話の流れとしては、幼なじみのまひろとその秘密を突き止めていくもの。
 すらすらっと読めて、どきどき感もあり。

※『朝日中学生ウィークリー』連載を単行本化したもの。
※続編あり。

posted by 未衣名 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物に変身・動物世界

☆『夏目友人帳 1〜(続刊)』(※名前)


☆『夏目友人帳 1〜(続刊)』(※妖怪、神社、祖母、神、猫、解放)
著者名:緑川ゆき
出版社:白泉社
 LaLaDX
出版年:2005.10
ISBN :4592171586

 妖怪モノ。
 主人公が妖怪に、名前を返していくというストーリー。
 どこかなつかしいような、切ないような……。
 若い頃孤独だった祖母の話でもありますので。

 学校生活を送りつつ、
 裏で妖怪とのつながりがあるっていうのは大好き。
 絵も綺麗だしvv
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2005年10月06日

☆『青色図書館』(※図書館)


☆『青色図書館』(※図書館バイト、本オタク、館長、小説家、恋)
著者名:林 みかせ
出版社:白泉社
 Lala DX
出版年:2005.10
ISBN :4592174313

 本読まない女の子が、私設の図書館でアルバイトをする話。
 そこの館長は、22歳の男の子
 タイトルだけ見て買った本ですが、大正解。
 本好き&図書館好きのわたしの好みが、凝縮されていました。

 本を大切にすること、これが良く学べます。
 おもしろい本とはどういう本か? とかも。

 1巻で終わりだなんて、もったいないです。 
 
posted by 未衣名 at 23:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 図書館・本・書店

2005年10月05日

◆『いつか、ふたりは二匹』(※猫になる)


◆『いつか、ふたりは二匹』(※小学生、ミステリ、相棒の犬)
著者名:西沢 保彦
出版社:講談社
 ミステリーランド
出版年:2004.04
ISBN :4062705710

 眠ると猫の体に乗り移れる能力を持った6年生の智己と、犬のピーターの物語。
 二匹は智己の友人が被害にあった、事件の捜査に乗り出す。
 猫になった智己の名前はジェニィ。
 どこかで聞いたことある名前と思ったら、ギャリコの『ジェニィ』から拝借しているじゃないか。
 しかもラスト一歩手前も、確かそんなような……。

『ジェニイ』を参考にしたのをカバーしたのが、ラストシーンのピーター。
 まったく気づかなかった。

 今回この事件は、けっこうリアルに感じた。
 だってこの前小学生が30キロくらい車で走った事件あったから。
 にしても、すごい事件でした。
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2005年10月04日

★『ジェニィ』(※猫になる)


★『ジェニイ』(※猫、愛、男の戦い、故郷)
著者名:ポール・ギャリコ
出版社:新潮社
 新潮文庫
出版年:1979.07
ISBN :410216801X

 もう20年以上昔の作品。
 交通事故により、目覚めたら猫になっていた少年ピーターと、途中でであったメス猫の恋モノ童話です。
(童話といっても、全376pの厚み。大人用)

 ジェニィというのが彼女(猫)の名前。
 捨て猫とか人間と猫の関係、猫同士の縄張り争いや恋人争いなどなど、
 猫の世界満喫しながら幸せに浸れました。

※NHK教育テレビで人形劇にもなりました。
posted by 未衣名 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物に変身・動物世界